リレー日記

『同期』(4年山本華乃)

2020.12.01

IMG_0662ホームページをご覧の皆様こんにちは。
ピッチでは誰よりも熱くボールを追いかけ、サイドを駆け上がる一方、4年間ニコニコの笑顔でボールを私に当て続けてきた4年佐藤幸恵からバトンを引き継ぎました、理工学部4年山本華乃です。ボールを当てられるだけでなく、意味もなくズボンを下げられたり、水を掛けられたりもしてきましたが、このやり取りがあと1か月半程で終わると思うと、寂しい気持ちになります。とても不思議です。(笑)

リレー日記も4回目というのに、まとまりのない文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただけると幸いです。

この部に入部し、サッカーをしてきた中で沢山の失敗をしてきました。
入部直後の4月、関東リーグ開幕戦、スコアが1-1の拮抗した場面で後半の途中から出場した私のファーストプレーはGKとの1対1でした。見事に外し、チームもそのまま1-1の引き分けで終わりました。初めての公式戦が、悔しくて、申し訳ない気持ちでいっぱいの試合になったことを鮮明に覚えています。
他の試合でも、GKとの1対1は外したし、簡単なシュートを、GKの正面に打ってしまいました。サッカーをやっていれば失敗なんて付きものだと分かっていても、「あのとき決めていればな」と思うことがいっぱいありました。

ただ、これらの失敗は次の試合、また次の試合、またまた次の試合というように、強い気持ちを持って、成功するまで挑戦し続ければいいと思います。それが自分の成長に繋がるし、この部には挑戦して失敗したことに怒る人はいないからです。

しかし私は、この4年間でたった一つ失敗を後悔したことがあります。
それは、退部を考えていた同期に「〇〇とのサッカーが楽しいから、一緒にもっとプレーしたい」と本音を伝えられなかったことです。結局この同期は部を去ってしまいました。
(じゃあ何を伝えたんだと思われると思いますが、体育会に残ることで得られることや、もう少し頑張ろうということばかりを話していました。)

この部活では4年間で数えきれないほどミーティングをします。具体的にどのようなミーティングをするのかというと、学連(大学リーグ、インカレなどの運営をする人)や役職(主将、主務など)決めから、チームをより良くするにはどうするべきかまで様々です。例えば、学連や役職を決めるときは、「どういうチームにしたい」から、「どういう人が最適」で、「あなたはどういう人である」など、一見関係ないような話も本音で沢山話します。時には、ブチ切れたり、号泣したりすることもありましたが、本音で話すことで今に繋がることが多くあったように感じます。

これだけ沢山、学年でミーティング(通称:学年ミート)をしてきましたし、本音でぶつかってきました。
それなのに、何度も行った退部を考えるメンバーに対するミーティングで、一番伝えたかった想いを伝えられませんでした。
彼女に、肝心の「一緒にプレーするのが楽しいから、もっと〇〇とプレーをしたい。だから私の為にもう少し残ってほしい。」という本音が言えなかったのです。
今でもその時の後悔は大きく残っており、心のどこかに引っかかっています。
あの時これを伝えられていれば…。
結果が変わらなくても、もっと何かが違っていた様に思えます。

私はこのような後悔を後輩のみんなにはしてほしくないと思います。何かがあったときや、伝えたいことがあるときは、たわいもない話をしているときでもいいし、学年ミートをしているときでもいいから、自分の想いを本音で伝えてみてほしいです。
同期っていうのは自分が思っているよりずっと心強いし、頼れます。何でも受け止めてくれるし、助けてもくれます。
私は学年が上がるにつれて同期の存在の大きさに気付かされました。もっと早く気付いていればと思う程です。

最後に私は、今回のリレー日記を通して、同期に伝えたいことを伝えようと思います。
このチームが好きだし、私の同期が大好きです。
そしてもっともっと、みんなと笑顔でボールを追いかけたい。
みんなでプレーするサッカーが楽しいし、みんなと一緒なら頑張れます。
この学年は、一人ひとり考えを持っている分、ミーティングは長くなりがち(雑談してしまうこともありますが)だし、何かに対するアプローチの仕方も違います。
でも共通していることは、みんな個人やチームに真剣に向き合える人たちで、心が温かいということです。実際、疑問に思ったことは正面からぶつかっていけるし、困ったことがあったらすぐに手を差し伸べてくれます。
何度助けてもらったか分からないくらい、私は助けてもらいました。ありがとう。

覚えているか分からないけど1年生のときの学年ミートで私たちは「4年生になったら常勝チームを作るんだ」なんて言っていました。蓋を開けてみれば、常勝どころか1勝するのにここまで苦戦を強いられています。実力不足を痛感する日々で辛いことも多いけど、私はこの学年で大きな何かを達成したい、そう思っています。だからこそ、あとちょっと頑張ろうね。ちなみ私は、みんながいるからこそ、まだまだ頑張れそうです!

TEAM2020も終わりに差し掛かってきましたが、私たちのチームはこのままでは終わりません!最後まで全員で闘い抜きますので、今後共、変わらぬご声援を宜しくお願い致します。

拙い文章でしたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

『エンジョイフットボール』(4年佐藤幸恵)

2020.11.27

IMG_0658ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
早いもので高校から7年間も一緒に月日を過ごしてきました、4年熊谷明奈からバトンを受け継ぎました、総合政策学部4年の佐藤幸恵です。はるとは性格が真反対で、行動、考え方はほとんど違うけど、私の良き理解者として共に切磋琢磨してきました。ミーティングでは意見が分かれることも多い私たちですが、考え方やチームへのアプローチの仕方など彼女から学ぶことも多く、私が人間的に成長出来たのは彼女のお陰だと思っています。本気で相手のことを考え、思いやれる彼女はこのチームにとって必要不可欠な存在です。今まで辞めないでくれてありがとう。笑
だけど、これだけは言わせてください。はるとだけは絶対にシェアハウスは出来ません。これは私たちの常套句です。

さて、日増しに寒さが身にしみるようになり、ついにあの、暑がりで汗っかきの菜緒がベンチコートを着る季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

リレー日記を書いている本日は11月20日、大学リーグ最終戦から2週間が経とうとしています。また、昨日、ようやく関東リーグが開幕しました。最後のリレー日記ということで今の率直な気持ちを書こうと思います。
ミーティングでは、ニュアンスで話してみんなに汲み取ってもらうスタイルだったので、こうして文章にするのは苦手ですが最後までお付き合いいただければと思います。

今年はまさに激動の1年でした。
TEAM2020始動早々、新型コロナウイルスによって3月から5月末までの自粛期間。大会の延期や中止が相次ぎ、大学リーグ開幕まで公式戦が出来たのは皇后杯の1試合のみ。大学最後の年だと意気込んでいた私たち4年生にとって辛い現状でした。それでも、たくさんの方のご尽力のお陰で大学リーグが開幕出来た時にはサッカーが出来る有り難さを身に染みて感じました。

しかし、待っていたのは思っていもいない結末でした。開幕戦から大敗し、なんとか4試合は引き分けたものの終わってみれば1試合も白星を上げることが出来ませんでした。

「こんなはずじゃなかった」と、女子部の誰もが思っていたのではないでしょうか。

リーグ期間中、学年ミーティングを開いては「勝つためには何が必要なのか」を本気になって考えました。崖っぷちの中で私たちはどんな態度・行動をすべきなのか。今すぐに変えられることは何なのか。あんなにチームのことを本気で考えたのは初めてでした。

4年生として、強引にでも引っ張って下級生についてきてもらうのか、それとも下から救い上げるようにチームの総力を上げていくのか。たくさんの時間をかけ話し合った結果、『残りの3週間でこれまでのサッカー人生全てを賭ける』と覚悟を決めました。
怪我で思うようにプレーが出来ない愛と菜緒の分まで、絶対インカレに連れていきたいと思ってました。

しかし結局、最後まで勝利を上げことが出来ませんでした。
今シーズンの結果は4年生の実力不足だったと思います。
スタッフ陣もたくさんの方が関わってくださり、仕事があり忙しい中でも練習に参加し、私たちを勝たせようとたくさんの時間と労力を割いて相手の分析や指導にあたってくださいました。スタッフ陣の皆さんには本当に感謝しています。

幸いにも、私たちのシーズンはまだ終わっていません。
最後の最後まで、勝利を求めて諦めずに闘い抜きたいと思います。

女子部のみんなへ。
サッカーを楽しめていますか?

これまでは、焦りとプレッシャーを感じる中で、日に日に練習中の雰囲気は悪くなり、殺伐とした中でサッカーを楽しんで思いっきりプレーできる選手はいなかったのではないでしょうか。
後輩たちには色々とプレッシャーや責任を負わせてしまったと思います。
初めての大学リーグを緊張とプレッシャーの中で戦い、責任を感じて泣いている1年生、一歩引いた目線から冷静にチーム状況を分析できる2年生、慣れないポジションをこなし上級生という立場・自覚から様々な葛藤を抱えている3年生。

今まではサッカーが楽しいってことを忘れていたかもしれない。だけどTEAM2020でサッカーが出来る残りの1ヶ月ちょっとの時間は、サッカーが大好きで、無我夢中でボールを追いかけていた気持ちを思い出して思いっきりサッカーを楽しもう。私はこのメンバーでサッカーが出来る残り少ない日々を思いっきり楽しみたいと思います。

そして私たち4年生ひとりひとりがチームに残せるものは何か。
これは真剣に考えないといけないなと思います。今シーズン、分かりやすい結果は残せませんでした。だからこそ、私たちがいた証、TEAM2020はこういうチームだったよね、4年生ってこういう学年だったよね、と後輩たちが何か感じ取ってくれるものを少しでも残したいと思っています。

最後に、同期へ。
智佳、キャプテンとしてのその自覚と責任、献身的なプレーにはいつも感心しています。すっごい頼りになるキャプテンだけど、あまり責任を一人で背負いすぎないで、私たちも頼って欲しいな〜なんてこともたまに思います。
愛は女子部の心臓だと勝手に思っていて、愛のサッカーセンスは抜群でいつも魅了されています。大学リーグ開幕前に怪我をして、悩みながらサッカーをしてたと思うけど、それでも無理をして試合に出てくれた時には愛が試合の流れをガラッと変えてくれて、自分も頑張らなきゃと思いました。
菜緒は主務として本当に大変だったと思うけど、そんな様子も見せずに私たちがサッカー出来る環境・準備を陰ながら黙々と取り組んでくれました。本当に感謝しています。ありがとう。菜緒も怪我に苦しんだけど、最後の最後まで頑張ろうね。
一度話を振るといつまで経っても一人でしゃべり続ける孝穂の周りはいつも明るかったです。孝穂に勝てる変顔の持ち主は多分女子部にはいないし、肩が外れても「あ、自分でハメたので大丈夫です〜」とか言っちゃう孝穂だけど、チームのことになると超真剣に考えて、ズバッと言って行動に移せる心の強さはすごいと思います。
いつもヘラヘラしてて、ボールを当てると喜ぶドMな華乃だから何回でもボールを当てたくなります。内に秘めてる責任感や闘争心はすっごく強くて、心の奥底でメラメラと燃えている炎はかなり強いのではないでしょうか。華乃とは考え方が似ていて、共感出来ることばかりで、真面目な話でもふざけた話でも永遠と喋っていられそうです。
はるは冒頭の紹介文で長々と書いたので特にはありません。あ、高校卒業の時にみんなに渡してた手紙、「幸は大学も一緒だからいいよね、今度渡す」って言ったきりまだもらってませんよ。

こうして振り返ってみると改めて、みんなのことが大好きだなあと思うし、大好きなみんなとインカレに行きたかったなあと心の底から思います。でも終わったことばかり引きずってても仕方ないので、前を向いて残る試合全勝する気で毎日の練習に励みたいと思います。

今年はコロナの影響でリーグ戦の試合数が大幅に減ったり、全試合無観客という非常にイレギュラーなシーズンでしたが、ライブ配信やSNSでの試合速報などで私たちのことを気にかけ、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。また、試合で負けて帰っても「お疲れ様」と励まし、「次、次」と私の背中を押し、常に一緒に闘ってくれた家族には感謝の気持ちでいっぱいです。

TEAM2020は最後の最後まで全員で闘います。今後とも暖かいご声援の程、宜しくお願い致します。

長く拙い文章に加え、まとまりがなくかなり散らかしてしまいましたが以上でリレー日記を締めたいと思います。ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

『ソッカー部女子へのすすめ2』(4年熊谷明奈)

2020.11.21

IMG_0666ホームページをご覧の皆さま、こんばんは。
声のデカさ、身体のデカさ、器のデカさの3拍子揃ったみんなの親方、3年中井里衣子からバトンを受け取りました、総合政策学部4年の熊谷明奈と申します。ちなみに彼女は恋バナになると小心者の乙女になります。そんなギャップがまた私は大好きです。

さて、題名を見てお気付きの方はいると思いますが、、このすすめには「1」があります。昨年引退された大好きな先輩、かほさんが入部や受験に迷っている高校生に向けた日記です。(ソッカー部女子へのすすめ
誠に勝手ながら、これに続く第2弾として最後の日記を綴りたいと思います。

私はもともと、半年で部活を辞める気で入部しました。
というのも、サッカーを始めたその日からずっとサッカーの世界しか見てこなかったから、大学では色んな分野を見ながら、自分の進みたい道を見つけよう。
そう決めていたからです。

でも今なおこうしてこの部にいるのは、
結局いちばんは、本気でするサッカーが大好きで楽しいからだと今は思います。
中学から口癖のように「サッカー辞めたい〜」と言ってる割に、ボールを見ると触らずにはいられないし、相手を抜いて点を決める瞬間(練習に限る)や相手の裏をついて縦パスを通す瞬間、相手の攻撃を止めた瞬間はたまらなく楽しいんです。試合中もよく1人でニヤついています。それもやっぱりみんなが本気の環境だからこそ生まれる楽しさだと思います。

そしてもう一つは、
ここでも色んな経験できるじゃん、と気付いたことだと思います。
2年生までは、この組織はあくまでもサッカーだけをする場所で、それ以外の経験はできないと思っていました。マーケティングや地域づくり、教育をしたいのなら、会社などの組織でインターンしたり、学外のイベントに参加することでしか学べないと思っていました。そうやって常に経験や学びを外に外にと目を向けていました。

でもそれって案外この部活で出来るかもしれません。
地域づくりをやりたいなら、このグラウンドがある日吉地域でやってみればいい、なんでもできる。教育に関わりたいなら日吉地域の学校と連絡を取ってみるといい、体育でサッカー指導だったり、課外活動のサポートなど何かチャンスがくるかもしれない。イベントづくりをしたいなら桜フェスタという地域と他部活との共同イベントがあるし、早慶定期戦はもっと規模が大きい。それか新しいイベントを企画してもいいかもしれない。人と場所はある。言語を磨きたい、多国籍の人と関わりたいなら、下田寮の留学生宿舎で暮らしたり、友達を作ればいい。
組織づくりに興味があるなら、勉強しながらこの部活で実際にやってみればいい。ゼロからのスタートじゃないはずだし一番実感を持ってやれる。
手を挙げれば海外に行く機会もこの部にはあるし、広報やデザインだって存分にできる場がある。子供たちに向けたサッカースクールの指導に携わることもできる。

この部活には何もないと思っていたけど、
自分のいる場所、身近に目を向けてみると、意外とあったりするもんです。

それに、やりたいことが部活と接点を持っていると、
部内でも興味を持って一緒に動いてくれる仲間がいるかもしれないし、
それがチームに新しい要素を付け加え、チームづくりへと還元されてるかもしれません。

それでも、
この部活では経験できないであろうイベントなどチャンスが転がってきた時やサッカーとは別の「本気で」打ち込みたい道を見つけた時は、勇気を出してみんなに相談してみたらいい。自分の想いと日頃のチームに対する姿勢があれば、きっとこのチームは背中を押してくれます。

週5〜6で練習と試合があり、それ以外の時間にMTGもある。それを4年間。
こんなにも多くの時間を費やすことは、もちろん犠牲もあるし、周りの友達が色んな経験をする姿を見て、私はずっとこのままでいいのだろうかと不安になることもあります。
それでも、
多くの時間を費やし、選手と向き合い、チームと向き合い、自分と向き合うからこそ、見える景色が年ごとに変わってゆき、自分が少しずつ、確実に変わっていることを実感できます。決して文献やネット、短期プログラムでは得ることができない人間としての幅と深さが身に付くと思います。
本当にオススメです。

引退まで残り2ヶ月を切り、TEAM2020も終わりに近付いてきました。このTEAM2020で最高の瞬間を味わいたい!頑張りましょう。

今後ともソッカー部女子への温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。

 

『最後の最後まで』(3年中井里衣子)

2020.11.04

IMG_9928ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
得意料理は「かぼちゃの煮物!!!」ハロウィン時期になるとかぼちゃスープ、かぼちゃタルトなど、とても美味しいかぼちゃ料理を披露してくれて、こんなに穏やかで心の広い人がいるのか?と驚くほど下級生への面倒見がよく、ついつい頼ってしまう4年内藤孝穂からバトンを受け継ぎました、総合政策学部3年の中井里衣子と申します。半袖で過ごしていた時期も過ぎ、あの暑がり4年清水菜緒さんも長袖の練習着を着る季節となりました。

何を書こうか迷っていましたが、今回のリレー日記は今の想いを書くことにしました。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
私たちは今シーズン “インカレ出場”という目標を立てました。昨年、インカレへ行けなかった悔しさを晴らす為、もう一度あの舞台で試合をする為に全員で決めた目標です。
新型コロナウイルスの影響で活動自粛が続く中でも、4年生やトレーナーが中心となって考えたオンライントレーニングで毎日自分たちを追い込み、楽しいレクリエーションやHudl(試合分析ソフト)を使ったイメージ共有など、直接会えていない日々でも今だから出来ることをやり続けました。そして活動が再開されてから体力を戻すための走り込みも、全員で励まし合い全員で乗り越えてきました。サッカーは出来なかったけれど間違いなくあの期間で私たちのチーム力は強まったと思いますし、何よりこのチームで絶対にインカレへ行くんだと想いが強まりました。準備期間は少なかったけれど「絶対に自分達ならできる!」そう意気込んで開幕した大学リーグも8試合を終えて現在10チーム中9位。先週の東洋大学戦の結果で、私たちのインカレ出場という目標は絶たれました。

目標が達成できなかった今、このチームはどうするのか。残りの試合をどのような気持ちで挑むのか。

以前フェイのリレー日記で、ミスをしてしまってもチャレンジを褒めるチームだと書いていましたが、本当にその通りだと思います。自分達下級生が思いっきりプレーできるような雰囲気や上下関係を全く気にせずコミュニケーションが取れる環境を作っているのは今の4年生がこのチームに対して起こしたアクションの結果だと思いますし、負けてしまった試合後には「次だよ!次!」「前向いて頑張っていこう」と全体に声を掛け、私がミスをした時には「全く気にする必要はないよ」「ナイスだよ」とすれ違う時に声を掛けてくれます。その振る舞いに私たち下級生ももっと頑張ろうと思えるし、このチームの為に、4年生の為にインカレに行きたいと強い想いがありました。
4年生と過ごす毎日は、たわいもない話で盛り上がったり、いじってきたり、いじられたり、、、。だけどピッチでは本気でぶつかり合って、要求しあって、お互いに高め合って、助け合って。今のチームは本当に居心地が最高で、このチームの一員で本当に良かったなと心から思います。

ここで我が義塾の大先輩である嵐の櫻井翔さんの言葉をお借りしたいと思います。
「勝てるか勝てないかじゃない、やるかやらないかだ。」

インカレ出場という目標は達成できませんでしたが、私たちが残りの期間できることは「やる」ということ、自分の想いを体現するということだと思います。
どんなに周りに笑われても、どんなに下に見られてもいい。一緒に前を向いて同じ目標に向かって頑張れる仲間がここにはいる。

4年生とプレーができる試合もあと僅かとなりました。この最高の仲間たちと勝って喜びたいです。笑いたいです。
画面越しで応援してくださっている皆様とも最高の瞬間を分かち合えるよう、残りの試合を全身全霊で闘います。
どうか最後まで温かいご声援を宜しくお願い致します。

拙い文章でしたが最後まで読んでくださりありがとうございました。

『人生へのワクワク』(4年内藤孝穂)

2020.10.26

IMG_0663ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
関東大学リーグ開幕PVに映る彼女の1シーンに心撃ち抜かれた方も多くいるのではないでしょうか。怪我を乗り越え一層逞しくなったフィジカルとともにピッチに君臨し、プレーでも私たちを魅了する2年ブラフフェイからバトンを受け取りました、総合政策学部4年の内藤孝穂と申します。ついこの間まで「日焼け止め〜!」と会話が飛び交っていたと思えば、気付くと長袖を身にまとう選手が多く見受けられる季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

ソッカー部に入部してから4度目、ついに最後のリレー日記となります。「最後のリレー日記だよ」と伝えられた時から、過去の先輩方の文章を拝見し、何をここに書き残していこうかと考えていました。何年経っても、4年内藤孝穂のリレー日記として残り続ける今回では、いつかの誰かのひと押しになればと思い、人生の選択と決断について書かせていただきたいと思います。

人生は選択の連続だ、とシェイクスピアは言います。約16年間のサッカー人生において、いくつもの岐路となる決断をし、そしてついこの間も人生の大きな決断をしました。その人生を振り返ると、両親や指導者など沢山の人に支えられながら、最終的には全て自分の意志で決断を下してきました。中学進学時、通える範囲に女子チームがあった中でサッカーが上手くなりたいと思い男子チームを選んだこと、高校では親元を離れて強豪校に進学したこと、そして、この大学に進学しソッカー部へ入部したこと。いくつかの選択肢がある中で、自分で決断することは、自分に覚悟と人生へのワクワクを与えてくれると感じます。
しかし、シェイクスピアが人生は選択の連続だ、というものの人生の中で選択できないこともあると思います。それは怪我です。ソッカー部での4年間、毎年、手術や怪我を繰り返し、サッカーをしたのは半分にも満たないかもしれません。高校時代、ほぼ怪我なく過ごした私にとって、こんな大学サッカー生活は想像もしていませんでした。しかし、そんな選ぶ余地のない怪我の中でも、決断することはできると気付かされました。悪化の不安と70%の力で今シーズンを乗り切るのか、来シーズンに向けて今すぐにオペをするのか。自分がこの先どういう姿でありたいのかという未来を想像し、自分の意志と覚悟を持って決断することはできる、と私は思います。
それから、そんな度重なる怪我と向き合い、決断をする中で大切だと感じたことは、良い意味で開き直って受け止めること、そして行動に起こすことで、「自分にワクワクすること」です。覚悟やワクワクの伴わない決断は、ただの選択だと私は思います。何故ならば、覚悟やワクワクがないと行動が伴わず、行動が伴わなければ目標は達成できないからです。行動に起こすことが難しいと言われることもありますが、果たしてその決断とその先の未来にあなたはワクワクしていますか?私は、いつも自分の決断にワクワクしています。もちろん辛いことも大変なことも沢山あります。きっとその方が多いです。でも、それがあっての決断や目標の実現だと思えば、より一層この逆境を乗り越えたくなり、さらにワクワクしてきます。(だからチームのみんなに「いつも孝穂は楽しそうだね」と言われるのでしょうか笑)こんな私の決断の心持ちが、誰かの決断のひと押しになれば嬉しいです。
そして、多くの体育会4年生が向き合う将来の大きな決断をする際も、OBの方からいただいた「サッカーの時に感じていた夢中になれる瞬間、どんなに辛くても熱い気持ちを持って打ち込めた心の想いを見つめてみな」という一言が、人生の決断を後押ししてくれました。私にとって「スポーツを通じて誰かの原動力になる」という想いがワクワクの原点です。スポーツは、結果にばかり目が行きがちですが、選手の己に向き合う姿や悲喜交々、その刹那に懸ける想いをも人々に伝えていると思います。だから、スポーツを観た人は、心動かされるのではないでしょうか。この先、競技者としての一線からは離れますが、幸いにもスポーツの第一線と関われる道へと新たに歩み始めます。そんな「スポーツを通じて誰かの原動力になる」想いを深く胸に刻み、さらに多くの人の心へ明日を生きる力を届けていけるよう残りのソッカー部生活、そして将来と精進して参ります。

最後に、夏休み中に読んだあるドイツの新聞記事第一面の見出しを紹介します。
“Sieht klein aus, ist aber groß” 直訳すると“小さく見えるけれど大きい“
新聞記事中では、ドイツ各州のコロナ対策について書かれ、1人ひとりの制約は小さくみえるけれど、それは大きな力になるという意味合いで付けられた見出しです。
TEAM2020は物理的に見れば、人数が少なく小さく見えるかもしれません。しかし、昇格降格、多様なバックグランド、新たな試みで出会った方々、長期休み中での経験など1人ひとりがチームに懸ける想い、サッカーに懸ける想いはどこよりも大きいものがあります。小さく見えるけれど大きな力を秘めているチームです。まずは、このTEAM2020で闘う残りのシーズンを、全員の総力戦で熱く闘い抜きます。

長く拙い文章ではありましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。
今後共、塾ソッカー部女子の応援を宜しくお願い致します。

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『思い込み』(2年ブラフフェイ)

2020.10.12

IMG_9932ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

正確なスルーパスで得点チャンスを作り出し、どんな時も変わらぬ包容力と優しさを持つ、同期の髙橋佳里からバトンを受け取りました。文学部2年のブラフフェイと申します。

今回のリレー日記では、最近私が強く感じていることを書きたいと思います。

拙い文章かとは思いますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

早速ですが、2018年シーズンのチャンピオンズリーグの準決勝、リバプール対バルセロナの試合を覚えている方はいますでしょうか。リバプールは、1stレッグでバルセロナに0-3で破れ、決勝進出のためには2ndレッグで4点リードする必要があったのです。中心選手が不在の中挑んだこの試合は4-0で勝利し、合計スコア4-3でリバプールが決勝進出を決めました。誰もが予想していなかった、ジャイアントキリングが起こった瞬間でした。

 

話が少し変わりますが、私は昔から「思い込み」が激しいです。自分はこういう性格であると決めつけてしまい、自らの可能性を狭くしてしまう。また、自分の勝手な先入観によって相手のことを決めつけてしまうこともあります。プレーが上手く行かないときにはひどく落ち込み、ネガティブな方向にばかり物事を捉えてしまいます。高校時代、練習の帰りにいくら言っても解決しないことばかりを愚痴り、シャーン(双子の妹)によく面倒くさがられていました。(笑)逆に、物事をポジティブに捉え始めたらとことんポジティブになります。(単純なだけかもしれませんね。)

最近はこの短所に気がついて思い込みを極力減らそうと努力していますが、未だに「思い込み」が自分の成長を妨げているということを痛感します。

 

ネガティブな「思い込み」は、自分にあるはずの無限の可能性にフタをしてしまいます。「自分にはできない」と思い込むことは可能性を閉ざすことです。

強い相手に対して、「相手の攻撃に耐えればいつかチャンスが来る」と思い込んでしまうことがあります。しかしこの「耐える」という思い込みこそが、自分たちから攻撃を仕掛けるという姿勢を邪魔しているのです。

 

普段の練習から伊藤監督はよく、「100%以上を出せないのは体を守ろうとしているからだ。だから練習の雰囲気や声出し、励ましで100%に近い状態を自分たちで作り出すことが重要だ。」と私たちに言います。チームの雰囲気によって思い込みをいかにゼロに近い状態に持っていけるかが、本来の力を最大限に引き出すことに繋がると思います。

 

今シーズンの初め、試合がまだない時期に私たちは練習の最後に必ずと言って良いほど走り込んでいました。ミニゲームに負けたチームが罰ゲームとして走るというものでしたが、結局はミニゲームで勝ったチームも走っていました。最後まで走りきるためには全員の力が必要だ。そういうメンタルで走っていればいくらきつくても頑張れる気がしました。

全員が走るというこの姿勢こそがお互いを想い、みんなのために全力を出すということに繋がっていたと思います。

 

リバプールの勝利は、本来の力を最大限に出したに過ぎないのではないかと思います。ジャイアントキリングは、チーム全員が勝てるという自信を持ち、マイナス思考の思い込みが無い状態だから起こるものだと思います。

ソッカー部では、毎日の練習からチャレンジすることが当たり前で、成功しても失敗しても全員がそのチャレンジをほめます。「できない」という思い込みを無くし、前向きに何事もやってみることができる環境です。学年関係なく仲が良く、お互いを想うことができる、最高の仲間たちです。

だからこそ、恐れずにチャレンジをしていきたい。みんながいればネガティブな思い込みをゼロに持っていける。

 

ソッカー部だからこそもっと勝てる。

Team2020。大学リーグも残り5試合。

みんなでインカレに行こう!

拙い文章ではありましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

今後共、温かいご声援の程宜しくお願い致します。

フェイ

 

『愛を伝えたいだとか』(2年髙橋佳里)

2020.09.30

IMG_0653ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

あいみょんをこよなく愛する同期の秦野くるみからバトンを受け取りました。

総合政策学部2年の髙橋佳里です。せっかくなのでタイトルもあいみょんさんの曲からお借りしました。

朝夕はしだいに涼しさを感じる頃となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

2回目のリレー日記ということで、何を書くか迷ったのですが、普段チームのメンバーに愛と感謝を伝える場面がないので、私の考えていることを書きながら愛のメッセージを伝えたいと思います。

 

「サッカーって楽しすぎる」

 

とてもシンプルなのですが、最近、これが私の頭の中によく浮かびます。

これまでも長い間、サッカーをやって感じていたはずのことなのに、やけに最近これを感じます。

ただボールを蹴るのが楽しくて、練習時間が来るのが待ち遠しくて、自分の成長に期待することにわくわくして、とにかくサッカーが自分自身に“楽しい”という感情をたくさん与えてくれます。“楽しもう”と意識しているわけでもなく、ただやっているだけで心の底から楽しんでいる自分がいて、自分でも疑問になるほどです。

ずっとこの理由を考えていて、辿り着いた答えが「ソッカー部女子のみんなとやるから」でした。

ソッカー部女子には自分にとって今までに出会ったことのないような人がたくさんいます。

個性豊かすぎて、一瞬一瞬が充実した日常です。

一人一人の優しさにほっこりする日々で、愛に溢れていて、情熱に満ちていて、暖かさで包み込んでくれて。尊敬できる方々でいっぱいです。そんなみんなと過ごす時間が楽しいから、みんなの愛を感じるから、これまで以上にサッカーがとても楽しく感じているのだと思います。

(以下長くなるので飛ばしてもらっても大丈夫です。)

 

智佳さんの普段の視野の広さとknowsの走行距離は尋常じゃなくてすごすぎるし、

愛さんはとにかくサッカーが上手すぎて隣でプレーすることが何より嬉しくて、

はるさんを見てたらもっとのんびり生きようと思うし、試合中はとてもかっこいいし、(試合中は)

さちさんはいたずら好きだけど、どんなキラーパス出しても追いついてチャンスを作ってくれるし、

菜緒さんの母親のような器の大きさと体を使ったキープ力には惚れるし、

孝穂はお世話してくれるし、たまに出る左足の神シュートはプロ並みに上手くて、

華乃さんはなんか話しかけたくなるし、アシストしたくなるし、

彩香さんはいつも何か食べてて幸せそうだし、ゴール前でのテクニックは多彩だし、

里衣子さんはとにかく面白いし、どんなプレーでも前向きな声をいつもかけてくれて元気が出るし、

椰也子さんのサイドの駆け上がりと喋りのスピードは半端なくて、

のえの声の大きさと1対1に飛び出る勇気と周りを最優先させる強さはびっくりするし、

くるみの繊細なタッチのドリブルを見るとワクワクするし、つい「うまっ」ってこぼれるし、

フェイのストイックさはチーム1で尊敬するし、いつも気にかけてくれて優しさがいっぱいで、

莉子は1人で打開もできるし、クロスもあげるし、点も決めるオールラウンダーさは天才だし、

真智の入部してからの成長ぶりは本当に本当にすごすぎて見習いたいし、

明日香のGKの貫禄ある頼もしさとおかし作りの腕前に甘えたくなっちゃうし、

菜月は早口すぎてついていけないけど、その分足もめっちゃ早くてどんなボールも拾うし、

愛実の体を投げ出して止める守備と針を刺したようなパスには拍手したくなるし、

いとペーさんの戦術サッカーはやっていてとても楽しくて。

(人数が少ないから全員分書いても、文字数的に許容範囲ですね。人数が少ないこともいいものですね。)

 

とにかくこのチームにはこんなに個性豊かな良さがあって、このメンバーがいるから、自分の今のサッカーがとても楽しいんです。

どんなに失敗しても励ましてくれる人がいて、いいことがあったら一緒に喜んでくれる人がいて、どんな意見でも受け入れてくれて、優しく話を聞いてアドバイスをくれて、どんなことにも一生懸命で、何があっても諦めなくて。

そんなみんなのおかげでいつも前向きになれます。だから楽しいって感じて、こんなにわくわくした練習になって、心から試合に勝ちたいと思い、目標を絶対に達成させたくなるのだと思います。

 

サッカーで感じる楽しさは人それぞれだと思います。

試合に出ることが楽しい人、点を決めるのが楽しい人、勝つ喜びを感じるのが楽しい人、成長を感じるのが楽しい人、、、、人それぞれサッカーの楽しみ方は違います。

 

私はそれが「みんなとやるサッカーが楽しい」だったのです。

こうした思いを持てたことは自分にとって強いものとなると思うし、何より嬉しいです。

これは今サッカーをやる理由の一つとなり、頑張る源になっている気がします。

本当にありがとうございます。

 

言いたかったことは、

サッカーが楽しいことはもちろん「みんなとやるサッカーだから楽しい」です。

楽しいしか言ってないですね。

 

TEAM 2020も残り3ヶ月ちょっとですが、やっとリーグも開幕し、これからが本番です。

一瞬一瞬を楽しみ、みんなでインカレにいきましょう!

 

シンプルすぎて、単純な文章になってしまいましたが、悩みに悩んだ結果これが一番書きたいことでした。最後まで拙い文章にお付き合いくださり、ありがとうございました。

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『言葉選び』(2年秦野くるみ)

2020.09.26

IMG_0664ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

食べ物を口にしたときの幸せそうな笑顔が印象的な、女子部の愛されキャラ3年高月彩香からバトンを引き継ぎました、総合政策学部2年の秦野くるみと申します。

突然ですが皆様、「虹プロジェクト」をご存知でしょうか。

最近はテレビでも特集を組まれ、芸能人の方もファンだと公言するなど、どこかで耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。1年間にも及ぶオーディションの中でめざましい成長をしていく彼女たちに夢中になり、総合プロデューサーであるJ.Y.Parkさんの的確なアドバイスが多くの人の心に響くことで人気になったのだと思います。私も夢中になったうちの1人です。

そこで今回のリレー日記では、私が虹プロジェクトをみて印象に残ったJ.Y.Parkさんの言葉、そしてその言葉から感じたことを書かせていただきたいと思います。

他の部員たちが書くかっこいいリレー日記とはかけ離れた内容になるかと思いますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

それではさっそく紹介していきます。

「才能が夢を叶えるのではありません。過程が結果をつくって、態度が成果を生むからです。」

「真実とは“隠すものがない人になれ”ということです。
カメラの前でできない発言や行動は、カメラがない場所でも絶対にしないでください。
気をつけようと考えないで、気をつける必要がない、立派な人になってください。」

「誠実とは“自分との闘い”です。
自分自身にムチを打って、歌の練習、ダンスの練習、語学の勉強などをずっとしていたら
それが積み重なって君たちの夢を叶えてくれます。」

「謙虚とは、言葉や行動の謙虚ではなく、”心の謙虚”を意味します。隣にいる人の短所を見ないで長所だけをみて心から感謝すること。それが謙虚です。」

以上、私が印象に残ったJ.Y.Parkさんの言葉です。

これらの言葉は、歌やダンスをやっている人だけに限らず参考になる言葉だと思います。
才能や能力、経験、結果よりも遥かに大切なのは、人としての魅力をどれだけ持っているか、これが1番大事な要素だと感じました。

またJ.Y.Parkさんは、褒めるべきところはしっかり褒め、指摘すべきところは的確な言葉で指摘していく。この根底にあるのは、その人への“関心”と“愛”であるとおっしゃっています。

サッカーにおいても声かけは大切です。
要求や指摘、盛り上げなどさまざまな役割の声がありますが、この言葉選びはとても大切です。プレー中に瞬時に選択し仲間にかけた言葉が感情的すぎてないか、ピッチ外のその人への何かしらの思いを反映させてしまってないか、逆にその言葉でモチベーションを下げてしまっていないか、意識することが大切だと私は思います。
緊迫した試合中でも、何気ない練習の一コマでも、自分がどのような状況であろうと、仲間への”思いやり”や”愛”を持った声かけをしていきたいと思います。

そして先週、大学リーグが開幕しました。

大変な状況の中でも大学リーグを開催できること、今年もインカレを目指し大学リーグ1部の舞台で闘えることに感謝し、どんな立場であれ、どんな状況であれチームに貢献できるよう精進して参ります。
拙い文章ではありましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。
今後共、応援の程宜しくお願い致します。

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『今だからこそ』(3年高月彩香)

2020.09.18

IMG_9931ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

今年からキーパーとして選手復帰をし、時折“のえワールド”を発揮しながら、選手兼学生トレーナーとして日々奮闘中の2年生行徳のえからバトンを引継ぎました、環境情報学部3年の高月彩香と申します。
初秋の季節とはいえ、まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、今回のリレー日記では、自粛期間やその後の日常を通して、私自身が感じたこと、考えたことを書かせていただきたいと思います。拙い文章かとは思いますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

今シーズン初めの約3ヶ月間の自粛期間によって、こんなにも長くサッカーが出来なかったのは初めての経験でした。自粛期間中、オンラインでのトレーニングやチームビルディングなどをやっていく中で、私たちはどうしてサッカーをやっているのだろうと、初心に立ち返ることがありました。

そこで出た答えとしては、まず単純にサッカーが好きだという気持ちです。その他にも色々な思いを持ってそれぞれがサッカーと向き合っていると思いますが、全員に共通していることはサッカーが好きだという純粋な気持ちです。サッカーが出来ない期間があったからこそ、改めて初心に立ち返り、サッカーに対する様々な想いを再認識することが出来たと思います。

今は、感染症対策を十分にした上で、多少の制限はあるもののサッカーをすることが出来ています。しかし、新型コロナウイルスが収束したわけでもなく、今でもなお感染者は出続けている状況の中で、私たちは好きだという気持ちだけでサッカーをやっていていいのか、やるからにはサッカーを通して何が出来るのか、考え直すことがありました。

ソッカー部女子の掲げているビジョンにも共通するものがあると思いますが、私はサッカーをやる上で、2つのテーマを持って取り組んでいます。一つ目は、私自身だけでなくチームメイトやスタッフ、応援してくれている人たちと、喜びや感動を共にする事、そして二つ目は、ピッチ内外において人間的に成長する事です。
ピッチ内においては、勝利を目指し最後までチームが一つとなって闘う姿など、スポーツ推薦のないソッカー部だからこそ、私たちが魅せられるものがあると考えています。また、ピッチ外においても、部員一人ひとりが主体となって、今だからこそ出来ることを考え、発信し行動していくことが、問いの答えに繋がると思います。
ついつい現状維持を考えてしまうことが私もありますが、「現状維持は後退するばかりである」という言葉もある通り、常に成長を求めて、変化し続けることが大切なのではないかと考えています。

話は戻りますが、こういう状況だからこそ、サッカーを通じて私たちは何をするか、何ができるかが問われています。サッカーができる環境があることに感謝の思いを持つと共に、今まで以上に熱い想いを持って、ピッチ内外において取り組んでいきたいと思います。

最後になりましたが、関東大学女子サッカーリーグは8月30日に開幕致しました。ソッカー部の開幕は延期となりましたが、9月20日に開幕戦(vs大東文化大学)を行う予定となっております。このような状況の中でも、本大会の開催のために携わって下さっている関係者の皆様、日頃から応援していただいている多くの方々に厚く御礼申し上げると共に、引き続きご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

拙い文章ではありましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。
今後共、温かいご声援の程宜しくお願い致します。

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『夢と選択と挑戦』(2年行德のえ)

2020.08.30

IMG_0651ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

入部から着実にサッカーのスキルを上げている、とっても構ってほしがりな1年深澤菜月からバトンを受け取りました、法学部政治学科2年の行徳のえです。

法学部政治学科といえば1年佐藤真智も同じ学科で、同じ所属のチームメイトができたのでとても嬉しく思っております。

深澤菜月、佐藤真智、共にサッカー経験は浅いながらも入部当初からすごいスピードで確実に上手くなっており、同じプレーヤー1年目として負けていられないな、という気持ちでサッカーと向き合っています。

プレーヤー1年目という言葉が出ましたが、実は今シーズンからゴールキーパーとしてソッカー部でプレーさせていただくこととなりました。

昨年の8月に書いたリレー日記では、はっきりと「私はもうサッカーをプレーすることはありません」と書いていたのにも関わらず、です。

なぜ、復帰しようと思ったのか。

「このチームでサッカーがしたい」「全国大会という舞台に立ちたい」、この二つの理由があったからです。

昨年、TEAM2019にチーム初の学生トレーナーとして入部した私はその仕事にとても大きなやりがいを感じていました。

初めてできた役職だからこそチャレンジできることが多く、試行錯誤しながら自分の在り方を探る毎日でした。

しかし、どこかでサッカーを諦めきれていない自分がいました。

小さな頃からサッカーをやっていて、かれこれサッカー歴は10年以上になりますがその中で何か大きなことを成し遂げたられたことはありません。ずっと夢見ていた全国の舞台も、まさに雲の上にあるようで全く手は届きませんでした。届く気もしないような日々を中学高校では過ごしていました。

しかし、大学生になり、ソッカー部女子に入部して、「全国」の二文字がとても近くなったのを感じました。恵まれた環境、伊藤監督を始めとした豪華な社会人スタッフの皆様、OBOGの方々からの大きな支援、まさに全国レベルの選手がひしめき合うこのチームにいることで、私の幼い頃から抱き続けてきた夢が大きくなっていきました。

全国に行きたいという願いを持ち、全国に行ける力があるこのチームに所属し、一緒に上を目指していける仲間がいて、サッカーをやりたい気持ちは日毎に増していきました。

このサッカーをしたいという気持ちに蓋をしていた私を、その蓋を開けてくれて、またピッチの上に立たせてくれた人達には本当に感謝が尽きません。

2年というブランクは想像以上に大きく、今シーズンに入ってからもすでに度重なる怪我でチームに何度も迷惑をかけてしまっていて非常に不甲斐なく、申し訳ないと思っています。

でも恩返し出来るように、チームの勝利に貢献出来るように、成長した姿を見せられるように、そして悲願達成の為必ず強くなります。

また、スタッフと選手、どちらも経験した私だからこそ出来る貢献があると考え、チームの目標達成の為に出来ることには全て全力で取り組むつもりです。

そして、今回は2回目のリレー日記ということで、入部前から画策していたことをやらせていただきます。同期紹介です。と言いますのも、先輩方がリレー日記で二回目が回ってきたら同期紹介をされているのをいくつか拝読し、その伝統を引き継いでいきたいなと思ったからです。

では、個性豊かな同期の紹介をさせていただきます。

 

・高橋佳里(背番号4)

長いリハビリ期間から復帰した、鮮やかなボールさばきを見せる中盤の要である。少ないタッチ数で前線に針穴を通すような配球をする超絶技巧を見せる。ピッチ外では学連としてチームに貢献してくれていて、その仕事も淡々とこなしてしまう。彼女とは寮で同部屋だが、多才な彼女が奏でるピアノとウクレレの音色にはいつも癒されている。

・秦野くるみ(背番号8)

足とボールがもう完全にくっついてしまっている。普段は寡黙だがピッチ上でのプレーは熱々だ。今も寡黙ではあるが、去年と比べると部室で声を聞く回数は激増した。ピッチでは精巧でありつつも大胆に攻める姿勢でゴールに迫るので、彼女からは本当に目が離せない。そして彼女は何と言ってもおしゃれで、個人的には彼女にとても憧れている。

・ブラフフェイ(背番号16)

強靭なフィジカルを持つオールラウンダー。パワフルなプレーでどんなポジションからでも相手ゴールを脅かす。まさに努力の塊で、本当に尊敬が止まない。寮に帰れば抜群の料理センスでとても美味しそうなものを作っている。一見クールな彼女だが、ふとした瞬間に見せる無邪気な姿にときめかない者はいないだろう。

 

ここでは書ききれないほどの魅力に溢れている私の同期ですが、実は様々な理由で同時期4人でプレー出来たことはありません。

いつか4人一緒にピッチに立つ日を心待ちにしています。

拙い文章ではありましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

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『選択』(1年深澤菜月)

2020.08.24

IMG_2724ホームページをご覧の皆様、初めまして。
合唱部出身という驚きの経歴を持ち、同期の中で野田明日香と並ぶ圧倒的な女子力を誇る同期の佐藤真智よりバトンを引き継ぎました、総合政策学部1年の深澤菜月と申します。
今回は私にとって初めてのリレー日記ということで、私自身について書かせていただきます。

私は小学2年のとき、兄の影響を受け、地元の小学校のチームでサッカーを始めました。そのチームに女子は私ひとりでしたが、女子だからと特別扱いされることもなく、男子に交じってただ楽しくボールを追いかけていました。4年生になる頃、地域の女子チームからお誘いを受け練習に参加するようになり、これまでとはまた違った女子チームならではの楽しさを知りました。そこでは学年を超えて出場機会が得られたり、県トレメンバーとして毎週末、関東各地に遠征したりと活動の幅がどんどん広がっていきました。

中学ではVONDS市原レディースU-15という千葉県にあるクラブチームに所属しており、中学2年のときには県リーグで全勝優勝し、晴れて念願の関東リーグ入りを果たしました。
中学3年になり、チームメイトが皆サッカー推薦で高校に進学する道を選ぶなか、私もいくつかの高校から声をかけていただきましたが、サッカーが好きという気持ちだけで、サッカー漬けの競技生活を全うできるだろうかと思い悩み、そこまでの覚悟が持てなかった私は一般受験の道を選択することにしました。そして受験勉強に専念するため、6月に行われた関東大会を最後に引退しました。
発足3年目でまだ選手層もさほど厚くないチームでもあり、副キャプテンとして率先してチームを支える立場にある私としては苦渋の決断でしたが、監督は私の意志を尊重してくれ、チームメイトも嫌な顔ひとつせずに受け入れ応援してくれ、後輩たちとともにチームを盛り立ててくれたことは今でも感謝しています。

中学時代をクラブチームで過ごしたこともあって、部活には妙な憧れがありましたが、進学した高校には女子サッカー部がなかったため、高校時代はそこそこにハードでありながらも和気あいあいとした雰囲気の運動系の部活で活動を楽しんでいました。
高校3年のある日、サッカーの授業で久しぶりにボールに触れ、たまたまサッカー経験のあったクラスメイトと無邪気にボールを追いかけるうちに、懐かしさとともにサッカーへの想いが蘇ってきて、大学に入ったら何らかの形でまたサッカーをやりたいと思うようになりました。

こうして縁あってソッカー部女子の一員となり2ヶ月が経とうとしています。
4年間のブランクは大きくイメージするプレーからは程遠い状態ですが、頼もしい先輩方やユニークな同期に囲まれ、こうしてサッカーができる環境に感謝しつつ、毎日充実した日々を過ごしています。
小学、中学時代にともに戦ったチームメイトといつかどこかで対戦できることを楽しみにしつつ、チームの目標達成に向けて微力ながらも貢献出来る様、日々努力して参ります。
今後ともご声援の程、宜しくお願い致します。

拙い文章を最後までご精読いただきありがとうございました。

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『リスタート』(1年佐藤真智)

2020.08.16

machiホームページをご覧の皆様、初めまして。

ピッチ外での笑顔溢れる可愛らしい姿から一変して、ピッチ内では彼女の武器とも言える俊足でボールに食らいついていく、そんなギャップが魅力の同期・及川莉子からバトンを引き継ぎました。法学部政治学科1年の佐藤真智と申します。初めてのリレー日記ということで、今回は私自身のことについて書かせていただきます。

 

私は小学生の頃にほんの数年間だけサッカーを経験したほぼ初心者です。弟の影響でサッカーを始め、当時はスクールに通ったり練習会に参加したりとサッカーに夢中な日々を送っていました。中学校に上がる際、地元の女子チームに入ることも考えましたが雰囲気に馴染めず、学校のサッカー部は男子しかいないからと親に止められ結局サッカーを続けることは諦めました。

 

代わりに親友に誘われて始めたのがバスケットボールです。バスケ部には、1年生が3人、2年生が3人、3年生は1人もおらず部員はたったの6人でした。バスケは5人制スポーツなので、当然入部してすぐレギュラーメンバーとして試合に出場し、活動は男子と一緒に行っていました。明らかに体力差・体格差があるにも関わらず練習量は男子と同じで、時には顧問から「男に負けるな」と言われることもありました。当時を振り返ってみると正直よく3年間続けられたなと思います。一方でもちろん楽しい思い出もありますし、この経験があったからこそどんな環境でも食らいついていく根性を備えることが出来たのかなとも感じます。

 

高校に上がるタイミングではサッカーに再挑戦することを考えました。しかし女子サッカー部があり自分の学力に見合う高校が見つからず、また結局諦めました。そして中学3年間頑張ったバスケを続けることも無く、高校からは合唱を始めました。サッカー、バスケときて合唱。何で!?と疑問に思われる方が殆どだと思いますが、純粋に歌うことが何よりも好きだったからです。スケジュールの組み立てから歌唱練習まで活動の大部分が生徒に一任されていた合唱部では、部を運営する苦労を知りました。

 

そして今、私は巡り巡ってソッカー部女子の一員となりサッカーをやっています。体育会への入部を決意したのは叔母から発せられた「スポーツに打ち込めるのも大学が最後の機会になるんだよ」という一言でした。入部前コソ練に付き合ってくれた弟からは「何でこんなに下手になっちゃったの」と言われ、初めて練習に参加した時は体力の差に心が折れかけましたが、同期や先輩・スタッフの皆さんに支えられ何とか入部して3ヶ月目に突入しました。まだまだ分からないことだらけで、練習で得る情報量の多さで頭がパンクしそうな毎日を送っています。それでも確かな成長を自身でも感じ始めているので、少しでも早くチームに貢献出来るような選手となれるよう更に精進して参りたいと思います。

 

拙い文章ではありましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今後ともご声援の程、宜しくお願い致します。

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『サッカーを通して得た経験』(1年及川莉子)

2020.08.10

rikoホームページをご覧の皆さん、初めまして。
モデルのようなスタイルを持ち個性あふれる同期をまとめてくれる野田明日香からバトンを引き継ぎました、総合政策学部1年の及川莉子と申します。

今回は初めてのリレー日記ということで、私自身のことについて書かせていただきます。

私は小学3年生の時に父の影響でサッカーを始めました。テニスを続けてきた母は私にテニスをやらせたかったそうですが、私はサッカーの道を選ぶことになりました。 父が見つけてくれた近くの女子サッカーチームの体験練習で初めてサッカーというスポーツを知り、とても楽しかったことを覚えています。このままサッカーをやろうと思った一番の理由は、リフティングのメニューをしていた時にコーチがチームのみんなに「体験生の莉子の方がうまいぞー!」という一言で舞い上がってしまったからです。後から気付きましたが、このコーチは体験生が来るたびにこの言葉を言っていました。
小学生の頃はサッカーがただただ楽しく、始めの頃はどこに行ったボールでもひたすら追いかけていました。小学5年生の終わりにコーチの退団とともに別の女子チームに移動しましたが、最終的には全国大会で優勝することもでき、サッカーの常識を知らずただ楽しさを感じていたのが良かったのかもしれません。
中学生になり、クラブチームに所属してからはサッカーを通じて様々な体験をすることができました。中学1年生の時に初めてエリート選抜に選出され、韓国遠征に参加することができました。その後の中国での東アジア大会に参加するなど、日本のみならず世界のレベルを体感し、この時の初めて勝負の世界を痛感したように感じます。
高校は小学生の時から憧れていた常盤木学園に進学しました。常盤木ではチャレンジリーグに参戦するなど、普通の高校生には体験できないような経験を数多く積むことが出来、今でも私の財産となっています。怪我に悩むことが多い日々でしたが、サッカーの技術はもちろんのこと、ピッチ外での人間性を成長させることが出来たと思います。

約9年間のサッカー人生もついに大学生まで続き、今に至ります。始めた当初はここまでサッカーを続けているなんて想像もつきませんでした。全国での戦いだけでなく世界での戦いも経験して、様々な出来事があった中でサッカーをやめたいと思うことは何度もありましたが、ここまで続けることができたのは楽しいことや嬉しいことがたくさんあったからだということを今振り返って改めて感じます。

早いもので3月末にスタートさせた初めての寮生活やソッカー部女子として活動する日々もすでに4ヶ月が経とうとしています。これまでの経験を存分に活かし、今まで以上にサッカーを楽しみたいと思います。ソッカー部女子という大変恵まれた環境の中でサッカーが出来ることに感謝しつつ、チームの勝利に一刻も早く貢献できるよう精進して参ります。

拙い文になりましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

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『楽しくて仕方ないから』 (1年野田明日香)

2020.07.29

IMG_0659ホームページをご覧の皆様、初めまして。

ピッチ内で見せる頼もしい姿とは裏腹に、普段は天然な発言で周りを置き去りにする同期の福岡愛実からバトンを引き継ぎました、総合政策学部1年の野田明日香と申します。

初めてのリレー日記ということで、今回は私自身のことについて綴らせていただきます。

「痛くないの?」「怖くないの?」これまでキーパーをやってきて数え切れないほど聞かれました。もちろん痛いです。怖いです。できることならそんな痛くて怖い思いはしたくありません。それでも私がキーパーをやり続けるのは、「楽しくて仕方ないから」という至ってシンプルな理由です。

私がキーパーを始めたのは中学生の頃でした。自分からキーパーを志願したわけでもなく、最初は監督やコーチの勧めでなんとなくやってみた程度でした。自分の意志もないまま、ただただメニューをこなしていく。正直、キーパーを始めた当初は全く楽しくありませんでした。トレセンも何度か経験させていただきましたが、当時はまだ周囲の大人の意見に流されていた部分が多くあったように思います。

十文字高校サッカー部で3年間プレーしたことが自分のキーパー人生の中で大きな分岐点になりました。試合に出ることもなかなか出来ず、試合に出たとしてもミスを恐れ思うようにプレーができない。自分はこのままサッカーをやっていて意味があるのか悩む日々が続きました。それでもキーパーを続けることができたのは、真摯に向き合って下さるキーパーコーチや自主練に付き合ってくれる同期の存在があったからでした。たった1回、自分が意図したようにシュートを止めることが出来た、ビルドアップすることが出来た。私にとってキーパーを楽しいと思うようになるには、そんな些細な達成感だけで十分でした。ミスを恐れ自らの保身に走ることから、ミスは成長するための過程に過ぎないと捉えられるようになったことが、自分の中でキーパーの楽しさに気付く大きなきっかけとなりました。

ソッカー部女子の一員となってから早くも4ヶ月近くが経過し、段々とチームの雰囲気にも慣れてきました。まだまだ未熟な私を真剣に指導して下さるキーパーコーチをはじめとするスタッフ陣、自主練の時に「それ試合の時に打ってよ…」と思うほどの華麗なシュートをドヤ顔で決めてくる偉大な先輩方、まだ出会って数ヶ月とは信じられないほどの個性豊かな同期といったように、恵まれた仲間と環境のもとでサッカーをすることができています。この恵まれた環境に感謝しながら、TEAM2020の目標である「インカレ出場」「早慶定期戦初勝利」の達成に向け、日々成長していきたいと思います。

皇后杯予選に敗れ、次に控える公式戦は8月22日の関東女子サッカー2部リーグ、武蔵丘短期大学戦となります。まず目の前の勝利を目指し、「想力」のスローガンのもと精進して参ります。今後共ソッカー部女子への温かいご声援の程宜しくお願い致します。

拙い文章ではありましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

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『初心を忘れない』(1年福岡愛実)

2020.07.17

IMG_0660ホームページをご覧の皆様、初めまして。
この度リレー日記を担当させていただきます、環境情報学部1年の福岡愛実と申します。今回は私にとって初めてのリレー日記ということで、これまでのサッカー人生について書かせていただきます。

私は9歳の頃に、2人の兄の影響を受けて、地元の男子チームでサッカーを始めました。放課後も毎日ボールを追いかけ、純粋に友達とサッカーをしていることが楽しかったです。高学年になってからは女子チームにも入り、女子チームの練習後に男子チームの練習に向かうなど、サッカー中心の生活を過ごしました。そこで、関東大会や全国大会を経験し、改めて試合に勝つことの喜びや楽しさを感じるようになりました。

その後、中学・高校時代は横須賀シーガルズというクラブチームでサッカーをしました。シーガルズで過ごした6年間は、色々な経験をし、本当にかけがえのない時間を過ごすことが出来ました。特に高校3年生の時には、トップチームであるニッパツ横浜FCシーガルズに2種登録して頂き、練習や試合などを通して、レベルの高い環境に身を置いてプレーすることで、沢山のことを吸収することが出来ました。
また、キャプテンを務めるなかで、自分のことだけでなくチームのことを考えて行動する場面が増え、人としても成長することが出来たと思います。上手くいかないことは何度もありましたが、高校最後の年には、中学生の頃から目標であった全国大会に出場することが出来ました。点を決めたときや試合に勝ったときに、仲間や監督、コーチ、応援してくれる方々と全員で喜び合った瞬間は、すごく嬉しかったので今でも鮮明に覚えています。その大好きな瞬間を味わうために、これからも日々後悔しないように頑張ろうと強く思いました。全国大会では4位という結果で終わってしまいましたが、その際にサポーターの方から「あきらめない勇気を貰った」という言葉をかけていただきました。私たちががむしゃらにプレーをする姿を見て、そのような言葉をかけていただいたことは、結果以上に価値のあるものだったように感じます。
そして、シーガルズで過ごした6年間で1番の財産は、たくさんの人に出会えたことだと思います。同期はもちろん、先輩・後輩を問わず大切な仲間や、監督、コーチ、トップチームの方、保護者の方々など、自分を応援してくれるたくさんの支えがあったから、辛いことも乗り越えて、最後までやり抜くことが出来ました。

そして現在、ソッカー部女子に入部して早くも4ヶ月が経とうとしています。新型コロナウイルスの影響があり活動ができない期間もありましたが、今サッカーが出来る環境や、支えてくださる方々への感謝を忘れず、現状に満足することなく、日々精進したいと思います。まだまだ未熟な私ですが、少しでも成長し、ソッカー部女子の一員としてチームに貢献できる様、精一杯務めて参ります。今後共、ご声援の程宜しくお願い致します。

拙い文章でしたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

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『ありがとう』(4年工藤真子)

2020.01.20

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

鋭いシュートとセンス抜群のボールコントロールを武器にゲームメイクをし、ピッチ内外共にチームを鼓舞し続けてくれた勝木日南子からバトンを引き継ぎました、今シーズン主将を務めました総合政策学部4年の工藤真子と申します。彼女は私が自信を失っている時も「まこはひなには出来ないことたくさん出来るんだよ」と勇気付ける声を掛けてくれて、この1年間本当に彼女に助けられ、私を奮い立たせてくれました。彼女のおかげで1年間主将をやり切れたのだとしみじみと感じております。本当にありがとう!

そして主将という役職を務めて強く感じる周りの方々のサポートの大きさ・偉大さに本当に感謝しています。また、今シーズン不甲斐ない結果が続く中でも変わらぬご支援ご声援をくださり、この場を借りて、ソッカー部女子に関わる全ての方々に感謝申し上げたいと思います。
 
さて、引退して約1ヶ月が過ぎ、週6日の練習やミーティング等、私の大学生活の中心がソッカー部であった日々が終わり、今になってその当たり前だった日常が何にも代え難いものであったなと感じております。

最後のリレー日記ということで何を書こうかと悩みましたが、自分の人生史上一番濃い年であっただろう2019年シーズンを振り返りたいと思います。まとまりがなく拙い文章ですが、一生懸命書いたので最後まで読んでくださると嬉しいです。それでは参ります。

 

主将として迎えた大学ラストイヤーは間違いなく私の人生で一番大変な年であった。シーズンイン開始前から、とにかくミーティングを重ねた。目標設定や、幹部決め、係、キーパー決め、スローガンなど挙げればキリがないほど一人ひとりがしっかりと考え決めなければいけなかった。「インカレ優勝」という創部史上最も高い目標を掲げてスタートし、誰しも最初はその目標に対してワクワクとした感情を抱く。「今年こそは!」そう意気込んで私たちは目の前のことを必死に取り組んだ。だが、勝負の世界はそんなに甘くなく、チームは上手くいかないことばかりであった。関東リーグ前期シーズンを1勝6敗で終え、沈むチームの雰囲気も良くすることが出来なかった。チームを引っ張らなきゃという気持ちが強くなる程、自分のプレーに集中できず、空回りをしてしまい私が理想としていた背中で引っ張るようなパフォーマンスはできなかった。あれほど心震わせたサッカーは、いつしか主将の重圧や責任によって、心を押しつぶす重荷のようになってしまっていた。「何で主将になったんだろう」「主将を辞めたい」これらの感情が付きまとい、純粋にサッカーというものを楽しめずにいた。それでも、もがき続けた。練習時間を削って学生だけでミーティングをしたり、もう一度自分たちがインカレ優勝を目指す目的を話し合い、ようやく夏休み辺りからチームとしてのまとまり、やってきたことが形になってきたところだった。そして期待と不安の入り混じった関東大学1部リーグ。またも絶望を味わうこととなった。負けることによってやってきたこと全てが否定されたようだった。試合の内容は悪くないのに最後の勝負どころで勝ちきれない。またも悪い流れを変えられない、キャプテンとして自分の無力さを痛感した。それでも試合後には試合の反省をし、次の試合に向かって切り替えて準備をしなければならない。悔しくて眠れない夜も、ミーティングの内容を考えた日も、1日中試合のビデオを観た日も、何度もあった。そんな中でまたサッカーが嫌になり練習に行くのが辛い日もあった。だが練習が始まれば常に先頭にいなければならない。時の流れは残酷だ。どんなに追い込まれていても刻一刻と進んでいく。

だけど、そんな日でも、絶対に辛そうな顔はせずに、誰よりもサッカーを楽しむ気持ちだけは絶対に忘れないでいようと心に決めていた。キャプテンの感情や行動はどんな形であれチームに影響を及ぼすからである。実際にそれが出来ていたかというと全てがそうではないと思うが、毎日そういう気持ちで練習へ行っていた。

でも、どんなに悩んで練習に行った日でも、グラウンドへ向かって練習をすれば気持ちを切り替えることが出来た。ドリブルで相手を抜く瞬間、相手からボールを奪う瞬間、ゴールの瞬間は、すべてを忘れて夢中になることが出来た。そして何より、グラウンドの周りにはたくさんの仲間がいた。自分の時間を削ってまでビデオを細かく分析しアドバイスを下さる監督やコーチ、夜遅くまで選手たちのケアをしてくれるトレーナー、有り得ない程の仕事量にも関わらず見えないところで働いてくれているチームメイト、試合に出たい気持ちを押し殺して必死にベンチから熱く声を出してくれるチームメイト、強い情熱をもち身体を張ってプレーするチームメイト、仲間のミスをカバーしてくれる頼もしいチームメイト、練習後ロッカーでふざけ合うチームメイト、などなどここには書き切れない多くの人に勇気をもらったから、頑張ることができた。自分を奮い立たせてくれた。そうして、皆がいたからこそ不器用ながらも前を向いて進み続けられた。

そして迎えた大学リーグ入れ替え戦、3-1で流通経済大学に勝つことができ、私たちは一部残留を決めた。心の底から、魂が震える戦いができ、苦しい想いをし続けた分、あの勝利は私の人生で一番嬉しい瞬間だった。インカレ優勝という目標には遠く及ばなかったけれど、この一年、チームも自分自身もシーズン当初とは比べ物にならないほど成長することができたと思う。
 
こうして振り返ってみると、楽しいことや嬉しいことよりも辛いことや悔しいことを圧倒的に多く経験してきました。それでも、もがきながらも戦い続けたこの一年間に、悲しみや後悔の感情は一切ありません。そして何より私ひとりでは何も出来ず、皆がいたからこそ主将を一年間やり抜くことができました。本当に感謝しています。

「みんな、ありがとう」
 

そして、最後に後輩たちにメッセージを書き記させてください。
 
これからも絶対に上手くいかなくて、もがき苦しむことが多々あると思います。きついとは思いますが、絶対に諦めないで、もがき続けてください。困難を乗り越える過程で得た自信、その先に見える景色は自分の財産になるはずです。早慶戦初勝利、インカレ優勝の景色はどんなものなのでしょうか。それにもう一度チャレンジ出来るみんなが本当に羨ましいです。苦しい思いをし続けて、それでやっと果たした一部残留。この一年間での経験はとてつもなく貴重で、他のチームでは出来ないことだったと思います。この一年間で積み上げた全ての経験が必ず皆の血となり肉となり、苦しい時に力を与えてくれるはずです。今シーズン、負けることの悔しさ、勝つことの喜びをどのチームよりも味わったと思います。だからこそ、どのチームよりも勝利には飢えていると思うので、その想いをピッチで体現してください。期待しています。
 

これで、TEAM2019のリレー日記は私でゴールを迎えました。
そして、ゴールテープを切った今、TEAM2020の新たな始まりです。
みんなの活躍、心の底から楽しみにしています。
長くて拙い文章でしたがご精読ありがとうございました。
これからも塾ソッカー部女子への変わらぬご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。

『多謝』(4年勝木日南子)

2020.01.14

ホームページをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。
昨年は、TEAM2019 に多大なるご支援とご声援をいただき、誠にありがとうございました。

2019シーズンは勝てない試合が多く、苦しい時期が続きました。しかし、どんな時でも会場に駆けつけてくださり、応援してくださる皆様の声援が、私たちの背中を後押しし、苦しいときのもう一歩を前に踏み出させてくれました。この場を借りて深く御礼申し上げます。

申し遅れましたが、今回のリレー日記を担当させていただきます、総合政策学部4年副将の勝木日南子と申します。アジリティが抜群に高く、卓越したテクニックと小ささで多くの人を魅了してきた主務の松木里緒よりバトンを引き継ぎました。実はよく、試合中に反対サイドにいる里緒のポジショニングをチラ見して参考にしていました。ありがとう!笑

さて、引退してサッカーからすっかり離れ、部活に明け暮れていた毎日を思い返し、私がサッカーから得たことやサッカーが無い自分に残されたものは何かをよく考えます。残念なことに、明確な答えはこれといって出てきません。(冒頭から申し訳ありません。) ただ、ポツリポツリと、色々な人の顔が思い浮かんでくるのです。色々な人の顔が頭に浮かんできた時、それと同時にそこにあった想いが呼び起こされます。これこそが、私のこの1年間や大学サッカーをした4 年間、そして小さい頃からずっと続けてきたサッカー人生の全てを表しているのではないかと身に染みて感じています。

1年前のシーズンイン前、「もうこれ以上ここで学ぶことはない。引退する時、4年間やり遂げた達成感だけに浸って終わるような時間の過ごし方をするくらいなら、他のことをする方がよっぽど価値が高い。」と生意気に言い放ち、部を辞めようとしたことをはっきりと覚えています。そこから紆余曲折を経て、シーズンが始まってみれば副将になり、案の定、悪戦苦闘の日々を過ごしている自分がいました。サッカー面でもそれ以外でも、信じられないくらい無力な自分に嘆き、憤り、落胆しました。理想を追い求めることと、現実を直視することの狭間でもがき続けました。

しかし、その度に自分自身を奮い立たせ、もう少し、もう一回、私にやれることをやってみようと取り組みました。本当に多くの、色々な人に支えられながら。

私には、社会の理不尽さを叫び全ての怒りをぶつけても、本気で一つ一つ正面から答えてくれる父がいます。どんな時も一番に寄り添い、喜びや苦しさを共に噛み締めてくれる母がいます。道を切り開き、言葉で表現し、背中で体現してくれる兄がいます。私の存在を全肯定し、すぐに駆けつけてくれる親友がいます。信じることの強さと優しさを教えてくれる心友がいます。結果を出すには地道な努力が絶対不可欠なことを示してくれている幼馴染がいます。どんな時も前を向いてやり続けることの大切さを語りかけてくれる恩師がいます。色んな角度 から世界を切り取って見せてくれる愉快な仲間がいます。人は、一人では生きられないことを存分に学びました。

私には、失敗を恐れるよりも、果敢に挑戦する方がカッコ良いと感じさせてくれたスタッフがいます。肩の力を抜いて、私らしく表現することを後押ししてくれた先輩がいます。人は違うからこそ魅力がたくさんあることを再確認させてくれた同期がいます。目標を目指して、力強く走り続ける元気をくれた後輩がいます。サッカーは、一人では出来ず、チームに関わる全ての人の力を総結集して初めて 勝利を目指せるということを学びました。

そして今は、1 年前にサッカーを辞めずにいて良かったと心から思えます。ここに書ききれないほどの沢山の人への感謝とその時抱いた想いが、私の人生の宝物になりました。本当にありがとうございました。これからも多くの人に支えられながら生きていくと思いますが、今度は、私自身が少しでも誰かを支えられるようになりたいと強く思います。

では、TEAM2019最後のバトンを工藤真子に繋ぎます。12/8の引退試合にて、最初にして最後の同サイドでプレーしたのですが、彼女の頼もしさには改めて驚かされました。彼女が大きくボールをクリアする瞬間に間近で背中に感じる恐怖感は、皆様ぜひ体感して欲しいものです。かと思いきや、何でもない小さなクリアを私の後頭部に当てて笑う、なんとも憎めない愛されキャラのキャプテンです。この1年間、チームの顔として闘ってくれてありがとう。最後、頼みます!

⻑く拙い文章でしたが、最後までご精読いただきありがとうございました。今後共、塾ソッカー部女子の応援を宜しくお願い致します。

『サッカーが教えてくれたもの』(4年松木里緒)

2020.01.09

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
そして、新年、明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
新年一発目、そして最後のリレー日記が回って参りました。週4日SFCに通いスペイン語を学び、引退してからも自分で寮の周りをランニングしている、自分に厳しく全てに正直で頑張り屋さんな寮生仲間の同期、庄司夏穂からバトンを受け継ぎました、今年度、主務を務めさせていただきました、松木里緒と申します。

さて、私は最後のリレー日記に小学校1年生から始めた15年間のサッカー人生で得たものを3つお話ししたいと思います。

 

“最高の瞬間”

「サッカー続けてるのすごいね、どうしてサッカー続けてるの?」
と聞かれたことがあります。正直聞かれた時は考えたことがない、何でだろうと自分でも思いました。サッカーを続けてることだけですごいのか、と不思議にも思いました。確かに今までを振り返ると理不尽だと思ったことやキツかった走りもありますが、サッカーを辞めたいと思ったことは一度もありません。私にとってサッカーを続けてきた理由は自分の成長を信じていたから、まだまだ出来ると思っていたからだと思います。言うならばサッカーが自分の得意なフィールドであると少しでも感じていたからです。実際には上には上が沢山いることを中学生の時には感じていましたが、自分の可能性を信じてこれまでサッカーに取り組んできました。しかし、今までの15年間のサッカー人生では嬉しかった出来事よりも悔しかった出来事の方が格段に多いです。悔しかったこと、上手くいかなかったこと、勝負に負けたことばかりです。しかし、悔しい出来事の回数以上に、仲間と分かち合った数回の喜びの感情は言葉に出来ない程のものです。大事な試合でゴールを決めた瞬間、全員で勝利を掴み取った瞬間、タイトルを獲った瞬間。その瞬間に味わった気持ちや、仲間と見た景色はこれから一生忘れることの出来ない経験になると思います。もしサッカーのない人生を過ごしていたとしたら、あの瞬間を超える”最高の瞬間”には出会えていなかったでしょう。サッカーが教えてくれた、私にとってはかけがえのない財産です。

 

“出会い”

私はソッカー部女子の副務・主務を務めさせていただいたお陰で、沢山のOG・OBの方々、地域の方々、その他慶應を応援して下さる方々に出会うことが出来ました。
特に下田では「下田の父」である宮澤さんに出会うことが出来ました。何でもお見通しの宮澤さんには少々甘やかされ、少々厳しく指導いただきました。人生相談をするなら母親の次に宮澤さんでした。相談したいことは本当はまだまだ多くありました。宮澤さんに関しては夏穂のブログに全て書かれているので是非ご覧下さい。(http://keio-soccer.net/diary/12097.html)「素敵なOLになってね」という最期の言葉を実現出来る様に一生懸命生きたいと思います。
4年間、なかなかチームとして結果を出せず、時に厳しい言葉をいただくこともありました。しかし、陰ながらに応援して下さっている方々の存在を知ることが出来たこと、様々な人の支援や応援の上にこの組織が成り立っていることを肌で感じることが出来ました。激励の言葉をいただく度に、これまで紡がれてきたソッカー部の歴史や想いを感じました。また、それぞれのカテゴリーでサッカーを通して尊敬出来る素晴らしい指導者や選手、仲間に出会うことが出来ました。

 

“考え続けること”

サッカーというチームスポーツにおいて”考えること”はとても重要だと思います。もちろん、組織の一員として、自分と向き合い、仲間と向き合い、学連・副務・主務・副将・主将などといった役職を決めるミーティングを通して沢山考える機会はありました。そしてそれと同様かそれ以上に、サッカー選手としてピッチ上で考え続けてプレーすること、ピッチ外でサッカー感を養うことの重要性を今更ですが大学生になってから知ることが出来ました。私は中学生の時に所属していたクラブチーム、高校生の時のサッカー部では”戦術”といった概念はありませんでした。そのピッチに立つ11人の適正を考えたフォーメーションを監督が考え、選手それぞれが自分の強みを生かしたプレーをする。これといった戦術があるわけではなく、個人のプレーの集合体であったように思います。そのお陰か、高校の頃は伸び伸びとプレーが出来ていたようにも感じます。
ソッカー部女子に入部してからは、”戦術”の概念が出てきました。1年目は岩崎監督の下、蹴るサッカーが主体でした。2年目からは伊藤監督の下、GKのビルドアップを始めとしたボールを大事にするサッカーへと移行しました。しかし、監督やコーチから提示されるサッカースタイル、プレーモデルが全てではありません。戦術においては、全員の共通理解があることが重要なことだと思っています。そしてそれ以上に、共通のプレーモデルを基盤として、選手一人ひとりが状況を見て考えて判断することが必要になってきます。プレーモデルに依存しすぎて自分たちがプレーを楽しむことを忘れてしまい、上手くいかないことをプレーモデル自体のせいにしてしまうこともありました。広いピッチで相手がいるサッカーではいつも練習通りにいくわけではありません。だからこそ、サッカーは面白いんだと思います。練習、試合において考え続け、学び続けること、そしてピッチ上で楽しむことを忘れずにみんなにはサッカーをして欲しいと思います。思い通りのサッカーが出来ず、悩むことも多いかと思います。ですが、伊藤監督・ケビンコーチの考えるプレーモデルと同じ絵を共有し合い、その上で一人ひとりが考え続け、生き生きとしたプレーをピッチで体現して欲しいなと陰ながら思っています。

最後は後輩へのメッセージのようになってしまいましたが、これら3つの他にも15年間のサッカー人生、そしてソッカー部女子の4年間で出来た気付きや学びは多くあります。これからは社会人というフィールドにはなりますが、考え、学び続けていきたいと思います。

 

最後に、これまでソッカー部女子を支えて応援して下さった方々、誠にありがとうございました。目標には程遠い結果となりましたが、沢山の方々の支えのお陰で何とかTEAM2019は一部残留をすることが出来ました。来年度は後輩達が一部の舞台で躍進してくれると思います。今後共、ソッカー部女子へのご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

拙い文章ではありましたが、ご精読いただき誠にありがとうございました。

『ソッカー部女子へのすすめ』(4年庄司夏穂)

2019.11.25

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
1年に1回しか回ってこないリレー日記(4回目)で、奇遇にも2年連続同じ人物の紹介をしなければならないのかと、冒頭から頭を悩ませております。。「こういうのは貶しつつも最後に持ち上げるんだよ、、ニヤニヤ、、」と本人から謎のプレッシャーを掛けられました。「チカチュウ」という謎のフレーズを気に入り、部員たちを謎の世界へ引き込む才能を持つマイペース異端児(特異な存在という意味です、褒めています)、同期の芳賀千歌子からバトンを受け取りました。総合政策学部4年の庄司夏穂と申します。
今年も残すところあと1ヶ月程となり、時の流れの速さを感じております。
私たち4年生に残されたソッカー部生活はあと2週間です。

最後のリレー日記は、私が出来る最後のソッカー部女子の発展のための一助として、入部を迷っている方や慶應を受験しようか迷っている高校生に向けてこの部活の魅力や私自身の部と大学生活での考えについて綴りたいと思います。エピソードや主観的な意見もあり、少々長くなってしまいましたが、温かい目でお読みいただけたら幸いです。

「かほは自分の道を生きればいいよっ。色んなものに触れて探して見つけて、色んな人に会って聞いて感じて、じっくり考えて選べばいいんだよっ!」

この言葉は、私が慶應に入学し寮生になってからの3年間、「下田の父」として大変お世話になった宮澤さんが私に残してくれた言葉です。
余談ではありますが、ここで少し宮澤さんのことをお話しさせてください。
かつての先輩方のリレー日記にも度々登場していた「宮澤さん」が今年の3月、4年目を迎えた私たちの代がシーズンインする日にお亡くなりになりました。ソッカー部の歴史・時代を全て知る宮澤さんは、常に辛口コメントを発しながらも大きな優しさと叱咤激励で私たちを勇気付けてくださるとても偉大な方でした。年初めに緊急入院した際には、宮澤さんのお見舞いに訪れる体育会の先輩方や、遠方や海外から連絡を入れてくれる方々の多さに驚き、宮澤さんが本当に多くの方々に慕われる人望が厚い方なのだとその時に改めて感じました。
そんな偉大な方と過ごした3年間は私のソッカー部生活の中でとても重要で今後の人生においても間違いなく大きな糧となるでしょう。今の代だと私と里緒が特にお世話になったので、宮澤チルドレン最後の娘(孫と言われることもありました)代表として、この場を借りて改めて感謝させていただきます。
宮澤さん、本当にありがとう。これからも宮澤チルドレンを見守っていてね。(元々リレー日記なんか読む人ではないけれど、この気持ちは伝わっていると信じています。笑)

そんな宮澤さんが私にいつも言ってくれていたこの言葉を意識して過ごしてきたわけではないけれど、気付いたらその言葉通りに過ごしてきたような気がします。完全に見透かされていましたね。。恐るべし宮澤さん。
私はどんな想いを持って入学をし、何を得たかったのか、どんな考えを持ったのか。宮澤さんとも私の将来について何度も語りました。今、よく考えてみるとこの部で4年間を過ごさなければ本気で考えることはなかったかもしれません。

「私からサッカーを引いたら何も残らない」
サッカーを長年やってきた人は特に、このような言葉を耳にすることが結構多いのではないかと思います。何も残らないわけはないはずで、競技を通して培った根性やメンタルの強さといったような精神面や体力やパワーといった身体面での培ってきた力は必ず誰にでもあります。今後、競技を続ける人も社会に出る人もその培った力を活かす機会は多いはずです。しかし、そこに自分らしさはあるでしょうか。他の人とは違う「自分らしさ」、強みや知識。(人と同じで何が悪い!と思う人からしたら愚問ですが。)私はどちらかと言えば、「自分らしさ」が分かりませんでした。だからこそ、それを手に入れる為、サッカーを通して自分の興味の幅を広げることや、やってみたいことを大学生のうちに探したいと考えて慶應SFC進学とソッカー部女子への入部を目指しました。念願叶って、慶應に入学することが出来、自分の時間をマネジメントしながら部活と勉強をしているソッカー部女子の仲間の姿に、入部当初の1年目も現在の4年目も変わらず刺激を与えてもらっています。自分も頑張ろうと思える良い環境です。まさに、「文武不岐」を体現している組織だと思います。
(文武不岐とは、学問と武道(部活動)は別物ではなく一体である。勉強、部活を分けて考える(両道)ではなく、物事の考え方や取り組む姿勢の根っこは共通していて、人として向上することに通じ、それは相乗効果をもたらす。という意味です。)
この言葉は高校時代の先生に教えてもらいました。ふと思い出した時に、これが、他大学にはない慶應ソッカー部女子の強みであると感じました。

部活動としての体育会は、確かに、時間の拘束が長いかもしれない。ルールや決まりが厳しいかもしれない。自由が少ないかもしれない。はる(熊谷明奈)のリレー日記にもあったように、やりたいことが出来ずに周りを羨むことがあるかもしれない。けれど、この4年間、この体育会という、ソッカー部女子という組織で過ごさなければ分からない達成感や想像以上の喜びは普通の大学生活を送るよりも計り知れないと思うのです。そして、その中で違った視点で物事を考えてみることや他大学では見つけられない新しい発見を経て、自分を成長させることが出来ると思います。長い人生の中のたった4年間を、高め合える仲間と同じ目標を目指して切磋琢磨することに体育会の価値があるのだと思います。与えられた時間を有効活用し、自分を見つけたり、やってみたいこと・チャレンジしたいことを模索し、出来るならば実践すればいいのです。※女子部は比較的チャレンジに寛容です。
他大学のように強豪校ばかりから選手が来ているわけではないし、本当に1部のチームか!と思うほど人数は少ないけれど、ソッカー部はみんな一人ひとりが自分と向き合い、サッカーでは同じベクトルを向いて真摯に取り組み、個人個人でそれぞれの目的意識を持って勉学に励んでいる人が多いです。リスペクト出来る先輩や様々なことにチャレンジしている学校の友達、SFCの‘なんかすごい’学生達、応援してくれる地域の方々との繋がりを通して学べることは、この環境ならではであり、慶應の、ソッカー部の強みだと思います。

色んな人と話して経験して色んな感情を抱いた結果、私もようやく、何となくではありますが、習得してみたいこと、チャレンジしてみたいことが出来て、今はサッカーと同じように夢中になって取り組んでいます。自分の強みや自信となるものをサッカーを通して見つけ手に入れることが出来れば、「私からサッカーを引いたら何も残らない」という状態には陥らないのではないでしょうか。私はまだ自信を持って答えることは出来ませんが、「自分らしさ」を手に入れる為の方向性は決まったような気がしています。宮澤さんに言われたようにじっくり考えて選んでいきたいと思います。とにかく、今までの経験とこの先のことを別物として捉えるのではなく、+αの知識や経験を積み重ねていくことが今は一番大事なのかなと思います。その環境がソッカー部女子にはあると思います。今回のリレー日記には女子部のサッカーのことについては然程触れていませんが、最近は特に、みんなと刺激しあって良い雰囲気で練習出来ていると感じています。人数はやはり少ないですし、紅白戦(11vs11)が出来ないことも多いけれど、少ないからこそ出来る練習や選手全員とプレー出来て盛り上がる時間は今まで以上にあり、みんなで鼓舞しながらバチバチとサッカーしています。この切り替えの良さもソッカー部女子特有のものだと思います。

慶應の受験やソッカー部女子への入部を迷っている人へ、このまとまりのない文章が少しお役に立てれば良いと思います。(何言ってるかわかんない!と思われている人もいるかもしれませんが、)是非、慶應でサッカーがしたい、文武不岐を実現したい、サッカーをしながら自分の好きを見つけたい・探したい、ソッカー部の環境でサッカーがしたい、ソッカー部の勝利に貢献したい、などなど理由は何でも結構です。少しでも気になったら是非練習参加にいらして、本物のソッカー部女子を体験してみてください。一緒に闘いたいと思える選手に出逢えるはずです。皆さんもここで自分の道を見つけてみては如何でしょうか。最後は完全にPRになってしまいました、失礼しました。。 
結論、私が伝えたいことは、サッカーを通して新しい発見や経験が出来ること、素敵な人たちに出逢えることは、何にも代え難いものだということです。
特に、この部で過ごす4年間は、サッカーで苦しみ辛い思いもするれど、勝った時、ゴールを決めた時など、みんなで喜びを分かち合う瞬間はやはり良いものだし、サッカーを通して色んな視野を広げることが出来ます。本当にオススメです。

そんな4年間を過ごした私たち4年生の、長いようで短い波瀾万丈ソッカー部生活も終盤に差し掛かって参りました。まだ終わっていませんが、この4年間を通して私を成長させてくれた方々や応援してくれた全ての方々にこの場をお借りして感謝申し上げます。そして、この想いをあと2週間、全力でサッカーを楽しみながら体現していきたいと思います。本来ならば、インカレ出場権を獲得し、インカレへ向けた意気込みを書く予定でしたが、勝負の世界は厳しいもので、残念ながら私たちはインカレ出場を果たすことが出来ないと同時に、「インカレ優勝」という目標達成への道も途絶えてしまいました。しかし、下を向いている暇はありません。12月1日には関東リーグ最終節(ホーム最終節)、8日には大学リーグ入れ替え戦があります。どちらも絶対に勝ちたい試合です。残された時間の中で一人ひとりが成長し続けて、みんなとサッカー出来るこの2週間の1日1日を大切に、全力で精進して参ります。そして、必ず勝利し、残留します。
まとまりのなく拙い文章ではありましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。
12月1日、関東女子サッカー2部リーグvs順天堂大学戦、ホーム最終節です。
是非、下田グラウンドにお越しいただき、熱いご声援を宜しくお願い致します。
今後とも変わらぬご声援の程、宜しくお願い申し上げます。

『私のマグネット』(4年芳賀千歌子)

2019.11.18

HP、Twitter、Instagramをご覧の皆様、こんにちは。
喜怒哀楽を最も分かち合ったであろう、加藤楓琳からバトンを引き継ぎました、環境情報学部4年マネージャーの芳賀千歌子と申します。彼女をありのままに紹介するとコンプライアンスに反してしまうのでやめておきますが、最低で最高な奴です。
リレー日記のタイトルは非常に悩みました。一時は冗談抜きに「チカチュウ誕生秘話」にしようかと思いましたが、友人の指摘でやめました。ということで本題に入りましょう。
それではお聴きください、芳賀千歌子で、「私のマグネット」♪

「何で私のマグネットがあるのだろう。」
入部当初、初めて作戦ボードを見たときに思った。そう、2年の5月の途中入部から間もなく、部の作戦ボードには「ちかこ」と書かれたマグネットがある。そのマグネットはベンチの位置からずっと動かないが、ボードを見る度についつい確認してしまう。そんな私のマグネットももうすぐ席を外すことになった。

人は、何かを失いそうになる時、初めてその大切さに気付くのだと言う。
まあ、そんなことよく言われていることだし、「いつでも何事に対しても感謝してすべきだ」と軽く思っていた。が、やはり意識していても何かを失うその都度、惜しく感じてしまう。先日、まさにそうだった。
大学リーグ最終節、東京国際大学戦。0-0で引き分け。結果1部9位に終わった。つまりインカレ出場の道が絶たれた。関東リーグが入れ替え戦に回らない限り、12月8日の大学リーグ1部2部入れ替え戦で私はサッカーの第一線から離れることとなった。
悲しいとか悔しいとか決まった直後に実感することが出来ず、頭の中が空っぽになった気がした。ベッドの中、すっからかんの頭に浮かぶのは、「暇になったら地元の出身少年サッカーチームの手伝いに行こうかな」とか「子供ができたらいっぱいサッカーしたいな」とかそんなフワフワしたことだった。いや、なんでこんなこと考えてんだ私。今日は目標が達成出来なかった日だぞ。今のことを考えろ。まだ終わってないぞ。馬鹿じゃないの。涙が出て初めて気付く。ああ、私サッカーの第一線から離れるという事実を受け入れたくないんだな。眠りに付きながら、これまでを振り返る。

7歳の頃、たまたま少年サッカーチームに入った。理由は近所の男の子に紹介されたから。かつての幼馴染は放課後、サッカーボール片手にいつも私の家の玄関の前で呼び出す。早くサッカーするぞと。
実際は、サッカー半分、残りの半分は虫捕りやらゲームやら鬼ごっこやらをして夕方まで外で何人かと遊び呆ける。木に靴が引っかかって泣いたり、サッカーのゲームでは明らかに不公平なチームを組まされて揉めたり、でっかいカマキリを捕まえたり、マンションで鬼ごっこをして管理人に怒られたり。ボールを隠されたり隠したりで喧嘩したり。そんな感じで、正直放課後はサッカーの練習だけしていた訳ではないが、どんな場面でもサッカーボールが側にあった。毎日が冒険の様で本当に楽しかった。7歳の私はこれからの人生で輝く原石を拾っていたのだ。友達だけでもだめ、サッカーボールだけでもだめ、2つあって初めてその原石は輝き始める。その原石の居場所を教えてくれた両親とサッカーチームのコーチには本当に感謝している。
【サッカーは楽しい。友達といるのは楽しい。】小学校はこんなことを教わった。

高校サッカー。物心がついたせいか、苦しいと感じることが多かった。練習はキツい。授業は眠い。勉強もキツい。家も遠い。夜も遅い。怪我も治らない。同期も決して優しくはなかった。9割の時間は苦しんでいたと思う。しかし、たまにシュートを決めたり、敵を交わしたり、勝ったり。一握りの嬉しい瞬間は、9割の苦の時間をも忘れさせる。たった一瞬の為に、苦しみ、もがく必要があったのだろう。そして何でも言ってくれる同期がいた。放課後プリクラを撮ったり、食べ歩きをするようなイケてるJKにはなれなかったが、全力でサッカーをして全力でふざけて全力で怒って全力で笑い合える仲間に出会えた。
【嬉しい瞬間の為にはもがき続ける。決してやめない。文武両道。そんな中出会えた仲間は一生の仲間】高校サッカーで得たことはこれ。

身体も良くないしサッカーは高校までが限界だった。「大学サッカー」という選択肢はないものとしていた。そんな大学1年生の頃は予備校のチューターとか球場のビール売り子など、アルバイトに励んでいた。でも、なんか違う。そう思った私は少年漫画の読み過ぎかと思われるが、「仲間が欲しい!」と意気込み、主将の工藤真子の紹介でソッカー部にマネージャーとして飛び込んだ。

これまで自分本意に生きてきた私にとって、マネージャーの世界は修行のようだった。去年の私のリレー日記「マネージャー三箇条」からは私が苦しんでいる状況が生々しく伝わってくる。いつも練習中はマネージャーが作業する部屋(通称:マネ部屋)で1人で仕事をしている。たまに様子を見に窓から外を覗くと皆息を切らして、冬場でもキラキラとした汗を流して、サッカーをしている。しかし、焦点をずらして、冷たい窓に写るのは、熱くも苦しくもない、どこか冷め切った自分の顔。そんな自分を見る度に、孤独さと虚しさを感じた。「仲間が欲しい」って入部を決めた私は正しかったのかな?マネ部屋という空間に私だけ閉じ込められている気がした。そんな時期があった。それでも「頑張ろうよ」と、手を差し伸べてくれた「仲間」がいてその暗いトンネルを抜け出すことが出来た。正直この頃の記憶は余り思い出したくないのだが、受け入れよう。

部員は覚えているだろうか、ラストシーズンの始まる前のミーティングで「副務やる!」と勢い余ってしてしまった爆弾発言を。まあ勿論皆反対。私1人で回すマネージャー業で精一杯だったし。そもそもキャパシティないし。でも何故この発言をしたのか、理由はあった。いつもグラウンド外で最終的に責任を負うのは主務だった。サッカーをしない部員は私しかいないのに、最終的に問題が起こったときに怒られるのは選手の主務だ。そんな時、「ごめん」しか言えないのが辛かった。情けなかった。でもよくよく考えると役職の有無に甘えていた自分がいた。私はマネージャーとして主務副務に最終的に負担が掛からないように自分のスキルを上げるべきなんだなと思い、反省した。

そんな感じで始まったラストシーズンは間もなく再び暗いトンネルに入ることになった。5月から8月まで、本気で笑えない日々が続いた。詳しいことは書けないけど、色んな問題が起こった。今後の運営に関して、私が後輩に迷惑を掛けてしまったことも。学年間、学年内で対立があったことも。部活以外のことも何もかもダメだった。体重が8キロも落ちてしまい、久々に会った友人皆に心配された。ここに来て初めて自分の弱さを知ることとなった。けど、もう引き返せない。なぜ、私のマグネットが作戦ボードにあるのか、それはチームの一員として、戦力として最後まで闘うからだ。私は前を向いて、最後までみんなを支える。最後まで真っ直ぐでありたい。勝って、みんなで喜びたい。アイツのシュートが見たい。アイツのドリブルが見たい。そんな思いを捨てようなんて一切思わなかった。一度自ら決めたことは最後までやり切るという信念があったから、もがきながら、倒れそうになってもみんなの手を借りながら、少しずつ立ち直った。

大学サッカーで、何を学んだ?マネージャーとして、何を学んだ?まだ完結していないが、1つだけ確かなことがある。【誰かの為に何かをすることは温かい気持ちになれる。】高校まではただ熱くなることはできた。しかし、「誰かの為に」という視点は私に、温かい光を灯してくれた。熱さと温かさをこれからは大切にしたい。

「インカレ優勝」を目標としていたのにインカレ出場すら叶わなかった。しかし、今はスパイクを履いて汗を流してピッチを駆け回っている選手の為に、ここで成長させてもらった(まだ発展途上だが)恩返しの為に、私は心で汗を流す。気付けばサッカーでできていた私。大切なことは殆どサッカーから教わった。本当に最後の全力サッカー。私は最後に、何を得るか。ラスト1ヶ月。駆け抜けよう。作戦ボードから私のマグネットが外されるまで、選手と一緒に。

逆境の多かったこのシーズンもあと1ヶ月程で終わってしまいます。しかし、どんな時も私に勇気と希望を与えてくれた選手を、どうか最後まで応援していただけると幸にございます。
長い文章にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

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