リレー日記
1年 高見澤るり
2014.07.19
ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
この度、いつも美声を響き渡らせている下田の歌番長こと4年の渡邊紗絵さんからリレー日記を引き継ぎました、法学部政治学科1年の高見澤るりと申します。
今回の初のリレー日記では、先日のフットサル大会で、初得点をし、自信を付け始めている私の、入部からの2ヶ月間を振り返らせていただきます。
中学・高校でバスケットボールをして来たこともあり、大学に入学した頃はまだバスケットボールを続けるだろうと思っていました。バスケットボール以外の体育会の勧誘は何となく程度で聞いていました。ソッカー部女子にも友達に付いて行く形で見学に行き、説明会が行われた教室に来ていた先輩は数名だけでしたが、とても活気があったことを覚えています。そのまま体験練習に参加して、より多くの、元気一杯の先輩方とお話し、終わる頃には心がソッカー部女子に傾いていました。体験会でチーム全体の学年関係なくまとまった空気を感じ、私もこの中に入りたいと強く思いました。入部した理由を色々なところで聞かれますが、何と言ってもそれは、ソッカー部女子の圧倒的な部内の雰囲気の良さや明るさでした。一生物の仲間に出会える気がしました。
入部してから気付いた良さは、1年生から4年生まで部員一人ひとりが何かしらの仕事を持って部に関わっているというところです。全員が自立している印象を強く受けました。ほぼ全てに於いて学生主体で活動していて、私が特に驚いたことが、学生、選手が大会をも運営していることです。先日行われた早慶女子サッカー定期戦では、両校の主務副務やマネージャーを中心に会場確保から当日の段取りまで全てを取り仕切り、選手でありながら運営も担っている方々に感銘を受けました。
授業に課題、部活で忙しくも充実した日々はあっという間なもので、早くも1年の前期が終わり、大学からサッカーを始めた私にとって、思いっ切りサッカーに時間を使える勝負の夏がやって来ます。新しいことを始めたからこそ、上達して試合に出て活躍したいという気持ちを常に持って練習に励んで参ります。
拙い文章になってしまいましたが、私が言いたいことは、つまり、ソッカー部女子に入って良かったということです。
このソッカー部女子で4年間やり抜く覚悟を改めて致しましたところで、まずは、目前に控える夏の遠征で自分の限界に挑戦し、何倍にも成長して帰って参ります。
今後共温かいご声援の程、宜しくお願い致します。
それでは、姉の様な存在でありながらも、部員にちょっかいを出したりもするやんちゃな先輩、2年の田中康子さんにリレー日記を引き継ぎます。
ご精読ありがとうございました。
4年 渡邊紗絵
2014.07.10
ホームページをご覧の皆様こんにちは。
圧倒的なズボンの短さを誇り、そのインパクトで老若男女誰をも魅了する同期、児島愛子からリレー日記を引き継がせていただきました、環境情報学部4年並びに体育会本部専任常任委員の渡邊紗絵です。
インパクト児島と出逢った瞬間の衝撃は今でも忘れられませんが、4年前の丁度同じ時期、私はこの出逢い以上に忘れられない運命の出逢いを経験しました。
それは私が初めて下田グラウンドに足を踏み入れた時でした。
初めてソッカー部女子に出逢った日でした。
「4年間、ここでもう一度本気でサッカーをしたい。」そう感じた瞬間でした。
私は極めて単純な人間です。
「運命の出逢い」を信じてしまう人間です。
そして4年前のあの日、ここソッカー部女子に自分の居場所を見つけました。
運命的に、家族の様な存在の皆に出逢いました。
入学前に想い描いていた「キラキラ女子大生」という夢を一瞬にして故郷に捨て、日吉の地に降り立ちました。
一度は嫌いになり、離れたこのサッカーのピッチにもう一度立ち、本気でこの仲間とボールを追い掛けたい、心からそう思いました。
あれから4年、気付けば4年の月日が流れました。
入部当初、ちんちくりんだった私も、遂に4年生になりました。
そして先日、私にとって4回目、そして人生最後の早慶女子サッカー定期戦を終えました。
1年目、入部してすぐに迎えた初めての早慶戦。怪我でチームを離脱していた私はピッチの外でカメラ係。慶應のエンブレムを胸に、黄色いユニフォームに身を纏い懸命に早稲田に食らい付く先輩達の姿を見て初めて、「早慶戦」を知りました。
途中出場をした2年目、3年目の早慶戦。ピッチに立つ者だけではない、私達を陰で支える運営陣がいること、ご支援ご声援をして下さるOB・OGがいること、足を運んで応援に来て下さる方々がいること、色々な人の想いを背負って闘う「早慶戦」を知りました。
そして迎えた4年目の早慶戦。ロッカールームで、それぞれ想いを抱きながら全員で円陣を組み臨んだ試合前。この時私は、「必ず試合に出て4年生として全力でプレーをする」そう胸に誓っていました。
しかしこの日は結局、私は最後までピッチに立つことはありませんでした。
早慶戦勝利というチームの目標も果たすことが出来ませんでした。
そして私は、最高学年としてピッチの上で下級生を引っ張るという努めすら果たすことが出来ない、不甲斐ない「早慶戦」を経験しました。
本気でボールを追い掛けることが出来るのもあと半年となりました。
本気になれるのも、本気でいられるのも、家族の様な仲間達と切磋琢磨し合えるのも、あと半年となりました。
TEAM2014に残された目標は関東大学女子サッカーリーグ「一部昇格」のみとなりました。
私に残された目標も「一部昇格」のみとなりました。
秋から始まる関東大学リーグに向け、個人としてもチームとしてもこの夏を越えレベルアップし、必ず9月のピッチで成長した姿をお見せすることが出来る様、精進して参ります。
どうか皆様、後期も温かいご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。
それでは、外国人の少年の様な外見を持つルーキー、先日のフットサル大会で決勝点を上げた下田のジャスティン・ビーバー、法学部政治学科1年高見澤るりにリレー日記を引き継ぎたいと思います。
ご精読ありがとうございました。
4年 児島愛子
2014.07.01
ホームページをご覧の皆様。
ご無沙汰しております。法学部法律学科4年主務の児島愛子と申します。この度、総合政策学部3年そしてロッカーがお隣の赤羽紗里よりリレー日記を引き継がせていただきます。前述されていた通りとても仲良しで、私のロッカーには紗里の写真が、紗里のロッカーには私の写真が沢山張ってあります。
さて、話は変わりますが沖縄では梅雨明けが発表されました。海開きも各地で始まり、暑い夏が近付いて参りました。神奈川/東京ではまだ梅雨明けは発表されていませんが、一足先に明日、神奈川は“梅雨明け”することをここに予報します。そうです。明日は遂に1年で一番“アツい”、第13回早慶女子サッカー定期戦、並びに第65回早慶サッカー定期戦が等々力陸上競技場にて行われます。ここで繰り広げられる早慶の熱戦は梅雨明けを早めること間違いありません。是非会場にてご声援いただければ幸いにございます。
気が付けば、今回で私自身4回目、そして人生最後の早慶定期戦となりました。時が経つのはあっという間です。忘れもしない私の初めての早慶戦は東伏見で行われました。インステップもまともに蹴れない私でしたが、当日はサイドハーフとしてピッチに立たせていただくことが出来ました。あの時私は、何を背負って早慶戦を戦っていたのでしょうか。今思えば、入部して1ヶ月ちょっとの私は慶應義塾大学は早稲田大学を宿敵とする運命である、という伝統を背負っていたのだと思います。伝統があるからこそ、この一戦は重要であると考えていました。
4度目となった今回の早慶戦、私が背負うのは伝統だけではありません。今回の早慶戦には様々な“想い”を背負って闘います。4年という歳月は私自身に沢山の変化をもたらしました。体脂肪率の低下、筋肉量の著しい増加といった身体的変化だけではなく、精神面でも大きく変化したと思います。振り返れば、この様に私を大きく成長させたソッカー部女子に入部することを決めた時が私の人生の大きなターニングポイントになったと言えると思います。人生は決断の積み重ねであり、その決断の中でも人生の転機となるものが幾つかあると私は信じています。私の最初の転機は、中学3年生の時に、小中高大一貫校を辞め、父の海外赴任に付いて渡英を決めた時です。この決断が、大学受験をするという決断を導き、現在慶應義塾大学の学生であることに繋がったと言えると思います。そして私の二つ目の転機は上述した通り、ソッカー部女子に入部することを決めた時なのではないかと思います。
大学生活としての選択肢は無限にありました。3歳の頃から続けていたテニスを続けること、新たなスポーツに挑戦すること、もう一度海外で勉強する為に留学すること、日本や世界の困っている人の為にボランティア活動をすること、アルバイトを沢山すること、遊び歩くこと、弁護士になる為に司法試験合格を目指すこと、外交官になる為に国家試験合格を目指すこと。しかし、私は体育会ソッカー部女子でサッカーを本気ですることを選びました。
ソッカー部に入部した理由はいくつかあります。しかし、一つ挙げるとするならば、サッカーは常に私に“素晴らしい出会い”を与えてくれたからだと思います。井の中の蛙であった小学校時代の私に、新しい刺激を与えてくれたのは5年生の時に入ったサッカーチームのチームメイトでした。渡英して英語も分からない中で国境を超えた友人と出会えたのも学校のサッカーチームでした。私の視野を広げてくれたのは毎回サッカーを通して出会った人々です。だから、思えばその様な出会いを求めて私もこのソッカー部に入部したのだと思います。
ソッカー部は私の期待を見事に裏切りました。そう、想像を遥かに超える素晴らしい出会いが沢山ありました。インステップが蹴れない私を早慶戦のピッチに立たせて下さり、何度心が折れそうになっても見捨てないで導き続けて来て下さった岩崎監督。辛いことが続くと必ず手を差し伸べてくれ、自分に限界を感じている時に120%を出すということを教えて下さった臼井GKコーチ。ソッカー部の発展を常に想って下さる住田さん。試合の分析で常に私達を鼓舞して下さる岡田さん。常に私達のコンディションについて考え相談に乗って下さる実麻さん。仕事や私生活の合間に時間を作って平日も休日も練習に来て的確な指示とアイディアを下さる伊藤コーチ。サッカーの楽しさを教えて下さった今村元コーチ。インステップを私に教えて下さった大森元コーチ。“ソッカー”とは何なのかを教えて下さった先輩方。頼りない4年生について来てくれる後輩達。そしてどんな楽しいことも辛いことも共有し支え合える同期。更には、ソッカー部という繋がり一つで真剣に将来についての相談に乗って下さるOBOGの方々。そしてソッカー部女子を応援して下さるサポーターの方々。本当に恵まれたチームに出会えたと思っています。
ソッカー部のことを応援し続けることは一生出来ます。しかし、ソッカー部の勝利を信じ、応援してくれる全ての人の想いを背負ってピッチで戦うことが出来るのはこれが最後です。だからこそ、一年で一番多くの人が見に来てくれるこの早慶戦は私にとって重要な一戦です。持てる全ての力を出し尽くす、それに尽きます。是非ソッカー部女子に温かいご支援ご声援の程、宜しくお願い申し上げます。次は愛すべき同期の渡邊紗絵にリレー日記を引き継ぎます。ご精読ありがとうございました。
- 「頑張る理由」(4年清水菜緒)
- 『サッカーは人生の縮図』(4年小川愛)
- 『原動力』(3年藤田椰也子)
- 『同期』(4年山本華乃)
- 『エンジョイフットボール』(4年佐藤幸恵)
- 『ソッカー部女子へのすすめ2』(4年熊谷明奈)
- 『最後の最後まで』(3年中井里衣子)
- 『人生へのワクワク』(4年内藤孝穂)
- 『思い込み』(2年ブラフフェイ)
- 『愛を伝えたいだとか』(2年髙橋佳里)
- 『言葉選び』(2年秦野くるみ)
- 『今だからこそ』(3年高月彩香)
- 『夢と選択と挑戦』(2年行德のえ)
- 『選択』(1年深澤菜月)
- 『リスタート』(1年佐藤真智)
- 『サッカーを通して得た経験』(1年及川莉子)
- 『楽しくて仕方ないから』 (1年野田明日香)
- 『初心を忘れない』(1年福岡愛実)
- 『ありがとう』(4年工藤真子)
- 『多謝』(4年勝木日南子)
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