リレー日記

4年 渡邊紗絵

2014.10.31

ホームページをご覧の皆様、こんにちは(アニョハセヨ)。私より漢字の読み書きが得意なクレバー韓国人マネージャー、総合政策学部4年の金ジョンウンからリレー日記を引き継ぎました、環境情報学部4年並びに慶應義塾体育会本部専任常任委員、渡邊紗絵です。

この様に文字を書くことも、長い文章を読むことも苦手な私ですが、先日、今シーズン頭から積み重ねて来た数多くのミーティング内容を綴ったノートを読み返してみました。
私以外の人間は解読不可能であろう殴り書きの文字が書かれたノートを読み返してみると、そこには4年生として、そして最上級生としてどの様に部を先導して行けば良いのか、どういうチームを目指し、「一部昇格」に向け何が出来るのか等、数々の葛藤、話し合いが繰り広げられた跡が残されていました。
この4年間共に長い時間を過ごして来た同期、入部当初からピッチで存在感を出し続けてきたサッカー少女原志帆と佐々木優、突如バスケットボールを捨て大学でサッカーを始めた努力家・中﨑史菜、レディガガと呼ばれ一世を風靡したスーパー帰国子女・児島愛子、そしていつも陰で私達を支え続けてくれるハイスペックマネージャー三宅由美子、金ジョンウン。
ノートの1ページ目をめくると、「一部昇格」と大きく書かれた目標の下に、この愛する同期で密かに掲げたもう一つの目標、「同期全員で大学リーグのピッチに立つ」という文字が書かれていました。

しかし大学リーグ直前に怪我をした私は「ピッチで貢献する」という個人目標と共に、同期と交わしたこの約束を何度も諦めようと考えました。しかしその度にピッチで奮闘する同期や後輩に鼓舞され、夜になれば長渕剛の「STAY DREAM」を聴き、ボロボロのノートを読み返しては「まだ、いける。」そう自分に言い聞かせ続けて来ました。

そして先日、今期大学リーグホーム最終節となる対文教大学戦を迎えました。誰よりもソッカー部女子に力を注いで下さるスタッフの方々、頼もしい後輩達、応援して下さる方々、多くの人々に支えられこの日、私は漸く試合復帰を果たすことが出来ました。
そして同時に、「同期全員で大学リーグのピッチに立つ」という目標も果たし、人生最後の大学リーグホーム最終節を勝利で飾ることが出来ました。

「果てしない迷路の中を 人はみんな手探りしてでも STAY DREAM」

と、長渕剛が歌う様に、どうなるか分からないことや先が見えない目標であってもこの仲間達を信じて、そしてこの仲間達と共に走り続けたい、改めてそう強く感じました。

11月2日、私達は「一部昇格」を懸けた大一番、関東大学女子サッカーリーグ最終節対順天堂大学戦を迎えます。
TEAM2014一同、全力で最後まで走り続けます。
温かいご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。

続いては、ブラジル人勝りの俊足を持ち、髪の毛のうねりで天気予報が出来ると噂の我らの頼れる主将、環境情報学部4年原志帆にリレー日記を引き継ぎたいと思います。
ご精読ありがとうございました。

4年 金ジョンウン

2014.10.22

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。今年の夏、法科大学院の受験で見事に結果を出し、私の元へ戻って来てから、今まで以上に深い同期愛をくれる様になった、4年マネージャーの三宅由美子からリレー日記を引き継ぎました、総合政策学部4年、マネージャーの金ジョンウンと申します。

今回のリレー日記が私の人生最後のリレー日記だと思うと、何について話せば良いのか、そう簡単には決められませんでした。話したいことは沢山あるのですが、その中でも最も話したいこと、このリレー日記を通じて伝えたいことを話させていただきます。

それは「ありがとう」という感謝の気持ちです。暑い日も寒い日も、いつも応援に来て下さる方々への感謝。ソッカー部女子の為に、時には厳しく時には優しく、一番近くで私達を見守って下さる社会人スタッフの方々への感謝。そして、4年間部活動を理由に殆ど韓国に帰れなかった娘を心から応援してくれた家族への感謝。最後に、嬉しい瞬間も悲しい瞬間も共に過ごしてくれた仲間への感謝の気持ちです。特に私は選手への感謝の気持ちをこの場をお借りして伝えたいと思っております。

私は自分の意思でソッカー部女子に入部し、自らマネージャーになることを決心しました。入部した時から、自分で選んだことに対して後悔せず、責任感を持って最後までやり切るのだと宣言したのですが、マネージャーをやっていて良かったと思う時もあれば、一人で悩みを抱え込み、落ち込んでしまう時もありました。しかし、その度に私を元気付けてくれたのは「ありがとう」という選手からの温かい一言でした。

気が付けば、選手は私達マネージャーにいつも「ありがとう」と言ってくれています。そして、いつからか選手から感謝されて当たり前だと思ってしまっている自分もいました。そんな私は、選手に「ありがとう」と心を込めて伝えたことがあるのかと、4年生になって漸く考えさせられました。マネージャーの私はどうしてもピッチに立つことが出来ません。勝つ為の環境を作ること、マネージャーにしか出来ない仕事を100%で取り組むこと等、目標達成の為にマネージャーとして全力でやらなければならないことは沢山あるのですが、どうしても最後の最後には選手の力が必要となります。選手はその力を当たり前の様に私達に貸してくれています。

怪我をしていて辛い時も、思う通りに行かなくて諦めたくなる時も、どの様な時も選手は私達が必要とするその力の為に、グラウンドに向かい、自分と向き合ってくれています。一生懸命に練習をやっていて当たり前。試合に出て、結果を出すのが当たり前だと思っていた私ですが、実はそれは当たり前ではなく、一人ひとりの汗と努力があったからこそ可能なことだということが分かりました。

「ありがとう、マネージャーの想いまで背負って戦ってくれて。時にはそのプレッシャーや責任感で、嫌になってしまう時もあると思うけど、それでもサッカーに向き合ってくれてありがとう。」と伝えたいです。そして、これからは一部昇格の為に選手とマネージャーの力を一つにして前進するのみだと思います。最高の仲間と一緒に、最後に笑って終われる様、これからもソッカー部女子への温かいご声援ご指導の程、宜しくお願い致します。

次はオンでもオフでも誰よりも大きい声でチームを奮い立たせてくれる、ソッカー部女子の看板、愛しすぎて毎日一緒に居たい同期、環境情報学部4年の渡邊紗絵にリレーのバトンを引き継ぎたいと思います。ご精読ありがとうございました。

4年 三宅由美子

2014.10.17

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。のんびりしていておっちょこちょいに見えるけれど、実は真面目で何事も一生懸命な期待の新人、文学部1年井手芙美からリレー日記を引き継ぎました、法学部法律学科4年、マネージャーの三宅由美子と申します。
10月12日(日)、2週間振りに行われた関東大学女子サッカーリーグ第7節対山梨大学は、1-1の引き分けという結果でした。それまで全勝で暫定1位だった私達は、目標を達成することはそう簡単ではないと思い知らされ、残り2試合に勝って一部昇格する為に何をすべきか、改めて考えなければならなくなりました。
なぜ勝てなかったのか、何が足りないのか、どうすれば勝てるのか。ソッカー部女子での4年間は、ひたすらその問いの繰り返しでした。小さい頃から、何かを振り返って感想や反省を書かされるのは大嫌いな私でしたが、目標を達成するには、嫌でも過ぎたことに目を向けて、考え続けなければいけないということが、今では良く分かります。
さて、私はこの夏、2か月部活動を休ませていただき、法科大学院を受験しました。そして、朝から晩まで一人で机に向かう中で、沢山のことに気付きました。自分の都合で休部していながら、部活の仲間が恋しくなる自分の弱さ。応援してくれる人達に応える為にも絶対に結果を出さなければと思う程、何も頭に入って来なくなるもどかしさ。やっぱり無理なんだ、と思うことも、何度もありました。それでも、信じてやり続けなければ何も成し遂げられないと自分に言い聞かせ、沢山の方に支えられて、無事結果を出すことが出来ました。
この経験から私が学んだことは、例え自分ではそう感じることが出来なくても、努力していれば絶対に前に進んでいるのだから、そうやって少しずつでも前に前に進み続ければ、目標に近付けるということです。「近付ける」と言ったのは、自分がゴールに近付くと共にライバルもゴールに近付いていれば、自分が望む結果を手に入れられるとは限らないからです。それが勝負というものだと思います。
それでも、そのことを信じられずに立ち止まってしまったら、ゴールには辿り着けません。そして、平坦な道の一歩より、険しい道の一歩の方が、より高みに近付ける一歩だと思います。TEAM2014のスローガンは、「まだ、いける。」です。下を向いてしまった時、どうして行くべきか分からなくなってしまった時、この言葉を掛け合って、全員で前を向くことが出来る様にと掲げたスローガン。今程この言葉が身に沁みる時はありません。
正に今、TEAM2014の真価が問われている、勝負の時だと思います。一部昇格の為に必要なことは何か。現状を見つめ直し、このチームで絶対に絶対に絶対に、一部昇格します。今まで味わって来た悔しさ、ソッカー部女子への思い、全てを込めて、あと3週間駆け抜けます。
最後のリレー日記だと思うと長々と書きたくなってしまいますが、私の思いを語るのはこの辺りにして、次は来日4年目とは思えない文才でリレー日記も大反響を呼んでいる私の相棒マネージャー、総合政策学部4年の金ジョンウンにリレー日記のバトンを引き継ぎます。ご精読ありがとうございました。

1年 井手芙美

2014.10.15

ホームページをご覧の皆様、初めまして。この度、優しく頼り甲斐のある一面を見せつつ、喋る自動販売機に話し掛けるという幼さも持つ、商学部1年の小茂鳥萌からリレー日記を受け継ぎました、文学部1年の井手芙美と申します。

私は生まれは福島県で、それからアメリカ(幼児期)、千葉(保育園)、東京(保育園)、宮城(小1・2)、東京(小3~中1)、シンガポール(中2・3)、東京(高1~今現在)と、父の仕事の関係で各地を転々としておりました。
中学受験で私立の女子校に入学し、キリスト教の学校であった為毎朝礼拝に遅れまいと、乃木坂から六本木の道のりをセーラー服で全力疾走していました。
シンガポールでは日本人学校に転入し、多民族国家の国で多文化に触れ、シンガポールの経済発展を感じながらのびのびと暮らしました。
その後、高校受験をし、都立の国立高校に入学しました。この高校での3年間はとても密で、学校行事・部活動は勿論のこと、生徒会、東北支援の同好会結成等にも挑戦し、目一杯楽しみました。しかしその分、勉強との両立に悩みました。
慶應義塾大学を受験しようと決めたのは、1月末のセンター試験後で、慶應の対策も過去問も解いたことがないのに2月15日の文学部の試験に間に合うのかと不安になりました。
いつもギリギリになってから集中して、何とかする性格は昔から変わらず、変わらない自分を恨みました。それでも、諦めずに努力した結果、無事合格することが出来ました。私はこういったことから、今度こそは“日々努力、文武両道”を為すことを胸に大学に入学しました。

新歓期のある日、教室を出たところ、2人の先輩が部活動勧誘のビラを配っていました。3年の赤羽紗里さんと平田諒子さんです。サッカーに興味があると伝えたら、明るく気さくに話し掛けて下さり、その場で連絡先を交換しました。その後、食事会や体験会を経て、ソッカー部女子の雰囲気が良く、目標に真摯に取り組む姿勢に惹かれました。
それでも体育会に入る覚悟がなく迷っていると、同じく文学部で大学からサッカーを始められた4年生の中﨑史菜さんが、「部の活動に時間は割かれるけれど、それ以外の時間は沢山ある訳だし、バイトでも勉強でも自分次第で両立出来るよ。」と諭して下さいました。私は今まで環境に甘え、自分を律することがなかった自分を変える機会だと思い、入部を決めました。

そして今、入部して5ヶ月になりますが、自分を変えるのはそう簡単にはいかないことを実感し、他にも様々なことに考え悩んでいます。しかし、悩めるのも環境に恵まれているからこそだと思います。また、素晴らしい環境でサッカーが出来ること、慶應ソッカー部女子は社会人スタッフを始めとする多くの方々に支えられていること、組織の為に話し合い貢献をしようとする経験は将来に通じるとも感じています。
小さい時から色々な環境や学校にいたことで得た経験・出会った人々のお陰で、今の私がいます。今ソッカー部女子にいるのも、サッカーを始めたのも、何かのご縁だと思います。ちょっとした出会いやご縁を大切にしながら、まず1日1日を心身共に充実させて行きたいです。

それでは、大人しそうな外見で冷静な突っ込みをし、部員を支えて下さるソッカー部女子の母、法学部法律学科4年の三宅由美子さんにリレー日記を引き継ぎます。最後までご精読ありがとうございました。

1年 小茂鳥萌

2014.10.07

リレー日記をご覧の皆様、初めまして。
この度、喋る時に動く手、走る時に揺れる腕が特徴的である理工学部2年の宮川渚さんからリレー日記を引き継ぎました、商学部1年の小茂鳥萌です。
初めてのリレー日記ということで、今回は私がソッカー部女子に入部した理由についてお話させていただきたいと思います。

私は、小学生の頃兄が所属していた近所のクラブチームでサッカーを習っていました。幼稚舎生であった私は、内部進学で中学校を考える際、女子サッカー部のある慶應義塾湘南藤沢中等部に行くか、女子サッカー部のない慶應義塾中等部に行くか、大変悩みました。しかし、家からの距離等を考え、慶應義塾中等部に進学することに決めました。
幼稚舎時代、体育の授業でバスケットボールが大好きになった為、中等部ではバスケットボール部に入部しました。高校に上がる時は、何の迷いもなく慶應義塾女子高を選びました。高校時代、もうバスケットボールは嫌だと思うことは何度もありました。それでも、最後まで続けられたのは、バスケットボール部の大切な同期のお陰だと思っています。
高校時代最後の試合を終え、大学で何をやろうと考えた時、今までの学生時代とは何か違うことをやりたいと思いました。その時真っ先に頭に浮かんだのがサッカーでした。体育会でサッカーをすることだけではなく、サークルでフットサルをすることも考えました。しかし、大学の4年間で何かを一生懸命頑張りたいと考えた時、体育会に入り、スポーツに一生懸命に取り組みたいと思いました。そう思いソッカー部女子の新入生歓迎会や練習体験会に行くと、部の雰囲気の良さや久しぶりにやったサッカーの楽しさを体感することが出来ました。また、ソッカー部なら高校時代の様な掛け替えのない仲間が出来ると思い、入部を決意しました。

入部して半年が過ぎ関東大学リーグも前半を終え残り3試合となりました。自分に出来ることに精一杯取り組み一部昇格という目標を達成し、最後は全員で笑える様に努めて参りたいと思います。今後共、ご声援の程宜しくお願い致します。

それでは、入部してすぐにフェンスを超える程のキック力を発揮した、駄洒落を作ることが趣味の文学部1年井手芙美にリレー日記を引継ぎます。
拙い文章となってしまいましたが、最後までご精読ありがとうございました。

2年 宮川渚

2014.10.02

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。今回、色白ふんわり系な見た目からは想像出来ない程誰よりもサバサバしていて、私と走り方を始め何かと似ていると言われる、同じ成城学園出身の後輩である経済学部1年谷山葵からリレー日記を引き継ぎました、理工学部2年の宮川渚と申します。

突然ですが、皆様は“笑う門には福来る”という諺を信じますか?
私は脳科学についての本を読んだことがありますが、笑うことによってドーパミンという報酬系の神経物質が分泌されて幸福感を得られることは証明されています。つまり、楽しくなくても笑顔になれば、幸せを感じることが出来るのです。また、誰かが笑っていたら自分もつられて笑ってしまったということは誰もが一度は経験したことがあると思います。これも科学的に証明されていて、人を笑わせる為にはどんなに面白いギャグを見せるより、周りの人が笑っていることの方が効果的なのです。また、ドルフィンという鎮痛作用のある神経物質が分泌されることによって病気の治療にも応用され始めています。つまり、簡単に言えば笑顔でいることは自分も周りも幸せになれ、良いことばかりなのです。

では逆に、“泣くこと”はどうなのでしょう?涙にも感動の涙、嬉し涙、悲し涙、悔し涙等、色々な種類があると思います。実は最近、これら全ての涙が脳のストレスを解消出来るということが注目されています。確かに、泣いた後はすっきりして、悲しみから気持ちを切り替えることも出来ると思います。
私はどちらかというと“泣き虫”です。昔から部活動では勿論のこと、学校行事等で熱くなると感極まって泣いてしまうことが多くありました。しかし、同じくらい全力を注いでいるはずの勉強や恋愛が原因で泣くことは少なく、特にサッカーに関わること(殆どが悔しい時)で泣いてしまうことが多いということに気付きました。ふと“何故サッカーのことになるとこんなに泣いてしまうのだろう?”と考えた時に、それだけサッカーが好きなのだと思いました。更に今はこのソッカー部女子というチームが大好きで、だからこそどんなに泣きたいことがあっても、もっともっと頑張りたいと思えますし、部員といるといつも笑っていて幸せな気持ちになれます。人生のうちで本気でサッカーに向き合えるのは後2年半しかないということを常に忘れずに小さな努力を積み重ねることを惜しまず、笑顔と涙で強くなって行きたいと思います。

さて、私達は関東大学リーグ前期を全勝で終えることが出来ました。しかし、私達はまだ何も成し遂げていません。今週は昨年敗北を喫した立川フットボールクラブとの東京都リーグが控えております。最高のチームだからこそ結果に拘り、一部昇格に向け一試合一試合チーム全員で成長して行き、大好きな4年生と笑顔で目標達成出来る様に、残りの限られた一日一日を大切に精進して参ります。

それでは、いつも元気一杯で、持ち前の体力とセンスを活かしボランチとして急成長中の幼稚舎出身・生粋の慶應ガールである、商学部1年の小茂鳥萌にリレー日記のバトンを引き継ぎたいと思います。拙い文章でしたが、最後までご精読ありがとうございました。