リレー日記
3年 宮田あずさ
2015.04.23
ホームページをご覧の皆様、こんにちは。今年度学生トレーナーを務めさせていただきます、環境情報学部3年の宮田あずさと申します。
下田グラウンド横の緑道も、綺麗な桜から緑一杯の清々しい葉に変わり、私達も新学年・新学期を迎えました。今年度、創部史上初めて関東女子サッカーリーグでの闘いの切符を手にした私達ソッカー部女子は初戦を白星でスタートするも、第2節は国士舘大学に0対1で敗戦となりました。これから私達にはまだまだ高い壁が立ちはだかっていますが、一つひとつの経験をしっかりと積み上げて、ソッカー部女子の歴史を刻んで行ける様に、私自身も一選手として、そして学生トレーナーとしてチームに貢献して参りたいと思います。
さて、私が今回ご紹介するのは、皆様にあまり知られていない、湘南藤沢キャンパス(以下SFC)での授業についてです。
まず始めにSFCを簡単に紹介させていただきます。SFCは主に総合政策学部と環境情報学部という2つの学部から成り立っており、建築からプログラミング、言語等様々な学問を幅広く学ぶことが出来るという魅力あるキャンパスです。現在ソッカー部女子でも半数近くを占める14人の選手が在籍しております。
SFCでの学びは、今までサッカー中心の学生生活を送って来た私にとって、様々な分野で活躍している学生や教授と関わることの出来る出会いの場であり、新たな学びを得る成長の場でもあります。そんな中、今学期の授業で心を動かされる言葉に沢山出会いました。その授業は、2コマの授業を2ヶ月間という短期間で行うグループ研究です。これまでにない全く新しいものを生み出す時や未知なる領域の問題を解決しようとする時に、課題に対してどのような向き合い方があるのか、という人の考えや行動のパターンを生み出し、自らの状況や問題に対して取捨選択し、それを解決へと導くプロセスを考える授業です。
その中で私が目を留めた言葉は、「意味のある混沌」という言葉です。様々なことに取り組む時、人は計画性や効率性を重視し、早くその状況から抜け出そうと妥協しがちです。しかし、それでは大きな飛躍は得られません。行き詰まった混沌とした状態を、新しい道が開くチャンスだと捉えて、そこに留まって考えることこそが重要であるということをこの言葉は表しています。そうすることにより、何を為すべきか分からない状況こそが全く新しい道を開くことが出来るチャンスであると捉えることが出来るのです。何かをする中で人それぞれ感じ方や考え方は異なります。そこで、一人ひとりが固定概念を払拭し、そのことに対して様々な角度から向き合う、そんな考え方を出来るかどうかが重要なのだと私は感じました。その課題をその場で解決させることが重要なのではなく、その課題をより良い結果に結び付ける為にと考えることこそが大切なのです。だからこそ、失敗を恐れるのではなく、「失敗は成功の元」という言葉がある様に、例え躓いても下を向くことなくその事実と真摯に向き合って考えることこそが、次へのステップアップの第一歩となります。
考え方一つで人は大きく変わることが出来、またその考え方を如何に多く自分のパターンとして持つかということが大切です。これから目標に向けてチームもより一丸となって行かなければなりません。だからこそ、どんなに躓くことがあっても自分の解決パターンを生かして問題に取り組むことが、失敗や敗北を次の成功や勝利、そして目標達成というゴールへと導く鍵となるのです。
私の好きな言葉「good loser(良き敗者)」。時には負けることもあると思います。しかし、負けた経験を無駄にせずに、一つひとつの課題へと立ち向かい、大きな飛躍へと繋げる一年にしたいと思います。
今後共ご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。
4年 田畑加穂梨
2015.04.15
ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
今年度主務を務めさせていただいております、法学部政治学科4年の田畑加穂梨と申します。
TEAM2015が始動致しましてから、約2か月が過ぎ、時の流れの速さを痛感すると共に、大学生として、そしてソッカー部女子の一員として過ごせる残りの日々を数え始める様になりました。
早慶定期戦まであと3か月。
大学リーグまであと5か月。
インカレまであと9か月。
刻一刻と迫る時間に焦りを感じながらも、今自分自身が出来る全てを尽くし、一日一日を大切に過ごして参りたいと改めて感じます。
さて、今回はこのソッカー部女子が稼働し続ける為に、いつも私達をサポートし続けているマネージャー2人についてお話させていただきたいと思います。4年生となり、また主務となり、2人には誰よりも多く助けられており、感謝することばかりです。
ソッカー部女子のマネージャーはドラマや映画の世界の様に、水を汲んだり、試合の記録を取って黄色い声援を選手に送るだけの仕事ではありません。勿論それらを行うこともありますが、彼女らはそれよりも10倍も20倍もの仕事をこなし、チームをサポートしております。試合運営から合宿・遠征の準備、HPの管理や多方面への書類提出等、ここでは言い表せない程沢山の仕事を行っております。彼女らの仕事は表に見えるものではない為、殆どの人は彼女らのやっていることの多くを知りませんが、彼女らはこのチームにとって必要不可欠な存在です。
常に冷静に物事を判断し、全ての仕事を素早く完璧にこなす3年の佐藤真依。特に本年度では運営陣の中では一番長く運営に携わっている為、多くのことを発信し、チームの為に何が必要かを常に考え行動してくれます。客観的にチームを見るだけでなく、自分自身ともきちんと向き合い、部の中で恐らく最も精神年齢が高いお姉さんの様な存在です。また、時に見せる弾ける笑顔はとても可愛らしく、試合や練習の際の声掛けには多くの選手が励まされております。
誰もが認める可愛らしさとは裏腹に、時に発する毒舌が核心をついていて心に刺さる石川県出身の3年の森千紘。途中入部とは思えない程素早く部に溶け込んだだけでなく、マネージャーとしての仕事に対して積極的に取り組んでくれています。常に何か出来ないかと考え行動し、与えられた仕事以上に自ら手を差し伸べ、仕事を請け負ってくれます。仕事のみならず選手の心を掴み、相談に乗ってくれる等、私含め多くの部員の心を癒し、包み込んでくれる存在です。
運営陣は仕事を行うに当たって自分自身を犠牲にすることが多々あります。睡眠時間が確保出来ない日々が続いたり、予定を急遽キャンセルしなくてはならなかったり、一日10時間以上もパソコンと向き合ったり。そんな時にふと、「私は何をしているのだろう」と思ってしまうことも正直あると思います。逃げ出したくなる時も、放置したくなる時もあります。それでも「チームの為に」「目標達成の為に」そう思っていつも仕事を行ってくれています。
例えピッチに立つことの出来ない2人かもしれませんが、彼女らの存在なしには私達選手はピッチに立つことさえ出来ません。マネージャーの2人にも「チームの為に」と思ってもらえる様なチームであり続ける為に、私達選手一同は日頃の感謝の気持ちをピッチの上で体現することが何よりも大切だと私は思います。そして最大目標である「インカレ出場」という結果を2人にプレゼントすることが一番の恩返しだと思います。その想いを胸に、私自身一選手として日々の練習から常に100%でプレーし、ピッチの上でチームに貢献して参りたいと存じます。
先週末、第21回関東女子サッカー二部リーグ、そして関東Liga Student 2015が遂に開幕致しました。今シーズンは各リーグで多くの試合が組まれており、殆ど毎週試合が行われます。ただこなすだけでなく、一試合一試合で個人としてもチームとしても成長し、大学リーグ、そしてインカレへと繋げて参りたいと存じます。今後共変わらぬご支援ご声援の程、宜しくお願い申し上げます。
最後までご精読ありがとうございました。
3年 栃木栞
2015.04.09
ホームページをご覧の皆様、こんにちは。本年度、副務を務めさせていただくことになりました、環境情報学部新3年の栃木栞と申します。
今回は、私の好きな言葉について書かせていただきたいと思います。ホームページのメンバー紹介にも書かせていただきましたが、私の好きな言葉は「おかえり」です。
私の両親は共働きでした。小さかった頃、学校帰りは毎日学童で夜遅くまで過ごしてから家に帰るという日々でした。帰ったら家に誰かが居て、「おかえり」と言ってくれることは殆どありませんでした。たまに遊びに行く友達の家で、お母さんが「おかえり」と言っていたのがとても羨ましかったのを覚えています。学校から家に帰って「ただいま!」と叫び、お母さんに「おかえり」と言われ、ランドセルを投げ置いてそのまま外に遊びに駆けて行く様な、よくある小学生をやってみたかったと今でも思っています。
中学生になり、サッカーの練習で帰りが23時を過ぎる日々が続きました。それでもある日、仕事で疲れているはずの母が家で夕食を作って待っていてくれて「おかえり」と言ってくれました。私が「おかえり」が大好きになった瞬間でした。「おかえり」と言われるだけで、とてつもなく心が温かくなります。私を待ってくれている人がいる、帰って来る場所がある、と感じることが出来、とても幸せな気持ちになりました。
大学生になってからは一人暮らしをしているので、家に帰っても必ず一人です。誰にも「おかえり」と言ってもらえません。ご飯も待っていません。すごく寂しいのが正直です。
しかし、先日オランダ遠征から帰って来た時に「おかえり」と言ってくれた人が沢山いました。待っていてくれた人がいる、自分の居場所がある、帰って来るべき場所がある。久しぶりの「おかえり」が心の底から嬉しくて、涙が出ました。
温かい人達に囲まれたソッカー部女子は、現部員にとっても、これまでソッカー部女子を築き上げて下さった先輩方にとっても、帰って来たくなる様な場所だと信じています。この部の温かさをいつまでも守り続けられる様、副務として努めて参ります。
4月11日(土)には関東Liga Student 2015が開幕致します。そして、4月12日(日)には関東女子サッカー二部リーグも開幕致します。本年度、良いスタートが切れる様、部員一丸となり精進して参ります。今後共、変わらぬご指導ご声援の程、宜しくお願い致します。
- 「頑張る理由」(4年清水菜緒)
- 『サッカーは人生の縮図』(4年小川愛)
- 『原動力』(3年藤田椰也子)
- 『同期』(4年山本華乃)
- 『エンジョイフットボール』(4年佐藤幸恵)
- 『ソッカー部女子へのすすめ2』(4年熊谷明奈)
- 『最後の最後まで』(3年中井里衣子)
- 『人生へのワクワク』(4年内藤孝穂)
- 『思い込み』(2年ブラフフェイ)
- 『愛を伝えたいだとか』(2年髙橋佳里)
- 『言葉選び』(2年秦野くるみ)
- 『今だからこそ』(3年高月彩香)
- 『夢と選択と挑戦』(2年行德のえ)
- 『選択』(1年深澤菜月)
- 『リスタート』(1年佐藤真智)
- 『サッカーを通して得た経験』(1年及川莉子)
- 『楽しくて仕方ないから』 (1年野田明日香)
- 『初心を忘れない』(1年福岡愛実)
- 『ありがとう』(4年工藤真子)
- 『多謝』(4年勝木日南子)
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