リレー日記

4年 梅原那奈

2015.10.28

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。「さすが。」と思わされる、文才に溢れたリレー日記で反響を集めている文学部4年平田諒子よりバトンを引き継ぎました、環境情報学部4年の梅原那奈と申します。今回、残念ながら諒子の様な秀逸な文章をお届けすることは出来ないかもしれませんが、今の想いを自分なりに精一杯綴らせていただきます。

現在大接戦中の第29回関東大学女子サッカー一部リーグですが、残すところあと1試合となりました。「インカレ出場」という目標を掲げ、TEAM2015が始動してから早いもので8ヶ月が経ち、大学リーグ怒涛の8戦を終え、現在2勝4敗2分けの暫定第6位。ここまでを振り返ってみると、ギリギリの戦いで力及ばず惜敗した試合、あと一歩のところで引き分けに終わった試合、格上相手に初勝利を掴み取った試合、後がない窮地の中で白星を勝ち取った試合等、様々な戦いがありました。そのどれもが一部リーグの厳しさを痛感するものばかりで、簡単な試合は1試合もありませんでした。失点を許し1点を追い掛ける展開や先制点を奪っても相手に主導権を握られる状況下での試合が多くあり、辛さと苦しさが殆どでしたが、その一戦一戦が私達を成長させてくれた様に思います。

そんな8戦を、私はある時はスタンドで応援し、またある時はベンチで見守り、そしてある時はピッチで体感して来ました。前期シーズンに負った怪我により、この3つの場所で大学リーグを経験することとなりましたが、この経験を通してチームメイトの様々な想いや行動を知りました。試合に出られず悔しい思いをしているサブの選手。練習後遅くまで部荷物の確認をしてくれている下級生。部に莫大な時間を費やしてくれている運営陣。人一倍の責任感を持って、ピッチで戦う選手達。私が知っているのはほんの一部ではあるかもしれませんが、部員一人ひとりが時に不安や葛藤、悩みや悔しさを抱えながら、自分と向き合いながら過ごして来た開幕からの2ヶ月間を見て来ました。

それでも、現在チームが沈むことなく、「インカレ出場」権を争える位置に居ることが出来ているのは、全員が「勝つ為に」ということを常に念頭に置き、それぞれの立場で「チームの為に」行動して来たからだと私は思っています。そして今思うことは、そんな皆に感謝したいということと、この仲間と何としてもインカレに行きたいということです。自分のサッカー人生を振り返っても比較的マイペースで欲のない私がここまで強い想いを持つのは初めてかもしれません。しかし、これだけ一人ひとりがチームのことを考えて考えて、行動しているチームは他にないと思うのです。だからこそ勝ちたいし、皆と最高の瞬間を味わいたい。今はただただそう思います。

そしてもう一つ。自分が心からインカレに行きたいと思う理由の一つに、応援してくれる方々の存在があります。それは試合を観に会場に足を運んで下さり、敵地をホームの様な環境にして下さる方々は勿論のこと、いつもあらゆる場面で支えて下さっているOBの皆様、そして、この大学リーグ一部の舞台で勝利することが出来なかった、インカレ出場を叶えられなかったOGの皆様の存在です。いつも試合を観に来て下さったり、激励の言葉を掛けて下さったりする、その様な存在があることの心強さをソッカー部に入ってからより強く感じる様になりました。同時に、「インカレ出場」という目標にはそういった様々な方々の想いが込められており、自分の為だけにサッカーをしている訳ではないということをこの4年間でひしひしと感じて来ました。だからこそ、その様な方々と共に、目標を達成する喜びを味わいたいと思っています。

いよいよ迎える最終節、順天堂大学戦。昨年度、私達が一部昇格を決めた際に対戦した思い出深い相手でもあり、今リーグでもインカレ出場権を争い続けて来た絶対に負けられない相手です。試合が終わった時、自分達が心からやり切った、戦い切ったとそう思える様に、そして「インカレ出場」を掴み取り全員で笑うことが出来る様に、最善の準備をして参ります。集中応援日となっておりますので、少しでも多くの方に下田グラウンドに足をお運びいただけましたら幸いです。皆様の熱いご声援を宜しくお願い致します。

以上、最後までご精読ありがとうございました。

4年 平田諒子

2015.10.22

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。独特のお笑いセンスで部員の笑顔を誘う、現在絶賛リハビリ中の隠れフィジカルモンスター、入部理由は「諒子さんが面白かったから。」の理工学部2年斉藤宇乃からバトンを引き継ぎました、背番号18、好きな食べ物は「明太子」、斉藤宇乃の入部理由になりました、文学部4年の平田諒子です。

さて、このリレー日記を執筆することに対する情熱は部内一だと自負しております私がリレー日記を担当するのも今回が最後になりそうです。少々長くなってしまうことが十二分に予想されますが、私の人生最後のリレー日記にお付き合いいただけると幸いです。

「皆さんは<信念>という言葉にどの様なイメージを抱きますか。
 信念を持って〜する、信念を貫く…?
 何だか少しスピリチュアルな世界、その様なイメージを抱く人もいるでしょう。
 しかし、本当は違います。

 <信念>とは、【知の極み】なのです。

 信念を持って〜する、信念を貫いて〜をする、
 この様に信念があっての行動ではなく、
 行動を起こす為に、考えて考えて考えて考えて…考えた先に信念というのは生まれるのです。
 考えて考えて考えて考えて…考え抜いた人だけ信念を持つことが出来る。
 <信念>とは正に、【知の極み】なのです。」

これはつい数ヶ月前、私が怒濤の就職活動を無事に終え、内定者懇親会に参加した際に、ある社員の方が私達内定者に向けて送って下さったメッセージです。そして、その方は次の様に続けました。

「ここに居る皆さんが、考えて考えて…考えた結果、ここに居ることを私は知っています。
 だからこそ、君達は信念を持って仕事に取り組むことが出来る。そう信じています。
 会社に入ると、勿論楽しいことややり甲斐もありますが、95%が辛いことや苦しいことかもしれません。
 不安も沢山あると思います。その不安を抱えたままで構いません。
 自信を持って、その信念を持って、入社して来て下さい。
 君達には、ここに居る仲間がいます。信じて付いて来て下さい。
 何かあれば、私達が何とかします。」

私はこの就職活動を通して本当に多くのことを考えました。自分自身がどの様な環境で何を感じどう成長して来たのか、なりたい自分になる為に自分自身が選ぶべき道は何なのか、22年間の人生を振り返り、そして今後数十年のことを必死になって考えました。そして考えて考えて…考えた結果、気が付いたことがあります。これまでの私の人生、やはり「サッカー」なしでは語れないということです。就職活動を通してこれまでを、そしてこれからを考えて考えて…考えたこと以上に、この十数年のサッカー人生の中で私自身が考えて考えて…考えて来たことの量、時間は計り知れないものがありました。楽しいことも嬉しいことも勿論沢山ありました。忘れられない歓喜の瞬間を経験したこともあります。その分、悩みに悩んで、もがいて、苦しんで、悔しい想いも沢山しました。誰も居ない所で大声を上げて涙を流したこともあります。特にこのソッカー部女子での4年間は、今までとは大きく環境も変わり、考える量も悩む量も増えました。“大好きなサッカー”が“ほんの少しだけ好きなサッカー”になりかけた時もあります。「もう良いかな。」と諦めかけた時もありました。それでもやはりサッカーが大好きで、「まだ良くない。」自分が居て、諦めず、投げ出さず、今日まで続けて来ることが出来ました。考えて考えて考えて考えて…考えて来たからこそ生まれた、サッカーに対する<信念>があります。泣いても笑っても、私のサッカー人生は残り僅かです。自信と、誇りと、感謝と、そして信念を持って、残りのサッカー人生を全うしたいと強く思っています。

遂に、大学リーグも残り2節となりました。「インカレ出場」という目標を達成するかしないか、全てはこの2試合に懸かっています。私達には他のチームに負けない、強い<信念>があります。TEAM2015の部員、スタッフ全員が一人ひとりそれぞれの立場で、今シーズンの目標である「インカレ出場」の為に、考えて考えて考えて考えて…考えてそして行動して参りました。不安がないと言えば嘘になります。想像以上の不安を全員が抱えています。それでも私達には「インカレ出場」という目標に向かう為の強い<信念>があります。このことに自信を持って、ラスト2戦を全員で戦い、必ず「インカレ出場」の切符を手に入れたいと思います。

「1、2、3年生の皆。健全な自信と、強い信念を持って、今こそ“ここから”、全員で『インカレ出場』という高い目標に挑戦しよう。信じて付いて来て下さい。私達4年生が何とかします。」

今シーズンも残り僅かです。「インカレ出場」という目標を達成し、全員で笑ってシーズンを終えることが出来る様、精一杯努力して参ります。皆様の応援がいつも私達の力になっています。今後共変わらぬ熱いご声援の程、どうぞ宜しくお願い致します。

以上、予想通りのとても長い文章になってしまいましたが、最後までお付き合いいただき心より感謝申し上げます。ご精読ありがとうございました。

2年 斉藤宇乃

2015.10.15

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。一見怖いけれどとても優しく面白く、私が人として尊敬している環境情報学部3年下山田志帆よりリレー日記を引き継ぎました、理工学部2年の斉藤宇乃です。気温が安定しない日々が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今回のリレー日記では私の同期、2年生についてお話させていただきます。私達2年生は大学からサッカーを始めた選手が多く、その分入部当初は皆どんどん上達して行き、先輩方も沢山褒めて下さいました。とは言え先輩方とのレベルの差は歴然で、一緒に練習をすると自分達が練習の質を下げてしまっているのではないかとマイナス思考になってしまうこともありました。そして、自分達は出来ないことが沢山あるのだということを、どんどん実感していく様になりました。“出来ない”が当たり前になって来てしまった夏頃に、監督から「もうお客さんじゃないんだ君達は。」という言葉を掛けられました。その時私達は、これまで“初心者”という立場に甘えていたということを自覚しました。

2年生は私を含め8名いるのですが、その内5名が今年度は東京大学ア式蹴球部女子として、関東大学女子サッカー三部リーグの舞台で戦っています。合同チームの為、二部昇格はありませんが、昇格圏内の3位以内を目標としています。私は慶應義塾大学の一員として戦っているのですが、その5名は試合当日は勿論、試合前の練習等は東大の練習に参加するので、今までは毎日の様に一緒にいた同期とは必然と会う回数が減っていて寂しい気持ちもあります。しかし東大へ行くと決めた5名に私はとても賛成していて、応援しています。私は多少同期よりもサッカー経験があるのですが、ソッカー部生活も2年目になった彼女達を見ていると、昨年度とは違い、あまり上達が実感出来なくなっているのかなと感じることがあります。その為、東大で戦っていても結果を求めすぎてしまい、各々が思う様な結果が出せず悩んでいる様に見えます。結果だけが上達の証ではないと私は思うので、東大へ行くことで“出来る”ことを増やして帰って来てくれることを望んでいます。そして最近は、ぶち当たった壁を打破しようとし、サッカーを上達させているという今までにはなかった同期の姿を見ることが出来る様になりました。その様な同期を見ていると、私も頑張らなくてはといつも元気付けられます。今私は怪我をしているので、なるべく早く復帰し、レベルアップした同期とサッカー出来ることを楽しみにしています。

さて、残り3節となりました大学リーグですが、現在第7位と目標の「インカレ出場」圏内にいます。東大も現在三部で5位と、次節以降の結果次第で3位以内に入れる可能性はあります。両者目標を達成し、大学リーグを笑顔で終われる様に最後まで諦めず戦い抜きたいと思います。特に、慶應の第8節対筑波大学戦、そして最終節対順天堂大学戦の2試合は、ホームである下田グラウンドで行われます。是非現地までお越しいただき、熱いご声援の程、宜しくお願い致します。
最後までご精読ありがとうございました。

3年 下山田志帆

2015.10.07

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。育ちの良さで育んだ心の綺麗さが、目や笑顔、その全てから滲み出る超純粋系女子、小茂鳥萌からバトンを引き継ぎました、環境情報学部3年の下山田志帆です。練習終わりには半袖のシャツが汗で絞れる様な猛暑もあっという間に過ぎ去り、長袖の上にオランダ遠征で購入したお気に入りのアヤックスジャケットを羽織って練習に行く、肌寒い秋がやって来ました。この季節の変わり目を皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回は自身3回目のリレー日記ということもあり、私のソッカー部生活を話すには欠かせない、「寮生」についてお話させていただきます。現在ソッカー部女子は、6名の選手が寮で暮らしています。皆、親元を離れ、部屋は区切られていると言えども寮という枠組みで半同棲生活を送っており、どのチームメイトよりも長い時間を共に過ごしています。凄い寝癖がついたことを起きてすぐに報告したり、実家から届いたボクシング用具一式でスパーリングし合ったり、夜中にふと見たくなった映画の鑑賞会をしたり、その様な些細で楽しい時間を沢山共有出来ることが、寮生であることの幸せです。入学当初、アパートを借りて一人暮らしをするか寮に住むかで悩んでいたのですが、今となっては心の底から寮生で良かったと思っています。
 
そんな家族の様な存在である寮生5人を、今回は寮での実態を踏まえて紹介させていただきたいと思います。1年生のニューフェイス、志鎌奈津美は常に部屋で寝ています。寮で見かける時は大体寝起きの様な顔と、やる気のないジャージ姿です。寮生で活動する際は、一番の年下ということもあり、やっと後輩が入って来て意気揚々としている野村智美にこき使われています。2年生、野村智美は寮内のCIAです。女子のみならず男子に至るまで、寮内の全情報は彼女の手の内にあるといっても過言ではありません。1年生の頃に築き上げたいじられキャラと志鎌の登場によるお姉さんキャラが混在してしまい、現在、寮生内でのキャラ作りに困惑している様です。3年生、岡野史恵も今年から寮に入ったニューフェイスです。彼女の部屋は常に誰かが訪れており、毎日笑い声で溢れています。お風呂場から部屋が近いのを良いことに、最小限の衣類のまま、一瞬でお風呂場と部屋を移動する奇行だけはどうにかして欲しいと思っています。3年生、堀井美月は寮で一番部屋が綺麗です。汚い服で部屋に入ろうものなら物凄い顔で睨まれ、常備されている簡易式掃除セットですぐに歩いた部分を掃除されます。彼女とは3年間寮生として一緒に過ごして来ましたが、何だかんだ様々な部分で助けられています。

そして寮生を語る上で欠かせないのが4年生、二宮早紀です。基本的に静かに暮らしており(部屋にいることが少ないのかもしれませんが)、寮生4年目の貫禄を武器に寮内を統率している私達のボスです。早紀さんは、毎日ガヤガヤうるさい私達5人の後輩寮生を、文句を言いながらも可愛がってくれています。私個人としては、3年間一緒に暮らして来た先輩ということもあり、一緒にいて一番楽で安心出来る先輩です。何でもかんでも思ったことは言ってしまう私ですが、私が言ったことを本気で受け止め、本気で言い返してくれる数少ない選手の1人であることも、私が早紀さんを大好きな理由の1つです。あと数ヶ月で早紀さんが寮から居なくなることを考えると、今から悲しい気持ちになってしまいます。(このことを本人に直接伝えると全く信じてくれないのもまた悲しいです。)

早紀さんのみならず、4年生と過ごす時間のリミットは刻々と近付いています。この限られた時間の中で、まずは大学リーグで勝利を積み重ね、「インカレ出場」を果たすこと。4年生最後の引退試合をインカレの舞台にすること。そして、早紀さん退寮の日には寮と共に過ごした4年間のソッカー部生活に、少しも悔いがなかったと思わせてあげられる様にすること。これらの思いを胸に抱き、1日1日を大切に積み重ねて行きたいと思います。10月10日(土)には第29回関東大学女子サッカー一部リーグ第6節対関東学園大学戦がアウェイの地で行われます。今年の目標である「インカレ出場」を懸けた大一番、勝ち点3を必ず捥ぎ取り、次節に繋げます。皆様の熱いご声援を宜しくお願い致します。以上、長い文章となってしまいましたが、私のリレー日記を終了とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。