リレー日記

1年 松木里緒

2016.11.24

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。
住んでいる寮も一緒、縦割り班も一緒、サッカーになると熱くて格好良い、オフでは小さな水色の自転車に乗りお茶目な一面を見せる4年下山田志帆からバトンを引き継ぎました、環境情報学部1年の松木里緒です。

さて、11月20日(日)にインカレ出場を懸けた第30回関東大学女子サッカー1部リーグの最終節が終わりました。私達は1勝5敗3分、10チーム中第9位という結果でした。最終節の東洋戦は、勝利することでインカレ出場権獲得に大きな一歩を踏み出せる一戦でしたが、反撃には及ばず1-1の引き分け。1点の重みを強く感じた試合でした。試合終了のホイッスルが鳴った後、走り切って立ち上がれない4年生、泣き崩れている4年生を見て、4年生とこのTEAM2016でインカレに行けない、今まで全員でイメージしていたものが全て崩れ落ちたという気がしました。

今回私にとって2回目のリレー日記であり、このタイミングということで4年生への想いを書かせていただきます。私にとって4年生の存在は偉大です。ピッチの中では誰が見ても鉄壁のDFで最後の最後まで身体を投げ出してでも慶應ゴールを死守してくれる4年生。ピッチ外では試合に出られなくても人一倍声を出してチームの勝利に貢献しようとする4年生。ベンチではチームの勝利を1番に願い、見えない仕事を沢山してくれている4年生。これぞ慶應のサッカー、慶應という集団、というものを4年生が体現してくれています。私は高校で自分よりも上手い選手が沢山居る、非常に高いレベルの中で3年間過ごして来ました。そこにはサッカー初心者は居なく、今置かれている慶應の環境とは全く違いました。私が慶應に入ってからサッカー面で1番強く感じること、それは、慶應は全員が頑張るチームだということです。ミーティングを重ねて自分達の目標に全員が同じベクトルを向ける。試合に出られない選手は出る選手の為に一生懸命サポートをする。試合に出る選手はピッチの上で身体を張って最後まで走り切る。そしてその先に勝利があった時の全員の一体感。この感覚が私にとって「慶應って良いな」、「やっぱりサッカーって良いな」と思う、最高な瞬間です。先日の東洋戦も、勝ってインカレ出場権を掴み取りたかった。今まで4年生を中心に沢山の準備をして来て、全員が「勝つんだ」という強い気持ちで望みましたが、あと一歩勝てない。やはりまだ何かが足りないのだと思います。

今シーズン、全員で決めた「Smile」というスローガン。振り返ってみるとなかなか全員で「Smile」になれる機会というのは少なかった様に思います。 私個人としてもなかなか結果を出せず苦しい時期が多かったです。しかし、下田グラウンドでの第22回関東女子サッカー1部リーグ初勝利や、第7回関東大学女子サッカーBlossom League、関東Liga Student 2016での勝利の際には、大きな大きな笑顔の花が咲いていました。部の歴史上、最も高い舞台の中で、チームがなかなか勝利出来ずその中で沢山もがき苦しんでいた4年生。今年、インカレには出場出来なかったものの、4年生と闘える試合がまだ残っています。そして私達1~3年生が来年闘う舞台が決まる12月11日(日)の筑波大学との入れ替え戦。絶対に負ける訳には行きません。ここから3週間、全力で闘います。4年生には笑顔が1番。最後に4年生と一緒に喜び合える様に、全員が飛びっ切りの「Smile」で今シーズンを締め括ることが出来る様に、私がチームを勝利へと導きます。

拙い文章ではありましたが、最後までご精読ありがとうございました。

4年 下山田志帆

2016.11.17

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。基本的にお互いに関心がなく、一緒に電車に乗っても端の席を求めてバラバラに座る同期、堀井美月からバトンを引き継ぎました、環境情報学部4年の下山田志帆です。この様に書くと仲が悪いかの様ですが、安心して下さい。サッカーの相性は結構良いので。(私が一方的に思っているだけかもしれませんが。)

2013年3月。ソッカー部女子の練習に初めて参加した日のことを今でも鮮明に覚えています。当時新3年生だった中﨑史菜さん。私は史菜さんと同じチームでポゼッションをしていました。史菜さんに向かって顔の高さくらいの浮き球のパスが出された時、史菜さんがトラップの手段として選んだのは“手”でした。まるでバスケットボールでもしているかの様な、自然過ぎるハンド。その瞬間、とんでもないチームに入ってしまったと思いました。

高校まで軍隊の様なチームでサバイバルな環境に身を置いて来た私は、このチームでサッカーに本気になれる瞬間は来るのか、この仲間達とサッカーが楽しいと思う瞬間は来るのか、あまりのレベルと環境の差に本気で悩み、サッカーが楽しくないと思う時期が続きました。

そうして悩み続けていた時期を経て早4年。私にとって最後の大学リーグがもう終わろうとしています。先日行われた大学リーグ第8節神奈川大学戦。0-1のスコアで試合終了の笛が鳴った時、今までで1番強く“引退”を意識しました。最初こそ、とんでもないと思っていたチームだけれど、辞めたくなるくらいサッカーが楽しくないと思っていたチームだけれど、引退がすぐ間際まで近付いた時、まだまだこのチームで本気で試合がしたいと、1月に西が丘でインカレが行われるその時まで皆と一緒に居たいと、心から思う自分がいました。あんなに悩んでいた私がそう思えるくらいに、今、目の前のサッカーに本気になれているのは、ソッカー部女子だったからこそ気付くことの出来る本当のサッカーの楽しさを、先輩方に同期に後輩にそしてスタッフの方々に、この4年間で教えてもらったからだと思います。

私が1年生だった頃、大粗相をしました。未熟過ぎるが故の粗相でした。その時、主務だった須藤なぎささんに「私が何でこんなに怒っているか分かるか」と尋ねられ、返答に詰まった私に投げかけられた一言を、今でも忘れません。「その試合に向けて全てを懸けて準備してくれた人達の努力を、しもが全部台なしにしたんだよ」と。
私が2年生だった頃、衝撃のハンドを繰り出したあの史菜さんは、チーム1のファイターになっていました。サッカーこそ上手ではなかったけれど、誰よりも走り、誰よりも笑顔で、誰よりも謙虚に頑張っていました。そんな史菜さんが4年間で目標としていた大学リーグで点を取るという目標を、大学リーグラスト2戦という中で成し遂げた瞬間を忘れることはないでしょう。バーに当たり目の前に奇跡的に落ちて来たボールを押し込んだ、泥臭い史菜さんらしいゴール。あの瞬間は鳥肌ものでした。
私が3年生だった頃、ソッカー部女子史上、初めてのインカレの舞台で、FWとしてピッチに立っていたのは同期宮川渚でした。彼女は、チーム1の泣き虫でチーム1の努力家です。1・2年の時こそ試合に出場出来ず、出来たとしてもチャンスを掴み切れず、試合が終わる度に悔し涙を流していました。それでも彼女は、泣いた後には必ずボールネットを片手にグラウンドに現れ、シュートを打っていました。その努力の積み重ねが確実に、皆の頑張りへと繋がり、チームの強さへと繋がり、最終的にインカレ出場そしてインカレでの自分自身のスタメン奪取として、結果に繋がったと私は確信しています。

1つの試合に関わる全ての人の努力や想いを知ることが、ピッチで闘う責任を背負うことであり、1番の原動力になるということ。自分以外の誰かがピッチで喜んでいる姿が、自分のこと以上に嬉しいということ。サッカーの上手い下手ではなく、頑張っている姿が、その過程が、チームを強くするということ。ここには書き切れない程多くのことを、今までのサッカー人生では得られることのなかったサッカーの楽しさを、ソッカー部女子に教えてもらいました。この4年間、とんだ“クソ野郎”だった私を見捨てずに教え説いて下さった先輩方・同期・後輩そしてスタッフの方々には本当に感謝しかありません。

2016年11月20日(日)。下田で行われる大学リーグ最終節で、私達4年生の最後の年がどうなるかが決まります。慶應を含め現時点で第6位以下のチームは、いずれも後がない状況です。もう、ここまで来たら、この追い込まれた試合を本気で楽しむことが出来たチームがインカレに行くことが出来ると私は思っています。入部当初は大学リーグ2部に所属し、インカレに行くことは夢のまた夢でした。それが、最後の年の大学リーグラストゲームでインカレを懸けた試合をすることが出来るなんて、幸せでしかありません。TEAM2016は、本気でサッカーを楽しむことが出来るメンバーが揃っています。自分達のポテンシャルを信じ、この幸せをしっかりと噛み締め、チーム全員で最終節を思い切り楽しむ。絶対にインカレに行く。そして皆で“Smile”になる。この4年間、サッカーで受けた恩はピッチで、結果で、返します。今週末、慶應義塾下田グラウンドにて行われる東洋大学との一戦。13:00KOです。熱いご声援の程、宜しくお願い致します。

4年 堀井美月

2016.11.08

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。毎度の様に物陰から「わあ!」と部員を驚かせて(バレているのにしつこい)は、一人で騒いで喜んでいる、近年稀に見るお調子者の新入生、愛されキャラの工藤真子からバトンを引き継ぎました、環境情報学部4年の堀井美月と申します。

この1週間で一気に気温が下がり、寒さに疎い私もやっと長袖を着る季節となりました。そして、第30回関東大学女子サッカー1部リーグも、早いものであと2節となり、シーズンの佳境を迎えようとしております。個人としても、残り数試合でこれまで10年以上続いて来たサッカー人生が終わってしまいます。私が本気でサッカーをやるのは、このTEAM2016が最後です。
最後のリレー日記は、あまり口に出すことはして来ませんでしたが、チームやサッカーへの想いを綴りたいと思います。

それは大学3年生の時でした。正直苦手でこの先も仲良くなることはないと思っていた同期の岡野史恵が、私の住む寮に引っ越して来たのです。私は自分の平和な日常が、お喋り大魔王の彼女によって崩されてしまうのではないかと怯えました。しかし、気が付けばあっという間に仲良くなり、今となっては、どんなことでもお互いに弄り合える掛け替えのない大切な同期になりました。
私は、ソッカー部女子の良さはこういったところにあると感じています。

入部当初、高校時代とは全く違う環境や自分らしいプレーが出来ないことに苛立ち、そして、何よりサッカーを楽しめない期間が続き、慶應義塾に入学した自分の選択を悔やむことがありました。クラブチームや他大学に進み、第一線で活躍する高校の仲間を羨ましくも感じていました。
ソッカー部女子に入部して、大学からサッカーを始めたのに一生懸命練習に喰らい付く先輩の姿も、プレーはせずに運営面でリードしてくれるマネージャー達の姿も、正直私にとっては未知の存在でした。特にそういった人達の気持ちを深く考えることもなく、ただ無心でサッカーをしていました。それでも、この部で活動して行く中で、サッカーだけでない多くのことを学び、沢山の経験をしました。そして、時間を積み重ねる毎に「この人の為に」と思う相手がどんどん増えて行く様になり、そして、それがいつしか「このチームの為に」に変わって行きました。

そして、私が「このチームの為に」出来ることは何かと考えた時、それはやはりピッチの上で勝利に貢献することだと改めて気付きました。気持ちを表現することも、言葉を使って何かを伝えることも得意ではない私は、ピッチの上で、プレーで体現しようと思う様になりました。しかし、その想いが強くなる程に、特に今年のシーズンに入ってからは、思い通りのプレーが出来ずに、自身の役割を果たせずにいます。無心でプレーしていた昔の自分の方がずっと楽だったなと感じています。チーム全体としても、まだ数える程しか勝利を挙げられていません。苦しいシーズンを一緒に闘ってくれている後輩達には本当に感謝の気持ちで一杯であると同時に、申し訳なくも思っています。
だからこそ、必ずこのチームで決めた「インカレベスト4」という目標を成し遂げ、いつも誰よりも自分の時間をチームに割き、情熱を注いでくれる岩崎監督を始めとする社会人スタッフの方々、オンでもオフでも頼りになりいつでも元気を与えてくれる後輩達、そして、1番尊敬出来て心から一緒に闘いたいと思える最高の同期と、少しでも長く、一緒に時間を過ごしたい。そう思います。

そして、私は、やはりサッカーに出逢えて良かったと思っています。私のこれまでの人生は常にサッカーと共にあった様に思います。サッカーを通して、数多くの出会いや思い出が生まれました。どれも掛け替えのないものです。いつも私の好きな様に道を選ばせてくれた家族にも心から感謝しています。

長くなってしまいましたが、いよいよ来週迎える神奈川大学との一戦はここ1番の正念場であり、インカレ出場権獲得の為には勝利することしか道はありません。このTEAM2016で長い時間を共に闘うことが出来る様に、何としてでも全員で勝ち点3を奪い、ホームである下田グラウンドでの最終節へと繋げて参ります。
私は、このチームの一員であることを誇りに思っています。年明けに西が丘に皆で戻ってくる為に、残りの時間に全力を注ぎます。
拙い文章でしたが、ご精読ありがとうございました。

1年 工藤真子

2016.11.03

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。チーム1純粋で和やかな雰囲気で誰からも愛される3年荒木麻友からバトンを受け継ぎました、総合政策学部1年の工藤真子です。食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋と楽しみが多い季節がやって参りましたが、皆様はいかがお過ごしですか。今回は早くも2回目のリレー日記で、尚且つ同期の中で二巡目をしたのは私が初めてなので、先を越されない様、今のうちに個性的な同期9名の紹介を簡単にさせていただきたいと思います。

・内山純(背番号28)同じ1年生だが私達より1歳年上のお姉さん。彼女のプレーは誰よりも気合いが入っており、得意のスライディングで慶應の危機を救ってくれる。抜群のお笑いセンスで、彼女の周りには常に笑顔が溢れている。

・奥本くるみ(背番号27)独特なドリブルで相手を交わし、彼女のサイドの突破力は攻撃の要である。今期から英語を履修し、いかにも理解している様に振る舞っているが実際はあまり理解していない。

・尾崎栞(背番号33)粘り強い守備と賢いプレーで慶應の危機を救ってくれる頼れるディフェンダー。「慶應の有吉」と呼ばれている程の毒舌の持ち主。的確なツッコミでチームに笑いを与えてくれる。

・勝木日南子(背番号30)華麗なターンと高校時代で鍛え上げたテクニックを武器にゲームを創り上げてくれる。賑やかな見た目とは裏腹に(?)一般受験で慶應義塾に合格した超ハイスペックな同期。

・加藤楓琳(背番号26)長身を生かしたプレーでDFからFWまでこなせる選手。手足の長さを武器に攻撃選手を簡単には抜かせない。チーム1女子力が高いと呼び声高く、ケーキを手作りしてくれたり、毎日自炊したりしている。

・澤田優香(背番号32) 慶應義塾湘南藤沢高等部からやって来た、ソッカー部女子のスピードスター。抜群の足の速さでゴールを目指すシーンはまるでカモシカを見ている様だ。持ち前の優しさと愛おしさから、多くの部員を癒している。

・庄司夏穂(背番号25)高校時代に培ったズンバダンスのスキルのお陰か抜群の柔軟性の持ち主で、足のタッチの柔らかさで彼女の右に出る者はいない。私生活では謎が多いがサッカーに対する愛は誰にも負けない。

・田中絵梨果(背番号31)チームの誰もが、最も個性的だと認めるスーパー帰国子女「ジェシカ」。パワフルなキックと迫力のハイプレッシャーで相手選手を圧倒する。彼女の独特の日本語(ジェシ語)で皆を和ませてくれる。

・松木里緒(背番号29)チーム1小柄だが、センスあるボールタッチと俊敏な身体で攻撃の起点となっている。可愛らしい笑顔で人々を癒している。

以上です。個性的なメンバーですが、チームに1年生パワーを与えて行きたいです。

さて、第30回関東大学女子サッカー1部リーグは残り2戦となりました。これまでの戦績は1勝4敗2分で、インカレ出場権獲得の為には残りの2戦共勝利することが大前提と追い込まれた状況です。しかし、私はまだまだ4年生とサッカーがやりたくて仕方ありません。4年生と一緒に、TEAM2016全員でインカレに出場することを目指し、まずは日々の練習を怠らず、全力でやり続け、必ずインカレ出場権を掴み取ります。日頃から支えて下さる皆様に恩返しが出来る様、チーム一丸となって闘って参りますので、これからも温かいご声援の程、宜しくお願い致します。

拙い文章でしたが、ご精読ありがとうございました。