リレー日記

2年 芳賀千歌子

2017.07.24

ホームページをご覧の皆様、初めまして。今回リレー日記を担当させていただきます、環境情報学部2年の芳賀千歌子と申します。今回は初めてのリレー日記ということで、私個人のこれまでのことについて書かせていただきたいと思います。

私のサッカーとの出会いは、小学校1年生の時でした。友人の誘いで近所の高浜アローズという男子のクラブチームに所属し、サッカーに明け暮れる日々が始まりました。放課後は友人とボールを蹴って遊び、休日はチームの練習、というサッカー漬けの毎日でした。男子のチームということで苦労した部分もありましたが、それ以上にサッカーを楽しむことが出来たので、チームにはとても感謝しています。そんなサッカー漬けの6年間はあっという間に終わり、私は小学校卒業を区切りとして一度サッカーから離れました。中学校では陸上部に入部し、3年間を全うしました。

そして、八千代松陰高校に入学しました。希望の学校ではなかったのですが、女子サッカー部があり、運命的なものを感じて再びサッカーに没頭する日々が始まりました。この部活にはサッカーをする為にこの高校に入った人や初心者等、様々な人がいて、その中で全員が同じ気持ちで勝ちに拘ることは容易いことではありませんでした。しかし、その分チームで結束出来た時や勝つことが出来た時の喜びは計り知れないものでした。限界を自分で決めないこと、どうすれば良いプレーが生まれるのか試行錯誤すること、礼儀等、言い切れない程沢山のことを学びました。かなりハードな部活ではありましたがこの3年間がなければ今の私はありません。妥協することを許さず、厳しく指導して下さった顧問の先生、包み隠さず本音をぶつけたり励ましてくれたりしたチームメイトは、今でも私の宝物です。

部活と勉強の両立はかなり大変でしたが、両親や先生、友人のお陰で第一志望の慶應義塾大学に合格することが出来ました。1年生の始めの頃にフットサルのサークルに所属していたのですが、本気でサッカーをしていた身としては十分に楽しめることが出来ず、すぐに辞めてしまいました。1年生の間、最後の学生生活をどう過ごそうか悩みに悩みました。「私はサッカーが大好きで、やっぱりサッカーに関わりたい。しかし、関わるなら全力で取り組みたいが、怪我で十分なプレーは出来ない。じゃあ、全力で頑張っている人を全力で支えるのはどうだろうか」と考え抜いた結果、塾ソッカー部女子にマネージャーとして入部することを決断しました。マネージャーは私1人しかおらず、まだまだ慣れない部分も多いですが、指導者の方々、チームメイトに囲まれ、充実した日々を送っております。直接プレーする形ではないですが、チームの戦力になれる様、日々精進して参ります。
今後共温かいご声援の程、宜しくお願い致します。稚拙な文章ですが、ご精読ありがとうございました。

2年 田中絵梨果

2017.07.11

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。
今回リレー日記を担当させていただく環境情報学部2年の田中絵梨果です。今回は今週末に控えている第68回早慶サッカー定期戦及び第16回早慶女子サッカー定期戦を踏まえて、「声」について話したいと思います。

突然ですが、胸のドキドキが止まらない程観るのが楽しい試合と、スベリ続けるお笑い芸人のコントを観るのと同じ位面白くない試合とでは、何か決定的な違いがある様に思えませんか?私は、何がこの違いを作っているかいつも疑問に思っていました。そして、2年生となった今年、試合を重ねていくにつれこの疑問に対する答えが分かってきました。

私が考えるに、この違いを作っているのは「声」です。チームや観客のムードは雰囲気によって決まっており、その雰囲気というのは人の声によって決まります。では、「声」というのは具体的にどんな声なのか。それは、ピッチ上でのお互いを褒める声です。些細なナイスプレーであっても、褒め言葉を掛けることによって言われた選手は嬉しい気持ちになり、その人の自信にも繋がります。また、その気持ちがパワーの源となり、一人ひとりがよりチームの勝利に貢献しようとモチベーションを高めると共に、自分もチーム全体の雰囲気を良くしようと褒め合います。この一連の連鎖反応を英語では「happiness dilemma」と言います。

私は9歳まで在住していたアメリカでサッカーをしていた頃、褒め言葉によって成長していました。アメリカではたとえ失敗しても、コーチやチームメイトは、まずその選手の何が良いかを褒めます。その次に、その場面で悪かった点や改善すべき点を指摘します。そして最後に、フォローアップとしてモチベーションを高く持ち続けてもらう為の言葉等で締めます。即ち、ただ単に改善点を指摘するだけでなく、まるでサンドイッチの様に、その選手の良い点やフォローアップの間に指摘を挟み込むのです。

強い相手と闘っている時、確かに味方を注意したくなる時は沢山あります。危機感や恐れから、ついつい「やばい」や「ミスった!」等と声に出す人も見かけます。しかし、お互いに注意のみを呼び掛けている時点で、そのチームはゴールに向かって攻めることよりも、ゴールを守ることに重点を置いてしまい、引き気味の体制になっているのだと思います。守ることに集中するあまりに、勝利の為に必要な、ゴールを目指すことを忘れています。どんなに強い相手であっても、勝敗に大きく関わっているのは気持ちの強さであり、バイタルを注意しつつ、胸を張ってチャレンジし、お互いにプラスとなる掛け声を出し、前進する必要があります。

早慶サッカー定期戦まで1週間を切った今、今まで以上にサッカーを楽しみ、観客が見ていてワクワクする様な試合展開にしていきたいです。そして、より自分に自信を持ちつつ人を褒めることの出来る人になりたいと思います。

最後になりますが、私は今年の早慶定期戦の慶應のTシャツのデザインを担当させていただきました。両面共に闘志みなぎる鷲のデザインです。スタジアムを黄色に染めて早稲田に勝ちましょう!

拙い文章でしたが、ご精読ありがとうございました。

1年 小川愛

2017.07.03

ホームページをご覧の皆様、初めまして。総合政策学部1年の小川愛と申します。今回は私の初めてのリレー日記ということで、私自身のことについて書かせていただきます。

私は、父の転勤で生後間もなくからミャンマー、ナイジェリアで暮らしました。小さい頃からボールを蹴るのが大好きで、小学1年生になる頃帰国すると、バディFCというクラブチームで本格的にサッカーを始めました。バディのコーチには、サッカーだけではなく生活面においても厳しく鍛えていただき、とても感謝しています。
9歳で大好きだったバディを離れ家族と一緒にベトナムへ行き、インターナショナルスクールに入りました。環境が変わり言葉の壁にも苦労しましたが、それまでの様に整った環境でサッカーの練習や試合が出来ないことが一番の悩みでした。しかし、サッカーのお陰で友達が増え、一緒にプレーすることで自然に英語も上達し自信を持つことが出来ました。現地の孤児院の子供たちが、スパイクも履かずに裸足で目を輝かせサッカーをしていることに驚いたり、イスラム教の友達がヒジャブを着けながら果敢にサッカーをしている姿に励まされたり、サッカーを通じて視野を広げることが出来ました。公式戦もなく、技術を高める練習は出来なかったかも知れませんが、サッカーがもたらす夢や希望によって人は変わることが出来るということ、またサッカーには言葉や文化や宗教の違いを越えて人々と繋がれる力があることを、自分の肌で感じることが出来ました。この体験が、将来はサッカーを通じて貧困等の社会問題解決に貢献したいという目標に繋がり、SFC総合政策学部を志望するきっかけとなりました。

12歳で帰国した後は、もう父の転勤には付いて行かずに思い切りサッカーがしたいと考えて親元を離れ、鹿児島の神村学園に入学を決めました。中高6年間の寮生活を通じて、仲間と切磋琢磨しながらインターハイや国体に出場し、高校2年生の時には全日本高等学校女子サッカー選手権で準優勝するまでサッカーに打ち込みました。苦しいこともありましたが、神村での6年間で何より胸に刻み付けられたのは、「誰かの為に、魂の体現」という部の合言葉でした。「心・技・体」ではなく「信・義・耐」で闘うことを教えられました。同じ目標を持った仲間の大切さを知り、信じて下さる先生や家族のありがたみを感じ、影で支えて下さる方々の存在の大きさに気付かされました。その人たちの為に自分に出来ることは何だろうか、と常に考えていました。そして、特に最後の冬の選手権には、「誰かの為に」6年間分の感謝を体現するという強い想いで臨みました。結果は全国3位で、日本一になって恩返しすることは出来ませんでしたが、多くの方々の支えがあって、最後まで諦めずに走り切ることが出来たと思います。

大学入学前、ソッカー部女子のパンフレットにあった「慶應は誰かの為に闘った時、真の裁量を発揮出来る」という言葉に強く惹かれました。卒業されたマネージャーさんの言葉でした。そして、私もこの様なチームで「誰かの為に」闘い続けたいと憧れて、入部を決意致しました。早慶定期戦が目前となった今、伝統あるソッカー部の一員であることを誇りに思うと同時に責任を感じています。まだまだ未熟な私ですが、チームの勝利に少しでも貢献出来る様に日々成長することで、支えて下さる方々への感謝を体現して参りたいと思います。今後共応援の程宜しくお願い致します。

拙い文章でしたが、最後までご精読ありがとうございました。