リレー日記

今シーズンへの想い(2年松木里緒)

2017.10.20

 ホームページをご覧の皆様、こんにちは。今回リレー日記を担当させていただく、環境情報学部2年の松木里緒と申します。リレー日記を書くのは2回目ですが、今回は昨シーズンを経て、半年が過ぎた今シーズンへの想いを書かせていただきます。

 まず、今シーズンではなく昨シーズンを振り返っていきたいと思います。TEAM2016を振り返ると目標として「インカレベスト4」を掲げたものの現実は程遠く、関東女子サッカー1部リーグ・関東大学女子サッカー1部リーグという史上最高の舞台でスタートしたにも関わらず、両リーグ共に2部降格という結果でした。スローガンとして“Smile”を掲げていましたが、実際に”Smile”で終われた試合は数少なく、悔しい思いばかりでした。1年目でこんなにも結果が出ないのかと感じ、正直非常に辛い1年でした。そして、去年の4年生が卒業する時に口を揃えて言った、「1部の舞台を残してあげられなくてごめんね」という言葉はずっと私の中に残っています。結局、卒業する最後の最後まで「Smile」で終われなかったTEAM2016の4年生。4年生を笑顔で卒業させてあげられなかったことが悔しく、心残りです。しかし、遠方からでも現役の試合に駆け付けて応援してくれる等、去年の4年生の温かく熱い思いを日々感じています。結果としては何も残せなかった昨シーズンですが、1部の舞台で闘えたことや4年生の下でサッカーが出来たことはとても誇りに思っています。
 そして今年度、TEAM2017は「早慶戦勝利」と「1部昇格」を目標に、スローガンとして“繋ぐ”を掲げました。目標である1つ目の「早慶戦勝利」は惜しくも達成出来ませんでしたが、着々と早稲田との力の差を縮められているのではないか、という自信にも繋がる試合となりました。強豪校から来た1年生が多く、昨年と変わって若いメンバー中心になり、それが良い刺激となって日々全体のレベルが上がっている様に思います。そして、まだ残っている「1部昇格」。私は今年、4年生の為に闘います。智美さん・萌さん・るりさん・玲さん・宇乃さん・麻友さん。4年生は6人と人数が少ないですが、チームに与えてくれる影響や存在感は非常に大きいです。4年生がチームを活気付け、ピンチの時でも身体を張ったプレーや周りからの盛り上げる声で救ってくれます。そんな4年生一人ひとりに今シーズンを最高のシーズンにして終えてもらえる様にしたい。それが今シーズンの私の目標です。その為にはもちろん結果が伴わなくては意味がありません。絶対に「1部昇格」して4年生と喜びを分かち合いたいです。関東女子サッカー2部リーグは現在3位と昇格の可能性は残されております。また現在真っ只中である関東大学女子サッカー2部リーグは現在3位につけております。両リーグ共に「1部昇格」の望みはあり、去年の4年生の悔しさを晴らす為にも「1部昇格」は成し遂げなければならないものです。1試合1試合緊張感があり、もちろん自信だけではなく不安もあります。しかし、成し遂げられるだけのチーム力や底力をTEAM2017は持ち得ていると感じます。私は習慣として毎日、最後に全員で喜び合っている姿を想像しています。これから厳しい闘いが続いていくと思いますが、1戦必勝。1試合1試合勝利を積み重ねて必ず結果へと繋げていきます。また、私の想像を実現へと繋げられる様、最後の最後まで惜しみなく努力し、4年生のラストシーズンを最高なものにします。そして、私たちが来年・再来年インカレを目指す為にも今年でしっかりと1部の舞台に返り咲き、来年・再来年に繋げる今シーズンにしていきます。
 最後に、関東大学女子サッカー2部リーグは全試合ホームである慶應義塾下田グラウンドで行われます。是非、足をお運びいただき温かいご声援の程、宜しくお願い致します。
拙い文章でしたが、最後までご精読いただき、ありがとうございました。

忘れられない瞬間(3年宇留野麻香)

2017.10.13

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。第29回ユニバーシアード競技大会で準優勝に大きく貢献する素晴らしい活躍を見せたかと思いきや、ピッチ外では相変わらずのお調子者の2年工藤真子よりバトンを引き継ぎました、3年理工学部の宇留野麻香と申します。寒暖の差の激しい日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。サッカーだけに集中出来た夏休みも終わり10月に入り、学校が始まり勉学と向き合わなければいけない時期がやって参りました。
 月日が流れるのは早いもので、気付けばソッカー部女子に入部して3年目の年を迎えました。学年が上がる度に様々なことを感じますが、今年も例外なく、本当に沢山のことを日々実感しております。上級生になり良くも悪くもチームへの影響力が大きくなったり、いかに自分が部員に、そしてチームが周りの方々に支えられているか痛感したり等、挙げたらキリがありません。毎日感謝の気持ちで一杯です。
 さて、話は変わりますが、皆様には「忘れられない瞬間」はありますか?嬉しかった瞬間、悔しくて涙が溢れた瞬間・・・。今まで生きてきた中で一つは持っている人が多いと思います。
ソッカー部女子に入部した時、部室に昔のソッカー部女子の勧誘チラシが貼ってありました。そのチラシには、「『一生忘れられない一瞬』にあと何度出逢えるだろう」と書いてあり、その言葉が入部当初からずっと私の頭の中にありました。人生の夏休みとも言える大学生活をソッカー部女子に捧げる、というある種のイバラの道を選んだのも、今までどんなに辛くても続けてこられたのも、この言葉があったからと言っても過言ではありません。
 私には、ソッカー部女子に入部してから今まで、忘れられない瞬間が3つあります。
 1つ目は、1年生の時の関東大学女子サッカーリーグ対関東学園大学の後に行われた練習試合。大学リーグの方は0-1で敗北を喫してしまいどんよりとした雰囲気の中、公式戦に出られなかったメンバーで行った練習試合で1-0とゴールを守り切り、勝利しました。正直に言うと試合内容は、当時の4年生の諒子さんが得点を決めたこと以外あまり覚えていません。でも試合が終わった時、サブチームのキャプテンでCBをやっていた4年生のかほさんと、嬉しさのあまり笑顔でハイタッチした瞬間は今も脳裏に焼き付いています。
 2つ目は、2年生の時の関東大学女子サッカーBlossom Leagueの対日本女子体育大学です。TEAM2016も終盤に差し掛かっていて、Blossom Leagueのホーム最終戦、4年生とプレー出来る試合も残り僅かという状況の下、とても気合が入っていたのを覚えています。結果2-0と勝利を挙げることが出来、点が入った瞬間はディフェンスラインの宇乃先輩とるりさんが後ろを振り向き、満面の笑みでエアーでハイタッチをしてくれました。勝ち切れたことは勿論、最終ラインでなかなか得点の瞬間みんなと喜びを分かち合えない自分にとってチームメイトがこっちを振り返り一緒に喜んでくれたことが本当に嬉しかったです。
と、ずっと嬉しかった瞬間ばかり挙げてきましたが、先程も述べた様に何も忘れられない瞬間とは必ずしも嬉しい瞬間だけとは限りません。
3つ目は、今年度の皇后杯全日本女子サッカー選手権東京都予選準決勝の対村田女子高校戦。その前日には早慶女子サッカー定期戦が行われ、早稲田大学相手に0-1と惜敗してしまった翌日の早朝での試合でした。早慶戦では自分が出来たことはベンチからのサポート位で、チームの最大目標である「早慶戦勝利」に自分が直接貢献することは出来ませんでした。そんな中迎えた村田女子高校戦は、次の日に関東リーグを控えていたことを踏まえサブチームで闘うことになりました。自分にとっては、「ここで勝ち切って次に進めれば皇后杯の関東予選に出られるかもしれない。そこで早稲田と当たって、また闘えるかも知れない。」自分が早慶戦の舞台をもう一回作るんだ、と意気込んでいました。炎天下の中行われた準決勝は、惜しくも0-1。高校生相手に勝ち切ることが出来ず、敗退してしまいました。チームの為に、4年生の為に舞台を残せなくて、本当に悔しくて申し訳なかったです。
どの瞬間も、今は自分にとっての原動力です。心の底から喜ぶ瞬間をもう一度味わいたい。無力な自分から脱したい。身体的にも、精神的にも辛い時、今まで経験した「忘れられない瞬間」が自分を頑張れる方向に突き動かしてくれます。
私は、このチームの全員が大好きです。そして何より、4年生のことが大好きです。4年生と一緒に一つでも多く喜びたい、一緒に、良い意味での、「忘れられない瞬間」を一つでも多く作りたいです。「1部昇格」を果たし、チーム全員で笑顔になりたいです。
自分に何が出来るのか。何をしなければいけないのか。自分にも、チームにも向き合いながら、「keep changing」をモットーに日々精進して参ります。

長く拙い文章となりましたが、ご精読ありがとうございました。
今後共温かい応援の程、宜しくお願い致します。

ユニバーシアードを終えて(2年工藤真子)

2017.10.10

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。誰よりもチーム想いで、いつもピンチを救ってくれる慶應の守護神こと、主将の野村智美からバトンを受け継ぎました、総合政策学部2年の工藤真子と申します。入部してから早くも3回目のリレー日記となりました。今回は、8月に開催されたユニバーシアード競技大会の体験談について、この場をお借りして書かせていただきます。

ユニバーシアードとは、国際大学スポーツ連盟が主催する総合競技大会で2年毎に世界各国で開催されます。17歳以上28歳未満の大学在学生に出場資格があり、プロ選手も出場可能で「学生の為のオリンピック」とも言われています。今年で29回目を迎えるユニバーシアードは台北で開催され、145カ国、11397名が参加の下、22競技273種目で金メダルを競い合いました。

その競技の中の一つにサッカーがあり、ユニバーシアード日本女子代表は、昨年12月から今年の5月まで計4回の代表候補合宿が行われました。セレクションでメンバーがどんどん絞られる中で、最終メンバーの20名に入ることが出来ました。高校の時は、世代別代表に選ばれていたもののU-17W杯世界大会のメンバーに最終的に選ばれず非常に悔しい思いをしました。だからこそ、今回選ばれたことは本当に心の底から嬉しくて、日の丸を背負ってまた闘えるという熱い思いで満ち溢れました。

そして8月9日にユニバーシアード日本女子代表は本大会に向けて活動を再開しました。選手・スタッフ総勢27名がチームの目標である「世界一」を再確認すると共に、日本代表として闘う責任と覚悟を心に強く誓い、4日間の国内合宿を終え13日に日本を出発しました。台湾に到着後、バスで選手村に到着すると現地の方々が温かく迎えてくれました。選手村は世界各国からの選手・代表関係者12000名が宿泊出来る施設で、何棟も連なる高層宿泊棟、24時間営業の巨大食堂、想像を絶する広さのフィットネスセンター、銀行や美容院、娯楽施設等、非常に快適でリラックス出来る環境でした。また、選手村では全145の国々が一緒に生活する為、選手村を歩くだけで沢山の国の人たちとすれ違い、まるで世界を旅している様な感覚でした。選手村の一番の見所は、何と言っても巨大食堂で、イタリアンや中華料理を始め、小籠包等の台湾グルメも用意される等、様々な国の料理を堪能することが出来ました。また、いつでも好きな時間に好きな分だけ食べることが出来ました。食堂では違う国の選手と一緒にご飯を食べる機会が多く、海外の選手と片言の英語と身振り手振りで交流を深めることが出来ました。また、1年の時に履修し自分自身一生使う機会がないだろうと思っていたマレーシア語で簡単な会話をし、マレーシアの選手たちと仲良くなれたのも非常に良い思い出でした。

そして19日に盛大なオープニングセレモニーで第29回ユニバーシアード競技大会が開幕し、大会が始まりました。女子サッカーはAからDブロックそれぞれに3〜4チームに分けられ、その各ブロックの上位2チームが決勝トーナメントに進出します。日本はCブロック(日本、ブラジル、コロンビア)に属し、初戦のコロンビア戦は14-0の大勝、予選2回戦のブラジル戦は1-3で敗れたもののCブロック2位で予選を通過しました。決勝トーナメントの1回戦はBブロック1位のメキシコで、結果は3-2の辛勝で準決勝へと駒を進めました。準決勝の相手は南アフリカで、結果は4-0の圧勝と最高のゲーム内容で決勝進出を決めました。その決勝の相手は何と、予選リーグで屈辱的惨敗を喫した因縁の相手ブラジル。悲願の金メダルを勝ち取るべく、予選の修正も含め考え得る準備に一丸となって取り組み、最後の最後まで諦めない気持ちで決勝に臨みました。結果は90分では決着が付かず延長戦に入ったものの、延長後半7分にブラジルにCKを与えてしまうと、これを頭で合わされて失点してしまい、0-1で試合終了。目標にしていた世界ーにはあと一歩届きませんでした。

「ブラジルは強かった。」試合を終えての率直な感想です。球際の強さ、圧倒的な足の速さ、ぶつかっても倒れない強靭なフィジカル、セカンドボールを拾う予測能力、相手の動きを見て判断する駆け引きの上手さ、そして最後に試合を決める勝負強さ。こうして試合を振り返ってみると様々な局面でブラジルより劣っていた部分があったからこの結果で終わってしまったのだと思います。試合後の表彰式で、ブラジルが盛大に喜ぶ姿は本当に悔しく、次こそは日本が1位の表彰台に立つ、と強く心に誓いました。幸い私は2年生なのでナポリで開催される2年後のユニバーシアードに選ばれるチャンスがもう一回あります。この大会を通じ、世界レベルを肌で感じ取ることが出来たし、自分の通用した部分、通用しなかった部分が明確になって、今一度自分自身のサッカーに向き合うことが出来ました。日々切磋琢磨を続け、何としても次回のユニバーシアード代表に選出されリベンジが出来る様頑張り続ける所存です。

また、「日本のサッカーは愛されている。」これは大会を通して非常に感じました。2011年にドイツW杯でなでしこジャパンが優勝してから日本の女子サッカーは他の国々からリスペクトされる様になり、実際にも現地まで足を運んで下さるアジア在住の日本人の方や、「ジャパン!ジャパン!」と応援して下さる海外の方が沢山いて、本当に愛されているなと感じました。特に準決勝で闘った南アフリカの選手は、決勝戦で日本のハチマキを巻いて応援してくれたり、更に決勝戦の試合後はロッカールームで涙を流す私たちに励ましの歌を大合唱してくれたりして、本当に感動し涙が溢れました。こうしてサッカーを通じて沢山の国と交流が出来、出会いが増え、自分の視野が広がり、素晴らしい体験をすることが出来ました。そして、最高のメンバーと素敵なスタッフに囲まれて世界一を目指し一緒に闘ったこの3週間は、私にとって忘れられない宝物となりました。

最後になりましたが、先日より関東大学女子サッカーリーグが再開しました。先週の第5節尚美学園大学戦では、関東リーグのリベンジを誓い臨みましたが、勝つことが出来ませんでした。「1部昇格」に向け、もう負けは許されません。その為に私に出来ることは、このユニバーシアードで得た沢山のことを試合で大いに発揮すると共に、誰よりも走り、誰よりも粘り強く闘い、毎試合の勝利を掴み切ることだと認識しています。その為の努力は惜しみません。絶対に「1部昇格」出来る様、チーム一丸となって日々精進して参ります。

長く拙い文章ではありましたが、最後までご精読していただきありがとうございました。今後共変わらぬご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。

歓喜の瞬間の為に(4年野村智美)

2017.10.04

 ホームページをご覧の皆さん、こんにちは。毎度、私たち部員の暑苦しい程に熱く、想いの詰まったリレー日記をご覧いただき誠にありがとうございます。今回は、総合政策学部4年主将の野村智美が担当させていただきます。

 遂に大学リーグが開幕し、現在第3節を終え、塾ソッカー部女子は勝ち点9、既に4試合を終えている山梨学院大学に続いて2位に位置付けており、「1部昇格」に向けて着実に勝ち点を積み重ねております。

 そんな今だからこそ、格好付けずに素直な気持ちをストレートに伝えさせていただきたいと思います。

 部員にはとうの昔にバレていましたが、私は強い人間ではありません。外面こそ良いものの、それは自分自身に自信が無いと悟られることを恐れる故のバリアでしかありませんでした。主将という立場となり、芯の強い、軸のブレない、部員の模範で居続けることに尽力しましたが、同期を始め、部員の皆から「(余裕が無くて)怖い時がある」「弱い部分も出して、もっと頼って」と愛のある指摘を受け、自分らしさを失いつつあったことに気付かされました。そして、ふーーーっと肩の力を抜いて過ごしてみると、学年や役職等関係なく支えてくれる頼もしい部員の存在が側にあったのです。
 その時、完璧な主将でいることが出来ない分、人間らしく自分の気持ちに正直に誰よりも熱く闘う選手でいようと心に決めました。チームとしての喜びも悲しみも、部員一人ひとりの成果も悔しさも一緒に笑って泣ける様な人間でいたいと強く思いました。そんな私にとって、一戦毎にチームとしての成長を実感出来ている最近のチームの変化は嬉しくて、楽しくて、この上ない喜びです。
 日常の変化にこの上ない喜びを感じている中で「1部昇格」を達成した時、どんな歓喜の瞬間が訪れるのでしょうか。想像も付きませんが、きっと言葉では表現出来ない程であろうその歓喜の瞬間を部員やスタッフ、私たちを日頃より応援して下さる皆さんと共に体感したい!その一心で、日々を過ごしております。その為に出来ることは全てやると覚悟を決めています。

 2つの年間目標のうち「早慶戦勝利」を果たせず、私たちに残されたのは「1部昇格」だけとなりました。今シーズン辿り着けるのはそこまでですが、インカレという舞台で堂々と闘い、勝ち進むチームとなることが私たち塾ソッカー部女子の目指している姿です。来年以降に繋ぐ為にチーム一丸となって「1部昇格」を成し遂げます。

 いつも試合に臨む私たちを力強く後押ししていただき、本当にありがとうございます。8日(日)に行われます尚美学園大学戦も、皆さんとの繋がりを力に変えて闘います。これからも変わらぬ熱いご声援の程、宜しくお願い致します。