リレー日記

問いの答え(4年松本絵里香)

2018.08.10

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。つまらない冗談にも空気を読んで爆笑してくれる優しさと、人々(特に私)の心に必殺シュートを放つ破壊力抜群の笑顔を持ち、高い技術によるプレーと仲間を鼓舞する声を出すチームのキーパーソン、3年勝木日南子からバトンを引き継ぎました。法学部法律学科4年松本絵里香と申します。
うだるような暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私たちTEAM2018は、7月21日(土)に行われましたBlossom League第2節、対流通経済大学戦にて1-0で勝利。そして翌日行われました関東女子サッカー1部リーグ後期第5節、対浦和レッズレディースユース戦にて3-2で勝利を収め、前期シーズンを終えました。前回の対神奈川大学戦から3連勝となりました。なかなか勝てず苦しい時期が続く中、全員で前を向き進んだことが、内容、結果共に表れた試合となりました。

さて、今回のリレー日記が私自身最後のリレー日記となります。月日が経つのは長い様で、やはり短いと感じます。TEAM2018も後半戦がスタートし、10年となる私のサッカー人生の終わりまで、残り半年を切りました。
最後のリレー日記は何を書こうかと散々悩みましたが、この場を借りて大学4年間を振り返りたいと思います。

決して強くはないけれど、全員で一丸となり、サッカーに対し真摯に取り組む、慶應義塾湘南藤沢女子サッカー部というチームで中高6年間サッカーをしました。高校卒業後「大学でもサッカーを続けたい」という強い気持ちを持っていた訳ではありませんでしたが、気が付くとソッカー部女子に入部していました。今思い返しても理由は分かりません。ただ、新歓で見たソッカー部女子のビラに記載されていた「一生忘れられない瞬間」という言葉が、妙に心に残ったことは覚えています。
入部直後、先輩後輩の仲が良く、タメ口が許される環境にひどく戸惑うと共に、先輩方の学年を覚えるのに大変苦労しました。てっきり最上級生だと思っていた野村智美さんが、1個上だと知った時の衝撃は大きなものでした。その後2年間疑い続けた程です。
グラウンドは綺麗な人工芝、ウエイトルームとシャワールームが設備されている施設、どんなに強いシュートを蹴っても倒れない頑丈なゴール。そして、テレビで見ていたスター選手がリフティングしているのを肉眼で見た時、「あぁ、私はとんでもないところに来てしまった。」と心の中で呟きました。
練習のレベルは今までと比べて格段に上がり、監督の言うことを一瞬で理解する先輩方は超人だと思いました。そして、練習に付いていくのに必死だったはずが、いつしか練習に来ることが限界になっている日々を送っていました。好きだったサッカーはすっかり嫌いになり、練習で足を引っ張る度に辞めたいと思う様になっていました。
体育会の生活に慣れたのは2年生になってからです。その頃からようやく、自分という存在だけではなく、チームのことを少しずつ考えられる様になってきました。入部してからこの部に対して抱いていた違和感や、組織として現存するルールややり方の何が正しく何が間違っているのか、体育会の本質を学ぶ為に自ら體育會本部(以下、本部)に入ることを決めました。本部に入ったことで広い視野で物事を考えられる様になり、人として逞しくなったと感じています。あの時立候補して良かったと、心からそう思います。

この4年間、何度も自分に問い続けました。「私がここにいる意味はあるのか」と。
先ほど述べた通り、私はサッカーが上手ではありません。身体能力が高いわけでもなく、戦術理解力が優れているわけでもありません。この部を離れ、本当に自分がやりたいことを見つけた元同期の姿を見る度自分自身を見失い、本当にこのままで良いのかと考えました。
表面では笑顔でいながら、心に辞めるという選択肢を常に持ちながら過ごした苦しい日々もありました。それでも、今日この日も、この部にいるのは何故なのか。

それは、今となっては表に出ない私の本質である「負けず嫌い精神」と、人との出会いがあったからだと思います。この部でまだ何も成し遂げていないことへの悔しさを抱え、弱い自分に負けたまま途中で投げ出すことは絶対にしたくありませんでした。自分に負けっぱなしではいられないという気持ちは、今や意地となり、現在の私を支えています。
そして何より、尊敬する人たちに出会いました。ご卒業されていった偉大なる先輩方はもちろん、ここまで続けてきたからこそ知り合えた後輩たちの存在は、人生の宝です。チーム1の技術を持っていながら、誰よりも早く来て自主練習をする人。環境を言い訳にせず、全てのことに全力を注ぎながら努力を怠らない人。陰で誰よりも働きながら、辛さを表に出さない人。ミスをしても全部自分がカバーすると言ってくれる人。挙げるときりがない程の素晴らしい人たちと、共に悩み、迷い、前へ進むこの日々は、今後の人生に必ず活きてくる貴重な経験であると私は思います。

過去に迷い、苦しんでいた自分に何か言えるとしたら。こんなはずじゃなかったという様なこと、これから沢山あると思います。だけど、こんなこともあるぞと、案外今のあなたに教えたくなる様なことも起こるので、どうか自分へ誠実に、今日も1日頑張って下さいと伝えます。4年間続けてきたこの道を、正解にする力が自分にはあると教えてあげたいです。

もう引退するかの様な雰囲気を出してしまいましたが、TEAM2018はまだまだこれからです。8月26日(日)には、第32回関東大学女子サッカー1部リーグが開幕致します。最後となる大学リーグで、頼もしい後輩たちと共に必ず「インカレベスト4」「早慶戦初勝利」を達成したいと思います。精一杯闘いますので、今後共ソッカー部女子に温かいご声援の程、宜しくお願い申し上げます。長くなりましたが、最後までご精読ありがとうございました。

自信(3年勝木日南子)

2018.08.05

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。ユーモアたっぷり、チームのムードメーカーで皆に笑顔をもたらし、好奇心旺盛過ぎていつも慌ただしい様子の2年熊谷明奈よりバトンを引き継ぎました。総合政策学部3年の勝木日南子です。うだるような暑い日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。くれぐれも熱中症にはお気を付けてお過ごし下さい。

今回のリレー日記を書くに当たって、何を書こうかあれこれ迷いましたが、率直に最近私が考えていることを述べさせていただくことにしました。お見苦しい文章ではございますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

私は、最近になってようやく、「自信」とはこういうものなのではないか、と思えてくる場面が増えました。今回はその「自信」についてお話しさせていただきます。

私のサッカー人生において、圧倒的に自分の中で引っかかっているテーマが「自信」です。技術的な部分に加え、精神的な部分はプレーの良し悪しを大きく左右する要因であると考えます。私はいつも先輩や周りの人から、「自信持ってプレーしなよ」「上手いんだから自信さえあれば」「自信があればそれだけでプレーが変わるよ」、そう言われて来ました。言われていることは物凄く分かりますし、その通りだと感じている反面、「じゃあ自信ってなんだ。そんな簡単に持てるものでは無いのに。」と、自分の中でモヤモヤし続けていました。高みを目指す上で、自信は過信、時に満足感の様に感じてしまい、どこまでも自信を持てない自分がいました。しかし当然、何かの拍子で自信を持ってイキイキとプレーしている時の方が、上手くいきやすいことも分かっていました。

そしてふとした時に、ある友人からこう言われました。「自信っていうのは、自分を信じること。それだけ。」そんな簡単なことなのかと、どこかショックを受けたことを覚えています。字を見れば分かる、一見すると当たり前すぎることです。しかし、確かに自分が一番自分を信じていなくて、どこかで否定をしていました。そしてそれは、自分を信じてくれている人を裏切ることにもなり、自分がこれまでしてきた練習や試合等の経験全てをその気持ち一つで否定していることになる、そう気付きました。そこからは、「その時までの過程がどうか」を考えるのではなく、「この場所にいる自分を肯定する為だけにも、自分を信じる」様になりました。こう考え始めると、これまで気にしないようにしながらも試合に出る時にどうしても他の選手と比べてしまっていた経歴や出身の部分についても、少し気にならなくなりました(勿論私の育ったチームは素晴らしいチームです)。

とは言いつつも、どうしても気持ちが上向きになれず、自分を信じることが難しい時もあるかもしれません。そんな時は、近くにいる誰かの言葉を信じてみても良いかと思います。「今の自分はそう思えなくても、この人がそう言うなら。」
必ず応援してくれている人はいます。自分一人で乗り越えられない時は、そんな応援してくれる人のことを信じて、少し力を借りてみても良いのではないでしょうか。そうやって、応援して、応援される。信じる力は強いと思います。

それでも、何をしても上手くいかず、応援してくれている人の声に耳を傾けることすら出来ない時もあるかもしれません。必ず応援してくれている人がいるのに、一人ぼっちで闘っていると感じてしまう時もあるかもしれません。でも、どんな時でも、絶対に自分のことを見ている人がいます。それが自分です。だからどんな時でも自分は自分を信じてみる。そうしなければ、努力する価値が無くなってしまうと思います。

さて、結論が出た様な出ていない様な掴みどころのない文章となってしまいましたが、この夏休みのオフが明けるとTEAM2018の後半戦が始まります。前半戦はやや劣勢な闘いとなってしまいましたが、後半戦から巻き返します。「自信」に加え、「チーム信」を持って大学リーグに臨む為に、個人としても、チームとしても、より成長出来る様精進して参ります。
今後共温かいご声援の程、宜しくお願い致します。

拙い文章でしたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

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