リレー日記

『自分次第』(4年澤田優香)

2019.10.17

HPをご覧いただきありがとうございます。

私が部室でおにぎりを食べていると「ゆうかさん一口ちょうだい!」と大きな口を開け、一口あげると満足気に去っていく何とも可愛い後輩、移動時には読書にパソコン、オフにはヒッチハイクやイベント参加など、圧倒的行動力を見せる熊谷明奈からバトンを引き継ぎました、経済学部4年の澤田優香と申します。

リレー日記はこれで4度目、何を書こうか悩むのも最後だと思うと何だか寂しいです。今回は、大学4年間を振り返る中で私が大切にしてきたことをご紹介させていただくので、少々長くなることが予想されます。お時間がない方は最後のシーズンだけでも読んでいただければ幸いです。

 

1st Year

自分ってこんなにサッカー下手なんだ、と練習を終える度に思い知らされたのが1年生。それまで決して上手いと思ったことなどないですが(笑)。体験に来た時点でレベルの高さを目の当たりにし、当初はもっと考えもっとサッカーが上手くなる!とワクワクしていました。しかし気付くとそんな気持ちはどこかへ消え、練習中に足を引っ張ることに申し訳なさを感じ、サッカーをしていて初めて恥ずかしさすら覚えました。情けない気持ちになりました。大好きなサッカーをしているはずが、他人と比べて劣っていることばかりに意識が向き、思う様なプレーが全然出来ない自分がそこに居ました。一方TEAM2016は、出会いの年でした。当時の4年生をはじめ多くの尊敬する先輩方に出会い、大切な同期にも出会えました。大学からサッカーを始めた人がいれば、今でも女子サッカー界で幅広く活躍する人もいて、多種多様な人たちが本気でサッカーをする場所がソッカー部女子であると教えてくれました。自分自身に目を向ければ当然上手くいかないことばかりでしたが、モチベーションを与えてくれる仲間と居心地の良いチームに出会うことが出来、入部を決めて良かったと思えた代でした。

 

2nd Year

初めて迎えた後輩は、強い精神力とハイレベルな技術を持つ精鋭たちで、かなり焦りました。試合にどんどん出て活躍を見せる頼もしい姿は刺激的でした。大学と部活の日々にようやく慣れてきた私も、負けてはいられまいとやる気十分でした。しかし、学連や副務・副将決めミーティングが始まり、その他サッカー面以外で部活と向き合う時間が増え、私生活での問題がプラスするとシーズン最後には体調を崩しました。潰れてしまった弱い自分がものすごく嫌いで、その後しばらくは封印したい過去でした。そんな時期を側で支えてくれたのもこの部の人たちです。責めることなくそっと肩を貸してくれた同期と引退直前にも関わらず私の心配をして優しく見守ってくれた4年生には特に感謝しています。それぞれがサッカーと真剣に向き合う姿勢に本当に沢山学ぶものがありました。W昇格を果たすことが出来たのは4年生のひた向きさと牽引力があったからこそでした。

 

3rd Year

学年としてそれまで以上に多くを求められ、また、波乱万丈でした。上級生であることは勿論、最も人数が多い学年としてチームに与える影響が大きかった3年生。個性的なメンバーが揃っている分、価値観や考えは様々で意見がぶつかることも増えました。また、大切な同期2人が辞めることになったちょっぴり寂しい年でもあり、フィールドからキーパーを選出しなければならない過酷な1年でもありました。部員一人ひとりにとって苦しい決断でしたが、キーパーとなった志鎌さんをはじめ4年生の結束力がチームの士気を鼓舞して快進撃が始まり、最後にはインカレでの初勝利を果たすことが出来たのです。自分の1年後を想像しても到底敵わないと思いました。私個人はというと、ラスト数分だけ出場することが数回あった程度でトップの試合に絡むことは出来ず、育成の試合でも前線の選手として得点という結果をなかなか出せず苦しみました。それでもチームの勝利は最高に嬉しく、仲間のプレーに心躍らせ充実の時でした。

 

Now

4年生は更に色んなことがあり挙げきれません。キーパー0人のシーズンインから何度もチームが崩れそうになり、精神的どん底を味わいました。「今のチームに対してどう思う?」というチームメイトの質問には言葉が詰まりました。自分のプレーが上手くいってない上にチームもボロボロで、考えていること感じていることは沢山あるけれど、それでも自分がチームに対してネガティブな言葉を発することが許せませんでした。

私はこの4年間、もっと言えばこれまでの人生で起きた様々な困難も「ポジティブに」と捉えてきました。それが自分にとって大切なものであれば、どんなにネガティブに思えることもポジティブに肯定する癖がつきました。その時は相当頑固になります(家族や親しい友人は知ってるはず)。例えば、「今のサッカーが楽しくない」と誰かが言っていたとしても「そうだよね」とは返しません。当たり前ですが試合中にミスをしてポジティブでいられるメンタルはないし、この部に入ってからサッカーでの自信はとことん無くしています。でも、相手や状況に対してマイナス発言をする自分はどこかかっこ悪いと思い込んでいます。口にすると、その方向に引っ張られてしまう気もするんです。とはいえ人間なので弱音も吐くし嫌なことも言っちゃいます。ただ最後にはやっぱり「まずポジティブ」です。

今まで部活で起こったマイナスと思えること全部、2年の終わりに自分を失いそうになったことさえも、経験して良かったと思っています。この部活に限らず、ネガティブな要素はどこにでも転がっていますが、私はこれからも「まずポジティブ」なメンタルで勝負していきます。たとえ試合で貢献することは難しくても、練習からベンチからスタンドから、どんな時もチームをプラスに運んでいける様な存在であり続けたいと思います。

TEAM2019になって沢山大変な思いをさせてしまった後輩には申し訳ないと思うこともあるけど、本音でぶつかり合った時期があったからこそ今があるから最後まで一緒に闘いたいです。同期は自分を含め相当不器用な人たちばかりだけど、みんな尊敬できる面が沢山ある仲間たちです。伊藤監督は常に選手から見えないところで葛藤し、試合では誰にも止められない程熱くなり、チームのことを一番に考えてくれるすごい人です。ケビンコーチこそポジティブofポジティブで、私のポジティブとは比になりません。

4年間を振り返る今、家族や友人など関わる全ての人たちに感謝の気持ちで一杯です。大好きなサッカーが、途中自分を苦しめるサッカーになり、しかし最後はやっぱりサッカーが大好きという気持ちで10年目を迎えることが出来、とても幸せです。

 

TEAM2019も残すところあと少しです。厳しい状況が続いていますが、ここから巻き返します。今後共温かいご声援の程宜しくお願い致します。

長く拙い文章でしたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

『自分の選んだ道なんだから』(3年熊谷明奈)

2019.10.04

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
試合前に隣でおにぎりとカロリーメイトとウイダーをペロリと平らげ、女子部大食い選手権があったら、おそらく藤田揶也子と王者争いをすることでしょう、同期の山本華乃からバトンを受け継ぎました、総合政策学部3年の熊谷明奈です。高校時代の友人や地元の人に久しぶりに会うと、「え、まだサッカーやってるの?!」と大抵驚かれますが、ちゃんと続けています。むしろサッカー人生の中で今が一番熱中していて、楽しんでいるかもしれません。
さて、今回3度目となるリレー日記は今こうしてサッカーに熱中している理由、そして違う道を選んだ仲間への想いをツラツラと書いていこうと思います。(おそらく)誰にも言っていないこともあるので、温かい目で読んでいただければ幸いです。

 

「部活を辞めます。」
1年生の正月休みも残り2日というところで、私は名古屋のファミレスから電話越しに伊藤監督にそう伝えました。そしてオフ明けの練習初日。私ともう一人をぐるりと囲むように座り、学年ミーティングは始まりました。

正直言うと、私は4年間続ける気がないまま入部しました。というのも、AO受験時に教育、アプリ開発、デザイン、カフェ経営、ドローン、アフリカなどなど、サッカー以外にも色んな面白そうな世界があり、そして活躍する同世代の存在を知って、「大学はもっと色んな世界をみて、自分の夢中になれるものを探そう」そう決めました。その為、1年生の頃は学外のプログラムに参加して地方に行ったり、海外研修に行ったり、様々な講演会に行っていました。自分の夢中になれるものに出会いたくて必死でした。そしてその時の部活はと言うと、全く身に入っていませんでした。今だから言えることですが、練習中5秒以上止まっていると、「こんな所で何をしているんだろう」という思考になっていましたし、試合のハーフタイム中でさえこの言葉が頭をよぎることもありました。今は大丈夫です。

話を最初の学年ミーティングに戻します。思いの丈を一通り話し終えて、次はみんなの意見を聞く番。元々それ以前に学年のみんなには話しており理解はもらっていたので、ミーティングもすんなり終わった。はずでした。

「はるの人生だけど、でも私はもっと一緒にサッカーやりたい」
7人言い終えて、残り1人というところでまさかの言葉がまさかの人から出てきました。あの言葉と涙が嘘だったのか本当だったのか分かりませんが、その人からのたった一言で私の中で固まっていた壁が一瞬にして崩れました。もしかしたら私はその一言をどこかでずっと求めていたのかもしれません。
結局隣に座っていた1人は辞め、私は残りました。単純な奴ですね私は。(笑)

今はどうなのかと言うと、楽しいです。しかし決して目の前の瞬間が楽しい訳ではありません。辛くて悩む時間の方が多いです。前回のしおさんの日記にも書いてあったように、思うように結果を残せない上に雰囲気も悪く、少し前までチームは崩壊状態でした。それでも、「どうすれば勝てるのか?」「どうすればチームが良くなるのか?」「今自分がするべきこと、やれることはなんだろう?」一人で考え、学年で考え、他学年と考え、部外の人と考え、終電ギリギリまで部室で話したり、時には深夜にグループ電話で話したりしました。あの頃はストレスでニキビもでき、口内炎もでき、毎日のように『森のささやき~心が落ち着くリラックス音楽~』を聴いていましたね。。

それでもあの苦しい時間があったからこそ、今は少しずつ少しずつですがチームになってきたと感じ、あの時間は無駄ではなかったと感じます。『人生は近くで見たら悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ』という言葉があるように、その時の一瞬は辛く、苦しいものかもしれませんが、私の人生として見ると、あの時間は自分の思考の根を下に下にと伸ばし、ひとまわり幹が太くなったんじゃないかなと思っています。(ちなみに将来の夢はでっかい大木になることです。)それだけではありません。この部に入って、尊敬する人たちに沢山出会えたことや、当たり前のことも必ずどこかで頑張っている人がいること、肩書き無しでいかに一人間として勝負出来るか、ここには書ききれないくらい沢山のことを感じ、学んでいます。早慶定期戦の貼り出しにも書いたように、私にとってソッカー部とは今まさに成長の場です。

1年前までは、この部活で得られるのは「4年間体育会にいた」という称号くらいだと思っていました。でもそれは違いました。「組織」「チームマネジメント」「コミュニケーション」「地域貢献」「子ども」などなど、きっとこの部や体育会には色んな栄養分があちこちに落ちています。それを拾い、真摯に向き合い自分のものとして吸収出来るかどうかが、この組織にいる意味だと思いますし、大木の土台作りだと思います。

と、そんなことを言いつつも、自由に動き回って大学生活を楽しんでいる友達を見ていると、やっぱり羨ましくて羨ましくてたまらなくなる時が沢山あります。私だってバイトして貯めたお金で長期休みにヨーロッパ旅行したいし、バングラディッシュに行って子どもたちとサッカーしておいでよ!って言われたら「はい、行きます!」って二言返事で応えたいし、自分の好きなタイミングや思いつきで島へ行ったり留学したりしたいし、土日にはライブコンサートとか行きたいし、茶髪にしてみたいし、手に綺麗なネイルをつけてオシャレしたいです。

それでもそれでも、
辛くて苦しい時間を乗り越えた先の成長や喜びは私たちしか味わえないし、今しか味わえません。私たちしか得られないものがあるし、今の今しか得られないものが沢山あります。

あのときチームを辞めなくてよかった。今なら心底そう思います。
きっと辞めていたら出会えるものに出会えなかったし、学年が変わっていくごとの景色の違いの面白さを知ることが出来なかったと思います。
だから感謝を伝えたいです。あのとき私を引き留めてくれてありがとう。
だからこそ次は私が止めたかった。あのとき私を引き留めてくれたように。

中学生の頃からずっと一緒だけど決して仲が良いと呼べる関係ではなくて。でも、誰よりもお互いのことを知っていたと思うし、試合中誰よりも呼吸が合っていた。
_私がボールを受けた瞬間に中にいる相手の裏にチラッと影が見える。顔を上げ、前に蹴る素振りを見せ相手がつられたその瞬間に中に右足でパスを入れる。左足で受けた彼女が逆に展開して一気に攻撃が始まる。_
この瞬間が私は最高に好きだった。
正直もっともっとこの瞬間を味わいたかった。

でも、こうやって自分の道を選択したからには絶対に絶対に後悔しないで歩んでほしい。
逆に私はこの部にいたかったなと後悔させるくらい強くなってやるし、最高のチームになってやるし、成長してやります。
“部活に残る/残らない。”
お互い自分の選んだ道なんだから、その道に後悔しないように進もう。頑張ろう。

 

さて、天国のような大学生の夏休みも終わり、1ヶ月間の大学リーグ中断期間も終わってしまいましたが、チームとしても個人としても後悔のない時間を過ごせたでしょうか。(ちなにみ私は30%くらいの後悔がありますね…)
今週から大学リーグが再開します。リーグ後半戦、巻き返していけるように頑張っていきましょう!

非常に長くなり、非常にまとまりのない文章になってしまいましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。今後共、TEAM2019のご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。

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