リレー日記

『人生へのワクワク』(4年内藤孝穂)

2020.10.26

IMG_0663ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
関東大学リーグ開幕PVに映る彼女の1シーンに心撃ち抜かれた方も多くいるのではないでしょうか。怪我を乗り越え一層逞しくなったフィジカルとともにピッチに君臨し、プレーでも私たちを魅了する2年ブラフフェイからバトンを受け取りました、総合政策学部4年の内藤孝穂と申します。ついこの間まで「日焼け止め〜!」と会話が飛び交っていたと思えば、気付くと長袖を身にまとう選手が多く見受けられる季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

ソッカー部に入部してから4度目、ついに最後のリレー日記となります。「最後のリレー日記だよ」と伝えられた時から、過去の先輩方の文章を拝見し、何をここに書き残していこうかと考えていました。何年経っても、4年内藤孝穂のリレー日記として残り続ける今回では、いつかの誰かのひと押しになればと思い、人生の選択と決断について書かせていただきたいと思います。

人生は選択の連続だ、とシェイクスピアは言います。約16年間のサッカー人生において、いくつもの岐路となる決断をし、そしてついこの間も人生の大きな決断をしました。その人生を振り返ると、両親や指導者など沢山の人に支えられながら、最終的には全て自分の意志で決断を下してきました。中学進学時、通える範囲に女子チームがあった中でサッカーが上手くなりたいと思い男子チームを選んだこと、高校では親元を離れて強豪校に進学したこと、そして、この大学に進学しソッカー部へ入部したこと。いくつかの選択肢がある中で、自分で決断することは、自分に覚悟と人生へのワクワクを与えてくれると感じます。
しかし、シェイクスピアが人生は選択の連続だ、というものの人生の中で選択できないこともあると思います。それは怪我です。ソッカー部での4年間、毎年、手術や怪我を繰り返し、サッカーをしたのは半分にも満たないかもしれません。高校時代、ほぼ怪我なく過ごした私にとって、こんな大学サッカー生活は想像もしていませんでした。しかし、そんな選ぶ余地のない怪我の中でも、決断することはできると気付かされました。悪化の不安と70%の力で今シーズンを乗り切るのか、来シーズンに向けて今すぐにオペをするのか。自分がこの先どういう姿でありたいのかという未来を想像し、自分の意志と覚悟を持って決断することはできる、と私は思います。
それから、そんな度重なる怪我と向き合い、決断をする中で大切だと感じたことは、良い意味で開き直って受け止めること、そして行動に起こすことで、「自分にワクワクすること」です。覚悟やワクワクの伴わない決断は、ただの選択だと私は思います。何故ならば、覚悟やワクワクがないと行動が伴わず、行動が伴わなければ目標は達成できないからです。行動に起こすことが難しいと言われることもありますが、果たしてその決断とその先の未来にあなたはワクワクしていますか?私は、いつも自分の決断にワクワクしています。もちろん辛いことも大変なことも沢山あります。きっとその方が多いです。でも、それがあっての決断や目標の実現だと思えば、より一層この逆境を乗り越えたくなり、さらにワクワクしてきます。(だからチームのみんなに「いつも孝穂は楽しそうだね」と言われるのでしょうか笑)こんな私の決断の心持ちが、誰かの決断のひと押しになれば嬉しいです。
そして、多くの体育会4年生が向き合う将来の大きな決断をする際も、OBの方からいただいた「サッカーの時に感じていた夢中になれる瞬間、どんなに辛くても熱い気持ちを持って打ち込めた心の想いを見つめてみな」という一言が、人生の決断を後押ししてくれました。私にとって「スポーツを通じて誰かの原動力になる」という想いがワクワクの原点です。スポーツは、結果にばかり目が行きがちですが、選手の己に向き合う姿や悲喜交々、その刹那に懸ける想いをも人々に伝えていると思います。だから、スポーツを観た人は、心動かされるのではないでしょうか。この先、競技者としての一線からは離れますが、幸いにもスポーツの第一線と関われる道へと新たに歩み始めます。そんな「スポーツを通じて誰かの原動力になる」想いを深く胸に刻み、さらに多くの人の心へ明日を生きる力を届けていけるよう残りのソッカー部生活、そして将来と精進して参ります。

最後に、夏休み中に読んだあるドイツの新聞記事第一面の見出しを紹介します。
“Sieht klein aus, ist aber groß” 直訳すると“小さく見えるけれど大きい“
新聞記事中では、ドイツ各州のコロナ対策について書かれ、1人ひとりの制約は小さくみえるけれど、それは大きな力になるという意味合いで付けられた見出しです。
TEAM2020は物理的に見れば、人数が少なく小さく見えるかもしれません。しかし、昇格降格、多様なバックグランド、新たな試みで出会った方々、長期休み中での経験など1人ひとりがチームに懸ける想い、サッカーに懸ける想いはどこよりも大きいものがあります。小さく見えるけれど大きな力を秘めているチームです。まずは、このTEAM2020で闘う残りのシーズンを、全員の総力戦で熱く闘い抜きます。

長く拙い文章ではありましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。
今後共、塾ソッカー部女子の応援を宜しくお願い致します。

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『思い込み』(2年ブラフフェイ)

2020.10.12

IMG_9932ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

正確なスルーパスで得点チャンスを作り出し、どんな時も変わらぬ包容力と優しさを持つ、同期の髙橋佳里からバトンを受け取りました。文学部2年のブラフフェイと申します。

今回のリレー日記では、最近私が強く感じていることを書きたいと思います。

拙い文章かとは思いますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

早速ですが、2018年シーズンのチャンピオンズリーグの準決勝、リバプール対バルセロナの試合を覚えている方はいますでしょうか。リバプールは、1stレッグでバルセロナに0-3で破れ、決勝進出のためには2ndレッグで4点リードする必要があったのです。中心選手が不在の中挑んだこの試合は4-0で勝利し、合計スコア4-3でリバプールが決勝進出を決めました。誰もが予想していなかった、ジャイアントキリングが起こった瞬間でした。

 

話が少し変わりますが、私は昔から「思い込み」が激しいです。自分はこういう性格であると決めつけてしまい、自らの可能性を狭くしてしまう。また、自分の勝手な先入観によって相手のことを決めつけてしまうこともあります。プレーが上手く行かないときにはひどく落ち込み、ネガティブな方向にばかり物事を捉えてしまいます。高校時代、練習の帰りにいくら言っても解決しないことばかりを愚痴り、シャーン(双子の妹)によく面倒くさがられていました。(笑)逆に、物事をポジティブに捉え始めたらとことんポジティブになります。(単純なだけかもしれませんね。)

最近はこの短所に気がついて思い込みを極力減らそうと努力していますが、未だに「思い込み」が自分の成長を妨げているということを痛感します。

 

ネガティブな「思い込み」は、自分にあるはずの無限の可能性にフタをしてしまいます。「自分にはできない」と思い込むことは可能性を閉ざすことです。

強い相手に対して、「相手の攻撃に耐えればいつかチャンスが来る」と思い込んでしまうことがあります。しかしこの「耐える」という思い込みこそが、自分たちから攻撃を仕掛けるという姿勢を邪魔しているのです。

 

普段の練習から伊藤監督はよく、「100%以上を出せないのは体を守ろうとしているからだ。だから練習の雰囲気や声出し、励ましで100%に近い状態を自分たちで作り出すことが重要だ。」と私たちに言います。チームの雰囲気によって思い込みをいかにゼロに近い状態に持っていけるかが、本来の力を最大限に引き出すことに繋がると思います。

 

今シーズンの初め、試合がまだない時期に私たちは練習の最後に必ずと言って良いほど走り込んでいました。ミニゲームに負けたチームが罰ゲームとして走るというものでしたが、結局はミニゲームで勝ったチームも走っていました。最後まで走りきるためには全員の力が必要だ。そういうメンタルで走っていればいくらきつくても頑張れる気がしました。

全員が走るというこの姿勢こそがお互いを想い、みんなのために全力を出すということに繋がっていたと思います。

 

リバプールの勝利は、本来の力を最大限に出したに過ぎないのではないかと思います。ジャイアントキリングは、チーム全員が勝てるという自信を持ち、マイナス思考の思い込みが無い状態だから起こるものだと思います。

ソッカー部では、毎日の練習からチャレンジすることが当たり前で、成功しても失敗しても全員がそのチャレンジをほめます。「できない」という思い込みを無くし、前向きに何事もやってみることができる環境です。学年関係なく仲が良く、お互いを想うことができる、最高の仲間たちです。

だからこそ、恐れずにチャレンジをしていきたい。みんながいればネガティブな思い込みをゼロに持っていける。

 

ソッカー部だからこそもっと勝てる。

Team2020。大学リーグも残り5試合。

みんなでインカレに行こう!

拙い文章ではありましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

今後共、温かいご声援の程宜しくお願い致します。

フェイ

 

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