リレー日記

『守備の醍醐味』(2年大井沙羅)

2022.08.04

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。

 

何気ない優しさを隠し持ちながら、髪の長さをはじめ、様々なことでよく桜子と張り合う同期の長野真理加から受け継ぎました、環境情報学部2年の大井沙羅と申します。真理加は私にとっても大切な存在で、もし同じ立場だったら逃げ出したくなる時でも諦めずにしがみついていく彼女に励まされています。多くのメニューを一緒に行ってきたからこそ、今まで励まされた回数は数え切れません。もちろん絢弥、桜子、佳那にも幾度となく励まされてきたので、同期の4人にはただただ感謝しかありません。

 

さて今年は1年を通して感じた、守備の醍醐味について書かせていただけたらと思います。サッカーを軸にする生活を始めて約1年半というまだまだ未熟者ですが、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

私にとって守備の醍醐味はずばり「攻撃の起点になれること」だと思います。

当たり前のことかもしれませんがこの醍醐味があるからこそ、守備を頑張ろう、といつも思えます。

 

大学に入部して初めてサイドバック(以下、S B)というポジションを経験させていただきました。私にとって、初めてのDF、初めての最終ラインで、始めは緊張が止まりませんでした。先輩方のSBを見ても対戦相手のSBを見てもタイプは様々で、加えてどのSBを見てもそれぞれ秀でているところがあります。そのような中でどのようなSBを目指せば良いのか全く分かりませんでした。当時わかっていたことは「相手の攻撃を止めたり守ったりすることが仕事」ということのみで、他はただ教えてくださることを実践することで必死でした。

また、それまではサイドハーフなど中盤のポジションを行うことが多く、人と連携して攻撃することが楽しみでやっていたので、やる前は何に楽しみを得るのだろうと疑問に思っていました。

 

 

そのような中、ふと周りの方が「沙羅は1対1が得意」と言ってくださるようになりました。先ほどの「相手の攻撃を止めたり守れたりさえすればいい」と同じように、1対1になった時には「ただ目の前の人を止めるしかない」ということしか頭になかったため、得意と言われることに疑問を感じていました。ですが、その言葉を言ってくださったことで、もしここで、1対1に自信が持てたら“私らしいSB”になれるかもしれない、と思ったのを覚えています。

そう言われてから1対1に特別な感情を抱くようになりました。得意と言ってくださるからには1対1の場面になったら勝ちたいし、逆に1対1に持ち込んで勝負したい、そんな感情を持ち始め、それは今も心の中にあります。

 

それからというもの、色んな方に相手をやっていただき、沢山練習をしました。攻撃側は仕掛けるタイミングやスピードも違えば、足技を使っていたり、重心の逆をつかれたりと仕掛け方は様々な上、その中で毎回違う仕掛け方をされます。おかげで読めたり取り切れたり出来るのはほんの僅かですが、その僅かの中で方向を誘導したり、相手の狙っているところを分かった上で誘ったりして取れた時の楽しさは格別でした。

 

昨シーズンを通してSBとしての経験を積み、そして迎えた今シーズンは1対1の局面などの守備を攻撃に繋げたいと思うようになりました。去年から更にチームとして幅が広がった中で、もし自分の守備が攻撃に繋げられてそこから得点に繋がったとしたら、と想像するとワクワクが止まりません。

 

 

「良い守備があってこそ良い攻撃がある」

 

 

これは試合や練習の際にテソンさんがよく仰っている言葉です。この言葉の逆をいうとすれば「守備が悪かったら良い攻撃が出来ない」ということです。全ての良い攻撃が良い守備から来ている、とは言い切れませんが、良い守備をしたらより攻撃の幅は広がると思っています。

特に1部昇格を目指すにあたり得点が必要となる中では、より重要だと思います。また何をもって良い攻撃、悪い攻撃となるかもはっきりと表しづらいですが、とにかく守備側の人間としては、少しでも早くボールを奪い、守りの時間を減らして攻めの時間を増やすこと、攻めの選手には守りの為ではなく攻めたり得点をとったりする為に体力を使ってもらうこと、そしてこの言葉を実現することを目標にしていきたいと思います。

 

昨年は、私の技量がとても不足していたことや、守備をする時間帯が多かったこともあり、攻撃に繋げられた機会はほんの僅かにも満たないですが、今年こそは少しでも攻撃に繋がるきっかけを作れるようになりたいです。あわよくば攻撃に参加して今まで感じていた、人と連携して攻撃をすることの楽しさも味わえるよう、最終的には守備も攻撃も出来る選手になれるよう努力したいと思います。

 

次はピッチで常に動きながら中央でボールを捌く仕事人、そんな一方で部室では大きさ・分かりやすさランキングで1、2位を争う笑い声の持ち主である、同期の岩瀬絢弥にバトンを託します。サッカーを真剣に楽しむことの大切さは絢弥に教えてもらった、そのくらいサッカーへ愛と情熱をもつ絢弥のリレー日記にご期待ください。

 

拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

今後とも、変わらぬご声援の程、宜しくお願い致します。

 

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『逃げるは恥』(2年長野真理加)

2022.07.20

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ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

 

盛り上げ上手で一緒にいて楽しく、誰よりも勝負にこだわるチームのストライカーである、同期の大橋桜子からバトンを受け継ぎました、総合政策学部2年の長野真理加と申します。成人式に向けて髪を伸ばしている桜子とは全く同じ髪型で、後ろ姿だけではどちらがどちらか分からないと言われているので、成人式後はそれぞれ別の髪型で歩んでいきたいと思っています。(笑)

 

私が入部してから1年7か月、TEAM2022が始動してから4ヶ月が過ぎました。今回は2回目のリレー日記ということで、同期紹介と今私が感じていることを書きたいと思います。以下若干の齟齬があるかもしれませんが、私の偏見に基づく個性豊かな同期を紹介させていただきます。

 

埼玉いじりをすれば俊敏に反論の言葉を返してくる、邦ロックが大好きな絢弥。

普段は真面目で努力家であり、みんなのお姉さんでチョコレートジャンキーな沙羅。

いつも人をいじって楽しんでいる、声の大きく笑いの中心地である桜子。

絢弥と埼玉と千葉はどちらが都会かを争っている、女子力No1の佳那。

 

5人が集まれば笑いが尽きず、翌日は必ず表情筋と腹筋が筋肉痛になります。彼女達のお陰で毎日楽しくサッカーが出来ています。本当にこの同期で良かったと心から思います。個性豊かすぎる彼女達ですが、実は1つの共通点があるように思います。

それは決して困難にあっても「逃げない」ことです。

 

絢弥と佳那は大きな怪我を負い、長い時間をリハビリに注いでいました。リハビリで沢山の努力をしてきたことを知っています。2人ともピッチ外では役職に就き、様々な面でチームを支えてくれています、いつもありがとう。沙羅は広い視野でチームの些細な変化に気づき、気を配ってくれます。私が練習中に落ち込んだ時もすぐに励ましてくれて、次も頑張ろうと思うことが出来ます。また、きつい練習でも自主性を持って取り組む積極性は尊敬の念につきません。桜子はチームが勝てない時に、本気で悩み、考え、実行する力を持っています。当たり前のことを当たり前にやり、実は様々な仕事を兼任する、チームの功労者だと思っています。

そんな同期を1年と4か月近くで見てきて、様々な心境の変化が生まれました。それと共に、「サッカーは楽しい」という当たり前のこと、「逃げないことの大切さ」に気づくことが出来ました。

 

私は高校生の時、走りの練習がきつく、一度だけ仮病を使い練習を休んだことがあります。その時はひどい罪悪感と後悔を覚え、練習から逃げた自分がひどく惨めに感じられました。「逃げるは恥」とはよく言ったものです。大学生になってからはその「逃げ」からできるだけ意識を遠くしていました。しかし、どうしてもプレーが上手くいかなかった時、逃げたくなってしまう時があります。そんな時でも、一緒に頑張れる同期がいることで、またサッカーが出来る環境への感謝を思い出すことで、逃げ出さないでいられます。

 

 マイケル・サンデルの言葉に「実力も運のうち」というものがあります。この言葉は、実力のある幸運な人は成功のなかで自信をつけていき、それがチャンスの拡大に繋がっているということを意味します。そこで私はまず逃げ出さず、実力をつけていきチャンスに巡りあう努力をしていこうと思います。今は逃げ出さないというマイナス思考な目標を持っていますが、少しずつ成長していき、最終的には自信をもってプレーして、チームの勝利に貢献できるようになりたいです。

 

自分を支えてくれる人達の為にも恥ずかしいことはしない、高校時代に逃げ出したあの頃を思い出しながら頑張ろうと決心しました。今シーズン、私はまだ一度も試合に出ていません。しかし、その現状に逃げることなく向き合って、実力をつけていこうと思います。

 

次は「真面目・努力家・優しい」の三拍子が揃っている一方で、実は少しずぼらな面もある同期の大井沙羅にバトンを託します。最近は沙羅のいくら食べても太らない体質が羨ましいです。(笑)

拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

今後とも、変わらぬご声援の程、よろしくお願い致します。

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『勝つことの難しさ』(2年大橋桜子)

2022.07.08

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リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。

いつも冷静で、努力家ですが、天然な一面もある同期の劔佳那からバトンを受け継ぎました、商学部2年の大橋桜子です。

 

ソッカー部に入部してから1年4カ月が経ち、今私が感じている事を書きたいと思います。

昨シーズンは1勝もすることができず、シーズンを終えました。サッカー人生で初めてシーズンを通して、公式戦で一度も勝利できないという経験をしました。1年生として全試合フル出場をさせていただきましたが、勝利に貢献することができない悔しさと関東1部リーグの大学との差を痛感した1年でした。1年目の私にとって、勝利することができない現実を簡単には受け止めることが難しい中、最後まで諦めずに戦うことができたのはチームの雰囲気でした。連敗が続いている中でも、チーム全員が何とかして勝ちたいという想いを持ち、4年生が中心になって毎試合勝つために全員で準備をすることができた要因だと思います。

 

TEAM2022が始動して早くも4カ月という月日が経ちました。今年は1部昇格を目標に掲げ、開幕戦から全員が一つになって戦ってきましたが、去年一勝もできなかったチームが勝つことは思った以上に簡単なことではありません。前期の最終節を終えた現時点では、勝ち点12という結果で、客観的には1部昇格という目標からは遠く、厳しい道のりに見えると思います。このように1部昇格に向けて負けられない状況の中で、今のチームに必要なことは「勝負強くなる」「勝ちに慣れる」ことだと思います。

1つ目の「勝負強くなる」ことは、多くの試合が拮抗し、1点差で勝敗が決まる試合が多い2部ではとても重要なことだと思います。実際に私たちは前期の9試合で、1点差で勝った試合が3試合、引き分け3試合、1点差で負けた試合が3試合という結果でした。最後の最後で1点をもぎ取る力をつけることが勝負強くなるための近道だと思います。

2つ目の「勝ちに慣れる」ことは簡単ななことではありません。一般的に連勝することが難しいと言われる理由は、チームの雰囲気を勝利のムードから切り替えて、次の試合に向けて過信することなく万全な状態で向かうことが容易ではないからだと思います。後期に向けての準備期間で、1部昇格に向かって、勝負強く、連勝できるチームになれるように練習から取り組んでいきます。

 

 

「守備は規律、攻撃は個人のアイデアと味方同士で合わせること」

 

試合前や練習前後のミーティングで監督のテソンさんがよく仰っている言葉です。私は大学に入るまで、攻守共に感覚でプレーをすることが多く、今ほど考えて守備をしたことがありませんでした。相手のフォーメーションに合わせて守備の仕方を変えたり、全員でスライドをしてゾーンで守ったりなど今のチームには多くの規律があります。守備は規律を守り、全員でボールを奪いに行くことが大切であるということは去年1部の大学と対戦した時にとても痛感させられました。

一方、攻撃は個人のアイデアと選手同士や相手との関係性がとても重要で、理屈では語れないことが多くあります。相手がどのように守備をしてくるのか、自分の意思を味方とどう合わせていくかなど、守備よりも自由で楽しむことができるからこそ、上手くいかないことが多く、毎試合改善点が見つかります。だからこそ得点できない事にストレスを感じ過ぎず、やりたいことを共有しながら同じ絵を描いて、得点することに拘りたいと思います。

個人としてもソッカー部に入って2年目に突入し、部活や大学生活など様々なことに慣れてきた今年は、ピッチ内で結果を出すこと、チームの勝利に直接貢献するプレーを求められます。自分のプレーが上手くいかないこと、コンディションなどを言い訳していられません。チームが苦しい時にいかに難しい道を選択できるか、チームに楽をさせられるかを常に考えてプレーしていきたいと思います。今年はより多くの勝利をチーム全員で喜べるように練習から努力していきます。

 

次は常に一生懸命ですが、思ったことがすぐに顔に出てしまう一面もある、同期の長野真理加にバトンを託します。成人式に向けて髪を伸ばしていたら、真似をされて今ではお互い同じ髪型になっています。(笑)

 

拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

今後とも、変わらぬご声援の程、よろしくお願い致します。

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『人の心を動かす』(2年劔佳那)

2022.06.21

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リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。

練習では人一倍声を張り上げストイックな姿を見せ、部室では常に笑顔で笑い声を響かせる1年守部葵からバトンを受け継ぎました、環境情報学部2年の劔佳那です。

 

TEAM2022が始動してから早4ヶ月、前期の試合も残すところ3試合となりました。今シーズンは現時点で5人の1年生が入部をしてくれました。入部後すぐに重要なポジションを任されたり、足を痛めたりと大変なこともあると思うけれど、どんなことがあっても1年生の持ち前の明るさで助け合い乗り切れると思っています。頼りにしています。

 

そんな1年生を含め、ソッカー部女子に「心を動かされた」と入部を決める人が多いように感じます。私自身も最終的に入部を決めたのは試合を見て心を動かされたことがきっかけでした。

「心を動かす」という言葉を聞いて何か聞き覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。TEAM2021のビジョンは「人の心を動かす」ことでした。今年はビジョンこそ違えど、試合会場まで足を運んでくださる方、画面越しに試合を見てくださる方、沢山の応援してくださる方に感謝するとともに、心を動かせるようなサッカーをしたいと思っています。

 

では、「人の心を動かす」ことのできるチームとはどのようなチームなのか。そもそも人の心を動かすことのできるモノって何だろうか。サッカーとは違った視点から考えてみたいと思います。

 

皆さんは Da-iCE(ダイス)というアーティストをご存知でしょうか。結成11年目を迎える5人組のダンス&ボーカルグループで、私が心を動かされたグループです。その理由の内の3つを紹介させていただきます。

 

1つ目は、逆境に負けず10年以上もの長い間地道に努力をし続けていること。

今でこそダンス&ボーカルグループでは多くの有名なアーティストがいますが、結成当初はそのジャンルがあまり知られていませんでした。SNSが今現在ほど普及しておらず、テレビへの出演が知名度を上げる為に重要であった時代に、テレビへの露出が少なく、ライブで少しずつファンを増やすしかありませんでした。また、予算がゼロという状態で結成され、多くの苦労がありました。

実力があるにも拘らず、チャンスが少ないもどかしさや苦しさを抱えながらも、10年以上挫折することなく、変わらず努力し、進化をし続けるその姿には感銘を受けずにはいられません。

 

2つ目は、常に謙虚な姿勢でいること。

結成11年目を迎えても、知名度が上がっても、レコード大賞を受賞しても、決して得意げになることなく、「Da-iCEという名前だけでも覚えて帰ってください!」と新人のように自己紹介をするのはとても簡単なことでは無いと思います。努力やその結果をひけらかすことなく謙虚でいる姿を見ると自然と応援したいという思いが出てきます。

 

3つ目は、限界かそれ以上の状態になるまで全力でパフォーマンスを行うこと。

ボーカルの2人は2時間弱のライブの間、踊りながら歌っている為、体力的にかなり厳しいものです。しかし、どんなにきつくても手を抜かず、暗転した時に息が上がり倒れそうになったとしても曲が流れると笑顔になり、辛い顔を見せない所はプロだと感じると共に心を動かされます。

 

ソッカー部女子に置き換えてみるとどうでしょうか。

部員が少なく1つのチームを作るのがやっとであり、1人の怪我がチームに大きな影響を与えてしまうこと。スポーツ推薦がないこと。余裕をもって選手を交代することが出来ないこと。これらがソッカー部女子にとっての逆境とも言えるでしょう。それらに対し、引け目を感じるのではなく、自分達を強く信じてチームで戦い抜くこと。どんなに押し込まれていても体を張りゴールを守り抜くこと。自分が辛い時でも味方のために走ること。シーズンを通して日々地道に練習を積み重ねること。礼儀を大切にすること。これらが応援してくださる方の心を動かすことにつながるのかもしれません。

 

「上の人達には上手くいく訳無いとか周りにはどうせすぐ消えるよだとか色々言われてきました。実際のところはね。悔しい気持ちなんて沢山ありました。でもそれより毎日楽しかったからね。だから今年こうして乗り越えられた。」

 

これは Da-iCEのリーダーである工藤大輝さんの言葉で、忘れられない言葉の1つです。逆境の中でも、毎日の活動を楽しむこと。私はその楽しんでいる姿も含めて、彼らの魅力だと感じています。きつい練習をこなすことは必要ですが、サッカーを楽しむ気持ちを忘れないでいてこそ厳しい練習も乗り越えられ、さらに魅力的なチームになれるのではないかと思います。長いようであっという間に終わるシーズンを、楽しみつつ日々精進していきます。

 

次は、賑やかな部室の雰囲気を作り上げている1人ですが、時に真面目な一面を見せる同期の大橋桜子にバトンを託します。

 

拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

今後とも、チーム一丸となって頑張りますので、温かいご声援の程、宜しくお願い致します。

 

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『仲間に恵まれた10年間』(1年守部葵)

2022.06.07

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ホームページをご覧の皆様、初めまして。

どんな時でも常に全力で賢くて、でもどこか抜けていて、可愛い一面のあるチーム1のハードワーカー、同期の中村美桜からバトンを引き継ぎました、環境情報学部1年の守部葵と申します。

今回は初めてのリレー日記ということで、これまでの私の波瀾万丈なサッカー人生について書かせていただきます。

 

小学3年生の頃に友達の影響でサッカーを始めました。最初は遊びでサッカーをやっていましたが、徐々に上手くなりたいという気持ちが高まり、地元のFC千代田というクラブチームへの加入を決めました。

FC千代田は個の技術をとことん極めさせてくれるチームであり、練習ではドリブルしかしていませんでした。毎日できることが増え、サッカーを大好きにさせてくれました。そして1期生キャプテンを務め、人としても成長することができました。

 

中学生ではもっと高いレベルにチャレンジしたいと思い、セレクションを受け、浦和レッズレディースジュニアユースへの入団が決まりました。ここから私の激動のサッカー生活は始まります。

当時の私はドリブルに自信があり、どこに行っても通用すると思っていました。しかし蓋を開けてみると、そこには思っていた世界とは真逆の世界が広がっていました。入団してからは周りの子との差に絶望する毎日でした。

「なんでこんなに下手なのか」「どうしたらみんなに追いつけるのか」

何度もサッカーを辞めたいと思いましたが、素晴らしい仲間達と出会い、自分が試合に出られない悔しさよりもこの仲間と日本一を獲りたいと思う気持ちの方が大きかった為、チームから離れる選択肢はありませんでした。

レッズの時は辛いことの方が多かったですが、常に私の心を支えてくれていた仲間、最後の最後まで私を成長させてくださった監督のおかげで今もサッカーを続けていられるのだと思います。

高校生になってからもみんなの活躍から常に刺激をもらっていました。もしこのリレー日記を読んでいる同期がいたら、みんなとの出会いが私の中でとても大きなものだということを知っておいて欲しいです(笑)。

 

そして、高校時代でも仲間に助けられて3年間過ごしました。私はテレビ越しで感じた十文字高校サッカー部の勢いに心を打たれ、文武両道を体現する十文字への進学を決めました。

高校1年時は常にAチームにいることができず、Aチームの練習に参加しても何もできずにBチームに戻るという生活を送っていました。冬の選手権が終わり、新体制での練習が始まると同時に地獄を見ます。右膝前十字靭帯を断裂してしまったのです。

最初は何に対してもやる気が出ませんでした。しかし復帰するまでの1年間、チームを外から見て気づいたことや学ぶことは沢山ありました。

その1年間、怪我を治すだけの期間にするか、プレーしている人と同じくらい濃い期間にするか、それは自分の意識次第で全く違うものになると思います。

同じ怪我を経験した先輩、コーチからの沢山のアドバイスを受け、私は約1年間、後者の過ごし方ができました。

そしてピッチ外からの私の意見と真剣に向き合い、間違っていることにはハッキリ言ってくれた同期、リハビリ期間に心が不安定だった私を支えてくれていた同期、私の復帰を自分のことのように喜んでくれた同期、このような26人の同期が居なかったら怪我を乗り越えることはできませんでした。本当に感謝しかありません。

 

高校サッカーラストの年、私は十文字高校の副キャプテンに任命されました。ラスト1年も決して楽ではありませんでした。インターハイ東京都予選、数試合ある中で私の出場時間はたったの10分。関東予選初戦はベンチで出場なし。ところがその初戦で同じポジションの子が怪我をしてしまい、翌日の2回戦目はスタメンとして出ることになったのです。怪我をした子はチームの絶対的ディフェンダー、その試合に勝てば全国出場が決まる大事な試合。沢山のプレッシャーがある中で試合へ臨みました。結果は勝利、個人的には今までサッカーをやってきた中で一番良いパフォーマンスをすることができました。翌日の試合も勝利し、関東大会優勝を果たしたことで、夏のインターハイにも出場することができました。

「いつチャンスは回ってくるかわからない。回ってきた時に最大のパフォーマンスができるように万全な準備をすることが大切。」

この言葉の意味に初めて納得できた瞬間でした。もしこのリレー日記を読んで下さっている方の中になかなか出場機会に恵まれていない方がいたら、この言葉を信じて、腐らずに頑張り続けて欲しいなと思います。

 

私の代の十文字高校サッカー部はとっても仲が良いです。多分全人類が羨ましがる程、仲が良いです。でも、ただの仲良しではありません。私たちの学年ミーティングでは必ず泣く人がいます(笑)。私たち27人はお互いに言いたいことがあったら言って仲を深めていました。全員が日本一という目標に向けて全力を注いでいた結果、この仲の良さが生まれたのだと思います。だからこそ私たちの代で日本一になりたかったです。日本一という目標を達成することはできませんでしたが、大切な仲間と出会え、貴重な経験をした3年間は私の宝物です。

 

慶應を目指すきっかけとなったのは早慶戦です。勝利したのは早稲田大学でしたが、少ない人数ながら、チーム全員で最後まで諦めずに戦う慶應の選手たちに心打たれました。

そしてソッカー部に入部して2ヶ月、既にソッカー部の良さを実感しております。サッカーの経験年数関係なく全員で戦う環境、試合に出ている人とそうでない人がお互いに影響しあえる環境、選手一人ひとりに手厚く指導してくださる監督、コーチがいらっしゃること、早くも恵まれているなと感じます。

 

私はこれまでの10年間で沢山の人に支えられてきました。サッカーを通じて出会えた人は私の中でかけがえのない存在であり、一生ものです。これからも沢山の人に出会うでしょう。一つひとつの出会いを大切にして生きていきたいと思います。

 

ずっと憧れていた黄色のユニホームを着てサッカーができることに感謝しながら、泥臭く全力でプレーし、サッカー選手としても人としても成長できるように、そしてチームの1

部昇格に貢献できるよう頑張ります。

 

次は、サッカーだけでなくキャンパスライフのアドバイスを沢山くださる先輩で、今は復帰に向けて頑張っている劔佳那さんにバトンを託します。

拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

今後とも、ご声援の程、宜しくお願い致します。

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『可能性の拡大』(1年中村美桜)

2022.05.31

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ホームページをご覧の皆様、初めまして。

冷静な判断と落ち着いたプレーで、入部当初からチームに貢献する同期の坂口芹からバトンを引き継ぎました、理工学部1年の中村美桜と申します。

今回は、初めてのリレー日記ということで、これまでの私自身のことについて書かせていただきます。

 

私は小学校に入学してすぐ、兄の影響を受けサッカーに出会いました。始めたての頃は、グラウンドを走り回り、ボールを追いかけることに夢中になっていました。そんな中、父の転勤により、小2の秋にシンガポールに移動することとなりました。現地では、インターナショナルスクールに通いましたが、英語を全く喋ることが出来なかった私は、週末のサッカースクールが唯一の楽しみであり、救いでした。日本人主催のチームだけでなく、ローカルの女子チームにも所属することで、サッカーという共通言語によって、国籍の壁を越えた友情が生まれました。シンガポールは国土が狭いため、大会の度に近隣のタイやマレーシアへ飛び、海外遠征をする機会が何度もありました。そんな中、私の中で1番思い出に残っている大会はスウェーデンで行われた世界大会です。世界とのレベル差に圧倒されながらも、大会準優勝という結果を残すことができ、自分自身の大きな自信に繋がりました。また、そこで味わった緊張や興奮は、私のサッカー人生の大きなターニングポイントとなりました。

 

その後、小学校卒業とともに帰国し、慶應義塾湘南藤沢中・高等部(以下SFCと略す)に入学してすぐ、私は迷うことなく女子サッカー部に入部しました。ところが、当初SFCでのサッカー生活は、私が思い描いていたものとはかなり異なりました。部員の大半は、サッカー未経験者であった為、サッカーのルールを教えるところから始まり、始めの頃はドリブル練習やパス練習など、基礎練習が主でした。人数も少なかった為、広いコートで11人制のゲームをするのは、公式戦が初めてという惨状でした。入部したての頃は、先輩と一緒にサッカーをしていることが純粋に楽しく、後輩の私は先輩についていくだけでしたが、上級生になるにつれ、チームをまとめ、部活を作っていく立場になると、それまでの楽しさは、苦しさへと変わっていきました。チーム内の技術の差や部員同士のモチベーションの差など、全員を同じ方向へと導くことは簡単ではありませんでした。考え方の違いが出る度にミーティングを開き、チームの現状を話し合い、自分達の目標を再確認することでモチベーションを保とうとしていました。一方で、試合に勝てない悔しさも、長い間味わいました。努力をしているのに、結果が伴わない現実はやるせなく、なんとも言えない虚しさを何度も感じました。しかし、そんな中でも、サッカーがうまくなりたいという闘争心は消えることなく、コロナ禍での自粛中は、毎日自宅の周りを走り、筋トレを欠かさずに行っていました。

 

私がソッカー部女子に入部した理由。それは、自分の可能性を広げたいからです。中高6年間は、自分がチームを牽引する立場として、どうやったら部員の技術を底上げできるか、どうすればレベルの差が大きくても一緒に勝利を目指せるか、ということを常に考えてきました。しかし、大学では、「自分のプレーの可能性を広げ、レベルの高い環境に入ることで自分を1から鍛え上げたい」という強い想いがあります。

 

入部してから早くも2か月が過ぎようとしていますが、今でも私は周囲のレベルの高さに圧倒されています。ですが、そんな充実した練習ができる毎日がとても幸せであると同時に自分の成長も身をもって感じ取ることができます。パス1本にレベルの差を感じる毎日ですが、今までの12年間のサッカー人生で貫いてきたサッカー魂を信じ、慶應義塾体育会ソッカー部という場所で人としても選手としても成長していきたいと考えています。

 

次は、サッカーに対しては真面目で、私生活では乙女な一面のある同期の守部葵にバトンを託します。拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

今後ともご声援の程、宜しくお願い致します。

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『チャレンジする場を求めて』(1年坂口芹)

2022.05.24

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ホームページをご覧の皆様、初めまして。

巧みなボールタッチで相手を翻弄し、幾度となくチームにチャンスをもたらす、同期の佐々木ユリアからバトンを引き継ぎました、総合政策学部1年の坂口芹と申します。

今回は、初めてのリレー日記ということで、これまでの私自身のことについて書かせていただきます。

 

小学3年生の頃に、3つ上の姉の影響を受けてサッカーに出会いました。それから、約10年間サッカーを続けています。始めた当初は、週1回のサッカースクールに通いました。4年生になると地域にスポーツ少年団が発足し、週4回の練習が始まりました。ただただ楽しくボールを追いかけるスクール時代とは打って変わって、技術的な練習に加え、戦術面なども意識するようになり、サッカーに本格的に取り組むようになりました。

 

中学時代は、中学校のサッカー部に所属し、男子選手と一緒にプレーをしながら、県内の女子サッカーチームにも所属し、サッカーを続けました。

 

高校3年間は、地元である宮城県の明成高校に進学し、女子サッカー部に所属しました。宮城県の高校サッカーでは、全国大会の常連校である常盤木学園と聖和学園が2強です。「その2強を破って全国大会に出場する」ことを目標に、高校3年間、仲間と切磋琢磨しました。3年間の中で、プレーが上手くいかない時期も多くありました。そんな時、アドバイスをくれて自主練に付き合ってくれた同期、どんなに上手くいかずとも親身に指導し続けてくれたスタッフの方々の存在があってこそ乗り越えることが出来ました。高校2年時の県新人大会では両校に勝利し、創部してから初めて宮城県のトップに立ちました。次ぐ東北大会2位という結果を収めることが出来たものの、高校3年間、全国大会が続く高校総体や選手権大会においては、2強に勝つことは一度も出来ませんでした。

 

高校時代、華々しい結果を残すことは出来ませんでしたが、指導者の方々やチームメイトを含め、恵まれた素晴らしい環境のもとでサッカーの技術的な部分だけでなく、1人の人間として成長することが出来た3年間でした。

 

 

ソッカー部女子を目指すきっかけとなったのは、YouTube配信された大学リーグの試合です。慶應義塾大学は、スポーツ推薦がないにも拘らず、関東リーグ1部の舞台に立ち、人数が少ないながらも一人ひとりがチームのために体を張り、最後まで戦う姿に感銘を受けました。それと同時に、このチームでサッカーがしたいと思うようになりました。

 

もともと私は、人見知りで、人前に立って自分の意見を主張することが得意ではなく、そのような場面を避けて今まで過ごしてきました。ですが、学生が主体となって部を運営しているソッカー部女子では、自主的に考え、行動することが成長へと繋がり、自分自身を変えることが出来るのではないかと思っています。

 

慶應義塾大学に入学して、ソッカー部女子の一員になってから2ヶ月ほどが経ちました。毎日楽しさと不安がジェットコースターのように過ぎ、日々土壇場な上、チャレンジの連続です。3月末にスタートさせた寮生活にも少しずつ慣れてきました。しかし現状は、不安でいっぱいです。学習面、サッカーにおける技術面、人間性など様々な部分でまだまだ未熟な私ですが、慶應義塾体育会ソッカー部の為に闘う選手となれるよう精進していく所存です。

 

次は、常に明るく仲間想いで、試合ではガッツあるプレーでチームに貢献している、同期の中村美桜にバトンを託します。拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

今後共、ご声援の程、宜しくお願い致します。

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『大人になることとサッカーすること』(1年佐々木ユリア)

2022.05.17

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ホームページをご覧の皆様、初めまして。

正確なロングフィードと力強い守備でチームに貢献する、小熊藤子からバトンを引き継ぎました、環境情報学部1年の佐々木ユリアと申します。

今回、初めてのリレー日記ということで自己紹介?を含め、大学でサッカーをすること(ほとんど雑記)について書きます。

 

私の名前は、カタカナでユリアと書きます。名前がカタカナなので、よく『ハーフなの?』と聞かれますが、カタカナで書かれた名前と、髪が少し茶色いだけです。

 

兄の影響を受け、4歳の時にサッカーと出会い、軽い気持ちで始めたサッカーが、いつしか自分に欠かせないものに変わっていました。(途中で、バレーボール選手になると意気込んだり、サッカーやめると宣言してみたりと色々ありましたが)

小学生から本格的に通い始めたサッカーチームでは6年間を過ごしました。無邪気にボールを追いかけ、無意識に積み上げていた6年間が今の自分のプレースタイルを形成したと思います。その後、浦和レッズレディースの下部組織に6年間在籍しました。この6年間は、一生忘れられない宝物になりました。一番嬉しい思い出も一番悔しい思い出も全てここで経験しました。サッカーだけではなく、生きる上で必要な心構えも教わったと思います。みんなの全力がぶつかり合う、なんとも形容し難い雰囲気が大好きでした。

今まで、沢山の人に支えられながらサッカーをしてきましたが、誰かの本気になれる土台を用意することは並大抵なことではありません。

そんな当たり前ではない環境を当たり前かのように用意してくれている人がいて、私のサッカー人生は素敵なものになりました。

 

そして、慶應ソッカー部に入部しました。

私はサッカーなしでは人生を語ることが出来ないどころか、自己紹介もまともに出来ません。しかし、大人になるとサッカーが出来ることが価値になることはほとんどありません。(サッカー選手を除いて)そんな私は、サッカーを好きになってしまった自分を疑ったことがあります。私のような経験をした人には、大人になる今だからこそ、サッカーを本気でやってほしいと思います。最後にそんな思いを少し書きます。

 

 

私は、ある段階で、十数年間サッカーに熱中して過ごしたことに不安を抱き始めました。多分、その不安の根源は、大人になることへの確かな実感だと思います。それは、「サッカーができる?だから何?」と言われる社会に出ていくことへの不安とも言えます。

慶應ソッカー部でサッカーをする人・したい人は、このような思いを持っている人も多いのではないでしょうか。

 

サッカーは、いわゆるビジネス書や自己啓発書に書いてある考えとは違った生き方をすることができます。要するに効率化や合理的なことから離れることが可能です。損得とか「ためになる」「ためにならない」ということから離れたことをやることが面白い大人になるための第一歩なのではないかと思います。大人になり、社会のシステムに組み込まれた時に、効率化や合理性だけを追い求める暮らしはしたくないものです。

 

サッカーを薦める理由を全て書くと長くなってしまうので、一つ具体例を挙げます。浅い(ドライな)関係ではなく、深い(熱い)関係を結べる点です。浅い関係は割り切って考えることが出来るので、自分が傷つくことは少ないかも知れません。それに比べ、深い関係を結ぶと正直、疲れます。傷つくこともあります。でも、深い関係でしか得られないことがあると思います。

 

上手く言語化できていないので、マルセル・デュシャンの言葉を借り、帰結させていただきます。

 

「生きることとは信じること」 Marcel Duchamp

 

今年のチームスローガンでもある「Strong Believer」にも通じるように、好きなことを信じていきます。

 

ソッカー部では、サッカーはもちろん、サッカー以外にも本気になれる環境が整っています。是非ソッカー部でお待ちしています。

 

次は、攻撃的センスに溢れ、入部してすぐにチームに欠かせない選手になった坂口芹にバトンを渡します。最後までご覧いただきありがとうございました。

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『私がソッカー部を目指した理由 〜成長を求めて〜』(1年小熊藤子)

2022.05.10

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ホームページをご覧の皆様、初めまして。

ストイックでカッコいい先輩ですが、時々出るギャグは寒い4年主将ブラフフェイからバトンを受け継ぎました、環境情報学部1年の小熊藤子と申します。

今回は初めてのリレー日記ということで、これまでの私自身のことについて書かせていただきます。

 

私にとってサッカーはいつも身近な存在にあり、高校2年生まで何も意識せずにボールだけを追いかけてきました。

記憶にはないのですが、写真を見ると、私は生まれてすぐにサッカーグラウンドにいました。なぜなら兄2人がサッカーをしており、ほとんどの土日は両親がベビーカーに乗った私を連れ、兄達の試合の応援に行っていたからです。その後、歩けるようになり、家族で公園に行くと常に兄達と父親がサッカーをしていました。私も仲間に入りたい一心でボールを追いかけ始め、それをきっかけにボールを追いかけることが当たり前になっていきました。

 

それから、私の「何も考えず懸命にボールを追いかけるサッカー人生」が始まりました。幼稚園では園庭でボールを蹴り、地元の小学校では兄達と同じ男子チームに所属し、6年間を過ごしました。女子だからといって特別扱いすることもなく受け入れてくれた小学校時代のコーチやチームメイトのお陰で、何も考えずボールを追いかけることが出来ました。

中学生年代になる時も、自然な流れの中から、自宅から近いスフィーダ世田谷のセレクションを受け、合格し、そのままユース年代までお世話になりました。

しかし、このような私の「何も考えない人生」も高校3年になり、大学受験に向き合う中で転機を迎えます。大学受験は自分で考え、決断しなくてはなりません。当時は「サッカーを続けるのか」から始まり、「どんなことを学びたいか」「どんな大人になりたいか」など様々なことを考えなくてはいけなかったのですが、ただただボールを追いかけるだけだった私にとってこのようなことを考え、決断することは難しいことでした。

 

そんな中で「慶應へ進学し、ソッカー部女子に入りたい」と思ったきっかけは、スフィーダ世田谷のトップチームに所属するソッカー部OGの方々と練習やお話をさせていただいたことです。皆さん、活発で自立した発信力のある大人で、自分もそんな大人になりたいと思いました。またその後も、フェイさんをはじめとする現役の先輩方とお話しさせていただく中で、より一層その思いは強くなりました。

そして、なんとか4月からソッカー部の一員としてスタートを切ることが出来ました。人数も少なく、一人ひとりがしっかりと役目を果たしていく必要のあるソッカー部は私にとって成長出来る絶好の場所です。今までのようにチームメイトや家族等の周りに頼り、なんとなく過ごすのではなく、自分自身が自発的・積極的に動き、勝利を目指すと共に、チーム運営にも貢献していきたいと思います。

 

次は、小学校時代にトレセン活動で一緒にプレーし、大学に入ってから感動の再会をした佐々木ユリアにバトンを託します。拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

今後ともご声援の程、宜しくお願い致します。

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『全員で、全力で』(4年ブラフフェイ)

2022.04.26

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リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。

 

圧倒的存在感と誰よりも情熱的な姿で私たちを引っ張って下さった昨年度主将、中井里衣子からバトンを引き継ぎました、今年度主将を務めさせていただく文学部4年のブラフフェイと申します。

時の流れは早いもので、このチームで闘えるのもラスト一年となりました。最後の最後まで慶應としての誇りを持ち、チームと必死に向き合い、悔いのないように頑張っていきます。

 

さて、「大学リーグ1部昇格」という目標を掲げ、TEAM2022は始動しました。昨シーズンはインカレ出場という目標を掲げる中、最終的には「降格」という非常に悔しい結果に終わってしまいました。これはチーム全員が全ての力を出し切った結果です。もちろん悔しい気持ちもありますが、それよりも、どんな状況でも私たちをサポートし続けて下さったスタッフ陣、最後の最後まで諦めずに私たちを励まし続けて下さった4年生に対する感謝の気持ちが強く心に刻まれました。私たちのために本気で尽くしてくださるスタッフのため、先輩方のため、そして応援してくださる方々に恩返しがしたい。そんな想いから今年は「大学リーグ1部昇格」を全員で迷うことなく決めました。来週からいよいよ大学リーグが始まります。良いスタートが切れるよう、全員で心を一つにして、頑張っていく所存です。

 

さらに今シーズンは “Strong Believer” というスローガンを掲げています。昨シーズンはリーグ戦で一勝もできないという経験をしました。自分たちが今までやってきたことが正しかったのか、と疑ってしまうことが多々ありましたが、苦しい状況の中でも自分たちを信じて強い心を持ち続けることの大切さも痛感しました。

 

自分たちを信じないと何も始まらない。

自分たちを信じないと勝てるわけがない。

 

「1部昇格」は決して簡単に成し遂げられる目標ではありません。もっと言うと「勝ってこなかったチーム」がこれから勝ち続けなければなりません。だからこそどんな時でも自分たちを信じたい、仲間と勝利を信じて頑張り続けなければならないと思っています。

どんな時でも自分たちを信じて、目の前の一戦一戦を本気で戦っていきます。

 

最後に、「1部昇格」を掲げる中で、私の主将としての覚悟を伝えさせていただきます。

私自身、周りを冷静に見る力もなければ、昨年度主将の里衣子さんのような圧倒的存在感や周りを引っ張る力もありません。自分が伝えたいことを上手く伝えられないことも多々ありますし、まだまだ主将としては未熟です。しかし、慶應を強くしたい、勝ちたい、という想いは誰よりも強く持っています。

さらに、慶應に入ってから公式戦で勝つという経験をしていない後輩たちを勝たせたい、「慶應を選んで良かった」と思わせたい。そんな想いもあります。

ゴールを決めた瞬間、勝った瞬間にピッチに立っている選手だけでなくベンチにいる選手、スタッフ、そして応援に来てくださる方々が一斉に立ち上がり、KEIO FAMILYが一つになって喜び合う、そんな雰囲気を後輩たちに味わわせたい。言葉だけでは言い表せない会場の空気を今年はみんなで経験したい、そんな想いが今、沸き起こっています。

 

先日、テソンさんに『リーダーシップの旅』という本を勧めていただきました。本の中に、リーダーはなろうとしてなるものではなく、進んできた結果としてリーダーになるということが書かれていました。リーダーシップに決まった形はなくて、その示し方は人それぞれでいいと思わされた本でした。

今年は大きな目標を掲げる中で、主将として失敗することやうまくいかないこと、仲間と意見が割れることも必ずあると思います。ですが、そういう時こそ自分が誰よりも必死に挑戦し、誰よりもチームのために尽くし、行動で自分の想いを魅せて行きたいと思います。「主将とはこうあるべき」というものにとらわれず、どんな時でも自分らしく全身全霊で頑張っていきます。

 

最後になりますが、関東大学女子サッカー2部リーグが4月30日に開幕します。幸いにも新型コロナウイルスの状況も少しずつ落ち着き、有観客での開催が決定しています。このように全力でサッカーに打ち込める環境に感謝し、応援して下さる全ての方々に恩返しができるよう、チーム全員で目標に向かって精進して参ります。

 

次はロングフィードと安定した守備が武器であり、早くもチームにすっかり馴染み、変わり者っぷりを発揮している、スフィーダ時代の後輩でもある1年の小熊藤子にバトンを託します。実はスフィーダ時代に2人でセンターバックを組んでいたこともあります。今年は、小熊のアシストから自分が点を取れるよう、また一緒に頑張っていこう!!

 

拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

今後とも、変わらぬご声援の程、よろしくお願い致します。

 

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『間違ってなかったとみんなが教えてくれた』(4年中井里衣子)

2022.01.31

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

今シーズン主将を務めました、総合政策学部4年の中井里衣子です。

幾度となる怪我から復帰を遂げ、2年ぶりに公式戦のピッチに戻ってきた主務の藤田椰也子からバトンを受け継ぎました。私から始まった今シーズンのリレー日記は全員が書き終え、一周回って私に戻ってきました。

みんなの文章を読むと、普段は本人の口から聞くことの出来ない経験や想いを知ることが出来、頑張っているみんなの姿を想像すると「よし、私も頑張ろう!」とみんなのリレー日記に背中を押されていました。

そして、私にとって最後となるリレー日記。書きたいことは沢山あるのですが、大好きなソッカー部での今シーズンについてを、これまで私に関わってくれた全ての人への感謝の気持ちを込めて、書き進めたいと思います。

拙い文章ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

「新たな女子部へ」

 

この言葉は私が万里一空と題して今シーズンの最初のリレー日記に書いた言葉です。

今シーズンのチームは、サッカー経験が浅い人、楽しそうだなと思って入部した人、大好きなサッカーをもう一度やりたいと思って入部した人、全国レベルの経験者…など、入部理由も経験年数も様々でした。これまでも多様なバックグラウンドを持った集団ということが、女子部の魅力の一つではあったと思いますが、所属する全員が関東大学リーグのピッチに立つような状況はここ数年なく、新たな女子部を作っていくきっかけになると私は強く感じていました。

 

「主将になりたい」

 

私は迷うことなく立候補しました。それは、全員が「このチームで良かった」と思えるような組織にしたかったから。

どの立場であってもチームの為に一人ひとりが本気で頑張れる組織にしたかったから。

勝利以上の価値を体現出来る組織にしたかったから。

どんな状況でも応援していただけるようなチームにしたかったから。

 

この想いを実現するために、主将になって本気でチームを変えたいと思い、全員に気持ちを伝え、全員に背中を押してもらいました。

そして学年や経験年数などは関係なく、みんなが当事者となってチームを作っていく意識が大切だと、背中でも言葉でも伝えていく。それが、私に出来ることであり、私がやるべきことだと考えました。

 

チーム始動においては、彩香と椰也子と時には言い合いになりながら、何十時間も話し合いました。そして自分達が辿り着き、大切にしてきたことは「人の心を動かす存在になる」ことです。もちろん勝利は大前提です。ですが、一人ひとりに焦点を当ててチームの理想像を考えた時に、勝利を一番に考えて何事も取り組むことが、果たして結果に繋がるのか。ピッチ上での「勝利」を取ったら自分達には何が残るのか。怪我によりピッチ上で戦えない子は?経験年数の差によって気持ちが落ち込んでしまう子が出たら?重圧に押しつぶされそうな子は?運営においては?いくつもの状況が思い浮かび上りました。勝利に貢献できないもどかしさから、自分の存在意義を感じられなくなってしまう子が出てきてしまうのではないかと。

深く考えすぎかもしれないですが、人数がとても少ない今シーズンのチームは、一人でも気持ちが離れてしまったりみんなの気持ちが同じ方向に向いていなかったりすると、あっという間にチームは崩壊し、勝利を掴み取ることは出来ないと感じていました。

だからこそ、全てが勝利に直結する考え方ではなく、どの行動においても、人の心を動かすことに繋げるという考え方を持つことで、チームがどのような状況でも崩れることはなく、勝利も手に出来るはずだと信じていました。

そしてこのチームをみんなが本気で好きになってこそ、自分を犠牲にしてでもチームの為に何が出来るのか考えて行動が出来、その行動が仲間に力を与えると思いました。だからこそ、このチームで良かったと思ってもらえるような組織にするのだと強い気持ちを持ち続けていました。

 

ですが、結果を見れば自分達でも驚くほどの大差をつけられ、圧倒的最下位で降格となってしまった今シーズン。

「みんなと笑いたい、みんなとなら奇跡を起こせる!」心の底からそう信じて最後の1戦まで戦ってきましたが、やっぱり人生は甘くないと、改めてつきけられたシーズンとなってしまいました。

慶應に入部して未だ勝利を味わったことがない選手がピッチのほとんどを占める中で、今年も歓喜の瞬間を味わわせてあげられなかったことは、4年としても主将としても申し訳なく、不甲斐ない気持ちです。それでも、全員で力を合わせて頑張るとはこういうことだ!と改めて実感し、勝利を手にした暁には、どれだけ幸せな気持ちになるのだろうかと、毎週末ワクワクした気持ちで試合に臨んでいたシーズンでもありました。彩香と練習後に湯船に浸かりながら「勝ったら泣くね」と勝利を思い浮かべて話していたほどです。

 

あんなにも負けていたのに、「次こそは勝とう!」「絶対点取ろう!」とみんなが強い気持ちを持って毎週末を迎えられていたのは、このチームが好きだという気持ちがみんなの中で芽生え始め、私達に拍手を送ってくれる保護者と応援してくださる方々の存在を実感し、本気で向き合ってくれているスタッフ陣がいたからだと思います。

特に、ずっと私達と向き合ってくれているスタッフ陣の口から出る言葉や行動には、感動のあまり瞬きをしたら涙が溢れるというところまで来ていたことも多々ありました。(溢れたこともありました。笑)

その中でも私が一番印象に残っているのは、ある試合後の集合で、GKコーチの髙橋さんが「俺らは君たちのことを絶対に見捨てないよ」と言葉をかけてくれて、それに続いてテソンさんが「誰がなんと思おうがみんなは俺の誇りで自慢の選手です」と全員に伝えてくれた時です。

こんなにも結果を出せないのに、こんなにも教えてくれたことを上手く実行できないのに、決して怒ることなく、どのようにしたら成長できるかを一緒に考えてくれるスタッフ陣。ここまで私達を大切にしてくれるスタッフ陣の為にも、応援してくれる全ての人の為にも本当に勝ちたいと、いつの間にか口を揃えてみんなが言うようにもなっていました。

 

今考えても、結果が出なかったことは悔しい。本当に悔しい。本当に本当に悔しい。

けど、明日香が私に対して「里衣子さん下向くなよ!!」と喝を入れてくれたり、「カバーは任せてね」と愛実が横で心強い言葉をかけくれたり、「いっぱい走るから何でも指示して」とチームに安心感をもたらそうと頑張る莉子がいたり。真理加や佳那を引っ張る真智や沙羅がいたり。

名前を挙げた子達に限らず、自分がこのチームの為に出来ることを考え、助け合いの精神と支え合う気持ちで、一皮むけようと頑張っている後輩達の成長に喜びを感じ、自分は間違っていなかったと、自分に自信を持てるようにもなりました。

そして、最後の入れ替え戦に臨んだチーム体制こそが、私が描いていたチーム像に一番近い形でもありました。

私は、高校入学前からソッカー部でプレーすると心に誓い受験に励んでいたので、ソッカー部に入るという選択肢意外考えられなかったのですが、全員が全員そうではないのがソッカー部女子の良さだと思います。

色々な考え方や色々な経験をしてきた人の集団だからこそ、悩むし、上手く行かないし、迷うこともあるかもしれないですが、何度も話し合いを重ね、包み隠さす想いをぶつけ、お互いを知ってこそ、深い絆が生まれてソッカー部はパワーアップしていくのだと思います。

 

今シーズンを振り返って、全員がこのチームでよかったと思ってくれているかは分かりません。でも、私は胸を張ってこのチームでよかったと心から言えます。熱くなりやすい私は、ついついピッチ上で強く言いすぎたり、厳しい言葉に涙を流させてしまったりした人もいます。それでも、最後の最後まで私についてきてくれてありがとう。一緒に戦ってくれて、一緒に泣いてくれて、一緒に頑張ってくれてありがとう。

 

ソッカー部での生活を終え、サッカー人生を終え、思い浮かぶことは「ありがとう」この言葉に尽きます。どう伝えたら良いのか分からないほど、言葉では表せられないほど、私に関わってくれた全ての人に感謝の気持ちでいっぱいで、一人ひとりに直接お会いしてお礼の言葉を伝えたいです。

そして伝統あるソッカー部の一員になり、多くの人に出会って、たくさんの経験をさせてもらえたことは、とてつもなく大きな財産となりました。

ソッカー部での経験に誇りと自信を持って、これからも「常に笑顔・常に全力」で挑戦し続けたいと思います。

 

最後に、このような状況下でも会場に足を運んでくださった方、オンラインを通じて応援をしてくださった方、女子部に関わってくださった全ての方に心から感謝申し上げます。

今シーズン苦しみながらも逞しく成長した後輩達は、また新たな目標に向かって突き進んでいくと思います。

みんなへの感謝とたくさんの愛を込めてTEAM2022にバトンを繋ぎます。

重ねてにはなりますが、沢山の応援をありがとうございました。

 

 

 

『ソッカー部女子への感謝』(4年藤田椰也子)

2022.01.29

ホームページをご覧の皆様、新年明けましておめでとうございます。

昨年はTEAM2021に多大なるご支援とご声援をいただき、誠にありがとうございました。

何事にも真摯に向き合い、チームを盛り上げ続けてくれた、女子部一の愛されキャラ高月彩香からバトンを引き継ぎました、経済学部4年の藤田椰也子です。

昨年12月5日に行われた入れ替え戦を最後に、TEAM2021の活動は終了致しました。ソッカー部での活動の勲章、日焼けした肌が日に日に白くなっていくのを見て、生活の中心であったサッカーを引退したことを実感しています。

私が初めて女子部の練習に体験参加させてもらったのは中学3年生の時です。小学生の時にソッカー部の存在を知り、練習に参加させてもらいました。

当時はまだ中学生だったので、もし慶應に合格して女子部に入ることが出来たとしても、同じ時期に部員としてサッカーをすることはない先輩方だらけでした。そんな中でも先輩方は私をあたたかく迎えてくれて、たくさん女子部のことを教えてくれました。どんな人でも認め合う女子部の雰囲気に惹かれ、絶対に入ると心に誓ったことを今でも鮮明に覚えています。

そして今、夢だったソッカー部で4年間のサッカー生活を終えて、最後のリレー日記を書かせてもらっていると考えると、とても感慨深いです。「ソッカー部女子」や「サッカー」は、常に私を奮い立たせる存在でした。ソッカー部女子に入ること、そして黄色いユニフォームを着て慶應を背負ってプレーすることを夢見て勉強やサッカーに取り組んできました。

4年間を終えた今思うことは、ソッカー部女子に入ることが出来て本当に良かったということです。ソッカー部女子は、魅力溢れる組織だと思います。人数は少ないですが、それぞれ多種多様な考えを持っていて、チームの目標に向かって練習、ミーティングを重ね、日々切磋琢磨し続けています。

そして、みんながチームのこと、仲間のことを想っています。様々な立場にいる仲間が、サッカーに於いても、それ以外のことに於いてもお互いを応援し合っています。部活の創設や昇格降格、そこにある先輩方の想いが歴史として残されています。他にも魅力的に感じる部分がたくさんあり、私が憧れた空間そのものでした。時を過ごしていくうちにたくさんの女子部の良さを感じました。

こんな魅力的な組織だったからこそ、4年間で、嬉しいことや悔しいこと、忘れられない瞬間を味わうことが出来ました。その中でも特に、女子部史上初のインカレ勝利を飾ったときは言葉に言い表せない程の感動と高揚感に満ち溢れていました。

上級生になり、2年間幹部としてチームと関わった中で、チームについて長い時間をかけて考え、仕事をする中で組織や大会の成り立ちを知り、そこに関わってくれる沢山の方々の存在を感じました。

また、この4年間でたくさんの素敵な方々に出逢うことが出来ました。

スタッフの方々や、OBOGの方々、KSSの幼稚舎生・保護者の方々、地域の方々。挙げればきりがありませんが、ソッカー部に所属しなければ巡り合うことが出来ませんでした。誰かが頑張る姿を見て、良いことも悪いことも、全てが私を鼓舞する力となり、闘い続けることが出来ました。みんなと本気で取り組む練習や試合が本当に好きでした。ソッカー部女子が出会わせてくれたご縁に、感謝の気持ちでいっぱいです。

今まではサッカーが原動力で、当たり前のようにサッカーをさせてもらう環境があり、仲間がいて、周りの方から与えてもらっていました。経験したこと、感じた喜怒哀楽、出会えた方々は私の財産です。ソッカー部女子に出会い、ここを目指してきて、4年間続けることが出来、本当に良かったです。今後は、誰かを支える存在になれる様、「ソッカー部女子の卒業生」として相応しい存在になれる様、精進して参ります。そして大好きな女子部のサポーターとしてずっと応援し続けようと思います。

最後に、、、頼もしい後輩達が、来年以降も慶應らしく闘って、1部の舞台で、インカレの舞台で、花を咲かせてくれると思います。また、「ソッカー部女子」という組織の船が、中の人が変わっても、船の部品が変わったとしても、私が憧れを抱いたように、かっこいい存在であり続けて欲しいと思います。

今後共、女子部の応援を宜しくお願い致します。

次は、女子部の主将として、どんなときも一番にチームのことを考え、声を出し、引っ張り続けてくれた中井里衣子にバトンを引き継ぎます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

『0勝』(4年高月彩香)

2022.01.12

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

2021シーズン副将を務めさせていただきました、環境情報学部4年の高月彩香です。

副務として、幹部として、3年生ながらピッチ内外でチームを支えてくれた秦野くるみからバトンを受け継ぎました。去年の今頃は副務になるかどうかで非常に悩んでいましたが、チームの為に自分の殻を破り、今シーズン非常に大きな変化を起こした一人です。その責任感と勇気ある選択に、本当に感謝しています。ラスト1年、J代表の勲章と共に、悔いなく最後までやり切って欲しいです。

さて、ついに最後のリレー日記を書く時が来てしまいました。ここまでの大学4年間、もっと言えばサッカー人生14年間。短かったような、長かったような。特にラスト1年は、私にとってこれまでで最も濃い経験をしたと感じています。振り返れば、年間23試合で1分22敗。何度思い返しても、史上最悪な結果です。

そんなラスト1年を締めくくった4年生として、大学サッカーを通して学んだこと、感じたことをここに書き留めておきたいと思います。大学卒業の時点で考えることなんて、長い人生で見ればちっぽけなものかもしれませんが、今感じているこの気持ちを忘れないように、この場をお借りします。

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なぜ大学サッカーなのか。

なぜ慶應ソッカー部なのか。

なぜここにいるのか。

 

誰もが一度は考えるであろう、この疑問。何か大きな壁にぶつかった時に、原点に戻ろうと考えた末、ここに辿り着く。私自身2年生の時のリレー日記でテーマにした内容だが、未だに答えは見つからない。しかし、その答えはそこまで重要ではないような気がしている。

自ら何もしなくても、組織の中に存在することは出来るし、その組織が大きければ大きいほど、特に問題にもならない。何もしなくても、他の誰かがやってくれるかもしれない。そんな事を考えていた1年生の時。学連という役割が降ってきた。それまでの自分を変えたいとどこかで考えていたのだと思う。半分周りの環境が後押ししてくれたお陰もあり、務めることに。

正直迷いはあった。めちゃくちゃ楽しいものでもなければ、サッカーをプレーする事ほど夢中になれるものでもない。そこにやりがいを見出せるのか。やって後悔はないのか。

けれど、大学4年間を終えた今。それが一つの分岐点だったと考える。

一歩外に出れば、全く違う世界が広がっている。

サッカーをプレーする事しかしてこなかった私は、その裏でどれだけの人が動いてくれているのか、支えてくれているのか、そこで初めて知った。

一つの試合に対しても、その大会をどういう位置付けで行うのか、どう進めていくのか、その将来性についてまで、何ヶ月も前から話合い、身を粉にして働く人がいて、実際に会場運営をする人がいて、審判の方がいて…。ここには書ききれないほど、多くの人が携わり、一つの試合が行われる。実際にそこに入り、それを肌で感じるまでは、これほどのものだと思っていなかった。

さらにそこには、自分が負けて出られなかった大会の運営でも、文句ひとつ言わず、悔しさを胸にしまい、誰かのために一生懸命動く人達がいる。その姿を目の当たりにした時、自分自身がすごくちっぽけに見えた。

この経験がなければ、私は本当の意味で理解することは出来なかったと思う。誰かの頑張りは、他の誰かの頑張りで成り立つものだと。

そして、自分がその裏に立った時、誰かのために頑張る気持ちを惜しんではいけないと。そしてやりがいとは、自分がどれだけ主体的に動けるかだと思う。

組織の中で存在価値を見出すことは難しい。「私にしか出来ないこと」なんていう綺麗事はないからである。その人がいなくなれば、他の人がその役割を担う。ただそれだけ。

だからこそ、私は自ら動ける人であり続けたい。言い訳を周りに探すのではなく、自らやりがいを見出せるように。どんな組織にいようとも、思考を止めず、考え続けたい。「なぜ私はここにいるか」ではなく、「ここで私は何をするか」を。

 

そしてもう一つ。ここに残したいことがある。それは、ラストシーズンについて。

どこの組織にいっても、組織内での個人差は必ず存在する。サッカーの組織で言えば、レベルの差、経験年数の差、これまで過ごした環境の差。ソッカー部は、その個人差が大きい。周りの人には「大変だね」とも言われるが、私はそうは思わない。むしろ、それが強みだ。

レベルの高い人が、経験の長い人が、偉いわけでもなければ、正しいわけでもない。どれだけ個人差があっても、一人の選手として、人として、同等の立場で意見を交わし、チームの為に全員が本気になれる組織。

そんな組織を目指し、個人差関係なく全員が輝けるチームを目指し、4年間やってきた。こんなチームだからこそ。このチームで勝ちたい。結果を出したいと。

しかし終わってみれば、0勝。2部降格。強みを、強みにすることが出来なかった。副将として、4年生として、本当に情けなく、申し訳ない。これでもかというほどに、勝てず。苦しい気持ちが圧倒的に多かったラストシーズン。

それなのに、私はこのチームが大好きで、サッカーが大好きだ。あと1年このチームでやりたいと、本気で思ってしまうほど。それは紛れもなく、チームメイト、スタッフの方々、応援し支え続けてくれた方々のお陰である。

この0勝という結果を、プラスに捉えられる事は今後も二度とないと思う。けれど、そこまでの過程を、経験を、それがあって良かったと思えるように、これからの新たなステージで頑張っていきたい。そして、この苦しいシーズンを最後まで前向きについてきてくれた後輩達には、今年こそ、みんなで喜び合う瞬間を味わって欲しい。自分を信じて、仲間を信じて、チームの為に闘い続けて欲しい。

「成功は決定的ではなく、失敗は致命的ではない。大切なのは続ける勇気だ。」

ある時テソンさんが私達に送ってくれたこの言葉。結果だけに一喜一憂し、本質を見ることを忘れてはいけないと。もし今後、同じように結果に悩まされることがあった時、この言葉を忘れずにいたい。

 

 

 

 

 

(株式会社リクルート 広告より)

 

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最後に、私はここまで沢山の方に支えられ、歩んでくることが出来ました。この場を借りてその感謝を伝えさせていただきます。

まず、こんなにも結果が出ない中でも応援しサポートし続けてくれた先輩方。最後まで諦める事なく闘い続けてくれた後輩達。色々な場面で女子部に力を貸していただいた、友峰さんをはじめとする男子部の皆さん。そして何よりも濃密な4年間を共にした、同期の2人。私はこのチームが大好きです。最高の4年間、ありがとうございました。

さらにどんな結果でも見捨てる事なく、私達と向き合い続けてくれたスタッフの方々。負ける度に申し訳なさと不甲斐なさで一杯になりましたが、それでも折れる事なく前を向き続けて来られたのは、間違いなくスタッフの方々のお陰です。毎週送ってくださっていた「#96_テソンさんの部屋」のメッセージを今シーズン何度も読み返し、気持ちを奮い立たせていました。(全部スクショしています。) 私はこのチームでサッカーが出来て、本当によかったです。ありがとうございました。

そして14年間素晴らしい環境で、サッカーを続けさせてくれた家族。どんな時もそばで支えてくれた、自称・カッコ悪い4年生。本当にありがとう。これからも宜しくお願いします。

 

最後になりましたが、このような状況下でも、遠方まで足を運んでくださったり、配信を見てくださったり、最後までたくさんの応援、本当にありがとうございました。皆様の応援が、私達の大きな力となっていました。来シーズンは2部での闘いとなってしまいましたが、後輩達がこの経験を糧に、結果を出してくれると信じています。

今後共ソッカー部女子の応援、宜しくお願い致します。

 

TEAM2021副将 高月彩香

 

『感謝』(3年秦野くるみ)

2021.12.25

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

いつでも頼まれた仕事に全力で取り組む、同期の行德のえからバトンを受け継ぎました、総合政策学部3年の秦野くるみと申します。

今回のリレー日記では、入れ替え戦を終えた今、感じる想いを素直に綴らせていただこうと思います。まとまりのない文章ではありますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

今年はたくさんの感謝と出会うことが出来た1年でした。

副務を務めさせてもらえたことで、倶楽部会議に参加する機会を得て、OB・OGの皆様が私達現役選手のために、様々な面から驚く程多大な支援をしてくださっていると知れたこと。監督やコーチが、お仕事でお忙しいにも拘らず、グラウンドに来てサッカーを教えてくださっていること。男子部との兼任で休みが少ない中でも、女子部のために熱くご指導してくださっていること。男子部浅海監督のご厚意により、これまでずっと夜のみだった練習時間を調整してくださったこと。苦しい状況が続いている私達を想い、OGの方々が平日にも拘らず、お仕事前に朝練に参加して発破をかける言葉を残してくださったこと。私達が1勝も出来ていなくても、大量失点で情けない試合をしても、変わらず応援してくださった皆さんがいたこと。

他にも、たくさんの有り難い瞬間に出会ってきた1年だったからこそ、先輩方が必死にもがいて何とか守り抜いてきた1部の舞台を来年に残したかった。入れ替え戦に勝利して皆さんに喜んで欲しかった。たくさんの感謝を、ピッチ上で闘う原動力に変えて、1部残留という結果をもぎ取りたかったのですが、それを実現させることは出来ませんでした。上級生として、前線の選手として、チームを勝利に導くことが出来なかったことに不甲斐なさを感じています。

慶應は1部にいてこそ、より存在を輝かせることが出来る。

スポーツ推薦のない大学が、1部の舞台で必死に闘い続けてこそ、必死に強豪校にくらいついてこそ、人の心に届けられるものがある。慶應が1部で勝利してこそ、届けられる想いがある。私はそう思っています。だからこそ、1年で慶應が1部へ戻れるように。入れ替え戦で負けた悔しさを原動力に変え続けて、2部での闘いに挑みたいと思います。
私は多くの方々が目を通すこのような場で、自分の心の内を赤裸々に記すのが得意ではありません。だからこそ自分自身のプレーで、ピッチ上で闘う姿で心の内にある想いを思いっきり表現したい。自分の表現するものがチームの結果に結びつくように。見てくれた誰かの心に響くように。自分達の力で、慶應の価値を証明できるように。ラスト1年、慶應のために自分が出来ることを、地道に着実に積み重ねていきたいと思います。

次は、今シーズン副将を務めた4年の髙月彩香にバトンを託します。何かアドバイスを求めれば、いつも真摯にとてもためになる意見をくれて頼り甲斐がある、その上いじられキャラでもあり、チーム1の愛されキャラであるという完璧さに、感服することばかりです。そんな彩香さんが最後のリレー日記にどんな想いを綴ってくれるのか。今からとても楽しみです。

拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。来シーズンも、温かいご声援の程宜しくお願い致します。

 

『デビュー戦、フィールドとして出場したキーパーの話』(3年行德のえ)

2021.12.14

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

いつもソッカー部女子を応援していただき誠にありがとうございます。同期の髙橋佳里から紹介に預かりました、法学部政治学科3年の行德のえと申します。

彼女は大体私のことを把握していると言っていましたが、本当にその通りです。なので、最近は思考が読まれているのではないかとビクビクしながらボケています。いつもツッコミありがとう。また、頭が良いと褒めてくれましたが、「ただ雑学をたくさん知っているだけ」ということと、文才と語彙力に欠けるため、期待に添えるような文章を書けるかは分かりません。そして彼女が言う通り、今シーズン私が経験してきたことはとても独特でした。今回のリレー日記はその経験について書かせていただきます。拙い文章ではございますが、どうか最後までお付き合いいただければと思います。

前回のリレー日記でも書いたが、私は昨年からゴールキーパーとして選手復帰をした。私から見た公式戦用のキーパーユニフォームは大好きなバルセロナのユニフォームよりも遥かにキラキラしていて、早くそれを着て出場したかった。部屋に飾って毎日練習前に眺めていた。だが、大学でのデビュー戦に私は黄色のユニフォームを着て出場した。

ソッカー部女子は長らく人数不足に悩まされている。早稲田大学や日本体育大学など、名だたる強豪校がひしめき合うこの大学リーグ1部の舞台において、ここまで人数が少ないチームは無いだろう。スポーツ推薦があるわけでは無いし、そもそも慶應義塾大学の入試は難易度が高い。内部進学者でサッカーを続ける人は少ないし、もちろんスポーツをやっている以上怪我は避けられないため、無念の離脱を強いられた選手もたくさんいる。様々な理由があって人数が少ないのだ。だから、セカンドキーパーの私がフィールドプレーヤーとして練習に参加し、試合に出場することになったとしてもそれ自体は驚くべきことでは無い。

ただ実際にはとても不甲斐ないことに、完全に割り切ってフィールドプレーヤーとして練習には取り組めなかった。キーパー陣がグラウンドの反対側で練習しているのに自分だけ離れたところにいて、本当に、本当に心の底から寂しかったし悔しかった。だが、ポジティブな気持ちを持って取り組んでいたことも確かだ。

『どのような状況であってもチームのために自分が出来るベストを尽くす』

これが、私がソッカー部員として過ごす中で一番大切にし、チーム、個人の勝利に繋がることだと信じてやってきたことである。

練習、試合前の準備は完璧に。練習では1分1秒すら無駄にせず学ぶ、成長に繋げる。動画を見て戦術、サッカーへの理解を深める。ピッチに立っているなら誰よりも勝利に貪欲な姿勢を見せる。ピッチに立てないなら声でみんなを鼓舞する。出来る限りのサポートをする。

“チームのために” “勝つために”

そう考えればフィールドとしての練習にも試合にも前向きな気持ちで臨むことが出来た。そもそも慶應のユニフォームに袖を通して闘えること自体、私にとって大きな意味を持つ。今まで試合に出場できなかった自分が、どんな形であれピッチ上で貢献できる機会をもらえたこと。先輩達が繋いできてくれた舞台に立てたこと。チームのために闘えること。本当に嬉しかった。それに、共に切磋琢磨してきた明日香(2年・十文字高)と一緒のピッチに立って闘うなんて普通はあり得ない話なので、武蔵丘短期大学戦の後半キックオフの前にはワクワクした。ワクワクしすぎて、本来であればグータッチするところを思わず手をガシッと掴んでしまったくらいだ。もちろん、ゴールキーパーとフィールドプレーヤーでは技術、フィジカルなど、求められるものが大きく変わる。いきなり適応するのは難しかった。だが、ゴールキーパーとしても、フィールドプレーヤーとしても『半端者』だった私は、チームのみんなに追いつこうと必死だった。

そしてそこから私はフィールドプレーヤーとして功績を残し…なんて上手くいくはずもなく。練習でミスをする、キーパー練習に参加できても上手くいかない、7年ぶりのフィールドプレーヤーで慣れない動きも入るため体が悲鳴をあげる、心ない言葉をかけられる。プレーが思い通りにいかないことに苛立ちや歯痒さを感じ、周りには「なんで誰も気持ちを分かってくれないんだ」と怒りや不満が溜まっていった。次第にチームメイト全員が敵に見えるようになり、「誰も私に期待していないなら、結果を残して全員見返してやる」と反骨心のみでプレーするようになった。

だがある日突然私の中で何かがプツッと切れた。ピッチ内で貢献できる選手で無いなら、ピッチ外で誰よりもチームに向き合うべきなのにそれを放棄した。チームメイトの私に対する視線も変わったことは感じていたが、心の底からどうでもよかった。「所詮自分はゴールキーパー/フィールドプレーヤーのスペアだから」と。

ソッカー部女子の公式戦名物、「のえの叫び」も影を潜めた。素直に「チームのために」と思えなくなった。そこからしばらくして、プレーできるフィールドプレーヤーの人数が増えたので、私はまた毎日の練習にゴールキーパーとして参加できるようになった。

その後、7月31日に行われた対帝京平成大学戦では先発フル出場することが出来、「やっとキーパーで試合に出られる!」という喜びに溢れ、「ここでゴールを守り切ってチャンスをものにしよう」と意気込んで久しぶりに前向きにサッカーに取り組めたはいいものの、結果は0-5の大敗。自分の力不足と不甲斐なさを改めて思い知らされた。またサッカーを心の底から楽しめることは無くなった。

しかし、最近ある言葉に出会った。

「今日の自分がしている事が、“明日なりたい自分”に繋がっているかを己に問え」

自然と頭の中で私のなりたい姿をイメージしていた。チームを勝利に導ける、守護神と呼ばれるような存在。私が尊敬する人達と同じくらいかっこいい先輩。そんな先輩達からも信頼されるような後輩。それが私のなりたい自分で、その理想像に向けて行動していきたいと考えるようになった。そこからチーム、サッカーへの向き合い方は変わったと思う。(時期を同じくして相談した先輩の存在がとても大きかったので、この場をお借りしてY先輩に感謝の意を伝えると共に、そういう頼れるかっこいい先輩になると改めて誓います)

まだまだ大きく自分を変えられたとは思わない。社会人スタッフ、チームメイトからの期待値や信頼度も変わっていないだろう。でも今日の自分の行動が明日の自分に繋がっているならば、全ての瞬間を大事にしながら、楽しみながら、緊張感と責任感を持って過ごしていこうと思う。その積み重ねで、いつか“なりたい自分”になれることを信じて。

ここまで非常に長く、拙い文章となってしまいましたがご覧いただきありがとうございました。この経験は私がダークサイドに近づいた瞬間(危うくベイダー卿になりかけるところでした)ではありますが、この経験を辛かったからといってなかったことにするのではなく、未来に生かす形で自分の中で消化できたのは本当に良かったなと思っています。12月5日に行われた1部2部入れ替え戦の結果を以て、今シーズンは降格という形で幕を閉じました。1部の舞台を繋げられなかったこと、笑顔で終われなかったこと、勝利の二文字を届けられなかったこと。悔いの残る形となってしまいましたが、どんなに打ちのめされようと進んでいくしかありません。荒鷲の誇りを胸に、先輩方の想いも背負って今後も闘い続けます。

TEAM2021を応援していただき、誠にありがとうございました。今後ともソッカー部女子に変わらぬご支援、ご声援の程宜しくお願い致します。

次のリレー日記を担当するのは同期の秦野くるみです。彼女は写真を撮るときは必ず(と書くと怒られそうなので60%くらいの確率で、ということにしておきましょう)背伸びをします。ですがリレー日記ではきっと等身大でありのままの彼女の想いを綴ってくれることでしょう。1年間副務としてチームの中心に居続け、一回りも二回りも成長した彼女が何を書くのか、とても楽しみです。

 

『慶應のために』(3年髙橋佳里)

2021.12.02

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。総合政策学部3年の高橋佳里です。

同期のフェイからバトンを引き継ぎ、3回目のリレー日記を書こうとしています。フェイをいろんな場面で紹介しすぎて、レパートリーが無くなってきました。

「顔がかっこいい」「ストイック」「動物と自然には弱くてメロメロ」

以上の3点だけで大体フェイの説明は出来ていると思います。フェイのリレー日記にもありましたが、今年は多くの苦難が彼女に訪れ、今も戦い続けている最中です。ですが、常にブレる事なく、サッカーのために少しずつでも着実に前に進もうとしている姿は本当に強いし、かっこいいなと思います。なんとかなる!頑張っていこう!

私はみんなのリレー日記を読む時間が好きです。普段は感じにくい、一人ひとりの熱い想いを知ることが出来、自分も頑張ろうと思わせてくれるからです。「日記」というものはもっと軽やかで読みやすいものではないのかなと思うのですが、リレー日記は今や1年に1度の一大イベントとなっています。自分もこの貴重な3回目を無駄にしないよう、自分の想いを伝えられればと思います。長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

 

私は慶應という組織に感謝しかない。この環境に自分がいれることに感謝で溢れている。とても素晴らしい環境があって、多くの人に支えられていて、素敵なチームメイトがいて。こんなにも恵まれた環境にいることが出来る自分はとても幸せだなと思う。

この3年間を振り返ると、自分はチームに多くの迷惑をかけてきたように思う。毎年必ず、大事な時期の直前にチームを離脱する。1年生の時のあの一瞬の接触によって、何回も膝に痛みが出て、サッカーが出来なくなる。チームにとって大切な試合に出ることが出来なくなる。毎回、試合に出られない、サッカーの出来ない悲しさや悔しさなどの個人的な感情より、チームに迷惑をかけている申し訳なさとチームに貢献できないもどかしさでいっぱいになる。本当はピッチに立って自分の出来ることや得意なプレーでチームを助けたいのに、外から声をかけることでしかチームの為に出来ることが無くて、すごく嫌になる。自分はこの3年間チームに何も出来ていないし、結果を残すことも出来ていない。慶應という組織にプラスの価値を何も与えていない存在なのである。

しかしそんな自分でもこの組織は求め続けてくれて、居場所をくれる。自分を信じてくれて、見放すことが無く、待ってくれる。本当に有り難いことで、感謝の気持ちで溢れる。自分は幸せ者だなと思うし、この居場所が本当に好きだ。慶應に来てよかったと思う。そのためならいくらでも頑張ろうと思えて、自分が前に進む原動力を作ってくれる。

だからこそ私は、そんな素晴らしい慶應という場所に恩返しがしたい。慶應のために自分のやれること、出来ることの全てを懸けて、感謝を体現したい。この恵まれた環境の有り難さを感じ、奉仕していきたいと強く思う。

慶應には素敵な人達がたくさんいて、その人達がいるから素晴らしい組織が作られている。その人達のために、自分が力になりたい。自分が一番に頑張ろうと思うし、まず自分が犠牲になりたい。チームのために全てを尽くし、みんなの助けとなりたい。

自分に出来ることなら何でもする。自分の全てを懸ける覚悟を持って、向き合っていこうと思うし、そうやって慶應という組織に恩返しをしていく。

(とりあえず一旦、膝を治すことから始めます)

 

こんなに強気なことを言っていますが、自分はとても弱く、すぐ妥協して、逃げるための言い訳をして、楽な道に進もうとしてしまいます。だから、ここで自分への戒めとして記したかった。意思表明することで逃げられない環境に置きたかった。その為に今回これを書きました。書いている時も、こんなことを言ったら絶対自分が苦しくなるだろうなぁと思いながら、書き切ってしまいました。ですがもし後ろを向いてしまいそうな時は、この文章を読み返してなんとか踏ん張って、言い聞かせて、やるべきことをやり続けたいと思います。

リーグ最終節が終わってから1ヶ月経ち、入れ替え戦の日がついにやってきます。この1年は、負け続けて、本当に苦しくて、なんとか気持ちを保っていないとすぐに心が落ちていってしまいそうでした。だけど、そんな時にテソンさんやスタッフの方々は見捨てずに、常に自分達を信じ続けてくれて、男子部も応援し続けてくれました。

そして何より、4年生が折れないで踏ん張ってくれました。4年生として当たり前なのかもしれないけど、りえこさんが主将として、辛くても声を出し続けて強い想いを届けようとしてくれて。彩香さんが副将として、誰よりも走ってチームを鼓舞し続けてくれて。ややこさんが主務として、全ての責任を負ってチームを支えてくれて。

だから私はその4年生の背中を見て上記に書いたような意思を自分も持てたし、みんなもなんとか前を向き続けて、持ち堪えて、進んでこられたのだと思います。4年生が見せてくれた姿や示してくれたものが本当に偉大なものだったからこそ、慶應での最後の公式戦、そして自分達と戦う最後の試合になんとか勝って、心から頑張ってきてよかった、自分達のやってきたことは間違ってなかったんだと肯定して欲しい。最高の笑顔で幕を閉じてほしい。そして自分達を褒めて欲しいなと思います。

愛をいっぱい注いでくれるテソンさんの為に。

ずっと見捨てずにいてくれたスタッフ陣の為に。

まだ慶應に来て勝ったことのない1、2年生のために。

4年生に最後笑ってもらうために。

それぞれがそれぞれの為に全てを賭けて、全員で戦おう!!

そして絶対に勝利を掴む!自分達は出来る!!

(追記:ちなみに私は今年インカレの運営をしています。今年の大会コンセプトは「その瞬(とき)を咲かせろ」です。これはこれまで苦しくても積み重ねてきた努力があるから今の自分がいて、その努力してきた瞬間を咲かせて欲しいという意味を込めて、私が考えました。慶應での苦しい経験を通し、これまでの努力は決して意味のないものではないし、逆境の中で咲いた花は美しいだろうなという思いが溢れ、大会コンセプトとして表現してしまいました。むしろ慶應に向けたメッセージです。インカレには出られないけど、自分達は入れ替え戦という場で“その瞬を咲かせたい”と思います。)

入れ替え戦は12月5日12:45kickoff @S F Aフットボールセンター vs十文字学園大学との試合になります。有観客試合なので、ぜひ現地に足をお運びいただき応援していただけると嬉しいです。慶應のプライドを示し、絶対に、来年の1部の舞台を残します。

暖かいご声援の程、宜しくお願い致します。

次の担当は、寮で隣の部屋に住んでいて、日常を逐一報告してくる同期の行徳のえです。のえのことなら大体把握している気がします。最近のえが考えていることは、鍋食べたい、ドーナツ食べたい、じゅ〜じゅ〜のお好み焼き行こうの3本だてです。独特な個性の強さで出会ったことのない珍しいタイプですが、本当に人思いですごいなと思うし、とても優しい子です。そんな彼女ですが、今年経験してきたこともすごく独特で、のえ色でいっぱいな気がします。頭が良くて、文才ある彼女の素晴らしいリレー日記をご期待ください!

 

 

『サッカーが好きだから』(3年ブラフフェイ)

2021.11.24

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

慶應の絶対的守護神であり2年のお母さん的存在の野田明日香からバトンを受け継ぎました、文学部3年のブラフフェイと申します。

私をさん付けで呼んでいたのは1週間程度、今では「さん付けとか違和感すぎて呼べない」と言い張っています。そんな彼女は、しっかり者で責任感が強く、どっちの方が年上か分からなくなってしまう時があります。頼りにしているよ、これからも慶應のゴールを守り抜いてくれ。

さて、早速ですが、私が最近意識している言葉があります。

「苦しい時に苦しい選択を」

これは、日頃からテソンさんや福本さんがよくおっしゃる言葉です。

苦しい時にどのように振る舞うか。

苦しい時に逃げずに立ち向かうことが出来るか。

TEAM2021は大学リーグが開幕してから一勝も出来ず、苦しい状況に置かれています。まだ今年は終わっていませんが、個人としても苦しいことの多いシーズンだと感じています。普段、自分の想いを長々と語れる機会があまり無いので、この場を借りて語りたいと思います。拙い文章かとは思いますが、少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。

大学入学から多くのポジションを経験させてもらい、監督やコーチ、先輩方から多くのことを学んできました。練習も楽しく、毎日ワクワクしながら練習時間を迎えていました。そして去年は特に、ゴールという形でチームに貢献する楽しさを多く経験させてもらいました。

FWとしてどんどん上手くなっていく感覚もあり、毎日サッカーや自分と向き合うことがひたすら楽しかった。それは今シーズンに入ってからも同じで、男子部のストライカーTRに参加させてもらうなど、日々、自分の成長を感じることが出来て最高に楽しかった。今シーズンの自分への期待も高く、10番を背負い、チームを勝利に導く。

そんな理想を描いていました。

そんな理想とは裏腹。普段私は試合の2日前にパワーTRをしてから試合を迎えるのですが、開幕戦2日前のこの日もTRが終わり、ストレッチをしようと座った途端、腰に鋭い痛みが走りました。開幕戦は痛み止めを飲み、コルセットを巻いてなんとか出場はしたものの、ちゃんとしたプレーが全く出来ずに終わってしまいました。

さらに、開幕戦2日後にひどい腹痛で病院に行ったところ、病気が見つかりそのまま緊急手術をすることに。1ヶ月半サッカーから離れることになりました。まさに予想もしていなかったシーズンの始まりでした。

お腹は思っていたよりも早く完治し、「やってやるぞ」という気持ちを持って復帰しました。しかし、プレー再開後にまた腰のあの痛みが襲ってきました。リハビリをしながらなんとか騙し騙しやっていけると思っていましたが、足のしびれと脱力感で長時間プレーすることが出来ず、自分の身体ではないような感覚でした。

「足が動かないのは気持ちの問題なんだ」と自分に言い聞かせ、毎日良いイメージを頭に植え付けて練習に向かっていました。しかし、一向に良くなる気配がなく、どんどん退化してしまっているように感じて、苦しくて仕方がありませんでした。チームとしてもなかなか勝ち点が取れず、本当に苦しい状況が長く続いていました。そして2週間後には負けたら降格が決まってしまう入れ替え戦が待っています。チームとしても個人としても、苦しい状況にあります。

「苦しい時に苦しい選択が出来るように」

チームが苦しい時に逃げずに立ち向かうことが出来るか。試合で自分が苦しい状況に追い込まれた時、その場しのぎの楽な選択をするのか、仲間が楽に次のプレーが出来るような選択をするのか。試合で笑う為には練習できつい思いをしなければならない。地面を這ってでもいいからとにかく逃げずに立ち向かう。

これは本当に難しいことだと思います。だけど、「苦しい時に苦しい選択」が出来るようになる瞬間が、「強くなる瞬間」だと思います。

私はまた思いっきりプレーをする為に長期離脱を覚悟し、腰の手術を決意しました。間違いなく苦しいと思ってしまう瞬間が多くあると思います。

それでも自分が苦しい時にどう振る舞うか。「この経験があって良かった」と思えるような選択が出来るのか。

サッカーが好きだから、苦しくてもいい。

サッカーが好きだから、それに立ち向かう。

これが出来た時、私はまた強くなると思います。離脱期間で、今まで出来ていなかった身体の使い方を習得したり、たくさんサッカーを観て頭を鍛えたり。今は、この期間で自分がどれだけ強くなれるかが楽しみで仕方がないです。今シーズンはもうプレーすることは出来ませんが、TEAM2021で自分に出来ることはまだまだあるはずです。勝つ為に出来ることが。4年生の為に出来ることが。

最近の学年ミーティングで、私は同期に、「どのような状況に置かれても変わらず努力できるフェイは、本当に応援したくなる存在だよ」という言葉をかけられました。今だから言うけど、あの時は本当に泣きそうになりました。どんな時でも支えてくれ、時には厳しいことも言ってくれる同期には本当に感謝しかありません。いつもありがとう。良くも悪くも、私は自分に没頭し過ぎて周りが見えなくなってしまうところがあります。「怪我」をプラスに捉えて、自分の為だけではなく、どのようにチームに貢献できるか、みんなの力になれるかを必死に考えながら今シーズンの残された時間を大事にしたいと思います。

「苦しい時に苦しい選択を」

チームとしても、個人としても試されている時期だと思います。苦しい時こそ逃げずに立ち向かおう。

みんな、ラスト全力で頑張ろう。

次は、我が家の愛犬、ヤマト君のあまりの勢いに圧倒され、猫派になってしまった髙橋佳里にバトンを託します。自分に対しても人に対してもゆるい佳里ですが、常に周りが見えていつでも人の為に行動が出来る彼女には尊敬しかありません。いつも佳里の「なんとかなる」と言う言葉に本当に助けられています。本当に信頼しまくっています。私にとって家族みたいな存在の彼女が、何を書いてくれるのか、とても楽しみです。拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。今後共、温かいご声援の程宜しくお願い致します。

 

『涙は女の武器』(2年野田明日香)

2021.11.18

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

話を聞いているかと思えば聞いていない、何か考えているかと思えば何も考えていない。そんな天然さを持つにも拘らず、ピッチ内では体を張ってゴールを守り、セットプレーではチャンスを作り出す頼もしい同期の福岡愛実からバトンを受け継ぎました、総合政策学部2年の野田明日香と申します。

2回目のリレー日記、『涙は女の武器』なんてタイトルを付け文章を書き始めましたが、このブログは恋愛啓発本でもありませんし、あいにく私はそんなことを語れる程の恋愛スキルを持ち合わせていません。恋愛に悩んでいるのなら彩香さんあたりに相談すれば素敵なアドバイスをいただけるはずです。拙い文章ではありますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

突然ですが、このブログを呼んでいる皆様は最近いつ泣きましたか?

『全米が泣いた!』『衝撃のラストに涙が止まらない!』そんなキャッチコピーが世の中には溢れ、感動的な映画やドラマを見て思わず涙した方も多くいるのではないでしょうか。

では、ソッカー部のみんなに同じ質問を投げかけます。すると、大半の部員から「大学リーグで負けて泣いた」「自分のプレーが上手くいかず悔しくて泣いた」といった答えが返ってくると思います。入部1年目のTEAM2020もなかなか勝利を掴むことが出来ず厳しい戦いが続きましたが、今シーズンは昨シーズン以上に勝利や勝点が遠い存在となり、悩み苦しむ時間が今もなお続いています。5月に開幕した大学リーグでは、22戦21敗1分、獲得できた勝点はたったの1。試合後に誰かが涙を流し、里衣子さんが泣きながら締めの挨拶をすることがもはや毎週恒例になっていました。

個人としては、今シーズンから男子部のGK練習に参加させていただき、少しずつ技術的にも精神的にもレベルアップできているという実感がありました。それなのに、まったく勝てない。リーグ中盤には大量失点を重ね、自分のプレーも上手くいかず現実から目を背けたくなっていました。

そんな時、テソンさんから「試合で笑うためには練習で泣かなければならない」という言葉を頂きました。愛実のリレー日記でも登場したように、この言葉は多くの部員の胸に刺さったはずです。練習で辛い思いをしなければ、試合で勝ってみんなで笑うことは出来ない。今の苦しい状況から逃げることなく、まずは練習から向き合っていかなければならないと気付かされました。ずば抜けた技術や身体能力を持つ選手がいない私達だからこそ、当たり前のことを当たり前に積み重ねていくことが何よりも大切だと思います。

先日、男子部のInstagramに掲載されたある1枚の写真が女子部の中で「いい写だよね」と話題になりました。10月9日に行われた関東大学サッカーリーグ第19節筑波大学戦、2−1で勝利を収め泣きながらチームメイトと熱い抱擁を交わすGKの荒さん(4年・慶應義塾高/横浜F・マリノスユース)の写真です。

荒さんは卒業ブログの中でご自身のことを『カッコ悪い4年生』だと表現されていましたが、私は一度もカッコ悪いと感じたことはありません。なぜなら、荒さんこそ「試合で笑うためには練習で泣かなければならない」という言葉を体現する選手だと思うからです。男子部とのGK練習に参加する中で、自分の弱さから目を背けずに誰よりも真摯に取り組んでいる姿を目にした時、強く心を動かされました。チームがどんなに悪い状況下に置かれていても、自分がチーム内でどの立場にいても、常に100%を出し切ること。それが個人の成長に繋がり、結果としてチームの成長にも繋がっていくと私は信じています。

『涙の数だけ強くなれるよ アスファルトに咲く花のように』

私達が今直面している状況は、まさにアスファルトのように簡単には打ち壊すことの出来ない強固なものです。しかし、それを打ち壊す強さを私達は辛く苦しいシーズンの中でたくさんの涙を流し、手に入れてきました。自分自身と向き合う強さ、チームのため・仲間のために戦う強さ、最後まで諦めずに走り抜く強さ。

今シーズン残された試合は12月5日の十文字学園女子大学との1部2部入れ替え戦のみです。手に入れた強さをピッチで発揮し何としてでも勝利を掴み取り、ソッカー部に相応しい美しい笑顔の花を咲かせてみせます。最後はみんなで嬉し涙を流しましょう!!

さて、4学年のうち最も個性的だと言われている2年生のブログがついに私で幕を閉じました。それぞれのブログからもその個性の強さを感じていただけたのではないでしょうか?

次は早稲田の6番…。ではなく、慶應の10番ブラフフェイにバトンを託します。甘いマスクでみんなを虜にする彼女ですが、たまに信じられない程つまらないギャグを言ってきます。「今のどう?」みたいな顔してこっち見るのやめてください。今シーズン怪我に苦しみ今もなお戦い続けている彼女がリレー日記で何を語るのか楽しみです。拙い文章でありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。今後共、温かいご声援の程宜しくお願い致します。

 

『想いを体現する』(2年福岡愛実)

2021.11.12

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

出会ってから約2年間を共に過ごしてきたにも拘らず、未だに「愛実」を「愛美」に間違えて必死に言い訳をしている同期の佐藤真智からバトンを受け継ぎました、環境情報学部2年の福岡愛実と申します。この際なので真智を初めとする皆様にも名前の漢字を覚えていただけると幸いです。

「リレー日記は何書くの?みんなの凄く良かったよね」と母親に言われ、プレッシャーをかけられる中、文才もなければ心に響くようなことを書ける自信もありませんが、率直に今の自分の想いを綴りたいと思います。拙い文章ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです。

今シーズンは辛い時間が多かったように感じます。これは私だけではなく、チームの多くの人が感じているかもしれません。私は去年から今年にかけて、この慶應ソッカー部に入ってから1試合も勝利を経験することが出来ていません。それほど、勝つことの難しさを身をもって体感しています。約10年間サッカーをしてきた中でも、ここまで試合に勝てなかった経験は初めてで、個人的に上手くいかないことも多く、今までは練習よりも何よりも楽しみにしていた試合を迎えるのがしんどく、「本当にサッカーは楽しいのか?」と考えてしまう時もありました。それでも私がサッカーをやっている理由は、その辛さの先に喜びがあることを知っているからです。大学リーグ後期第8節の日本大学戦、たまたま自分が得点をすることが出来ました。今シーズンは得点が少なかったため、先制出来たことはもちろん嬉しかったのですが、私はそれ以上にみんなが笑顔で駆け寄ってくれた姿・ベンチや見に来て下さった方々が喜ぶ姿が忘れられません。その瞬間、サッカーをやっていて良かったと心の底から思いました。”その瞬間をもう一度みんなと味わいたい”その想いの一心に、もっと成長してチームに貢献したいと強く思いました。

また、改めて私には応援してくれる人や支えてくれる人、どんな時も一緒に闘う仲間がいることを実感しました。そしてその時に、自分だけではなく、誰かの想いを背負って、誰かのためにプレーしたいと思いました。たくさんの人に支えられ、サッカーに熱中することが出来るこの環境は当たり前ではない、こんなに幸せなことはありません。常に感謝の気持ちを忘れずに日々過ごしていこうと思いました。

「終わり良ければ全てよし」という言葉があるように、全ての物事で当てはまるわけではないものの、最後の結果がその過程以上に大切なこともあると思います。私は、今シーズンは辛いことが多かったと文頭に書きましたが、まだ決して今シーズンが終わったわけではありません。私は4年生とこの仲間とスタッフの方々と、このチームのみんなで絶対に勝ちたいです。勝利を掴み、笑顔で喜ぶ瞬間をみんなと味わいたいです。応援して支えてくださる方々と喜びを共有したいです。最後に勝つことが出来れば、今シーズンの辛いことは全てこの瞬間のためだったと、みんなで頑張ってきて良かったと思うことが出来ると思います。そのために、入れ替え戦はチーム全員で絶対勝ちましょう!自分達のためにも、怪我で思うようにプレー出来ない仲間のためにも、どんな時も私達を支えてくれるスタッフの方々のためにも、結果が出ない中でもサポートして応援してくださる方々のためにも。ピッチ上で自分の想いを、みんなの想いを体現したいです。このメンバーでこのチームで出来る最後の試合を楽しみながら、結果で恩返しが出来る様、全力で頑張りたいと思います。

私は今年で大学2年生になり、大学生活・大学サッカーも約半分が終わりました。「現状に満足していないか?その行動に後悔はしないか?」後悔しない正しい選択を取ることは難しいかもしれないけど、自分の選択した道を正しい道にするのは自分次第だと思います。様々な葛藤や不安がある中でも、自分に問いかけ続けていきたいです。テソンさんはよく「試合で笑うためには練習で泣かなきゃいけない」とおっしゃいます。チームのために、その瞬間を味わうために、どれだけ辛い選択を取ることが出来ているでしょうか。目の前の今その一瞬に、一つひとつのプレーに、全力で取り組むことが出来ていると胸を張って言えるのでしょうか。何事も現状から逃げず、向上心を持って自分自身と向き合っていきたいです。

それでも私は弱い人間です。この想いに偽りはないものの、今後、自分自身から逃げて楽な道を選んでしまうことがあるかもしれません。だからこそ、みんなで手を差し合って助け合い、チームのために辛い選択が出来る様になりたいです。そんな選択を先導していけるような強い人間になれるよう成長していきたいです。誰しも調子が上がらない時や気分が落ちてしまうことが何度もあると思います。それでもどんな時も、自分と向き合い続けること、その想いを強く持ち続けることが大切だと思います。私はこのブログで書いた想いを胸に刻んで、今後の行動を選択していきたいと思います。

次は、しっかり者でみんなのお世話をし、私達2年生のお母さんのような存在でありながらも、実はおっちょこちょいで抜けているところが沢山ある同期の野田明日香にバトンを託します。拙い文章でありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。今後共、温かいご声援の程宜しくお願い致します。

 

『ステップアップ』(2年佐藤真智)

2021.11.03

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

身体能力の高さを活かしてゴールを守りきるピッチでの頼もしい姿に対し、普段はテソンさんLOVEな同期の深澤菜月からバトンを受け継ぎました、法学部政治学科年の佐藤真智と申します。今回は昨年の私と今の私、そして年後の私について綴りたいと思います。

「来年は真智がこのピッチに立って戦っているかもしれないから。公式戦がどんな雰囲気なのか今日感じてきて。」

そんな言葉を伊藤前監督から掛けられ、昨年の関カレ最終節山梨学院大学戦のロスタイムにて私は公式戦初出場を果たしました。私が唯一サッカーをやっていた小学生時代に所属していたのは、練習だけを行うサッカースクールだったので、大学生にして人生で初めての公式戦出場でした。しかしピッチに歩足を踏み出したらチームメイトから「待って!」と叫ばれ、後ろを振り返ってみるとイエローカードが出ており、誰が何をしたのかと疑問に思っていたら反則行為をしていたのは私でした。

交代要員は、次の条件において競技のフィールドに入ることが出来る。

交代によって退く競技者が競技のフィールドの外に出た。

主審の合図を受けたのちに。

(JFAサッカー競技規則より)

 

私は自分と交代する同期の及川莉子がフィールドの外に出たのを見届け、頑張ろうという思いを胸にピッチに足を踏み入れましたが、主審の合図がまだ出ていなかったのです。公式戦初出場秒でイエローカード。焦りや恥ずかしさよりも状況を理解しすぐ再開される試合に集中するのが精一杯だった、そんな苦い思い出を昨日の事のように覚えています。その後家に帰ってすぐ改めてルールブックをくまなく読み直しました。

恐らくソッカー部史上最短でイエローカードを出されてしまった私が、今年は関カレ初戦から13試合連続でスターティングメンバーとして試合に出場しました。人数不足と怪我人が出たことによって巡ってきたチャンスでした。それまでピッチの外で他人事のように見ていた試合に自分が出場し、ゴールを守りゴールを奪いに行く。去年は夢のまた夢だろうと思っていたことが現実として訪れたのです。関カレ部という大きな舞台で目の当たりにしたのは勝利への執念でした。全チームがインカレ出場に向けボールを狩りに行く姿には大きな刺激を受けました。

一度サッカーから離れてしまった私は、必死にサッカーを続けてきた選手達には技術面では到底叶いませんし、試合勘もありません。しかしピッチに立てば経験年数は関係なく、慶應の名を背負う一選手として戦わなければなりません。今の私が唯一出来ること、それはピッチを誰よりも駆け回ることです。例え無駄走りだったとしても攻め込まれれば必死にプレスバックをし、チャンスがあれば少しでも仲間の選択肢が増えるように動きます。当たり前のことですが、出来ることが少ない今は、自分の限界まで走りきることを第の目標にしています。

元サッカー日本代表の本田圭佑選手は「年後の成功を想像すると、日々の地道な作業に取り組むことが出来る」という思いを胸にトップを目指し続けたそうです。そこで、私もここに年後の理想の自分の姿を書き記しておきたいと思います。

まず、先のプレーを考えて走れるようになること。今はただ仲間の選択肢が増えたらとガムシャラに走っていますが、パスを受けたいのかスペースを空けたいのか何のために走るのか目的を持ったプレーが出来るようになりたいです。

次に受け身にならないこと。もっと声を出してと指摘されることが今は多くありますが、どんな声を出すのが正解か分からず戸惑ってしまいます。指示を受けて動くだけでなく、仲間のサポートとなる声を出せるようになりたいです。

そしてで勝てるようになること。結局はで勝てなければ試合には勝てないとよく監督やコーチから言われます。まずはボールタッチとステップから頑張ります。こんな自分になれるよう明日からもまた練習に励みます。どんな私になったのかは私のプレーと来年のリレー日記を楽しみにして頂けたらと思います!

次はセンターバックとして守備の要となり体を張るピッチでの頼れる面とは裏腹に普段は天然炸裂な同期の福岡愛実にバトンを託します。拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。今後ともご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。

 

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