リレー日記

『なぜ大学サッカー?』(2年髙月彩香)

2019.08.15

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

ピッチ内外における独特な雰囲気とマイペースさに、部員内では「くるワールド」と密かに囁かれている4年奥本くるみからバトンを引き継ぎました、環境情報学部2年の髙月彩香と申します。夏の暑さも本番となってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回、私自身2回目のリレー日記を担当させていただくにあたり、何を書こうかと暫く悩みましたが、入部して2年目となった今、最近よく考えることを書かせていただきたいと思います。

私の周りには高校卒業後、クラブチームの道へ進む人、学生を卒業し就職する人、留学する人、サッカーを完全に辞める人など、様々な人がいました。そんな中、私はなぜ大学でサッカーをすることを選んだのか。また大学の中でも、どうしてソッカー部女子に入ることを決めたのか。私はなぜここにいるのか。2年生になり、様々な場面でそういったことを立ち返り考えさせられることが多くありました。

しかし、正直なところ私には直接的なこれ、と言った答えがありません。高校時代の恩師から慶應義塾大学を最初に勧められソッカー部女子のことを知り、ここにしようと、はっきりとした理由もなく何となく受験を決めました。早慶戦を見て憧れた、練習に参加して入りたいと思った、などといった理由が一切ありませんでした。
ですが、この慶應義塾大学のソッカー部女子に入ったことは、私の人生の中で、自分を大きく変える場所となっていると最近よく感じています。

その一つの理由として、7月に行われた早慶戦があります。その早慶戦という大舞台は、リーグ戦でも、トーナメント戦でもなく、何かの大会に繋がる訳でもない、言ってしまえばただの学生の一試合です。それが、あれ程の大きなものとなり、13819人もの観客が集まり応援してくれる大舞台となっています。それを学生が中心となり、一から舞台を作り上げているというのは非常に感慨深いものです。またもう一つの理由として、私は1年生終盤から学連幹事になりました。そこでも学生が主体となり、大学リーグやインカレなどを運営しています。そのような見えないところで活躍している人は皆、自分自身の意思を強く持ち、目標に向かって日々取り組んでいます。
今まで私は、サッカーをプレーすることしかしてきませんでしたが、運営する側にも携わる機会が増え、新たな視点からその凄さを感じ、また私自身の至らなさも強く体感しています。

大学サッカーには、大学スポーツだからこそ出来ることが多くあります。ただ、それらをどれだけ自分の糧に出来るかは、結局自分の行動次第です。何もしなければただ四年間という時間だけが過ぎていってしまいます。一方で、大学生は高校生までとは違って自由がある分、自分がやろうと思えば何でも取り組むことが出来る環境があります。私はこの大学サッカーを選んで良かったと思いますし、そういった環境を最大限に使い意味のある四年間に出来る様に、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

さて、夏期間のオフが明け、TEAM2019の後半戦が始まりました。前半戦は、なかなか勝てない試合が続き、チームとしても上手くいかない時期が大半でした。しかし、その時期があって良かったと最終的に思える様、後半戦スタートから最後までアクセル全開で、チーム一丸となり闘っていきたいと思います。今後共、温かいご声援の程宜しくお願い致します。

『闘う』(4年奥本くるみ)

2019.07.24

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
静かに闘志を燃やし、左右の足から繰り出される抜群のパスとシュートで相手のゴールを脅かす3年小川愛からバトンを引き継ぎました、4年の奥本くるみと申します。

7月12日(金)に等々力陸上競技場で行われました第18回早慶女子サッカー定期戦は、1-4と大敗を喫しました。平日開催にも関わらずお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。熱い応援をし続けて下さった方々に、この日の為に準備をして下さった方々に、全ての方々に申し訳ないという気持ちで一杯です。
関東女子サッカー1部リーグの首位を走る早稲田は、やはり個人レベルもチームレベルも戦術や技術共に高いものでした。でも、それでも、自分たちが絶対に負けてはならなかったものがありました。それは「闘う姿勢」でした。戦術や取り組んできたことを発揮するよりもまず「闘う姿勢」。ここで勝たなくてはいけないのに「戦術云々より、まず闘えていなかった」。ここから負けていたことが何より本当に情けないです。

私は高校までクラブチームでサッカーをしていました。周囲の技術が高く、流れるようなパスワークや個人技などで相手の陣形を崩し、相手を翻弄しゴールを狙う仲間の姿に日々満足感を感じていました。自分自身もいつの間にか、そんな風にサッカーをすることを気持ち良く感じていた部分がありました。だからその頃の私は「闘う」とは何か考えることも無く、「闘う」とは何か正直あまり分かっていなかったと今、振り返り感じます。

「感動を提供する」
“勝利の為だけに闘うのではなく、勝敗以上に大切なものを追い求めたい”

今シーズンが始動する際に立てたソッカー部女子のビジョンの1つです。このビジョンの体現の1つがまさに「闘う」ことだと思います。思い返せば、この部でサッカーをしたいと思ったのは私が高校3年生の時に見た早慶女子サッカー定期戦でした。早稲田と比べて、個々の能力では明らかな差があることはその時に試合を見た多くの人が感じることだったと思います。でも私は、体当たりするように守備をする姿、転びながらボールをクリアする姿、おそらくラインを割るであろうボールに全力疾走する姿、そんなソッカー部女子の選手に感動しました。負けていないと思いました。

何が言いたいかと言うと「闘う」を大切にしたいということです。技術や戦術は個人によって「出来るか出来ないか」という問題が関係します。しかし闘うことは「やるかやらないか」の問題です。上手いプレー、綺麗なプレー、確かに凄いですし決して批判するわけではありません。ただそれらは「闘う」の次にあるものです。そして最終的には「闘う」チームが、人が、勝つと思うのです。

今、ソッカー部女子は関東女子サッカー2部リーグで7チーム中6位と厳しい状況が続いています。しかしこの状況を脱却し、上を目指し続けます。当たり前ですが、どんな試合も勝利を掴みにいきどんな状況でも絶対に諦めません。
そして高校生の私がこの部から貰った「感動」を、今度は私が誰かに提供出来ればと思っています。

どうか今後共、変わらぬご声援の程宜しくお願い致します。
拙い文章でしたが、最後までご精読していただきありがとうございました。

『誰かの為に闘うこと』(3年小川愛)

2019.07.10

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。

常にポジティブで明るく、どんな冗談でもすっかり信じ込んでしまう素直な同期、内藤孝穂からバトンを引き継ぎました、総合政策学部3年の小川愛と申します。梅雨の鬱陶しい日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は3年生になった今、入部からの日々を振り返り、私が考えていることを書かせていただきたいと思います。

私は、高3の時に目にしたソッカー部のパンフレットにあった、
「慶應は誰かの為に闘った時、真の裁量を発揮できる」という言葉に強く惹かれ入部を決意しました。私がサッカー人生で一番大切にしている言葉とまさに同じだったからです。

「誰かの為に、魂の体現」

私が中高6年間を過ごした鹿児島の神村学園のサッカー部の合言葉です。中等部に入ったばかりの頃は、先輩方の背中を見てそうやって闘うものなのだと言葉の意味を深く考えもせずにサッカーをしていました。しかし親元を離れ仲間と共に寮生活をしながら、日本一を目指してサッカーに打ち込む中で、同じ目標を持った仲間の大切さを知り、信じて下さる先生、家族のありがたみを感じ、陰で支えて下さる方々の存在の大きさに気付かされ、この人達の為に結果で恩返ししたいと本気で思うようになりました。神村学園での6年間で、この言葉の本当の意味を身を持って学びました。そして「誰かの為に、魂の体現」をすることこそが私にとって一番大切なこととなり、原動力となりました。

大学でもそんな想いを体現出来るチームでサッカーがしたいと思っていた私は、パンフレットの言葉に強く共感し、そんなソッカー部女子で新しい仲間と共に闘いたいと思いました。しかし、入部すると同時にそれまでの環境との違いに戸惑いました。家族以上に同じ時間を共有し、本当の家族のように繋がった仲間と、ただ日本一という目標だけを追いかけていた高校時代とは違い、大学のソッカー部では、チームメイトそれぞれのサッカー歴、サッカー観はもちろん、バックグラウンドや部に求めているものは実に様々でした。大学生活も人それぞれ。今思えば、当然のことです。しかし、ソッカー部に入部したばかりの私は戸惑っていました。

振り返れば、神村学園での練習はとても厳しいものでしたが、6年間24時間365日、学校でも寮でもグランドでも一緒に育った仲間と切磋琢磨してきたことは、実は楽なことだったのかも知れません。チーム全員が合言葉のもとシンプルに一つになり、上手くはなくても強いチームであることを追求していました。逃げ道はなく他に選択肢もなかったという点において、頑張らないわけにはいかなかった、とも言えると思います。そのような頑張れる環境を与えていただいていました。

そんな6年間を経てソッカー部に入部した私は、基本的には練習やミーティングの時にしか集まらない多様なメンバーと、自分から上手にコミュニケーションを取ることが出来ず、目標や戦術を共有しようという働き掛けが出来ずにいたのだと思います。みんなの気持ちも聞けず、自分の気持ちも伝えられず、自分がサッカー人生において一番大事にしていることと言いながら、新しい環境の中で自分が誰の為に闘いたいのか分からなくなり、目標を失っていました。思うようなプレーも出来ずに、サッカーが楽しめなくなりました。

そんな時、卒業される先輩から「愛が言っていた通り、慶應の強みは誰かの為に闘うことだと思うよ。」「だけど、誰かの為に闘うには自分の為に頑張ることが大前提。」という言葉をいただき、ハッとさせられました。私は、誰かの為に闘うのかを迷う以前に、自分自身が闘う気持ちを失っていただけだということに気付かされました。まず、自分自身が誰かの為に闘うことを諦めてはいけない。サッカーをする最大の意義は変わらない。そう気付くと、すぐそこに見えてきたことがありました。試合に出られなくて本当はものすごく悔しかったのに、試合に出る私に頑張れと笑顔で声をかけくれる仲間。大学からサッカーを始めて一生懸命練習についていこうと自主練する仲間。日々の練習でも当たり前に自分の気持ちを体現し、常に闘う姿勢を見せ続けている仲間。責任を持って運営や部の仕事をする仲間。期待して下さるスタッフ、どんな時も応援してくださる保護者の姿があったこと。入部当初は気付く余裕がなく、目を向けようともしていなかったのだと思います。環境の変化に戸惑い、自分のことに一生懸命で上手く行かないことを周囲のせいにしていた自分を恥ずかしく思います。

3年生になった今、私はこのソッカー部で、誰かの為に闘いたいという強い気持ちを取り戻すことが出来たと思います。

怪我をしてプレー出来ない時期にも、自分が思うようにプレー出来ずサッカーを楽しめない時期にも、私に声を掛け続け支えて下さる方がいました。悩んだ時や落ち込んだ時に笑わせてくれる同期や後輩がいました。学連の仕事をさせていただく中でも、尊敬できる先輩に教えられることばかりです。この人の為に頑張りたい、この人の為にも絶対に勝ちたいと本気で思わせてくれる方々が近くにいるということを二度と忘れずにいたいと思います。

サッカーも実力の世界で、技術が一番という人もいるでしょう。でも私は、自分の想いをピッチで体現するプレーそのものに大きな価値があると思います。たとえ上手くなくても走ること、絶対に諦めないこと、闘う姿勢を見せることは出来ます。そして自分の為には諦めてしまいそうでも、誰かの為ならばもう一度踏ん張ることが出来る。そんなチームこそが真の裁量を発揮できるに違いないと思うのです。

7/12の早慶定期サッカー戦まで一週間を切りました。日頃私たちを応援し支えて下さっている方々、先輩方をはじめこの伝統ある素晴らしい舞台を創り上げて下さる方々へ、結果という恩返しが出来るように全ての方の想いを背負って最後まで粘り強く諦めず、仲間と共に闘います。

前期関東リーグ、思うような結果が出せていませんが、慶應の強みである誰かの為に闘う魂で早慶戦に勝利し、後期からの巻き返しを狙います。上手さではなく強さ、個ではなくチーム。上手く行かない時にこそ誰かのせいにではなく誰かの為に。きつい時は仲間、ベンチ、スタンドを見ること。必ず私たちを応援して下さる人がいます。感謝の気持ちでいっぱいです。

「慶應は誰かの為に闘った時、真の裁量を発揮できる」チームだと信じています。

「大切なのは、何を選択するかではなく、自分が選択した道をどう強く生きるか。」今年卒業された先輩からのこの言葉も私の宝物です。この言葉を胸に刻み、残り半分を切ったソッカー部での自分のサッカー人生を全うしたいと思います。

拙い文章でしたが、ご精読いただきありがとうございました。

『困難との向き合い方』(3年内藤孝穂)

2019.07.02

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

入学当初は無口で物静かだと思われていた彼女も、そろそろ本性が明かされてきました。同じく常盤木学園出身、共にセレクションの様な練習を毎日乗り越えてきた、1年髙橋佳里からバトンを受け継ぎます。総合政策学部3年の内藤孝穂と申します。早くも3度目のリレー日記となりました。今回は、日頃、私自身が心に留めている3つの言葉についてお話ししたいと思います。多少、バラバラとしてしまいますが、ご容赦いただければ幸いです。

「艱難汝を玉にす」
「苦がその人を 鍛えあげる 磨き上げる 本物にする」 坂村真民
高校3年生卒業間近、大学でも頑張ろうと部活動に励んでいた当時、私は今までにない大怪我を負いました。制服姿で病院へ送られ即入院、手術。理解と心の整理がつかず、全てが混沌としていた中、「約一年はサッカーが出来ないと思った方がいい」という医者からの言葉は今でも鮮明に覚えています。サッカーが出来ないことは、私にとって最大の苦しみでした。当時はその状況を受け入れられない私がいて、サッカーを観るのも辛かったです。そんな時、読んでいた書物でこの言葉と出会いました。まずは足を下げること、両足をつく、歩く、ジョギング、ボールを蹴る、抜釘をして再び歩くところからのリハビリ。何度も苦しくて悔しい思いをしたけれど、その度にそれが私を鍛えて、磨いて、さらに強くしてくれると信じ、この言葉を自分に言い聞かせ乗り越えてきました。意味のない困難はありません。意味があるから、困難が与えられる。困難がもたらす意味を良い方向へ導くかどうか、それは自らの手で導いていくものなのではないでしょうか。

「苦しさを楽しさへと変えていくこと」
前者の言葉と共に、私にとって忘れてはならない言葉です。
「可動域が増えた!」や「走っていいよ!」といった結果だけではなく、「ちゃんとやるべきことを達成出来た」や「今日はなんか良い感じだった」、「うまくいかなくても逃げなかった」、そんな自分の内面と素直に向き合って、リハビリの日々を楽しく前向きに送ってきました。リハビリの日々が楽しい?、なんて思う人もいるかもしれません。もちろんサッカーの出来る日々は楽しいです。でも、真っ直ぐに自分と向き合いながら、問うて過ごしてきた時間はとても濃く充実していました。なでしこジャパンキャプテンの熊谷紗希選手も「状況をいかに楽しめるか。それが自分の強さになる」とおっしゃっています。困難への向き合い方は自分次第。道のりは長く険しくても、暗闇ではなく明るさに満ちた道程をつくりあげていきます。

「今を生きる」
高校時代、監督から何度も伝えられた言葉です。復帰してサッカーが出来る毎日。楽しいと思っていたはずが、現実はそうではなくて「もっと出来たはずなのに、あの時怪我してなかったら」、怪我をする前の自分と比較し、うまくいかないことばかりでサッカーへ楽しく向き合えない日々がありました。しかし、高校の同期から「過去は過去、今は今。出来なくなったと思うんじゃなくて、前の自分を取り戻そうとするんじゃなくて、新たな自分を見つければいいんじゃない?」と言われ、そしてこの監督の言葉を思い出しました。もちろん、過去の自分を超えていくことは大切です。出来ないことから逃げるということでもありません。基準をどこに持っていくのか。今は今なんだから、過去の自分基準の物差しで作り上げた姿ではなく、今の自分基準の物差しで目標を捉えていくことが大切だと思います。個人的に最近は、初めてFWで出場したり、得点することや、攻撃的なポジションにつくことも増え、今までに無かったサッカー観を楽しんでいます。過去にとらわれることなく、今の自分基準の物差しで、高い目標を捉え励んでいきます。

さて、TEAM2019は関東リーグ前期、そして皇后杯予選を終え、思う様な結果が出ず、今まさに困難の時ではないでしょうか。この状況を一番理解しているのは私たちです。この状況を変えるのも私たちです。「変わらなきゃ」と思うのではなくて、「変わることが出来る、さらに強く生まれ変わることが出来る」、「こんな逆境から這い上がれるチャンスなんて今しかない!」と思うくらいの勢いがあってもいいのではないかと思います。
チームの一年において、またそれぞれの人生において、その一瞬、近くで見ればその状況は悲劇や困難かもしれません。でも遠く離れてみるとそれが喜劇へと変わるように、チームも人生も描いていくことが重要なのではないでしょうか。
主将・主務のリレー日記でも「変わり続ける」とあるように、私たちは変わり続けることで成長していきます。まずは、7月12日の早慶女子サッカー定期戦。皆様に生まれ変わる道のりを歩み始めた私たちをお見せできる最初の大舞台です。チーム一丸となり、日々全力を尽くして参ります。当日は、是非会場へ足をお運びいただき、温かいご声援の程、宜しくお願い致します。

拙い文章でしたが、最後までご精読ありがとうございました。

 

『なにがあっても逃げない』(1年髙橋佳里)

2019.06.20

ホームページをご覧の皆様、初めまして。

普段のマイペースさからは想像出来ない、キレッキレのテクニックと豊富なアイディアで相手を翻弄しまくる、同期の秦野くるみからバトンを引き継ぎました。総合政策学部1年の髙橋佳里と申します。

今回、私にとって初めてのリレー日記ということで、これまでのサッカー人生を踏まえ、これからの目標について書かせていただきます。

私は、6歳の時に近所の友達がボールを蹴りながらサッカーの練習に通う姿に憧れを抱いたことがきっかけでサッカーを始めました。それからの日々は、学校に行く前にまずボールを蹴り、休み時間にもサッカーをし、学校が終わってからもサッカーをするといった、とにかくサッカーしかしない毎日を送っていました。ただただ純粋に友達とボールを蹴ることが楽しく、どこに行くにもサッカーボールをとりあえず持参するような子どもでした。

その後、中学時代は部活動とクラブチームを掛け持ちしながらプレーをし、高校は常盤木学園高校に進学しました。常盤木で何より成長したと思うことは人間力だと言えます。阿部先生は、第一に人としての在り方を大切にしており、講演会や地域清掃への参加や討論会を行うなど、多くの貴重な機会を提供してくれます。そのおかげで、人間力が高まると共に、自分自身のブレない軸を形成することが出来ました。
しかし、1つ後悔があり、常盤木はそれまで所属していたチームとは大きく異なり、多くの部員が在籍し、毎日がセレクションのような練習でした。その為、現状よりも悪い方向へ行くことを恐れる自分がいて、大きな挑戦をせず、現状維持に走ってしまうことが多くあったような気がします。当時私はこうした状況を理解していたのにも関わらず、時間が解決してくれる、どうにかなると傍観者となってしまい、自分から解決に向かう行動を起こすことが少なかったように思えます。

だからこそ、私は大学生になるにあたって、「なにがあっても逃げない」という目標を掲げました。大学生活はこれまでとは環境も大きく異なり、経験したことのない事柄で溢れています。さらに直面したことのない苦難や逆境が訪れ、上手くいかないことが増え、逃げ出したくなるかもしれません。しかし、自分を変えたいといった思いがあるなら、立ち向かっていくしかなく、現状に目を背けている暇もありません。自分が目指す目的や意味を再確認し、現状を受け入れ、解決策を探し出し、変化を恐れることなく、自分から行動していきます。そして、出来なかったことが出来るようになる楽しみを噛み締め、4年後、このリレー日記を読み返した時に、胸を張って「昔の自分とは比べ物にならないくらい成長した」と言える様、これから4年間精進して参ります。

授業が終わると共に即帰宅し、下田グラウンドに向かう日々がもう既に二ヶ月が過ぎました。ソッカー部女子という高いレベルの一員となり、毎日沢山の刺激を受け、自分の未熟さを実感しています。この素晴らしい環境に感謝し、一分一秒無駄にせず、チームの為、勝利の為、成長し続けていける様、努めて参ります。

拙い文章になりましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

『これまでのサッカー人生』(1年秦野くるみ)

2019.06.12

ホームページをご覧の皆様、初めまして。

強靭なフィジカルとスプリント力を活かし攻守において存在感を放つ、同期のブラフフェイよりバトンを引き継ぎました、総合政策学部1年の秦野くるみと申します。

今回は初めてのリレー日記ということで、私自身のことについて綴らせていただきます。
拙い文章ではございますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

私は2人の兄の影響でサッカーを始めました。
小学校6年間は地元のサッカーチームで男子と一緒にプレーをしました。決して強いチームではなく、小学校卒業後にサッカーを続ける人は2、3人程のチームでした。しかし、OBである大学生が何人もコーチとしてチームに戻って来てくれる、とても温かいチームの下で6年間サッカーをしました。今振り返れば、コーチも一緒になって常にみんなでサッカーを楽しむあの環境だったからこそ、純粋にサッカーを楽しみ成長することが出来たのだと思います。

中学3年間は日テレメニーナに所属しプレーさせていただきました。
素晴らしい環境の下、レベルの高い選手たちと日々プレーすることが出来ました。
ここでの3年間を経験出来てよかったと強く思います。

高校3年間は藤枝順心高校でプレーさせていただきました。ここでの3年間は、日々様々なことを感じながら過ごしました。中学時代とは環境が変わったことで視点も変わり、新しい考えを持つようになりました。周りから様々なことを感じ、考えさせてくれた環境や、多くの部員がいて学年を問わず沢山の仲間に出会うことが出来た3年間は私にとって貴重な3年間となりました。

そして現在、ソッカー部女子に入部して3ヶ月が経ちました。
まだまだ始まったばかりで、これから先のソッカー部女子での生活が私にとってどのようなものになるのか想像が付きませんが、素晴らしい環境でサッカーが出来ていることに心から感謝し、一人の部員として、まだまだ未熟ではありますが、何かで、何処かでチームに貢献出来る存在になれる様、精進して参ります。

拙い文章でしたが最後までご精読いただきありがとうございました。

『変化』(1年ブラフフェイ)

2019.06.04

ホームページをご覧の皆様、初めまして。

抜群の技術と俊敏さでピッチを駆け回り、身体は小さいが大きな存在感を放つ4年主務の松木里緒よりバトンを引き継ぎました、文学部1年のブラフフェイと申します。

今回は初めてのリレー日記ということで、私のこれまでについて書かせていただきます。

私は小学校4年生の時に双子の妹と一緒にサッカーを始めました。その頃は私がフォワードで、双子からパスを受けてシュートを決めるというパターンで、楽しくサッカーをしていました。中学1年生からは共にスフィーダ世田谷FCユースに入団し、6年間プレーをさせていただきました。ユース時代、私の双子がキャプテンを任されることが多く、コーチやチームメイトから信頼を集める一方で、私は小学校時代と変わらずシュートを決めることだけを考えてプレーをしていました。高校に上がってからは、試合に出られないことや怪我をしてしまうことが多くなり、双子とも比べられ、悔しい思いをすることが増えました。その後、高校3年生の時にコーチに勧められ、ディフェンダーとしてプレーをするようになりました。この最後の一年間で、責任感や広い視野が必要だということを学びました。私の可能性を広げてくれたコーチ、最後まで私のことをサポートしてくれたチームに感謝しています。
進路を決定する際には、コーチが「双子と別々のチームでプレーした方がいいんじゃない?」と助言してくれました。私自身も、プレーやチーム内のコミュニケーションにおいて双子に頼りすぎていてこのままでは良くない、自分の状況を変えなければならないと感じていたので、コーチの助言が後押しになりました。
その後、以前から気になっていたソッカー部女子の練習に参加させていただき、学年問わず仲が良く、練習内容が面白かったことに加え、部員が常に新しく面白い事に挑戦してチームを作り上げている雰囲気に惹かれました。私はソッカー部に入部したいと強く思い、受験を慶應一本に絞る決意をしました。「フェイは本物のバカだな」と親にもコーチにも先生にも言われましたが、今までのことをここに書きながら自分はもしかしたら本当にそうなのかもしれないと思い始めています。しかし、そう言いながらも応援してもらえたことで今、私はソッカー部でプレー出来ているのだと思います。

ソッカー部女子の一員になって早くも3ヶ月が経とうとしており、素晴らしい環境、チームメイトに囲まれ丁寧な指導の下で自分の弱さや課題を感じる日々を過ごしています。双子とチームメートではなくなるということは不思議な感覚でしたが、少しずつ環境にも慣れてきています。今は双子と一緒にプレーしていないので、選手個人として比べられることは少なくなりました。しかし双子が早稲田大学でプレーをしており、チームとして比べられる環境にあります。だからこそ、「自分が頑張る、自分が負けない」という想いだけではなく、「チームのために全力で頑張る」という意識がさらに強くなっています。自分の行動に常に責任を持ち、私を応援して下さっている方々、ソッカー部女子を応援して下さっている方々、そしてチームの勝利の為にピッチ内外で全力を尽くします。

拙い文章になりましたが、最後までご精読頂きありがとうございました。

『変わり続ける』(4年松木里緒)

2019.05.29

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

ピッチ内では、人一倍の汗をかき(代謝の良さはチーム1を誇ります)、広い視野でゲームをコントロールし、ピッチ外では副務としての仕事が板に付き、いつも笑顔で仕事に取り組んでいる清水菜緒よりバトンを受け継ぎました。今年度主務を務めさせていただいております、環境情報学部4年の松木里緒と申します。
連日、真夏日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、今回のリレー日記は「変わり続ける」ことについて書かせていただこうと思います。同期で主将の工藤真子と同じタイトルになってしまいましたが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

先日、OGスペシャルメンバーによる、一夜限りのトークセッションを開催していただきました。OGの方々が現役時代に何を考えてどう行動したのか、卒業して今思うこと等、様々なお話をしていただきました。今までOG・OBの方々が築き上げて下さった伝統の裏には、変化が伴っていました。毎年毎年メンバーが変わる中で本当にやりたいこと、成し遂げたいことは何かという点から逆算し、今あるものを変えるのではなく0から考えて行動してみる。その上で0から考えた結果、変えなくていいという判断をしたものが変わらずに今も残っている。変わり続けた結果が今であるという話を初めて聞くことが出来、貴重な機会となりました。是非、第2回も開催させていただければと思います。

「変わらない為に変わり続ける勇気を持つ」
あるOGの方のお話の中で、私が強く印象を受けたこんな言葉がありました。私自身、4年目となった今、二部降格・一部昇格・インカレ出場を経験し、個人としては副務を経験しましたが、今までの3年間を振り返ると、自分の中で実は大きな大きな変化がありました。それは変わることへの考え方です。今までは目先のリスクや不安を考えて変わることに臆病になっていました。しかし、常に変わり続けてきたOGの方々の想い、様々なことにチャレンジし続ける同期や後輩の姿、そして私たちの為に様々な変化を与えて下さり、塾ソッカー部女子の監督としても一人の指導者としても常に成長し続けようとしている伊藤監督の姿に日々刺激を受け、いつの間にか変わることに対してポジティブに考えられるようになっていました。今まで一歩踏み出す時に引っ掛かっていたものがなくなった様な、そんな感じがしています。

現在、塾ソッカー部女子は関東リーグ前期を終え、1勝5敗・最下位と結果を出すことが出来ず、悔しい毎日を過ごしています。変わるタイミングに早い、遅いということはありません。今、この瞬間から一人ひとりが「インカレ優勝」という大目標から逆算し、自分に何が出来るか、自分が何をしたいのか、0から考えて行動すれば一人ひとりの力は小さくとも全員の力を掛け合わせると、大きな大きなエネルギーとなります。また、主務として主将・副将・副務の4人の幹部と共に組織の中心にいる私たちからアクションを起こし、もう一度0からチームを考え、這い上がれる様精進して参りたいと思います。TEAM2019はまだまだここから、伸び代ばかりです。今までの苦しいシーズンは後で振り返るときっと成長の糧となっているはずです。このチームなら成し遂げられると全員が考えて「インカレ優勝」という目標を決めた、あの時の気持ちを忘れず、全員で諦めることなく、突き進んで参ります。ここからのTEAM2019の変化を温かく見舞って下さると幸いです。

最後になりましたが、日頃より皆様にはご支援ご指導いただき誠にありがとうございます。現状チームとして結果が出せておりませんが、ここから巻き返しを図れる様、部員一同日々練習に励んで参ります。今後共、変わらぬご声援の程宜しくお願い致します。

拙い文章ではありましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

『これからの2年間』(3年清水菜緒)

2019.05.14

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

賢く、誠実で、ストイックな姿は多くの人の手本であると共に、合宿中のフリータイムを犠牲にしてでもタピオカを求める行列に並ぶという可愛らしい一面も持つギャップ女子、同期の足立智佳よりバトンを引き継ぎました。今年度副務を務めます、環境情報学部3年の清水菜緒と申します。
暖かい日々が続き、夏の訪れを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、TEAM2019が始動してから早くも二ヶ月が経ちました。今年度のチームは「感動を提供する」、「独立自尊の精神を育み、社会をリードする」という二つのビジョンを掲げ、スタートを切りました。多くの先輩方が作り上げて下さった伝統を守りつつ、革新的な事にもチャレンジをし、そして多くの方々に応援していただける様なチームを目指し一年間努力して参ります。その為にも選手一人ひとりが自立をし、チームに対して何が出来るのかを常に考えることが求められます。そんな中、私もチームの為、自身の成長の為に今シーズンの副務を務めさせていただくことになりました。副務の主な役割は運営面での実務です。副務になってから約二ヶ月が経ち、想像以上の仕事量に最初は驚きましたが、少しずつ慣れ始めやりがいを感じています。

私が副務になるという決心が付くまで沢山の学年ミーティングを行い、チームのこと、自分自身のこと、それぞれの同期のことについて深く考え、話し合いを重ねました。そのミーティングを進めていく中で、何となく私が副務になりそうだとは感じていましたが、中々私から同期に対して立候補することは出来ませんでした。こんな私が副務という重責を担う事が出来るのだろうか。副務に挑戦してみたいという気持ちはあったものの、不安要素があまりにも大きく、決断するには多くの時間が掛かりました。
しかし、そんな大きな不安がある中でも決心することが出来たのは、自分の存在意義について疑問を抱くようになったからでした。正直今までの2年間、自分の中で考えを深めることはあってもなかなか周りに発信する事が出来ず、自ら何かアクションを起こしたり、変化を求めることはしてこなかったと最近になって気が付きました。素晴らしい環境の下でサッカーが出来ているということだけに満足をしてしまい、それ以上のものを必死に追い求めることを知らないうちに忘れていました。しかし、この副務を決める際のミーティングや、既にソッカー部生活が折り返し地点に来てしまったという危機感が、遅くなってしまったけれど、このままではいけないと私に気付かせてくれました。人生最後の学生スポーツを全力で楽しみたい。もっともっと人として強くなりたい。そして何より、このチームで心から喜び合いたい。チームのこと、私自身のことを考えていく上でそう強く思うようになりました。残りの2年間、決して現状に満足することなくチームや自分自身に対して真摯に向き合い、まずは私自身が成長をし、そして最高のチームを作れるよう努力したい。その為に私は副務という立場でこのチームに関わろうと決心しました。

副務として、ただ役職に捉われ与えられた仕事だけをこなすのではなく、ピッチ内外において誰よりもチームを客観視し、現状はどうで今は何をすべきなのか、チームに対して何を与えることが出来るのかを常に考え、全員がサッカーを真剣に楽しめる様なチーム作りに励んでいきます。最終的には、私が副務を務めるという答えが一番良い選択であったと言える様、楽しみながら、全力で日々精進して参ります。

最後になりましたが、日頃からご支援ご指導下さる皆様、いつもありがとうございます。まだまだ未熟なTEAM2019ですが、シーズンを通して成長していける様、チーム一丸となって日々努力して参ります。今後共温かいご声援の程、宜しくお願い致します。

拙い文章でしたが最後までご精読いただきありがとうございました。

『出した答えは』(3年足立智佳)

2019.04.29

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。ピッチ内外共にチームを鼓舞し、高い洞察力と発信力でチームの舵を取る、4年勝木日南子からバトンを引き継ぎました。環境情報学部3年の足立智佳と申します。早くも3度目となる今回は、最近私が考えていることについて書いていきたいと思います。

私は大学生になってから、特に最近、様々なことを自分で考えるようになりました。それは、自分はどんな人になりたいのか、なぜ・何の為にサッカーをしているのか、どんなチームを作りたいのか、チームが在るべき姿はどのようなものなのか、そんなことをよく考えます。それらの問いに対する明確な答えを出すのは難しいことですが、今の時点で私が出した答えをこの場を借りてお話しさせていただきます。

自分はどんな人になりたいのか。
それは、「賢く、誠実であり、素直であること」、「自分の信念を持ち続けること」、そして「周りの人を大切にすること」。これらが私の答えです。私が思う賢さとは、物事の本質を見極め、その都度最適な判断が出来る力や、状況に対する適応力・柔軟さを持っていることだと考えています。それに加え、どんな時も誠実さと素直さを持ち続け、自分の信念に基づいて行動出来る人でありたいと思います。そして、周りの人を大切にし、誰かの為に頑張れる人でありたいです。これらの理想とはまだまだ程遠いですが、自分が目指す姿に少しでも近づいていける様、成長し続けます。

なぜ・何の為にサッカーをしているのか。
私は大学に入り、自分のレベルや立ち位置を認識しました。そして大学生は自由な時間が多く様々な選択肢がある中で、なぜ私はサッカーに打ち込み続けているのだろうかと考えるようになりました。
なぜサッカーをしているのか、という問いに対する答えはやはり、「サッカーが好きだから」だと思います。ですが、何の為にサッカーをしているのか、という問いにはなかなか答えが出てきませんでした。自分の成長の為なのか、勝つ喜びを味わいたいからなのか、ただ単純に楽しみたいからなのか。自分の中でどこか腑に落ちないものばかりだったのですが、最近やっと、ある一つの答えを出すことが出来ました。
「自分一人では辿り着けないところに行く為、自分一人では掴めないものを掴む為」。これが私が出した答えです。TEAM2019は日本一を目標に掲げていますが、そんなにも高い目標は私一人の実力では到底辿り着くことも、目指すことすらも不可能です。ですが私には、とても頼りになる仲間がいるおかげで、みんなと一緒に大きな目標に挑戦することが出来ています。それはとても幸せなことだと思います。もしも自分が一人だったとしたら、心の底から感じる喜びも悔しさも、大きな舞台に立った時のあの感情や見える景色も、サッカーを通じて得た多くの人との出会いも、何一つ味わうことも手に入れることも出来なかったと思います。サッカーは、自分一人では掴めなかったものを、沢山与えてくれました。自分を大きく成長させてくれました。だから私はサッカーを続けてきたのだと思います。そしてこれからも、「自分一人では辿り着けないところに行く為、自分一人では掴めないものを掴む為」にサッカーに打ち込みます。それと同時に、私が頑張ることで少しでも、誰かが大切なものを掴む為の力になれていたら嬉しいです。

最後に、TEAM2019をどんなチームにしたいのか、私の考えを書いていきます。
私はみんなと、沢山の勝つ喜びを味わいたいです。みんなと心からサッカーを楽しみたいです。チームが一つになって、みんなが互いを信じて頑張り合えるようなチームでいたいです。でも今は、まだまだ本当の意味で一つのチームにはなれていません。もっと仲間との関係や繋がりを大事にして、今しかない時間を大事にして、このメンバーだから作れる最高のチームを作りたいです。
まだまだこの先、うまくいかないことも絶対にあると思います。もしかしたら、そういうことの方が多いかもしれません。それでもみんなの中に、このチームを愛し、大切に想う心があればきっと大丈夫です。だから私は、みんなが愛せるような、大好きだと言えるような温かいチームを作っていきたいです。
今のチームが自分自身に、そして応援してくれている人たちに、本当に誇れるものであるのかどうか。そうやって確かめながら、自分自身やチームの理想を追い求め続けたいと思います。

最後になりましたが、私は今シーズン副将を務めさせていただきます。力不足を痛感する日々ですが、このチームの為に精一杯努力し、この一年、誰よりも成長していきます。
これから先、TEAM2019が大きく成長した姿を沢山の人に見てもらうことが出来る様、チーム一丸となって日々全力を尽くして参ります。今後共、温かいご声援の程、宜しくお願い致します。

長くなりましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

『みんなへ』(4年勝木日南子)

2019.04.22

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。
試合ではピンチを救いチャンスを生み出して圧倒的な存在感を放ち、私生活では根っからの明るさで周囲をいじり倒して皆の笑いを誘う、我らの主将、工藤真子よりバトンを引き継ぎました。総合政策学部4年の勝木日南子と申します。
満開の桜がいつの間にか葉桜に変わり、暖かい日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、何を書こうか考えた結果、敢えて今回はチームメイトに(自分自身にも)向けた文章を書きたいと思います。しばしお付き合いいただけると幸いです。

リーグが開幕した今、シーズンイン当初の理想と現在にギャップを感じ、簡単には思い通りにいかない難しさを痛感しているのではないでしょうか。

「なんでうまくいかないんだろう。」
この言葉は、このチームでよく耳にする言葉です。皆も、少しは心当たりがあると思います。私も、よく考えます。なかなか難しいです。

ただ、最近強く思います。この言葉で本当に終わりにしていないか。心から変えたいと思っているのか。うまくいかない現状を変えようと何かに取り組めているか。今一度自分自身に、チームに問い掛けます。うまくいかない原因は色んなところに潜んでいると思います。「なんでうまくいかないんだろう。」そう思った瞬間からがスタートです。今年のチームはそこから目を背けず、粘り続けることが出来た時、想像を越える程の強さを発揮出来ると私は信じています。

「うまくいかない、楽しくない。」
ならば、そこからどう変えていくか。
新しく挑戦する戦術に対して、本気で全員が共通認識を持って体現しようとしているかな。プレーが合わなかった時、自分の考えややりたいことを、本気で伝えようとしたかな。仲間の考えややりたいことに、本気で耳を傾けて聞き入れようとしたかな。全力を出し切れていない仲間に対して、本気で叱ることは出来たかな。落ち込んでいる仲間に対して、本気で一緒になって闘おうと働きかけられたかな。自分を、仲間を、本気で信じられているかな。何より、本気で勝ちたいと思っているのかな。本気で日本一になりたいと思っているのかな。

うまくいかないことなんて、当たり前だと思います。うまくいかないことの方が、沢山あると思います。だからこそ、一人ひとりがうまくいかない原因を抱え込むのではなく、皆に伝え、補い合い、支え合い、高め合うことが大事だと思います。

勝ちたい。
日本一になりたい。
チームとして堅く、個人が活きるチームを作りたい。
皆が心からこのチームを誇りに思い、大好きだと言えるようなチームを作りたい。

この思いだけで、今年は自分に、チームに向き合います。私は今シーズン、副将を務めさせていただきます。至らない点は沢山ありますが、私らしく精進して参ります。何か思えば、いつでも何でも言ってください。私も伝えていきます。

ここからがスタートです。まだまだ始まったばかりです。9か月後、24人全員が心から笑えるように、一つひとつ乗り越えていこう。私たちなら出来ると、信じ続けよう。TEAM2019を最高のチームにしよう。

最後になってしまいましたが、日頃より応援をして下さる皆様、いつも本当にありがとうございます。皆様のおかげで、私たちは何不自由なくサッカーに打ち込むことが出来ています。シーズンを通して、うまくいくこともいかないことも沢山あると思いますが、その時々に全力を尽くして参ります。今後共温かいご声援の程、宜しくお願い致します。

拙い文章でしたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

『変わり続ける』(4年工藤真子)

2019.03.24

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。今年度、主将を務めさせていただく総合政策学部新4年の工藤真子と申します。時の流れは早いもので、塾ソッカー部女子で真剣に闘えるのもラスト一年となりました。悔いのない様、全力で頑張っていく所存です。

さて3月2日に行われたキックオフ・ミーティングにて、TEAM2019は新シーズンがスタートしました。そして、TEAM2019が掲げる目標は『インカレ優勝』です。この目標は4年生が決めたものではなく、全員でミーティングをした結果、満場一致で決定しました。昨シーズンはインカレベスト4という目標を掲げる中で、最終的には二回戦敗退でベスト16という結果に終わってしまいました。当然悔しい気持ちはありましたが、私たちはまだまだ出来る、もっともっと強くなれるという想いも強く心に刻まれました。それは私だけでなく皆も強く感じていたようで、一人ひとりの想いが一つになり、この目標となりました。インカレ優勝という目標に向かって仲間と切磋琢磨しながら、共に創り上げ、共に成長し続け、塾ソッカー部女子に新たな歴史を刻める様チーム一同精進して参ります。

一方、女子部史上最大の目標を掲げる中で、私自身に力不足な点も数多くあります。主将という立場でありながら、周りを引っ張っていく力もなければ、言動でまとめる力もありません。ですが、誰よりも慶應を強くしたい!という情熱で1年生から今まで頑張り続けてきました。去年卒業されたOGからのお手紙に「真子が変わればチームは変わる」という言葉もいただきましたが、本当にその通りだと思っております。これから幾つもの困難や試練に直面した時、そこで立ち止まるのではなく、自分に何が出来るのか冷静に考え、まずは目の前のことに全力で取り組みたいと思っています。失敗するかもしれない、成果が出ないかもしれない、だけど何もしなければ状況は変わらない。だからこそ自分が変わるしかない。今までの主将像に縛られず自分らしく行動し続け、主将になって良かったと心から思える瞬間が来ることを信じて私は変わり続けたいと思います。

最後になりましたが、私たちは現役部員だけで闘っている訳ではありません。日頃からご指導ご鞭撻いただいているOB・OGの皆様、どんな状況においても応援し続けて下さる保護者の皆様、いつもお世話になっている地域の皆様等、本当に多くの方々の存在にいつも支えられて塾ソッカー部女子は成り立っています。皆様の温かいご声援は私たちにとって大きな力、そして大きな支えとなっています。これからもご支援いただいている皆様への感謝の気持ちを忘れず、塾ソッカー部女子に関わる全ての人と共に闘い、共に喜び合えるチームであり続けたいと思っております。また今シーズンは、下田グラウンドでの試合も数多く開催されますので、是非会場にお越し下さい!
今後共、変わらぬご声援の程、宜しくお願い致します。

『Love the life you live』(4年中島菜々子)

2019.01.22

 HPをご覧の皆様、こんにちは。寒さの厳しい季節となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
主務の沢渡凜璃子よりバトンを受け取りました、2018年度主将を務めました中島菜々子と申します。私のiPhoneはきっと彼女のことを恋人だと勘違いしていることでしょう。LINEのよく利用するトークルームには必ず「沢渡凜璃子」が表示されます。この1年間交わした連絡は家族よりも多かったです。

 高校時代からソッカー部女子に憧れてリレー日記を読んでいた私が、今、最後のリレー日記を書いており、時の流れの早さを感じています。

 最後のリレー日記くらい皆様を感動させる様な文章を書いてみたいと思いますが、私は特別テクニックに溢れた選手ではありません。同様に優れた文才もありません。纏まりがない文章となると思いますが最後まで読んでいただけると幸いです。

 「Love the life you live」(自分の生きる人生を愛せ)
高校3年生の時、担任から最後にいただいた言葉です。女子部HP上の自己紹介では、4年間「好きな言葉」にこの言葉を選んでいました。

 私はソッカー部女子での4年間を愛しています。

 岩崎前監督の下、闘った2年間。
 憧れのソッカー部女子に入部して、慶應という響きが先輩たちを格好良く「魅せて」いたのではなく、慶應を背負い、闘う自覚と責任を持った行動が生み出す格好良さであることに気が付きました。体育会新入生宣誓式で慶應義塾体育会の凄さに驚愕し、やっていけるのだろうかと心配になりました。それからは、ソッカー部女子の部員としての基盤を先輩、岩崎前監督から学び、我儘で、ちっぽけな私が人間的に大きく成長出来た2年間を過ごしました。

 伊藤監督の下、闘った2年間。
 監督交代と同時に私は副将に就きました。伊藤監督は年功序列など古いとおっしゃるのですが、3年生という立場と副将という立場のバランスが難しく、日々苦しんでいました。忘れもしない、2016年シーズンの関東大学女子サッカーリーグ1部2部入れ替え戦。当時の4年生の泣き崩れる姿が頭から離れませんでした。副将になった2017シーズンは「必ず最短で1部に昇格しなくてはいけない」というプレッシャーに押し潰されそうな1年間でした。1部昇格が決まった瞬間に先輩から「ありがとう」という言葉を掛けられ、人生で初めて試合に勝って泣きました。涙が溢れてきて止まりませんでした。

 4年生となり、主将になりました。自分がチームを引っ張らないといけない、と思えば思うほどプレーは空回りしていました。TEAM2018開幕戦の、対早稲田大学戦では途中交代。目標としていた「早慶戦初勝利」など程遠い大敗。自分が主将で良いのかと不安になり、1人になると意図もせず涙が出てくる日々が続きました。

 そんな時私を奮い立たせてくれる存在が沢山いました。タイミング良くご飯に誘って下さる先輩、心配して仕事中にも電話をかけてきて下さる先輩、同じ主将を経験した立場から、アドバイスを下さる先輩。「主将は菜々子しかいない」と言ってくれる同期。自分に甘えそうな時に叱咤してくれる同期。「菜々子さんが主将で良かった」と言ってくれる後輩。宿敵早稲田の主将(高校時代の同期)。詰まった息を抜いてくれる友人たち。沢山の人の存在が私のパワーの源でした。シーズン当初、慶應スポーツのインタビューで理想の主将像を聞かれた時、「理想はまだ持てていない。自分自身がやらなきゃいけないことと出来ることを全力でやった結果が1年後に見えれば良い」と話をしました。
2017年度主将野村智美さんからいただいたお手紙には「菜々子らしい主将になれ」と書かれていました。私らしさって、理想ってなんだろう。主将としての1年間を過ごした今、「支えてくれる人が沢山いること」これが、私らしさだったのかなと思います。

 インカレ直前に、蕾のままのチューリップを岩崎さんにいただき、「満開の花を咲かせたい」と今年始めのリレー日記に書いたことを思い出しました。(花はインカレに行く前に早々に開花し、出発の日には散っていました。)
最大目標であった「インカレベスト4」はもう一歩、二歩。及びませんでした。
TEAM2018最後の試合。ラスト1プレーで失点を許し、2部降格。後輩には申し訳ない気持ちでいっぱいです。最後に満開とは言い難い結果となってしましましたが、私はソッカー部女子での4年間を愛しています。17年間のサッカー人生を締め括りに相応しい4年間でした。

 転勤族であった私はそれぞれの地域でサッカーを通じた出会いに恵まれました。サッカーと出会った熊本での4年間。「こんなにも、サッカーが楽しいのか」と思わせてくれた指導者、仲間に出会えた金沢での6年間。プライドをこれでもかと潰され、初めてサッカーから逃げたくなった十文字での3年間(東京)。ここで、私のプレースタイルは泥臭く、がむしゃらなものに変わりました。毎日が学びの連続で、サッカー選手としても、人間としても大きく成長することが出来た慶應での4年間。私の17年間のサッカー人生を振り返ると数え切れないくらい沢山の方々に出会い、支えられていました。この場をお借りして、私のサッカー人生に関わって下さった全ての皆様に感謝申し上げます。

 試合中にヒートアップし過ぎる為、静かにして欲しいと伝える度に口を聞かなくなる程喧嘩をしたり、部活でのストレスのはけ口にしたりと、ぶつかってばかりだったけど、いつも、誰よりも応援してくれていた父。苦しさを隠しても、必ず見抜いてくる母。最後まで、図星のダメ出しをしてきた最大のライバル兄(このリレー日記もダメ出しをされました)。私を癒し続けてくれた2匹の愛犬。家族の存在はとても心強いものでした。本当にありがとうございました。

 個性豊かで色とりどりに輝く後輩たちに、感謝の気持ちと、今後の飛躍に期待を込めてリレー日記のバトンを渡します。

 TEAM2018への沢山のご声援、本当にありがとうございました。
 これからもソッカー部女子に変わらぬご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。

 拙い文章ではありましたが、最後までご精読ありがとうございました。

『短所とは、魅力の別名である』(4年沢渡凜璃子)

2019.01.16

ホームページをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。昨年は、TEAM2018に多大なるご支援とご声援をいただき、誠にありがとうございました。

昨年末の12月30日(日)に行われた関東女子サッカーリーグ1部2部入替戦を持ちましてTEAM2018は幕を閉じました。下田グラウンドで行われたこの試合には、大勢の方々にお越しいただき感謝の気持ちで一杯であると同時に、大観衆の中勝てずに2部降格という結果に終わらせてしまったことを本当に情けなく、そして申し訳なく思います。ですが、4年生6人はとても温かいご声援の中引退させていただきました。重ねて御礼申し上げます。

申し遅れましたが、今回のリレー日記を担当させていただきます、法学部政治学科4年主務の沢渡凜璃子と申します。自分でも“武器”と自覚している通りいつも誰よりも大きな「声」で皆を鼓舞してくれ、一方で自分がミスした時には誰よりも落ち込む、可愛らしい一面もある貫禄たっぷりな1年生、中井里衣子よりバトンを引き継ぎました。

さて、突然ですが、皆さんはドラマを観ますか?
最近は“テレビ離れ”という言葉もよく耳にしますが、私はテレビの持つ「人の心を動かす力」や「切っ掛けを与える力」を信じています。そして、私もそれを提供する側になりたいと思っています。
思い返せば私がこれまで悩んだ時、決断の切っ掛けとなったのはいつもドラマでした。主務として悩み考えたこの1年も、ドラマの中の何気ないセリフに背中を押され、制作陣の言葉に共感しました。その言葉たちと共に1年間を振り返りたいと思います。

 「短所とは、魅力の別名なんです。」(『問題のあるレストラン』)
短所は長所の裏返しとはよく聞きますが、それよりも好きな表現です。“短所”だと思っていた所も、考え方を変えればその人の“魅力”なのです。私はこの1年、同期や後輩たちの魅力をたくさん見付けました。

「時間には限りがある。有効に使うか無駄にするかは使い方次第だ。それは、過去も現在も何ら変わらない。」(『プロポーズ大作戦』)
副務になるか迷っていた時最後に決断出来たのは、なってもならなくても同じ4年間という時間ならその間にどういう人になりたいか、を考えたからです。「副務っていうのはチームの為に働くっていう気持ちで選出されるけど、実は何よりも自分の糧になる」、2年前に2個上のマネージャーの先輩にいただいた言葉の意味を、引退した現在強く感じています。

 「出来ることが多いのが良くて、出来ることが少ないのが悪いわけじゃない。 あなたはあなたに出来ることを、精一杯やればいい。」(『僕の歩く道』)
主務になったばかりの時、これまでの先輩方との差を感じて落ち込みました。ですが、シーズン初めのリレー日記でも書いた様に「人と人を繋ぐ」という自分の主務像だけはぶらすことなく、私なりに出来ることを1年間積み重ねました。

「脚本家の自分が正義だと思ってしまうと、人のことが見えなくなるよね。」坂本裕二/脚本家)
「ある価値観においては負け続けてきた人を描くドラマがあってもいい」(佐野亜裕美/プロデューサー)
ソッカー部女子には色々な立場の人や考え方の人がいます。幹部の一員である私が、自分の考えや一つの意見に固執すると周りが見えなくなると思い、どんな時も否定から入らないこと、色眼鏡で見ないことを常に意識してきました。

「一度書いて消したものも、脚本に残っているはず。捨てたものの量が残ったものの豊かさに繋がる」(坂本裕二/脚本家)
一度取り組んでみて失敗したことも、後で必ず糧になります。この1年進んでは戻ってを繰り返しましたが、振り返ると失敗や考えた過程が自信に繋がりました。そして、その取り組みが部に何かしらの形として残っていれば嬉しいです。

「時代が変わっても人の心は変わらない。普遍的なものにプラスαでその時々の視聴者の喜ぶドラマを作りたい」(石丸彰彦/プロデューサー)
「自分の好きだったドラマに、どう現代的なエッセンスを加えたら若い人の心を惹き付けられるか」(松本友香/プロデューサー)
これは4年間という限られた時間で、毎年部員が入れ替わる部活動にも通ずることだと思います。ソッカー部女子も「挑戦・信頼・貢献」という普遍的な理念の下、その時代に合ったサッカースタイルや部の仕組みで多くの人に応援され続けるチームであって欲しいです。

そして、最後に。
「 足を止めて、今を生きよう。 いつか失ったとしても、諦めた夢は誰かに委ねたっていいじゃないか。 」(『1リットルの涙』)
TEAM2018はインカレ2回戦敗退という結果に終わりました。今季果たせなかった、早慶戦初勝利とインカレベスト4、そしてそれ以上の目標はTEAM2019に託します。

長くて拙い文章でしたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

『私の武器』(1年中井里衣子)

2018.12.22

 リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。誰よりも下田グラウンドに早く着き、練習や試合に向けニンニクたっぷりのパスタを食べては、「部室が臭くなる」と部員から文句を言われ、最近は臭いを気にしている4年宇留野麻香からバトンを受け継ぎました、1年総合政策学部の中井里衣子と申します。辺りはイルミネーションで綺麗に彩られ、入学した時からここまで月日が経ったのかと時の早さに驚かされます。
 今回で2回目となるリレー日記は「声」について書こうと思います。
いきなりですが、皆さんは声を出すことは好きですか?大声で叫んでみたり、全力で歌を歌ってみたり、誰かに声に出して伝えてみたり…。私は声を出すことが好きです。そんな性格から、サッカーでの長所を聞かれると、「声」と言いますし、里衣子の印象は「声」ともよく言われます。
サッカーは足で蹴るスポーツで、ボールをゴールに多く入れたチームの勝ちです。その様なスポーツで、私は試合中常に声を出しています。
それは小学生からサッカーをしてきた中で、チームスポーツにおいて「声」がどれだけ大切なものかを学んだからです。
私には前回のリレー日記でも書いた様に4つ上の兄がいます。兄を追い掛けてサッカーを始め、兄を追う様にソッカー部にも入部しました。試合を観に行くと叫ぶ様に声を出し、チームを鼓舞している兄がおり、声を出すことによってチームが活気付くように感じ取れました。そんな姿を見て、「声って凄いな」と思い、私も声を出すようにしています。
そして私は「声」を自分のウリにしています。だからこそ、声の掛け方には拘りがあり、「この選手にはこういう声を掛けたら良い」等人の性格によって変えています。その中でも私が大事にしていることは、「プラスの声掛け」です。試合中仲間が決定的なチャンスを外したり、大事なところで相手に奪われたりしたら、ミスするなよと思うことがあると思います。しかし、誰にだってミスはあります。本人だってミスをしたくてしている訳ではないし、ミスをした後は、仲間に申し訳ないと思い、頭が真っ白になることもあります(スーパーポジティブな人は別)。その様な時に「集中しろよ」と言われたら更に気持ちは下がり、ボールを受けることを恐れてしまう人が多いと思います(私もそうなので)。だからこそ、自分がどの様に声を掛けてもらったら、頑張れるかを考えて声を出すことを意識しています。すると「里衣子の声で助けられた」と言ってもらえることがあり、もっと皆を助けたいという気持ちになります。私はセンターバックという最終ラインのポジションをしています。なので、私より前の選手が何度ミスをしたとしても思い切ってプレーしゴールに向かえる様にするにはどうすれば良いかと考えてきた結果、私は声を掛け続けることに行き着きました。スポーツは技術も必要ですが精神面も大事です。声を出すことにより悪い雰囲気から、良い雰囲気にもなるし、悪い雰囲気では試合に勝てる訳がないと思っています。観ていても文句ばかりの試合は楽しくありません。だからこそ、私は「声」を大事にしています。更に私がここまで声を出す理由は、高校時に聴覚障害者のデフ日本代表と試合をした時に衝撃を受けたからです。聴覚障害者が行うサッカーは補聴器を外して行う為、声を一切出してはいけないというルールで行いました。いつもなら、パスを受ける選手に対して周りの状況を伝えますが、声出しが禁止されている為、相手の気配に気付くのに遅くなりミスも増え、味方とのタイミングも合っていませんでした。しかし、その様なミスに対しても声を掛けることが出来ないので、同じスポーツなのに声が出せないだけで、ここまで違いがあるのかと声の大切さを実感しました。

「声を出す」ということは恥ずかしいと思う人もいると思います。私も、試合中に声を出しては裏返り、観客席から笑い声が聞こえることもありますし、相手に「うるさい」と毎試合の様に言われます(笑)
ですが、試合に勝つ為に私が出来ること、チームメイトを助ける為に私が出来ることは「プラスの声を掛け続けること」だと思っています。
そして私が誰よりも自信を持っている強みです。

TEAM2018で挑むインカレが12月23日(日・祝)から始まります。目標としているベスト4を達成する為、私が出来る全てのことを出し切り、勝利に貢献できる様精進して参ります。どうぞ応援の程宜しくお願い致します。
長く拙い文章となりましたが、最後までご精読ありがとうございました。

『やらずに後悔よりやって後悔』(4年宇留野麻香)

2018.12.14

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。私に負けず劣らずのお喋りで、真摯に怪我と向き合いながら毎日「英語の単位がやばい。」と勉強状況を逐一報告してくれる経済学部1年藤田椰也子からバトンを受け取りました。理工学部物理学科4年宇留野麻香と申します。前回のリレー日記が最後のものになると知らず、リレー日記担当の同期松本絵里香に聞いたところ、何ともう一度リレー日記が回って来ました。今回のリレー日記が正真正銘自身にとって最後のリレー日記になります。TEAM2018で過ごせる日々、そして自身にとっての残りのサッカー人生も少なくなっているということで、ソッカー部に入部した初心に立ち返りたいと思います。

そもそもソッカー部に入部しようと考え始めたのは、中学3年生の時にお手伝いとして、ソッカー部女子の試合のボールガールをしたことがきっかけでした。と言っても、その時点では、「こういう選択肢もあるんだなー」とぼんやり思った位で、私の中で本当に選択肢になったのは、SFC高とソッカー部女子で行われた合同練習会と、SFC高の先輩でありソッカー部OGの齋藤宇乃先輩がソッカー部女子に入部した時でした。当時高校2年生だった私にとって、高校を卒業してもサッカーが出来るという選択肢はとても魅力的で、そこしか見えていませんでした。
入部する前、SFC高のコーチ方から様々な助言をいただきました。ソッカー部に入部しようか迷った末別の道を選択し、ずっとその選択が心の中に引っ掛かっていた方もいました。ソッカー部を辞めてしまったものの、ソッカー部で学んだことを伝え続けて下さった方もいました。今思うと、あの時いただいた言葉一つひとつに、背中を押されていたのだと思います。
その中でも特に印象に残っていたのが、GKコーチから引退の際にいただいた手紙に書かれた文章でした。
「焦って今後の決断をしないこと。道は多岐に広がっています。まずは広く知ってみて、その結果、体育会を選択する様にして下さい。」
周りの多くの人たちがソッカー部に入ることを後押ししてくれて、入部することしか考えておらず、それを周りに広く公言していた私にとって、この数行のお陰で他の選択肢を考えられる様になりました。高校で部活を引退し、大学に入学するまでの数ヶ月、頭の中で何回もこの言葉を繰り返し、自分が後悔しない選択は何なのだろう、と考え続けました。考え続けた結果、自分の中で一つの結論に至りました。

「やらずに後悔より、やって後悔」

どんな道を選んだとしても、自分の行動次第でその道を正解にすることは出来ます。しかし、やらない選択肢を選んだ場合、「チャンスを逃してしまった」という事実が引っ掛かり続けると思います。やってみることで辛い思いをするかも知れない、やらなければ良かったと後悔する時もあるかも知れないけれど、その経験は必ず大きな財産になる。行動しなかった故の後悔よりも、行動した故の後悔の方が遙かに得るものが大きい。そうであると信じて、他に多岐に広がった道や体育会への不安全てを押し押しのけて、ソッカー部女子への入部を決意しました。

正直、ソッカー部女子での生活は私の想像を遙かに超える厳しさと辛さでした。高校とは比べものにならない位レベルの高い選手たち。1限から時には5限まで授業を受けた後の夜練。毎日23時を余裕で過ぎて帰宅し、夜な夜なレポートや勉強をする日々。そして何よりも自分が練習の足を引っ張っているという罪悪感と劣等感。高校の知り合い、特に部活の仲間が見たら「これが本当に麻香?」ときっと驚く程性格が180度変わり、消極的で常に自信のない私が出来上がる程苦しい毎日でした。自分が今までどの様な人間だったのか本気で分からなくなりました。学年が上がるにつれて心の余裕は出てきたものの、学年が上がったが故の苦しさもあり、私にとっては毎年が苦しいシーズンでした。

しかしソッカー部女子の4年間、そして10年間のサッカー人生の終わりが近付いている中、もし大学1年生に戻って選択をし直したらと考えると、やっぱりまたソッカー部女子に入る道を選んでいると思います。苦しい思い全てを取っ払う位、多くを学び、新しい考え方を知り、自分自身が本当に大きく成長出来た4年間でした。

チームで起こること全てが良くも悪くも目標達成に直結する、「チームを創る」難しさを学びました。
どんな立場でも一人ひとりがチームに貢献する存在にならなければいけないこと、その大変さを学びました。
4年間自分と向き合い続け、自分が分からなくなることもありながら、その中で残った自分の強み、自分の弱さを知ることが出来ました。
そして何より、今の自分がこうして居られるのは、多くの人の支えがあってこそだと心の底から実感することが出来ました。
どんなに夜遅くなろうが、チームの為にリサーチや仕事を頑張ってくれている幹部・運営陣。慶應を代表しながら、自分たちが闘う舞台を全力で作り上げてくれている学連の人たち。どんなに辛い時も声を掛けて寄り添って下さり、「この人たちの為に頑張りたい」「この人たちみたいになりたい」と常に思わせてくれたTEAM2015、TEAM2016、TEAM2017の先輩たち。ピッチ上では全力で闘い、オフでは癒しと楽しさを与えてくれる後輩たち。時には厳しく、時には優しく、常にお互いと向き合い続け、自分の良さに気付かせてくれた同期。
いつも応援してくれ、部活であった辛いことや嫌なことを忘れさせてくれる位楽しいオフを過ごさせてくれる大学や高校時代の友人たち。試合が行われる度SNSを通じて応援して下さる方々。
そして何より、くだらない話から辛い話まで、夜どんなに遅くなろうが話を聞いてくれ、共に涙し、共に喜び、いつも一番の味方とサポーターでいてくれる両親には、いくら感謝の言葉を並べても足りません。

ここには書き切れない位、細部から自分の根幹まで、心身共に鍛えられ、4年前とは比べものにならない程逞しくなったと思います。
入部して良かったのか、悩んだ回数は数え切れません。でも今ならはっきり言えます。私はソッカー部女子に入部したことに後悔は全くありません。何にも変えられない財産を得られたと胸を張って言えます。

最後に、先日関東女子サッカーリーグの入れ替え戦が決まり、このチームで確約された試合を一つ増やすことが出来ました。そしてあと10日足らずで、インカレ初戦を迎えます。チームとして結果を残す為、自分が少しでも選手として、人として成長する為に必死にやることは勿論、残り少ない現役生活、毎日「全力で楽しむ」ことを胸に過ごしたいと思います。自分がどんな状況に置かれていようが、それすらも全部楽しみ、自分のエネルギー、チームのエネルギーに変えていきたいです。楽しむことをやらずに後悔するより、常に楽しむ姿勢で取り組めば、もっと多くのことを得られると信じ、最後までポジティブに突っ走ります。

長くなりましたが、4年間応援して下さり誠にありがとうございました。TEAM2018を最後まで応援の程、宜しくお願い致します。

先日行われた小学校の体育の授業のボランティアで、小学生に親方と呼ばれた程、1年生とは思えない貫禄で日々チームを共に盛り上げてくれている1年中井里衣子にバトンを引き継ぎます。拙くまとまりのない文章となりましたが、ご精読ありがとうございました。

『三度目の正直』(1年藤田椰也子)

2018.12.06

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。今シーズンの途中からゴールキーパーを始めたにも拘らず、スーパーセーブを連発しチームを勝利に導きながら、学生トレーナーとして親身になって私の相談に乗ってくれる志鎌さんからバトンを引き継ぎました、経済学部1年の藤田椰也子です。
ついこの間入学したと思いきや、もう年末になっており、大学生活の時の早さを感じております。緊張しながらソッカー部女子に入部したのはもう遠い昔の様に感じます。それ位とても充実した日々を過ごしているのだと思います。

以前のリレー日記でも書かせていただきましたが、私は今年のシーズンイン直前に、人生2度目となる左膝前十字靭帯断裂のリハビリから復帰しました。”切望していたソッカー部女子で、大好きなサッカーをする” その目標に向かって少しでも早く復帰する為に、人生最後の修学旅行を休んで手術をし、長い長いリハビリをこなしました。コツコツ続けた筋トレのお陰で、太ももが4センチも太くなりました。やっとの思いで復帰し、思い切りサッカーが出来たとき、サッカーが楽しくて、プレー中にニヤニヤしてしまう程でした。ずっと憧れていた舞台でサッカーが出来るのだと家族や友人に自慢しました。

新しい活動の始まりに嬉しさばかりだった私の気持ちが、それ以上のものに変化したのは、7月のことでした。7月7日には早慶定期戦がありました。今まで何度も観てきた舞台ではありますが、部員になったからこそ感じることがありました。早慶戦は、素晴らしいスタジアムでプレーが出来、チームも気合の入れ方が違うと感じました。そこで私はメンバーに入れず今までに味わったことのない悔しさを抱きました。自分以外の同期は全員メンバーに入っている中、私は女子部の試合中も仕事をし、自分の不甲斐無さを感じました。来年の早慶戦に出場する!その為に練習に対するやる気が漲ってきました。そんな私に、チャンスが舞い降りて来たのは、次の日でした。途中交代で自身初の関東リーグに出場することが出来ました。嬉しさと、緊張と、様々な感情が渦巻きました。勝たなければならない試合でしたが、私が出場した時点では1-2、そしてその後1-3に追い詰められました。そんな状態で気持ちが焦っていたのだと思います。右サイドでドリブルをしているその時
”ごりごりごり!”
嫌な予感がしました。「ああ…また靭帯が切れたなあ」と気付いてしまう反面、信じたくない、そんなはずないと現実を受け入れられませんでした。右膝前十字靭帯の断裂でした。
いつになったら思う存分サッカーが出来るのだろう。何でいつも私なのだろう。納得いかないことだらけでした。時間を巻戻したい、全く新しい自分になりたいと思ったりもしました。悔しくて、悔しくて、大好きなチームメイトがプレーする姿でさえ直視するのが辛かったこともありました。
しかし、どう考えても、ソッカー部から離れたいとは思えず、サッカーを辞められませんでした。よく、「3回も靭帯切ってどうしてサッカーを辞めないの?」と聞かれますが、“サッカーが好きだから”それ以外に理由は思い当たりませんでした。
サッカーが出来ている時は、出来ない苦しみを忘れてしまいます。体力の限界や、苦しい試合の時、諦めそうになってしまいます。怪我の苦しみを忘れて自分に甘えてしまった私への試練だと思ってサッカーが出来ない悔しさを噛みしめながら、より一層リハビリに励みたいと思います。

こんな私がまたプレーヤーとして復帰出来る場所を作ってくれたソッカー部にはとても感謝しています。怪我をした時に傍にいてくれた人、短い入院期間にお見舞いに来てくれた沢山の人、挫けそうな時に察して励ましてくれる人、一緒に筋トレやランニングをしてくれる人、グラウンドを走っていると声を掛けてくれる人、そして大切な同期の皆。ここには書ききれませんが、多様な人がいて、皆優しくて温かい、TEAM2018が大好きです。
また、ソッカー部女子には自然と応援したいと思わせる力があるのだなと、長い間サポートをしながら感じました。仲間が懸命にピッチを駆け、闘う姿には心を動かされます。遠い試合でも応援に来て下さる方がいて、声を掛けて下さる方もいて、この様な素敵なチームにいることが出来て幸せだなと思います。
傍で支えてくれる家族もいます。悲しい時は一緒に泣いて応援してくれる母、復帰する前は毎朝私を起こして一緒にボールを蹴ってくれた父。私がサッカーを始めるきっかけになった姉は部活も勉強も両立するスーパー大学生で、その姿は私にやる気を起こす起爆剤になっています。
ずっとお世話になっているトレーナーさんは、不器用な私に合わせて、何度もメニューを考えてくれます。
大学では違う道を歩む高校時代の友人も、前のチームの仲間たちも沢山励ましてくれます。
そんな人たちを裏切らない様、焦らず、リハビリを終えて、強い選手になります。
何度も怪我に苦しめられた私だからこそ、ケガに苦しむ仲間に寄り添える人になれると思います。そんな仲間に出会ったら率先してサポートしたいと思います。これが私の決意です。

とうとう、TEAM2018も終盤になってしまいました。関東リーグ最終節とインカレに向けて日々練習を重ねております。大好きなチームの為に、私も誠心誠意サポートを頑張ります。ご声援の程、宜しくお願い致します。
次は、体は小さいけれどプレー中は誰よりも大きな声で盛り上げ、練習前にいつも一緒にお弁当を食べながら楽しいお喋りをする麻香さんにバトンを引き継ぎます。長い文章になりましたが最後までご精読いただきありがとうございました。

『もう一つの家族』(4年志鎌奈津美)

2018.12.01

 リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。誰よりも熱い魂を持ち、この4年間で最もご飯を一緒に食べた同期の鈴村萌花からバトンを受け継ぎました、環境情報学部4年の志鎌奈津美と申します。近頃めっきり寒くなり、布団からなかなか出られない日々が続いております。

 私はサッカー人生14年間で本当に多くの人に支えてもらい、成長するきっかけを与えてもらいました。また、家族にはこれまでのサッカー人生全てを支えてもらい、最後の最後にキーパーをすると言った時も「頑張れ」と背中を押してもらいました。そのお陰で今は気持ちの整理も出来、キーパーとして少しでも上手くなることに集中出来ています。応援し、支えて下さる全ての方にこの場をお借りして御礼申し上げます。サッカー人生が終わる様な書き方をしてしまいましたが、私は卒業後も何かしらの形でサッカーを続けたいと思っています。それは各々の道で活躍する先輩方を見てきて、やはり好きなことをしている時が一番輝けると思ったからです。サッカーだけでなく何でも挑戦して好きなことを増やしていける人生にしていきたいと思っています。
 そんな素敵な先輩や一緒に戦う仲間であり、4年間で最も長い時間を過ごした寮生への想いを綴らせていただきます。

 慶應がインカレ初出場した時エースストライカーとして、チームを引っ張ってくれた二宮早紀さんは、常盤木学園高校の先輩です。私が中学生の時、チャレンジリーグの運営の手伝いでボール拾い係をしながら、こんなにも上手な人がいるのかと感動したのを今でも覚えています。点を取ることがどれだけ格好良いかをプレーで私に教えてくれました。
 同じく常盤木出身の先輩であり、青森が生んだ天才堀井美月さん。一緒にサッカーをした5年間で何回鳥肌が立つ様なゴールを魅せられたか分からない程です。天才なのはサッカーだけではありません。エンターテイメントには厳しく、私が初めて自己紹介した時にはつまらないと言われ、大学2年間で厳しく、時に優しく鍛えてくれました。
 東北出身で繋がる3年生、庄司夏穂は寮生で一番のしっかり者です。家計簿をつけ、料理をし、最近は個人で行っているトレーニングの成果が出てきて私に負けない位、がたいが良くなっています。前十字靭帯損傷からリハビリを経て、また同じピッチに立ってサッカーを出来ていることがすごく嬉しいです。
 がたいが良いといったらこの人!広い心と強靭な肩幅を持つ野村智美さんはその鍛え上げた筋肉を同期に触らせとても満足そうにしていたのが印象的です。卒業後もサッカーを続けている彼女は寮に遊びに来ると必ず筋肉を触らせてくれます。キーパーをしている今だからこそ、数々のピンチを防ぎ、大きい声でコーチングをしていた圧倒的な存在感を尊敬しています。
 智美さんと同部屋だった3年生の松木里緒は副務という大変な役職を担いながら、時間を上手く使い大学生活を充実させています。彼女のSNSには常に美味しそうなものが載っていて、私は勝手に食べログの様に見ています。今年で6年目の仲ということもあり、オンオフ共に、とても頼りにしています。
 そしてさらに常盤木で繋がる不思議ちゃん、よく喋っているなと思えば自分の世界に入り込んでいる2年生内藤孝穂。真面目な彼女は考えがしっかりしていて、話をしていると大事なことが何なのかハッとさせられることもあります。1年生の頃からドイツ語を極めているので、しもさん(H29卒下山田志帆)が帰国したら話してみて欲しいなと思っています。
 しもさんこと、下山田志帆さんは現在ドイツで活躍しています。入部前から顔が似ていると吹き込まれ、不思議と親近感を持っていた為、絶対良い人だと思っていました。勿論、思った通り良い人でした。彼女はサッカーに誰よりも真剣に取り組み、常に上を目指す姿は、死ぬ気で努力をすれば何事も遅いことはなく、いつからでも成長出来るということを教えてくれました。
 しもさんと十文字高校繋がりの2年生、佐藤幸恵は得意料理が焼肉と言っていた為不安でいっぱいでしたが、最近料理のレパートリーが増えたことを知り、成長を感じています。料理とは全く関係ありませんが彼女のキックと縦への突破が大好きです。
 1年生のニューフェイス、平田朋もゴリゴリの縦への突破が魅力的です。その姿はまさにキタサンブラックの様です。滋賀の訛りと、馬と共に育ってきた都会に染まらない田舎感に親近感が湧きます。何も知らなさ過ぎるが故に同部屋の3年松木里緒を中心に寮生総出で鍛えている最中です。サッカーは勿論ですが、私生活でも今後の成長に乞うご期待下さい。
 以上で寮生紹介を終わ…おっと一番重要な先輩を忘れていました。
 お喋りで気配り上手、皆に慕われる岡野史恵さん!!シュート練習中にボールに乗って転がったり、現役時代は歩くスピーカーと言われる程口が軽かったりした彼女ですが、その人柄から皆に慕われ彼女の周りにはいつも笑顔が溢れています。卒業した今でも私たち後輩を気にかけ相談に乗ってくれたり、歴代寮生と現役寮生を繋いでくれたりする架け橋です。
 歴代寮生と言ったらこの人、実は今私が住んでいる部屋は現在ゴールキーパーコーチをして下さっている佐々木優さんが住んでいた部屋でもあります。現役時代、ゴールキーパーから背番号1を背負いフィールドプレイヤーへ転向しています。状況は異なるものの、私にとってどちらのプレーも経験している優さんがいることは相談出来ることも多くとても心強いです。
 最後に、寮生には欠かせない寮生のパパである宮澤さんを紹介させていただきます。月に1回程度、寮生全員が宮澤さんの家で食事会をします。皆で買い物をし、ご飯を作り、一つの机を囲んでご飯を食べるのは一人で食べるご飯の何百倍も美味しいです。寮生の健康的な身体を作っているのは宮澤さんがいるお陰と言っても過言ではありません。そして、私たちが悩んでいれば叱咤激励し道を正してくれます。卒業してからも悩んだら叱咤激励してもらいに行こうと思います。

 地方から来た私にとって、右も左も分からない不安だらけの都会を生き抜けたのは「家族」の様な存在だった寮生のお陰です。この4年間でどこまで厳しくサッカーや運営、私生活での取り組みを追求しなければならないかを教えてもらいました。そしてどういう人間でいたいか、どのような生き方をしたいか、将来どうなっていたいか、沢山の人から考えるきっかけを与えてもらいました。これからも考え方や気持ちは変化し続けるとは思いますが、しっかり向き合い成長していきたいと思います。

 大学リーグは7位という結果で終わり、いよいよインカレまで残り1ヶ月を切りました。「インカレベスト4」に向け個人としてもチームとしても更に成長出来る様、精進して参ります。また、12月8日(土)には関東リーグ最終節東洋大学戦があります。こちらも入れ替え戦に進めるかどうかが決まる大切な一戦です。仲間と応援して下さる沢山の方々と喜び合える様、チーム一丸となって勝利を目指します。
 長く拙い文章となりましたが、最後までご精読ありがとうございました。今後共ソッカー部女子に温かいご声援の程、宜しくお願い申し上げます。

『私がここにいる理由』(4年鈴村萌花)

2018.11.03

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。誰もが認めるストイックさでチームを刺激し、オフではとても優しい心を持ちながらもしっかりと毒を吐く、頼れる学連競技部長の3年庄司夏穂からバトンを受け取りました、総合政策学部4年鈴村萌花です。下田グラウンド周辺が段々と秋色に染まり、肌寒い季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

最後のリレー日記になるかも知れないと、暫く前から何を書くか考えていたのですが、なかなか思い浮かばずにいました。しかし、先日ある後輩と話をしていた時に、私がこの部でサッカーを続けている理由を考えさせられたので、今回はその理由について書こうと思います。「サッカーが好きだから。」それが理由です、という答えを持っていることが望ましいと考える人もいると思います。しかし、その理由だけでこの部に居続けられる程、平坦な4年間ではありませんでした。これまで、何度も自身に問い掛けることはありましたが、引退まで長くて3ヶ月となった今、2つの理由を見付けた様な気がしています。

1つ目は、「忘れられない瞬間」です。
忘れられない瞬間というのは、良いものばかりではありません。涙が出る程嬉しかったこともあれば、思い出す度悔しいこともあり、他にも沢山の忘れられない瞬間がありました。誰かの何気ない一言に救われたり、自分のことの様に一緒に悩み喜んでくれる人の存在に気付いたり、尊敬せざるを得ない生き様を目にした時等、様々です。そして、この様々な「忘れられない瞬間」を再び味わう為や、繰り返さない為、そして取り戻す為に、私はこの部にいるのではないかと思います。ソッカー部女子には語り継がれる様々な歴史や出来事があります。(これまでの部員のリレー日記に沢山書かれています。)それはまさに語り手にとって、ソッカー部女子にとって、忘れられない瞬間であったのだと思います。最上級生となった今、先輩方が残して下さった沢山の「忘れられない瞬間」を力に変えて、後輩たちや、この先のソッカー部女子にとって忘れられない瞬間を創り続けていくことが、使命だと感じています。

2つ目は「応援してくれる人の存在」です。
小学生の頃から、公式戦に来なかった日を思い出すことが出来ない程、毎試合、試合に出ていても出ていなくても応援に来てくれる両親がいます。多くの時間を共に過ごし、時にライバルとして闘い、時に試合を応援しに行く、学連の仲間がいます。高校3年間苦楽を共にして、離れていても応援し、励ましてくれる高校の同期がいます。コーチとしても選手としてもいつも気に掛けて下さり、応援して下さる、KSSの社会人スタッフや子供たちと親御さんがいます。早慶定期戦では観客席の最前列で応援してくれて、部活から離れている時に笑顔にしてくれる友達がいます。引退しても応援しに来て下さるOGの親御さんがいます。そして、どんな時も味方でいてくれる、厳しくも優しく、温かすぎるOG、ソッカー部女子での4年間の全てを共にした同期、生意気だけど頼りになる可愛い後輩がいます。まだまだここに書き切れない程、沢山の応援して下さる方がいます。試合の日には、自分が初めてソッカー部女子の試合を観に行ったTEAM2014の関東リーグ入れ替え戦で目にした時から変わらない、ホームでもアウェイでも全ての試合がソッカー部女子のホームゲームかの様に、スタンドを埋め尽くす程沢山の方が応援に来て下さります。贅沢過ぎる程沢山の方が応援して下さること、またその方たちに少しでも良いところを見せたいと思う気持ちが、この4年間私の背中を押してきたのだと思います。応援して下さる全ての方に、この場をお借りして御礼申し上げます。本当に、ありがとうございます。

私たちTEAM2018は、現在大学リーグ最終節、山梨学院大学戦を残し、2勝3敗3分でインカレ出場圏内にいます。最終節で何としても勝利しインカレ出場を決め、「早慶戦初勝利」のチャンスをもう一度掴み、「インカレベスト4」という目標を達成したいと思います。そして、沢山の方の応援を力に、忘れられない瞬間を1つでも多く創り出していける様、残り短いソッカー部女子の一員でいられる時間を大切にしていきます。今後共応援の程宜しくお願い致します。

拙い文章でしたが、最後までご精読いただきありがとうございます。

『何故、何の為にサッカーをしているのか』(3年庄司夏穂)

2018.10.27

ホームページをご覧の皆さん、こんにちは。自称ソッカー部女子の広告クリエイターこと芳賀千歌子からバトンを受け取りました、総合政策学部3年の庄司夏穂と申します。
 先日、私が1年生の時に大変お世話になったソッカー部女子の歴史を語る上では欠かせない、岩崎監督がご結婚されたことが部員の間で話題になりました。この場をお借りしてご祝福申し上げます。おめでとうございます。

さて、今回のリレー日記ですが、近頃考えていることについて綴らせていただきます。
何故サッカーをしているのか、何の(誰の)為にサッカーをしているのか。
私は大学生になってから自分の時間を持てる様になり、どうでも良いことも真面目なことも色々と考える様になりました。部活中心の生活であった高校時代に比べると、自分に向き合うという点では成長したと思います。最近は難しい本も読むようになり、改めて自分で考え知識をつける楽しさを学ぶと同時に、色々な人がいて、アイデアがあり、チャレンジがあり、私が知らない世界がまだまだ広がっているなと日々実感しております。そんな中でも毎日頭に浮かぶことはサッカーのことです。
私は去年、左膝前十字靭帯損傷の怪我をし、シーズンの殆どをリハビリに費やしました。早く復帰したかった為、毎日自分を追い込んでトレーニングをしました。その時のトレーニングは決して無駄ではなく、むしろ私を成長させてくれたと思います。
昨年私たちは大学リーグ、関東リーグ共に2部での闘いでした。拮抗した試合も多々ありましたが、多くの勝利を挙げたことでチームは勢いに乗りました。やりたいサッカースタイルが少しずつ形になり、ある程度メンバーは固定され、選手は自信がついたのではないかと思います。しかし、そこのピッチに私はいませんでした。その期間チームから離脱していたことは、今の私にとって大きな痛手であったと感じています。私は復帰してから、ゲーム感覚を取り戻すことや周りとコンビネーションを取ることに苦戦しました。同時に、同期が昨年度から試合に出場して経験を積み、自信をつけた中で、私だけが取り残されていると感じ取ってしまい、自信を失くす時もありました。早慶戦にも出場出来ず、選手として試合に出場する選択肢にもなれない自分に苛立ちや悔しさも感じました。私は現在、学連で競技部長として、主に大学リーグの運営を行っています。当の本人が運営のみ行い試合に絡めていない現状にも、もやもやしています。時々、目的意識や目指すところが分からなくなり投げやりな気持ちになってしまいそうな時もあります。そんな時は、一度原点に立ち返って冷静に考えてみます。何故、誰の為にサッカーをしているのか。その答えは、単純に、サッカーが大好きだから、勝負の世界で自分の限界と闘い自分を成長させる為、等という理由に加えて次のことが挙げられます。
私は7年前に東日本大震災で被災し、同じ中学校に通っていた3名の同級生を亡くしました。その友人たちと特に親しかったわけではありませんが、その頃から現在までずっと、彼らを絶対に忘れない様に毎晩思い出しています。それは、私の中であの日のことを風化させない為の行為でもあります。そして、“〇〇ちゃんたちの分まで頑張ろう”と心に誓っています。命があり、やりたいことを続けられる環境がある。いつ何があるか分からないからこそ、1日1日を大切に無駄にすることなく過ごさなければならないのです。こんなところで躓いていたら亡くなった友人3人に申し訳ないです。このままでは終われません。大袈裟過ぎるかもしれませんが、私が誰の為にサッカーをするのかは、「3人の分まで、3人の為に」であり、その為に私が今出来ることは、やりたいこと、サッカーに全力でチャレンジし続けることです。
この気持ちを決して忘れることなく、最後まで諦めずこの状況を打開し、見返してやるという強い気持ちを持って全てのことに全力で取り組みたいと思います。そして残りの大学サッカー、大学生活を悔いなくやり切ります。
本塾は先日、神奈川大学戦にて敗北してしまいましたが、残り2戦は必ず勝利を収め目標であるインカレベスト4を達成できる様精進して参ります。勿論個人としても結果を残していける様に尽力致します。
今後共ご指導ご声援の程宜しくお願い致します。
拙い文章でしたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

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