リレー日記

「人生いろいろあるな」(4年高見澤るり)

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
いつも私のしょうもない会話に付き合ってくれ、真面目な場でもすぐにふざけてしまう一方で、何かと頼りたくなってしまう特殊な能力を持つ理工学部4年の齋藤宇乃からバトンを受け継ぎました。私、法学部政治学科4年の髙見澤るりと申します。

よく題名は最後に付けるものだと聞くので、その通りに最後まで残しておいたものの、見事に何も思い浮びませんでした。なので、このリレー日記を書いている最中に運命的に掛かってきた、岩崎陸前監督との電話での会話から題名を持ってきました。怪我について直接お話したのは初めてでしたが、岩崎さん特有の長めの沈黙の中から出てきた言葉であり、現状の私にとって納得のいく言葉でした。本当にその通りです。

前回のリレー日記では、自身にとって「最後のリレー日記」と書きましたが、今度こそ「最後のリレー日記」となることでしょう。そして、前回のリレー日記では大学リーグに向けた決意を書きましたが、ホームページで公開されたのは、9月3日(日)の大学リーグ第1節対流通経済大学戦、ラスト1分で出場しゴール前のクロスに合わせようとした足が芝に引っ掛かり前十字靭帯断裂をした後でした。天と地を分ける瞬間でした。

入部してからこれまで積み上げてきたものやこれからの目標が切り捨てられた様で、ショックでした。しかし不思議なことに、診断結果が伝えられた時、諦めが付いたというのも事実です。むしろ、いつも私の部活の予定で振り回している母の方が落ち込んでいました。「これからはサッカー以外の部分で貢献しよう」と自分の中で切り替えて、部のサポートに徹することに決めた途端、気分が軽くなって、怪我をしていることを忘れられました。

手術を終えた今、膝の傷が、本当に何も出来なくなったことへの実感を私に与えていて、不安、悔しさ、悲しさ、もどかしさ、絶望、自分でも何か分からない感情がことある毎に湧き起こります。一言で言えば、残念です。

病院から帰宅して数日間の家での姿は到底ソッカー部女子のみんなには見せられないものでした。弱いんだなーと自覚させられる日々でした。そして、吹っ切れたと自分に思い込ませていた、ソッカー部女子でのサッカー生活への未練が凄まじいことにも気付きました。大学からサッカーを始めて、下手なりにも目標に向かって毎日サッカーが出来ていたことは幸せだったと気付かされました。3年生の春に初めてトップチームの公式戦のスターティングメンバーとして試合を闘えたことや、その夏に東京国体の候補として他大学の選手とプレーする機会をいただけたことは、もう過去の栄光ですが、大事な記憶です。辛い記憶の方が圧倒的に多いソッカー部女子での生活ですが、今よりいくらかはましだと思えます。

大学リーグは、悪天候による二度の延期の末、延期された2試合は入院日程と被ってしまいましたが、優しい看護師さんのサポートにより、最後まで試合を見て入れ替え戦進出決定の瞬間を皆と分かち合うことが出来、嬉しかったです。また、入れ替え戦で勝利した「1部昇格」の瞬間も皆と喜び合うことが出来ました。

大学部活生活の最後をこんな状態で迎えるとは思いもしませんでしたが、私の周りでも沢山の人が乗り越えてきた壁であり、その人たちの強さを思うと負けていられないので、私も前に進んでいけたらと思います。怪我をしてから、そして、入院中、多くの方々に支えていただきありがとうございました。残るシーズン、TEAM2017を笑顔で締め括れる様、私の最大限を尽くして参ります。
掴み所のない日記となってしまいましたが、現在の上手く言い表せない心情を書かせていただきました。
今後共、ソッカー部女子への温かいご声援を宜しくお願い致します。

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