リレー日記

『自分次第』(4年澤田優香)

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私が部室でおにぎりを食べていると「ゆうかさん一口ちょうだい!」と大きな口を開け、一口あげると満足気に去っていく何とも可愛い後輩、移動時には読書にパソコン、オフにはヒッチハイクやイベント参加など、圧倒的行動力を見せる熊谷明奈からバトンを引き継ぎました、経済学部4年の澤田優香と申します。

リレー日記はこれで4度目、何を書こうか悩むのも最後だと思うと何だか寂しいです。今回は、大学4年間を振り返る中で私が大切にしてきたことをご紹介させていただくので、少々長くなることが予想されます。お時間がない方は最後のシーズンだけでも読んでいただければ幸いです。

 

1st Year

自分ってこんなにサッカー下手なんだ、と練習を終える度に思い知らされたのが1年生。それまで決して上手いと思ったことなどないですが(笑)。体験に来た時点でレベルの高さを目の当たりにし、当初はもっと考えもっとサッカーが上手くなる!とワクワクしていました。しかし気付くとそんな気持ちはどこかへ消え、練習中に足を引っ張ることに申し訳なさを感じ、サッカーをしていて初めて恥ずかしさすら覚えました。情けない気持ちになりました。大好きなサッカーをしているはずが、他人と比べて劣っていることばかりに意識が向き、思う様なプレーが全然出来ない自分がそこに居ました。一方TEAM2016は、出会いの年でした。当時の4年生をはじめ多くの尊敬する先輩方に出会い、大切な同期にも出会えました。大学からサッカーを始めた人がいれば、今でも女子サッカー界で幅広く活躍する人もいて、多種多様な人たちが本気でサッカーをする場所がソッカー部女子であると教えてくれました。自分自身に目を向ければ当然上手くいかないことばかりでしたが、モチベーションを与えてくれる仲間と居心地の良いチームに出会うことが出来、入部を決めて良かったと思えた代でした。

 

2nd Year

初めて迎えた後輩は、強い精神力とハイレベルな技術を持つ精鋭たちで、かなり焦りました。試合にどんどん出て活躍を見せる頼もしい姿は刺激的でした。大学と部活の日々にようやく慣れてきた私も、負けてはいられまいとやる気十分でした。しかし、学連や副務・副将決めミーティングが始まり、その他サッカー面以外で部活と向き合う時間が増え、私生活での問題がプラスするとシーズン最後には体調を崩しました。潰れてしまった弱い自分がものすごく嫌いで、その後しばらくは封印したい過去でした。そんな時期を側で支えてくれたのもこの部の人たちです。責めることなくそっと肩を貸してくれた同期と引退直前にも関わらず私の心配をして優しく見守ってくれた4年生には特に感謝しています。それぞれがサッカーと真剣に向き合う姿勢に本当に沢山学ぶものがありました。W昇格を果たすことが出来たのは4年生のひた向きさと牽引力があったからこそでした。

 

3rd Year

学年としてそれまで以上に多くを求められ、また、波乱万丈でした。上級生であることは勿論、最も人数が多い学年としてチームに与える影響が大きかった3年生。個性的なメンバーが揃っている分、価値観や考えは様々で意見がぶつかることも増えました。また、大切な同期2人が辞めることになったちょっぴり寂しい年でもあり、フィールドからキーパーを選出しなければならない過酷な1年でもありました。部員一人ひとりにとって苦しい決断でしたが、キーパーとなった志鎌さんをはじめ4年生の結束力がチームの士気を鼓舞して快進撃が始まり、最後にはインカレでの初勝利を果たすことが出来たのです。自分の1年後を想像しても到底敵わないと思いました。私個人はというと、ラスト数分だけ出場することが数回あった程度でトップの試合に絡むことは出来ず、育成の試合でも前線の選手として得点という結果をなかなか出せず苦しみました。それでもチームの勝利は最高に嬉しく、仲間のプレーに心躍らせ充実の時でした。

 

Now

4年生は更に色んなことがあり挙げきれません。キーパー0人のシーズンインから何度もチームが崩れそうになり、精神的どん底を味わいました。「今のチームに対してどう思う?」というチームメイトの質問には言葉が詰まりました。自分のプレーが上手くいってない上にチームもボロボロで、考えていること感じていることは沢山あるけれど、それでも自分がチームに対してネガティブな言葉を発することが許せませんでした。

私はこの4年間、もっと言えばこれまでの人生で起きた様々な困難も「ポジティブに」と捉えてきました。それが自分にとって大切なものであれば、どんなにネガティブに思えることもポジティブに肯定する癖がつきました。その時は相当頑固になります(家族や親しい友人は知ってるはず)。例えば、「今のサッカーが楽しくない」と誰かが言っていたとしても「そうだよね」とは返しません。当たり前ですが試合中にミスをしてポジティブでいられるメンタルはないし、この部に入ってからサッカーでの自信はとことん無くしています。でも、相手や状況に対してマイナス発言をする自分はどこかかっこ悪いと思い込んでいます。口にすると、その方向に引っ張られてしまう気もするんです。とはいえ人間なので弱音も吐くし嫌なことも言っちゃいます。ただ最後にはやっぱり「まずポジティブ」です。

今まで部活で起こったマイナスと思えること全部、2年の終わりに自分を失いそうになったことさえも、経験して良かったと思っています。この部活に限らず、ネガティブな要素はどこにでも転がっていますが、私はこれからも「まずポジティブ」なメンタルで勝負していきます。たとえ試合で貢献することは難しくても、練習からベンチからスタンドから、どんな時もチームをプラスに運んでいける様な存在であり続けたいと思います。

TEAM2019になって沢山大変な思いをさせてしまった後輩には申し訳ないと思うこともあるけど、本音でぶつかり合った時期があったからこそ今があるから最後まで一緒に闘いたいです。同期は自分を含め相当不器用な人たちばかりだけど、みんな尊敬できる面が沢山ある仲間たちです。伊藤監督は常に選手から見えないところで葛藤し、試合では誰にも止められない程熱くなり、チームのことを一番に考えてくれるすごい人です。ケビンコーチこそポジティブofポジティブで、私のポジティブとは比になりません。

4年間を振り返る今、家族や友人など関わる全ての人たちに感謝の気持ちで一杯です。大好きなサッカーが、途中自分を苦しめるサッカーになり、しかし最後はやっぱりサッカーが大好きという気持ちで10年目を迎えることが出来、とても幸せです。

 

TEAM2019も残すところあと少しです。厳しい状況が続いていますが、ここから巻き返します。今後共温かいご声援の程宜しくお願い致します。

長く拙い文章でしたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

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