リレー日記

4年 児島愛子

ホームページをご覧の皆様。
ご無沙汰しております。法学部法律学科4年主務の児島愛子と申します。この度、総合政策学部3年そしてロッカーがお隣の赤羽紗里よりリレー日記を引き継がせていただきます。前述されていた通りとても仲良しで、私のロッカーには紗里の写真が、紗里のロッカーには私の写真が沢山張ってあります。

さて、話は変わりますが沖縄では梅雨明けが発表されました。海開きも各地で始まり、暑い夏が近付いて参りました。神奈川/東京ではまだ梅雨明けは発表されていませんが、一足先に明日、神奈川は“梅雨明け”することをここに予報します。そうです。明日は遂に1年で一番“アツい”、第13回早慶女子サッカー定期戦、並びに第65回早慶サッカー定期戦が等々力陸上競技場にて行われます。ここで繰り広げられる早慶の熱戦は梅雨明けを早めること間違いありません。是非会場にてご声援いただければ幸いにございます。

気が付けば、今回で私自身4回目、そして人生最後の早慶定期戦となりました。時が経つのはあっという間です。忘れもしない私の初めての早慶戦は東伏見で行われました。インステップもまともに蹴れない私でしたが、当日はサイドハーフとしてピッチに立たせていただくことが出来ました。あの時私は、何を背負って早慶戦を戦っていたのでしょうか。今思えば、入部して1ヶ月ちょっとの私は慶應義塾大学は早稲田大学を宿敵とする運命である、という伝統を背負っていたのだと思います。伝統があるからこそ、この一戦は重要であると考えていました。

4度目となった今回の早慶戦、私が背負うのは伝統だけではありません。今回の早慶戦には様々な“想い”を背負って闘います。4年という歳月は私自身に沢山の変化をもたらしました。体脂肪率の低下、筋肉量の著しい増加といった身体的変化だけではなく、精神面でも大きく変化したと思います。振り返れば、この様に私を大きく成長させたソッカー部女子に入部することを決めた時が私の人生の大きなターニングポイントになったと言えると思います。人生は決断の積み重ねであり、その決断の中でも人生の転機となるものが幾つかあると私は信じています。私の最初の転機は、中学3年生の時に、小中高大一貫校を辞め、父の海外赴任に付いて渡英を決めた時です。この決断が、大学受験をするという決断を導き、現在慶應義塾大学の学生であることに繋がったと言えると思います。そして私の二つ目の転機は上述した通り、ソッカー部女子に入部することを決めた時なのではないかと思います。

大学生活としての選択肢は無限にありました。3歳の頃から続けていたテニスを続けること、新たなスポーツに挑戦すること、もう一度海外で勉強する為に留学すること、日本や世界の困っている人の為にボランティア活動をすること、アルバイトを沢山すること、遊び歩くこと、弁護士になる為に司法試験合格を目指すこと、外交官になる為に国家試験合格を目指すこと。しかし、私は体育会ソッカー部女子でサッカーを本気ですることを選びました。

ソッカー部に入部した理由はいくつかあります。しかし、一つ挙げるとするならば、サッカーは常に私に“素晴らしい出会い”を与えてくれたからだと思います。井の中の蛙であった小学校時代の私に、新しい刺激を与えてくれたのは5年生の時に入ったサッカーチームのチームメイトでした。渡英して英語も分からない中で国境を超えた友人と出会えたのも学校のサッカーチームでした。私の視野を広げてくれたのは毎回サッカーを通して出会った人々です。だから、思えばその様な出会いを求めて私もこのソッカー部に入部したのだと思います。

ソッカー部は私の期待を見事に裏切りました。そう、想像を遥かに超える素晴らしい出会いが沢山ありました。インステップが蹴れない私を早慶戦のピッチに立たせて下さり、何度心が折れそうになっても見捨てないで導き続けて来て下さった岩崎監督。辛いことが続くと必ず手を差し伸べてくれ、自分に限界を感じている時に120%を出すということを教えて下さった臼井GKコーチ。ソッカー部の発展を常に想って下さる住田さん。試合の分析で常に私達を鼓舞して下さる岡田さん。常に私達のコンディションについて考え相談に乗って下さる実麻さん。仕事や私生活の合間に時間を作って平日も休日も練習に来て的確な指示とアイディアを下さる伊藤コーチ。サッカーの楽しさを教えて下さった今村元コーチ。インステップを私に教えて下さった大森元コーチ。“ソッカー”とは何なのかを教えて下さった先輩方。頼りない4年生について来てくれる後輩達。そしてどんな楽しいことも辛いことも共有し支え合える同期。更には、ソッカー部という繋がり一つで真剣に将来についての相談に乗って下さるOBOGの方々。そしてソッカー部女子を応援して下さるサポーターの方々。本当に恵まれたチームに出会えたと思っています。

ソッカー部のことを応援し続けることは一生出来ます。しかし、ソッカー部の勝利を信じ、応援してくれる全ての人の想いを背負ってピッチで戦うことが出来るのはこれが最後です。だからこそ、一年で一番多くの人が見に来てくれるこの早慶戦は私にとって重要な一戦です。持てる全ての力を出し尽くす、それに尽きます。是非ソッカー部女子に温かいご支援ご声援の程、宜しくお願い申し上げます。次は愛すべき同期の渡邊紗絵にリレー日記を引き継ぎます。ご精読ありがとうございました。

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