リレー日記

2年 岡野史恵

ホームぺージをご覧の皆様こんにちは。
今回は、オンでは正確無比で冷静なプレーでチームを支え、オフでは慶應を代表して学連の活動に全力を注ぐ姿で皆の原動力となっている、環境情報学部3年梅原那奈さんよりバトンを受け取りました、文学部2年岡野史恵が担当させていただきます。

さて、年の瀬恒例の「今年の漢字」、2014年の日本の世相を表す漢字は「税」でしたが、皆様の1年はどの様なものだったでしょうか。
私はこの1年を「進」という一文字に表します。勿論常に前進し続けていた訳ではなく、時には後退することや立ち止まることもありましたが、確実に前に進むことが出来た1年だったかな、と感じています。

昨年サッカー初心者として入部した私にも、後輩が出来ました。経験者ばかりで圧倒されるんだろうな、という予想とは裏腹に、自分の様な初心者の子達が沢山入部してくれました。サッカーを楽しむ姿や積極的なチャレンジ、少しの時間でも自主練に取り組み上達して行く姿に、私ももっと頑張らなければ、と日々思わせてもらっているし、サッカー経験豊富な後輩達からも沢山のことを教えてもらい、入部してすぐに慶應を背負い、気持ちの込もったプレーをする姿に、私も皆と一緒に試合に出たいと心から思う様になりました。

大学リーグ中、東京大学ア式蹴球部女子に加わって試合に出ることで、「負けない」気持ちの大切さを学びました。助っ人として慶應から参加したものの、開幕から3連敗。毎試合改善は出来ているものの、勝つイメージは遠ざかり、連勝する慶應に在籍していながら、東大としては負け続けていることへの不安が拭えませんでした。そんな中での第4節の試合直前、チームの司令塔から下された指示はこうでした。「今までずっと勝ててなくて、勝ちたい、っていう気持ちが皆強くなってると思うけど、今日は『負けない』と思ってプレーしよう。勝ちたい気持ちは大事だけど、そこに技術で上回る相手が居れば、気持ちだけではどうしようもないこともある。でも、負けない、って思ってプレーすることは自分達だけでも出来るし、そんなプレーが自然と勝ちに繋がると思うから。」この言葉はチームにとって凄く重みのあるものになり、第4節の1-0での初勝利、その後の5戦負けなしに繋がりました。私はこの言葉が大好きになり、慶應のチームスローガンである『まだ、いける。』と同じ様に、この言葉を今も心に留めています。

そして大学リーグの間、慶應での自分の在り方に悩んだ時、下田の体育会棟の管理人であり、第2の父の様な存在である「進」さんに「まず、同期内で、上でも下でもなく、お前は真ん中に居ればいいんだよ。お前はサッカーが下手だけど、サッカーの上手な他の人達に出来なくて、お前には出来ることもあるだろ。真ん中でみんなを繋ぐ存在になれよ。」という言葉をいただき、名門と呼ばれる高校でサッカーに打ち込み、現在も試合で慶應を背負う同期達と自分を比べて落ち込むのではなく、色々な立場の人の気持ちを察することや、自分の頑張る姿で周りに刺激を与えることなど、今出来ることにもっと取り組もう、と思う様になりました。

私には、大好きな同期がいます。
日本語能力には少々難ありですが、献身的なプレーや一生懸命な姿で皆から厚い信頼を集める田中康子、普段は厳しい突っ込みが得意で口数は少なめですが、試合中はしっかりと頼れる司令塔かつ天空塔として慶應ゴールを守る竹内瑞穂。ピッチでは豪快なプレーで観客を湧かせ、最近は慶應の壁どころかアジアの壁と称されていますが、同期内でも最も女子力が高く、細やかで優しい一面も持つ宮田あずさ、そろそろJK(女子高生)という愛称も厳しい頃ですが、色んな人の立場に立つことが出来、試合の流れを変える決定力がある宮川渚。意外とズボラで適当なところもありますが、美しいポーカーフェイスの裏にチームへの熱い気持ちを持ち、安定したプレーを供給する栃木栞、敵を一瞬で置き去りにするボールコントロール、華麗なシュート、更には何でも許したくなる愛嬌を兼ね備えた、陸奥が生んだ天才堀井美月。途中入部ですが、もう彼女の存在はチームに不可欠で、自分はどんなに疲れていても「お疲れ様」「ありがとう」「明日も頑張ろう」と笑顔で選手を労い励ましてくれる森千紘。仕事の早さは折り紙付き、時に掛ける厳しい言葉に深い愛情を込め、同期だけでなく全体を正しい方へと導いてくれる佐藤真依。そして無愛想な真顔と毒舌と技術とフィジカルで敵だけでなく味方をも圧倒しながら、サッカーへの情熱とチームへの愛を強く持ち、目標に対して黙々と取り組む姿を背中で見せてくれる下山田志帆。

同期を始め部員は皆私の小さな進歩を見逃さず、失敗した時には次へのアドバイスを与えてくれます。日々自分を支えてくれるソッカー部女子の皆をどう支え、どう繋ぎ、チームに対してどう動くか。一部昇格を果たした今、益々厳しい戦いに私達は挑戦して行くことになりますが、残り半分のソッカー部生活、自分のやるべきこと、やらなければならないことに更に全力で取り組んで参ります。

東京都リーグ優勝まで、あと1勝。大好きな4年生が笑って終われる様、TEAM2014は「進」み続けます。本年の皆様の温かい応援に心から感謝を申し上げると同時に、2015年も変わらぬご指導ご声援を宜しくお願い致します。ご精読ありがとうございました。

記事一覧

月別アーカイブ