リレー日記

4年 傍田捷子

2015.05.14

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。総合政策学部4年の傍田捷子と申します。今回のリレー日記では、就職活動を通して改めて気付かされたことについて書きたいと思います。
この期間は人生で1番と言って良い程自分自身について考えました。面接で聞かれた質問やOB・OGと話す中で言われたことを基に自己分析をし、その結果がどの様な経験に基づくものなのかを考えさせられました。そして、気付かされたことの一つは、私が思っている以上に人はその人自身が置かれた環境から影響を受けるということです。
ここで、私の海外経験について少し述べたいと思います。私は、父の転勤に伴い幼少期をアメリカで過ごし、高校生活はロシアで過ごしました。滞在先でも、家を借りていた為引っ越しが多く、その度に嫌だなと思うことも少なくありませんでした。ロシアに引っ越すことが決まったのは高校に上がる直前のことでした。中高一貫校に通っていた為学校に対する思い入れも深く、ロシア行きに対して全く前向きになれませんでした。そこで「パソコンを買うこと」「毎月〇〇という雑誌を日本から送って貰うこと」等難しいであろうと思われる要求を思い付く限り紙に書き、これが出来ないのであれば残るとまで家族に言いました。今思えば幼稚な発想ですが、それ程までに日本に居たい気持ちが強かったのだと思います。何故父の仕事に人生を振り回されないといけないのだろうかとまで思うこともありました。
しかし、気が付けば志望する会社全ては海外転勤の可能性が高く、英語を使える環境が整っているところで、業界は違うものの、父と同じ道を辿ろうとしている自分がいました。面接でも、「強みは?」と聞かれる度に、引っ越しや転校を経て培った適応力だと答えていました。ロシアに引っ越すと言われたあの時、何とか父を説得し日本に残っていたら、きっと就職活動では今と違う選択をしている気がします。
私の父は根っからの仕事人間だと思います。家族旅行で思い出すのは帰省ばかりで、キャンプやドライブ等家族で行った記憶は殆どありません。正直、もっと家族で色んなことをしたかったと思うこともあります。しかしそれ以上に、海外経験をさせてもらえたことに心から感謝しています。

ソッカー部女子の強みの一つは、多様なバックグラウンドを持ち合わせた選手が一つの組織で活動していることです。価値観が違うからこそ、それを擦り合わせ分かり合う努力は欠かせません。昨年と比較し、関東女子サッカー二部リーグ・関東大学女子サッカー一部リーグと、新しいハイレベルな舞台での熾烈な戦いが想定されます。時には、私達の強みが強みとして働かないことも考えられます。何としてでもインカレへの切符を掴み、この強みを証明したいと思います。今後共変わらぬご支援ご声援の程、宜しくお願い申し上げます。最後までご精読ありがとうございました。

2年 泉野玲

2015.05.01

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。いつも私の他愛のない話を聞いてくれる優しい先輩、宮田あずさよりリレー日記を引き継ぎました、本年度より学連幹事を務めさせていただきます、環境情報学部2年の泉野玲と申します。

つい最近入学式があって、先日の様に感じるソッカー部に入部したあの日からも気が付けば1年が経ち、2年生になりました。あっという間ではあったものの、思えば多くのことを経験させてもらい、引っ込みがちだった私も大分チームに対して自分というものを出せる様になって来た様にも思います。

さて、話は変わりますがこのHP上のブログでもご報告させていただいた通り、私達ソッカー部女子は約1ヶ月前、オランダ遠征に行って参りました。欧米の雰囲気というのは場所によるとも思いますがどこも似ている様で、父の仕事の都合で幼少期に住んでいたアメリカを思い出しました。あの頃の私は楽観的で外国で生活出来るという貴重な機会について何も考えていなかったことをよく覚えています。そして日本に帰って来てからも、どうせ今英語話せるから大丈夫、と高を括り、最低限の英語しか使って来ませんでした。しかしそれが大きな間違いで、何であろうと人に“ずっと大丈夫”なものはないことに高校生になったときに気付き、このオランダ遠征でも改めて感じることになりました。使わなければ劣化し、忘れ、逆に使えば向上し、覚えるのです。これは言語の面だけでなく、サッカーにも通じると思います。やりたくても出来ない、あの時やっておけば良かった、そう思ってから取り組むのにはものすごく時間が掛かります。つまりずっと続くものは何もないからこそ、後悔しない為に今を一生懸命過ごそう、ということです。無意識の内に力を抜いてしまっていることもあるかもしれませんが、自分が一生懸命サッカー出来る残された時間をしっかりと認識し、これからも自分を見つめ直しながら精進して参りたいと思います。

引き続き、第21回関東女子サッカー二部リーグや関東Liga Student 2015の試合が忙しなく入って参りますが、一つひとつをきっちりとこなし満足の行く様な悔いの残らないものにする為に、サッカーと、チームと、そして自分と向き合って行きたいと思います。拙い文章ではありましたが最後までご精読ありがとうございました。今後共、温かいご声援の程、宜しくお願い致します。

3年 宮田あずさ

2015.04.23

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。今年度学生トレーナーを務めさせていただきます、環境情報学部3年の宮田あずさと申します。
下田グラウンド横の緑道も、綺麗な桜から緑一杯の清々しい葉に変わり、私達も新学年・新学期を迎えました。今年度、創部史上初めて関東女子サッカーリーグでの闘いの切符を手にした私達ソッカー部女子は初戦を白星でスタートするも、第2節は国士舘大学に0対1で敗戦となりました。これから私達にはまだまだ高い壁が立ちはだかっていますが、一つひとつの経験をしっかりと積み上げて、ソッカー部女子の歴史を刻んで行ける様に、私自身も一選手として、そして学生トレーナーとしてチームに貢献して参りたいと思います。

さて、私が今回ご紹介するのは、皆様にあまり知られていない、湘南藤沢キャンパス(以下SFC)での授業についてです。
まず始めにSFCを簡単に紹介させていただきます。SFCは主に総合政策学部と環境情報学部という2つの学部から成り立っており、建築からプログラミング、言語等様々な学問を幅広く学ぶことが出来るという魅力あるキャンパスです。現在ソッカー部女子でも半数近くを占める14人の選手が在籍しております。

SFCでの学びは、今までサッカー中心の学生生活を送って来た私にとって、様々な分野で活躍している学生や教授と関わることの出来る出会いの場であり、新たな学びを得る成長の場でもあります。そんな中、今学期の授業で心を動かされる言葉に沢山出会いました。その授業は、2コマの授業を2ヶ月間という短期間で行うグループ研究です。これまでにない全く新しいものを生み出す時や未知なる領域の問題を解決しようとする時に、課題に対してどのような向き合い方があるのか、という人の考えや行動のパターンを生み出し、自らの状況や問題に対して取捨選択し、それを解決へと導くプロセスを考える授業です。
その中で私が目を留めた言葉は、「意味のある混沌」という言葉です。様々なことに取り組む時、人は計画性や効率性を重視し、早くその状況から抜け出そうと妥協しがちです。しかし、それでは大きな飛躍は得られません。行き詰まった混沌とした状態を、新しい道が開くチャンスだと捉えて、そこに留まって考えることこそが重要であるということをこの言葉は表しています。そうすることにより、何を為すべきか分からない状況こそが全く新しい道を開くことが出来るチャンスであると捉えることが出来るのです。何かをする中で人それぞれ感じ方や考え方は異なります。そこで、一人ひとりが固定概念を払拭し、そのことに対して様々な角度から向き合う、そんな考え方を出来るかどうかが重要なのだと私は感じました。その課題をその場で解決させることが重要なのではなく、その課題をより良い結果に結び付ける為にと考えることこそが大切なのです。だからこそ、失敗を恐れるのではなく、「失敗は成功の元」という言葉がある様に、例え躓いても下を向くことなくその事実と真摯に向き合って考えることこそが、次へのステップアップの第一歩となります。

考え方一つで人は大きく変わることが出来、またその考え方を如何に多く自分のパターンとして持つかということが大切です。これから目標に向けてチームもより一丸となって行かなければなりません。だからこそ、どんなに躓くことがあっても自分の解決パターンを生かして問題に取り組むことが、失敗や敗北を次の成功や勝利、そして目標達成というゴールへと導く鍵となるのです。

私の好きな言葉「good loser(良き敗者)」。時には負けることもあると思います。しかし、負けた経験を無駄にせずに、一つひとつの課題へと立ち向かい、大きな飛躍へと繋げる一年にしたいと思います。
今後共ご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。

4年 田畑加穂梨

2015.04.15

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
今年度主務を務めさせていただいております、法学部政治学科4年の田畑加穂梨と申します。

TEAM2015が始動致しましてから、約2か月が過ぎ、時の流れの速さを痛感すると共に、大学生として、そしてソッカー部女子の一員として過ごせる残りの日々を数え始める様になりました。
早慶定期戦まであと3か月。
大学リーグまであと5か月。
インカレまであと9か月。
刻一刻と迫る時間に焦りを感じながらも、今自分自身が出来る全てを尽くし、一日一日を大切に過ごして参りたいと改めて感じます。

さて、今回はこのソッカー部女子が稼働し続ける為に、いつも私達をサポートし続けているマネージャー2人についてお話させていただきたいと思います。4年生となり、また主務となり、2人には誰よりも多く助けられており、感謝することばかりです。

ソッカー部女子のマネージャーはドラマや映画の世界の様に、水を汲んだり、試合の記録を取って黄色い声援を選手に送るだけの仕事ではありません。勿論それらを行うこともありますが、彼女らはそれよりも10倍も20倍もの仕事をこなし、チームをサポートしております。試合運営から合宿・遠征の準備、HPの管理や多方面への書類提出等、ここでは言い表せない程沢山の仕事を行っております。彼女らの仕事は表に見えるものではない為、殆どの人は彼女らのやっていることの多くを知りませんが、彼女らはこのチームにとって必要不可欠な存在です。

常に冷静に物事を判断し、全ての仕事を素早く完璧にこなす3年の佐藤真依。特に本年度では運営陣の中では一番長く運営に携わっている為、多くのことを発信し、チームの為に何が必要かを常に考え行動してくれます。客観的にチームを見るだけでなく、自分自身ともきちんと向き合い、部の中で恐らく最も精神年齢が高いお姉さんの様な存在です。また、時に見せる弾ける笑顔はとても可愛らしく、試合や練習の際の声掛けには多くの選手が励まされております。

誰もが認める可愛らしさとは裏腹に、時に発する毒舌が核心をついていて心に刺さる石川県出身の3年の森千紘。途中入部とは思えない程素早く部に溶け込んだだけでなく、マネージャーとしての仕事に対して積極的に取り組んでくれています。常に何か出来ないかと考え行動し、与えられた仕事以上に自ら手を差し伸べ、仕事を請け負ってくれます。仕事のみならず選手の心を掴み、相談に乗ってくれる等、私含め多くの部員の心を癒し、包み込んでくれる存在です。

運営陣は仕事を行うに当たって自分自身を犠牲にすることが多々あります。睡眠時間が確保出来ない日々が続いたり、予定を急遽キャンセルしなくてはならなかったり、一日10時間以上もパソコンと向き合ったり。そんな時にふと、「私は何をしているのだろう」と思ってしまうことも正直あると思います。逃げ出したくなる時も、放置したくなる時もあります。それでも「チームの為に」「目標達成の為に」そう思っていつも仕事を行ってくれています。

例えピッチに立つことの出来ない2人かもしれませんが、彼女らの存在なしには私達選手はピッチに立つことさえ出来ません。マネージャーの2人にも「チームの為に」と思ってもらえる様なチームであり続ける為に、私達選手一同は日頃の感謝の気持ちをピッチの上で体現することが何よりも大切だと私は思います。そして最大目標である「インカレ出場」という結果を2人にプレゼントすることが一番の恩返しだと思います。その想いを胸に、私自身一選手として日々の練習から常に100%でプレーし、ピッチの上でチームに貢献して参りたいと存じます。

先週末、第21回関東女子サッカー二部リーグ、そして関東Liga Student 2015が遂に開幕致しました。今シーズンは各リーグで多くの試合が組まれており、殆ど毎週試合が行われます。ただこなすだけでなく、一試合一試合で個人としてもチームとしても成長し、大学リーグ、そしてインカレへと繋げて参りたいと存じます。今後共変わらぬご支援ご声援の程、宜しくお願い申し上げます。
最後までご精読ありがとうございました。

3年 栃木栞

2015.04.09

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。本年度、副務を務めさせていただくことになりました、環境情報学部新3年の栃木栞と申します。

今回は、私の好きな言葉について書かせていただきたいと思います。ホームページのメンバー紹介にも書かせていただきましたが、私の好きな言葉は「おかえり」です。

私の両親は共働きでした。小さかった頃、学校帰りは毎日学童で夜遅くまで過ごしてから家に帰るという日々でした。帰ったら家に誰かが居て、「おかえり」と言ってくれることは殆どありませんでした。たまに遊びに行く友達の家で、お母さんが「おかえり」と言っていたのがとても羨ましかったのを覚えています。学校から家に帰って「ただいま!」と叫び、お母さんに「おかえり」と言われ、ランドセルを投げ置いてそのまま外に遊びに駆けて行く様な、よくある小学生をやってみたかったと今でも思っています。

中学生になり、サッカーの練習で帰りが23時を過ぎる日々が続きました。それでもある日、仕事で疲れているはずの母が家で夕食を作って待っていてくれて「おかえり」と言ってくれました。私が「おかえり」が大好きになった瞬間でした。「おかえり」と言われるだけで、とてつもなく心が温かくなります。私を待ってくれている人がいる、帰って来る場所がある、と感じることが出来、とても幸せな気持ちになりました。

大学生になってからは一人暮らしをしているので、家に帰っても必ず一人です。誰にも「おかえり」と言ってもらえません。ご飯も待っていません。すごく寂しいのが正直です。
しかし、先日オランダ遠征から帰って来た時に「おかえり」と言ってくれた人が沢山いました。待っていてくれた人がいる、自分の居場所がある、帰って来るべき場所がある。久しぶりの「おかえり」が心の底から嬉しくて、涙が出ました。

温かい人達に囲まれたソッカー部女子は、現部員にとっても、これまでソッカー部女子を築き上げて下さった先輩方にとっても、帰って来たくなる様な場所だと信じています。この部の温かさをいつまでも守り続けられる様、副務として努めて参ります。

4月11日(土)には関東Liga Student 2015が開幕致します。そして、4月12日(日)には関東女子サッカー二部リーグも開幕致します。本年度、良いスタートが切れる様、部員一丸となり精進して参ります。今後共、変わらぬご指導ご声援の程、宜しくお願い致します。

3年 田中康子

2015.03.28

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。今年度副将を務めさせていただきます、新3年の田中康子と申します。
今回は、ソッカー部生活も折り返し地点となり、残り2年を迎えた今、私が心掛けていることから紹介させていただきたいと思います。

私が中学生の頃、 「どんなに頑張ってこのチームに入っても、結局は自分で手にした環境で如何に成長出来るかが一番大切。このチームに入れたことに満足するだけで終わるな。」と指導者に言われたことがあり、私はこの言葉を今でも常に自分に言い聞かせています。慶應義塾大学に入学し、そしてこのソッカー部女子に入部出来たことに満足するだけではなく、この素晴らしい環境の中で如何に自分自身と向き合って人間としてもサッカー選手としても成長出来るかということについて考えています。そして、大学生活も残り半分、女子部創設10年目、私自身初の関東大学女子サッカー一部リーグという節目の年の今シーズンの個人目標を「己」という漢字にしました。今までは自信が持てずに後悔することが多く、周りばかり気にして自分自身と向き合えていないということを強く感じ、まず自分自身を見つめ直さなければいけないと思い「己」という漢字にしました。
私はこの一文字を掲げて、この春オランダ遠征へと行って参りました。部員全員が大学生活に於いて初めての海外遠征となりました。この遠征を通じて、サッカーについて深く学べ、今までの積み重ねを活かして様々なことに挑戦することが出来ました。今の自分に足りないものやレベルの高い相手にも通用するプレー等、自分自身と向き合えたからこそ、自分について深く知ることも出来、今までよりも少し自信が持てる様になりました。
オランダ遠征に行くことが出来たこと、オランダで充実した日々を過ごすことが出来たこと、サッカーについて勉強することが出来たこと、今回のオランダ遠征はソッカー部女子だからこそ出来た経験であると感じています。この経験をただの良い経験で終わらせることのない様に、経験を活かしてしっかりと行動に移し、自分自身が更に成長してチームを引っ張って行ける様な存在になりたいと思います。そして「インカレ出場」をTEAM2015で達成する為に最大限の力をチームに還元出来る様、まず自分との戦いに勝ち続けて行きたいと思います。
この様な素晴らしい経験が出来たのはオランダ遠征に行くに当たり自分達が主体となり、事前に考えられる様々なリスクやチーム・個人としての意義を考え動き続けてくれた4年生を始め、このメンバーで初めての海外遠征という環境で分からないことだらけでも一生懸命に仕事をしてくれた運営陣、この遠征の実現、成功に当たりご協力して下さった多くの方々、そして私達が様々な経験が出来る様にコーディネートして下さり、現地でも献身的にサポートして下さったフランク氏とティレ氏には心から感謝しています。

このオランダ遠征での経験を活かし、関東女子サッカー二部リーグの開幕戦までに課題を改善し、まずは初戦勝利を飾ることが出来ます様、チーム一丸となって戦います。そして最終目標の足掛かりとなる関東大学女子サッカー一部リーグの開幕までの5カ月、自分達の出来ることを追求して参ります。今年度もどうぞ温かいご指導ご声援の程、宜しくお願い致します。

4年 松本朋子

2015.03.06

ホームページをご覧の皆様こんにちは。今年度主将を務めさせていただきます新4年の松本朋子と申します。W昇格を果たした昨シーズンを経て、遂にTEAM2015が始動致しました。昨年は多くの方に会場にお越しいただき、ご支援ご声援をいただきまして誠にありがとうございました。

今年度は関東大学女子サッカーリーグ一部、関東女子サッカーリーグ二部という昨年とは1つ上の舞台での戦いとなります。未だ一部の舞台で勝利を挙げたことのない中で、目標達成を果たす為に何をするべきか、日々皆で考えながら活動に取り組んでおります。

今年度の目標は「インカレ出場」です。私自身慶應を強くしたい、慶應をインカレに出場させたいという思いでこの部に入部致しました。そう思うことが出来たのも、慶應に入ることが出来たのも、ここでサッカーがやりたいと心から思わせて下さった魅力的な先輩方がいたからだと思います。また、女子部は今年で創部10年目を迎えますが、今こうして高いレベルの舞台に所属することが出来ているのも、これまで先輩方やソッカー部女子に関わる全ての皆様が努力し積み上げて下さった結果だと感じております。私たちが目指すインカレという舞台は、恐らく誰もがそこに立ちたいと願い続けて来た場所であり、そこには様々な想いがあったと思います。そうした想いをしっかりと受け止め、今まで女子部に携わって下さった多くの皆様に言葉で、行動で、結果で恩を返して行ける様、精一杯努めて参りたいと存じます。

目標を掲げることは簡単ですが、前人未到の地を目指して行こうとする中で重要なのは、インカレ出場という目標を如何に本気で信じてチャレンジ出来るかどうかだと思います。キックオフミーティングで岩崎監督から「自立」についてのお話がありました。「自分が変われば周りが変わり、周りが変わればチームが変わる」という言葉を聞き、今年の目標達成の為に正しく必要なことであると感じました。ソッカー部女子には初心者から経験者まで多様なバックグラウンドを持った部員がいますが、その中で1人ひとりがこの目標に本気でトライし、自分の立場で出来る最大限を部に与えることで、チーム一丸となってこの目標を成し遂げて行きたいと存じます。

高いレベルや高い目標に対して、焦りや不安が頭をよぎることも多々あります。まだまだ私自身力不足な点も多くありますが、そこでまだ起きていない出来事に悩み立ち止まるのではなく、今の自分に出来ることは何かを冷静に考え、まずは目の前にある1つひとつの事に全力で取り組んで行こうと思います。そして「意志あるところに道は開ける」という言葉を信じ、誰よりも強い信念を持って目標達成の為に日々取り組んで参りたいと存じます。

これから長いシーズンが始まりますが、今こうして高いレベルでサッカーが出来、高い目標に本気で挑むことが出来る環境に感謝し、しっかりとサッカーを楽しみながら本気でこのTEAM2015の仲間と目標に向けて果敢にチャレンジして行ければと考えております。

今年度もご指導ご声援の程、宜しくお願い申し上げます。

4年 児島愛子

2015.01.30

ホームページをご覧の皆様。法学部法律学科4年、主務の児島愛子と申します。この度は私がピッチ内外で絶大な信頼を置いている、ソッカー部女子の絶対的エース2年下山田志帆から日記を引き継がせていただきました。私の最後のリレー日記であるということ、そしてTEAM 2014最後のリレー日記であるということで、溢れ出る感情で少し長くなってしまうと存じますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

さて、遂に先日、TEAM2014の最終章となった関東リーグ入れ替え戦がありました。2度に渡るPK戦の末、関東リーグ昇格を決めることが出来ました。

私は普段、話を盛ることで巷では有名ですが、嘘偽りなく、全身から「喜び」が満ち溢れました。これ程までに笑顔が絶えない出来事は初めてです。試合が終わって数日経った今も、ふとした瞬間に試合のことを思い出しては笑顔になってしまう自分がいます。冷静に見ると、凄く怪しい人になっていると思います。でも気にしていません。

この感情は最大目標であった関東大学リーグ一部昇格を果たした時とはまた違った感情です。一部昇格した時は、正直、責任感から開放されてほっとしたというのが最初に浮かんだ感情でした。しかし、今回は純粋に「喜び」に満ち溢れています。この感情は、一部昇格を果たしても尚、TEAM2014の可能性を信じ、サッカーを続けて来たからこそ、そして目標達成の先にある、次なる境地での闘いが出来たからこそ味わえる感情なのだと思います。

このTEAM2014でソッカー部の歴史に更なる1ページを書き加えることが出来たこと、4年間で3度目の挑戦となる、先輩方の目標であった関東リーグに昇格することが出来たこと、応援して下さる皆様に結果で応えられたこと、そしてこのチームで笑顔で引退出来たこと。心の底から嬉しく思います。

この様な結果を残すことが出来ましたのは、ご声援下さる皆様のお陰でございます。入れ替え戦に際しましては、遠方にも関わらず沢山の方に会場で熱いご声援を送っていただきました。また多くの方から応援メッセージも頂戴しました。OB・OGの皆様、サポーターの皆様。皆様には今大会のみならず、この1年、そして私がソッカー部に在籍した4年間、私達に大きな大きな原動力を与えて下さいましたこと、心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

私がやりたいと言ったことを全て無条件にサポートして来てくれた両親。そしてどんなことがあっても、どんな場面でも、私達のことを考え導いて来て下さった岩崎監督、伊藤コーチ、臼井コーチ、木畑トレーナー、住田アドバイザー、岡田アドバイザーを始めとする社会人スタッフの皆様。4年間苦楽を共にし、支え続けて来てくれた同期の皆。そしてlast but not least、TEAM2014で共に闘い続け、最高の引退をプレゼントしてくれた後輩達。本当に本当にありがとうございました。

最後の試合を以て「引退」した訳ですが、この濃すぎる4年間を振り返ってみると本当に色々な出来事がありました。

初めての山中湖合宿で足が捥げるかと思う程走ったかと思えば、ラストの愛媛合宿でも体が分離するのではないかと思う程走りました。皆で下らないビデオを作ってはゲラゲラ笑い転げ、部室での何気ない会話でゲラゲラ笑いました。勝てなくて悔し泣き、試合に出場出来なくて悔しくて泣き、モチベーションビデオで感動して泣き、ミーティングで泣き、勝っては泣きました。

喜怒哀楽したソッカー部。特にサッカー経験が豊富でもなかった私ですが、佐野杏奈元主将率いるTEAM2011の雰囲気に圧倒され、ものの見事に引き込まれ、一瞬で入部を決めていました。1年生の時の4年生の影響は絶大であると良く言われますが、その言葉の通り、杏奈さん率いる代は私達の大きな大きな目標でした。こういう4年生になりたい。私達の代に大きな影響を与えてくれた代です。

同期としては目指す姿がはっきりしていたものの、一選手としてはなかなか自分の目標が見えずに苦しい時期も多くありました。一時は岩崎監督に話しかけられるだけで泣いていた時期もありました。試合に出られない、何をしても上手く行かない時期もありました、と言うよりむしろその時期の方が長くありました。もっと練習して、もっとサッカー選手として成長していれば、試合に出て、チームの勝利を自分の手で摑み取ることが出来たのではないかと、今でも思い返しては後悔します。だから一つアドバイスがあるとすれば、スタメンに絡めていないメンバーは、時間がある内に「サッカー」と真剣に向き合って欲しいと思います。

他方で、人としても自分を何度も何度も見直すきっかけがありました。一番の転機となったのは私が副務になりたいと決めた2年生時。チームを牽引しようとする者としてはあまりにも未熟であった私は、意識の改革を求められました。副務という役職を通して運営に携わる中で、「何の為にその行動を取っているのか」をどれだけ意識出来るかの重要性に気付かされました。つまり、発言する言葉1つ、部員に送るメール1通、挙げるクロスの1本、何をするにしても、その行動が達成したい目標からの逆算でなければいけないということです。主務の考えはチームの考えでなければいけません。その分、私の発言が与える影響力は大きく、だからこそ、良い意味でも悪い意味でも行動に慎重でなければなりません。この様な意識の改革は、いつでも出来ます。しかし、この改革の必要性に気付けるかが最難関ポイントです。これに気付かせてくれた先輩方、スタッフの皆様、そして同期には本当に感謝しています。

我らが岩崎監督はミーティングの度に世界の名言を私達に教えて下さいます。その中で私の心に1番残っているのが以下の言葉です(出典不明)。

意識が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる

運命が変われば人生が変わる

W昇格を達成した今、この4年間での意識の変化だけで、こんなにも人生が変わるのだと実感しています。私の意識改革に終わりはありません。「まだ、いける。」今年のスローガンであったこの言葉は、私が目指したいと思う姿そのものです。

さて、溢れる感情もそろそろ締め括らないと収拾が付かなくなるので、最後に1つだけリレー日記を借りて後輩達に伝えたいことがあります。

このチームで共に闘ってくれて本当に本当にありがとう。サッカーのこと教えてもらうばかりで、練習中何度も怒られました。本当に感謝しています。

そして、今回の関東リーグ昇格、皆優しいので、揃って4年生のお陰と言ってくれます。

でも、それは違います。

TEAM2014の一人ひとりが、自分の役割を十二分以上に果たしたことによって勝ち取ったタイトルです。

来年度は厳しい戦いになると思います。皆不安も少しはあると思います。格上の舞台で、勝てない辛い試合も出て来ると思います。でも、そんな時に思い出して欲しいと思います。このTEAM2014で、皆で勝ち取ったタイトルだということを。全員が、一人ひとりが勝ち取ったタイトルだということを。だから自信を持って闘って下さい。そうすれば必ず、目標達成出来ると思います。心の底から応援しています。

そんなこんなで引退の寂しさが今にも私に追い着きそうですが、それまではまだ昇格の「喜び」に浸っていたいと思います。

4年間支えて下さった全ての方に、今一度、この場を借りて心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

そして、今後共ソッカー部女子に変わらぬご支援ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。

ご精読ありがとうございました。

2年 下山田志帆

2015.01.20

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
顔も態度も肩幅も、全てが日本人の規格を超える異国感満載娘、総合政策学部1年の野村智美からリレー日記を受け継ぎました、環境情報学部2年の下山田志帆です。2015年2人目のリレー日記ということもあり、何事も最初(の方)が肝心ということで、いつも以上に張り切ってリレー日記を書かせていただきたいと思います。
さて、2014年は驚く程あっという間に過ぎ去り、とうとう2015年となってしまいました。思えば、丁度1年前。昨年度の4年生が引退し、新チーム始動目前であったこの時期に、新チームで一部昇格を必ず達成しなければいけないという焦りと、これから自分自身がチームにどう貢献して行けば良いのか分からない戸惑いで、不安を多く抱えている状態であったことを思い出します。その様な状態から始まったTEAM2014も、数々のことを乗り越え、人としてチームとして成長し、結果として最終目標である一部昇格を達成することが出来ました。この様に一部昇格することが出来たのも、目標達成の為に生半可ではない時間を費やし、血の滲む様な努力をして来た人達がいたからこそと言えますが、中でも、チームを支え続けて下さったスタッフや幹部の存在、そして何よりも、1年間、常に「チームの為に」と前を向き続けてくれた4年生一人ひとりの力が本当に大きかったと思っています。
4年生は本当に素敵な方々ばかりです。ただおちゃらけている様で、実はチーム内の空気に人一倍アンテナを張り、皆が笑顔でいる為にはどうすれば良いのかを常に考えてくれていた紗絵さん。どんなに自分が落ち込んでいようと疲れていようと、弱音も悪口も決して人前には出さず、皆のことを1番に考え気に掛けてくれていたジョンちゃん。チームの為には何事にも絶対に手を抜かず、やらなければいけないことも、プラスαのことも、自分から見付け完璧にこなすことで、チームの母となり支え続けてくれていた由美子さん。沢山のことに目を配り、困っている人に手を差し出し、本当に必要なタイミングで、見えないところで、沢山の人の心の拠り所となってくれたていた史菜さん。チームのことを沢山想い、沢山考え、沢山悩み、常にチームと自分に真剣に向き合って来たその姿で、チームの活力となってくれた優さん。先を見越した行動と、周りを巻き込む発言の根底には限りないソッカー部への愛情を秘め、どんな時も先頭に立って目標達成の為に全力を尽くし続けてくれた愛子さん。鼓膜が破れそうになる程大きな声と、厳つい見た目とは裏腹に直ぐにお腹を壊してしまうという可愛らしいギャップを持ち、そして、優しさと笑顔と天性の愛され力で、チームをまとめてくれた最高なキャプテン志帆さん。7人それぞれが「目標にしたい」と心から思える様な一面と、「こういう人になりたい」と思わざるを得ない様な人間性を持ち合わせている、そんな4年生がチームを引っ張り続けて来てくれたからこそ、「4年生の為に」とチームが一致団結し、一部昇格を達成することが出来たのだと思います。私にとっての4年生は、「いつかこうなりたい」と本気で思える、身近だけれどまだまだ遠い、大きくて大好きな存在です。そんな4年生と共に、本気で目標に向かって闘って来られたこの1年間はとても幸せでしたし、沢山のことを学ばさせてもらった4年生に本当に感謝しています。2年後、自分が4年生になった時、少しでも今の4年生に近づいていられる様、今年の4年生の姿を常に胸に抱き、日々努力して参りたいと思います。

さて、あたかも、もう4年生が引退したかの様に書いてしまいましたが、今週末にはまだ、そんな大好きな4年生と闘えるTEAM2014最後の公式戦、関東女子サッカーリーグ入れ替えトーナメント大会が残っております。欲を言えば、4年生と一緒にインカレを目指したかった。一部昇格以上の喜びを味わいたかった。けれど、それが叶うことのなかった今、大学リーグ一部昇格と関東リーグ昇格のW昇格を達成し、4年生に最高の形で引退してもらうことが、TEAM2014の、そして私の最終最高目標です。今週末までの大好きな4年生と共に過ごせる僅かな日々をしっかりと噛み締め、勝利に向かって着々と準備して参ります。皆様には、是非会場まで足をお運びいただき、ソッカー部女子TEAM2014へ熱い声援を降り注いでいただけると嬉しいです。
半分以上を4年生へのラブレターに費やしてしまい大変恐縮ですが、これを以て、下山田のリレー日記を締めさせていただきます。最後までご熟読下さり、ありがとうございました。

1年 野村智美

2015.01.14

ホームページをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。
文才に優れている為、次のリレー日記担当者に極度のプレッシャーを与える、高知県出身土佐のおしゃべり少女、文学部2年岡野史恵さんからリレーを引き継ぎ、2015年初日記を担当させていただく、総合政策学部1年の野村智美です。文才の欠片もなく、拙い文章ではありますが精一杯書かせていただきます。

昨年の年末、私達ソッカー部女子は最終節を白星で飾り、東京都リーグで優勝することが出来ました。その為、新たに掲げた関東リーグ昇格という目標達成に向けて、年が明けた今も偉大なる4年生7人と共に日々の練習に励んでいます。
皆様は新年をいかがお過ごしでしょうか。

1年間を振り返ってみると、昨年は私の13年間のサッカー人生で最も多くの試合を経験出来た年でした。特に、7月に等々力競技場で行われた早慶定期戦やチームで掲げた大学リーグ「一部昇格」の目標達成の為に戦い抜いた大学リーグは強く印象に残りました。慶應のプライドを賭けて戦う責任の重さ、結果を出すことの難しさを思い知った反面、チームで掲げた目標を達成した瞬間の喜び、応援して下さる方々の多さに気付くことの出来た1年間でした。
後輩という存在が出来、20歳になり、大学リーグ1部での戦いが待っている2015年。昨年以上に、自らが何をしなければならないのか、何が出来るのかを考え、行動することが求められる中で、受け身にならず、自ら主体的に動くことが出来る人を目指して努力して参りたいと思います。
まずは今月24日、25日に行われる関東女子サッカーリーグ入れ替えトーナメント戦で勝利する為にチーム一丸となって戦います。2014年は終了致しましたが、ソッカー部女子TEAM2014の戦いはまだまだ続きます!本年も変わらぬご声援の程、宜しくお願い致します。ご精読ありがとうございました。

2年 岡野史恵

2014.12.25

ホームぺージをご覧の皆様こんにちは。
今回は、オンでは正確無比で冷静なプレーでチームを支え、オフでは慶應を代表して学連の活動に全力を注ぐ姿で皆の原動力となっている、環境情報学部3年梅原那奈さんよりバトンを受け取りました、文学部2年岡野史恵が担当させていただきます。

さて、年の瀬恒例の「今年の漢字」、2014年の日本の世相を表す漢字は「税」でしたが、皆様の1年はどの様なものだったでしょうか。
私はこの1年を「進」という一文字に表します。勿論常に前進し続けていた訳ではなく、時には後退することや立ち止まることもありましたが、確実に前に進むことが出来た1年だったかな、と感じています。

昨年サッカー初心者として入部した私にも、後輩が出来ました。経験者ばかりで圧倒されるんだろうな、という予想とは裏腹に、自分の様な初心者の子達が沢山入部してくれました。サッカーを楽しむ姿や積極的なチャレンジ、少しの時間でも自主練に取り組み上達して行く姿に、私ももっと頑張らなければ、と日々思わせてもらっているし、サッカー経験豊富な後輩達からも沢山のことを教えてもらい、入部してすぐに慶應を背負い、気持ちの込もったプレーをする姿に、私も皆と一緒に試合に出たいと心から思う様になりました。

大学リーグ中、東京大学ア式蹴球部女子に加わって試合に出ることで、「負けない」気持ちの大切さを学びました。助っ人として慶應から参加したものの、開幕から3連敗。毎試合改善は出来ているものの、勝つイメージは遠ざかり、連勝する慶應に在籍していながら、東大としては負け続けていることへの不安が拭えませんでした。そんな中での第4節の試合直前、チームの司令塔から下された指示はこうでした。「今までずっと勝ててなくて、勝ちたい、っていう気持ちが皆強くなってると思うけど、今日は『負けない』と思ってプレーしよう。勝ちたい気持ちは大事だけど、そこに技術で上回る相手が居れば、気持ちだけではどうしようもないこともある。でも、負けない、って思ってプレーすることは自分達だけでも出来るし、そんなプレーが自然と勝ちに繋がると思うから。」この言葉はチームにとって凄く重みのあるものになり、第4節の1-0での初勝利、その後の5戦負けなしに繋がりました。私はこの言葉が大好きになり、慶應のチームスローガンである『まだ、いける。』と同じ様に、この言葉を今も心に留めています。

そして大学リーグの間、慶應での自分の在り方に悩んだ時、下田の体育会棟の管理人であり、第2の父の様な存在である「進」さんに「まず、同期内で、上でも下でもなく、お前は真ん中に居ればいいんだよ。お前はサッカーが下手だけど、サッカーの上手な他の人達に出来なくて、お前には出来ることもあるだろ。真ん中でみんなを繋ぐ存在になれよ。」という言葉をいただき、名門と呼ばれる高校でサッカーに打ち込み、現在も試合で慶應を背負う同期達と自分を比べて落ち込むのではなく、色々な立場の人の気持ちを察することや、自分の頑張る姿で周りに刺激を与えることなど、今出来ることにもっと取り組もう、と思う様になりました。

私には、大好きな同期がいます。
日本語能力には少々難ありですが、献身的なプレーや一生懸命な姿で皆から厚い信頼を集める田中康子、普段は厳しい突っ込みが得意で口数は少なめですが、試合中はしっかりと頼れる司令塔かつ天空塔として慶應ゴールを守る竹内瑞穂。ピッチでは豪快なプレーで観客を湧かせ、最近は慶應の壁どころかアジアの壁と称されていますが、同期内でも最も女子力が高く、細やかで優しい一面も持つ宮田あずさ、そろそろJK(女子高生)という愛称も厳しい頃ですが、色んな人の立場に立つことが出来、試合の流れを変える決定力がある宮川渚。意外とズボラで適当なところもありますが、美しいポーカーフェイスの裏にチームへの熱い気持ちを持ち、安定したプレーを供給する栃木栞、敵を一瞬で置き去りにするボールコントロール、華麗なシュート、更には何でも許したくなる愛嬌を兼ね備えた、陸奥が生んだ天才堀井美月。途中入部ですが、もう彼女の存在はチームに不可欠で、自分はどんなに疲れていても「お疲れ様」「ありがとう」「明日も頑張ろう」と笑顔で選手を労い励ましてくれる森千紘。仕事の早さは折り紙付き、時に掛ける厳しい言葉に深い愛情を込め、同期だけでなく全体を正しい方へと導いてくれる佐藤真依。そして無愛想な真顔と毒舌と技術とフィジカルで敵だけでなく味方をも圧倒しながら、サッカーへの情熱とチームへの愛を強く持ち、目標に対して黙々と取り組む姿を背中で見せてくれる下山田志帆。

同期を始め部員は皆私の小さな進歩を見逃さず、失敗した時には次へのアドバイスを与えてくれます。日々自分を支えてくれるソッカー部女子の皆をどう支え、どう繋ぎ、チームに対してどう動くか。一部昇格を果たした今、益々厳しい戦いに私達は挑戦して行くことになりますが、残り半分のソッカー部生活、自分のやるべきこと、やらなければならないことに更に全力で取り組んで参ります。

東京都リーグ優勝まで、あと1勝。大好きな4年生が笑って終われる様、TEAM2014は「進」み続けます。本年の皆様の温かい応援に心から感謝を申し上げると同時に、2015年も変わらぬご指導ご声援を宜しくお願い致します。ご精読ありがとうございました。

3年 梅原那奈

2014.12.17

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。キレッキレのドリブルのみならず、ピッチ外でのその独特の世界観で誰をも置き去りにしてしまう、環境情報学部2年堀井美月よりリレー日記を引き継ぎました、環境情報学部3年の梅原那奈と申します。

唐突ですが、皆さんは大学女子サッカーの『インカレ』という大会をご存知でしょうか。
きっと他競技では耳にしたことがあることと思いますが、女子サッカー界に於いてはまだまだ知られていない大会であるかと思います。インカレとは、正式名称を全日本大学女子サッカー選手権大会と言い、大学女子サッカー日本一を決める大会です。私はこのインカレに於いて、今年度関東大学女子サッカー連盟の学生幹事として、運営の学生統括を務めさせていただいております。今年度は1月18日の決勝戦で5000人を呼ぶ、という集客目標を掲げて現在多角的に準備を進めています。とは言え、5000人という数字は私達にとってかなり大きなもので、正直なところ、困難も多く抱えている状況です。本当にお客さんを呼ぶことが出来るのかという不安。インカレ開幕が刻一刻と迫っている中で、やるべきことがスムーズに行かないもどかしさや焦り。ミーティングの為にサッカーの練習時間を削らなければいけない悔しさ。マイナス思考になりがちな私は、この様な感情ばかりが先走ってしまいます。しかしそれでも、私にはこのプロジェクトを成し遂げたいという強い思いがあります。

大学1年の時に、これまでサッカーばかりやっていた自分自身の幅を広げたくて、務めることを決めた学連という役職。最初はひたすら自分の為だけに仕事をしていました。しかし、裏方で働く沢山の人の姿を見て運営の大切さを知り、組織の為に頑張りたいという思いが芽生えました。サッカーは11人だけでは出来ないのだな、と気付くことが出来た瞬間でした。学連という役職に就いてその様なことに気付き、部の運営に於いても改めて考えさせられる様になりました。多くの時間を犠牲にしてチームを引っ張り続けている主務・副務。常にチームを支え続けてくれているマネージャー。先月まで行われていた大学リーグでは学連として運営陣と普段より密に関わったことで、その存在の大きさを感じ、チームの勝利には運営力というものが不可欠なのだと再認識することが出来ました。また、日頃自分が気持ち良くプレー出来ているのも裏で環境を作り出してくれている人がいてこそなのだと、実感しました。その様な経験から、インカレの舞台でプレーする選手に最高の結果を残して欲しい、最高のプレーをして欲しい。そしてその為の最高な環境を作り上げたいという純粋な思いが募りました。
また、これまで学連活動に対して常に協力的でどんな時でも背中を押してくれるチームメイトの存在なくして、私が学連の仕事をすることは不可能であったと思います。学年やサッカー経験関係なく、一人ひとりの立場や役割を理解し合い、それを認め合えるソッカー部女子の皆に、多く支えられて来ました。だからこそ、慶應の代表としてこの役職を務めている重みがある以上は、責任を持って最後までやり切らなければいけないと感じています。
この様な思いから、私はこのインカレ運営に今の全てを注ぎたいと思っています。最終的な結果がどんなものになっても、その準備には悔いがないと思える様、残り約1ヶ月自分に出来ることを全うして行きます。残念ながら私達ソッカー部女子がインカレに出場することは出来ませんが、このリレー日記を読んで下さっている皆様にも大学女子トップレベルの試合を観に、是非1月18日に味の素フィールド西が丘まで足をお運びいただければ幸いです。
長くなってしまいましたが、チームとしても現在東京都リーグの戦いが残っております。残り2試合勝利し優勝出来る様頑張って参りますので、今後共ご指導ご声援の程、宜しくお願い致します。ご精読ありがとうございました。

2年 堀井美月

2014.12.05

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。万物を数値に落とし込み、常に数理的なツッコミを上から降り注いでくる、声も背も知能も高い理数系女子、同期の竹内瑞穂からリレー日記のバトンを引き継ぎました、環境情報学部2年の堀井美月です。

今年も漸く12月に突入し、毛布一枚では眠れない寒さになって参りました。故郷、青森県むつ市では既に初雪を迎えており、我が家は常に暖炉に薪をくべ続けなければ生活出来ない様です。私事、東京にも早く雪が降らないかなぁと何となく期待している今日この頃です。

先月は、念願の関東大学リーグ『一部昇格』を果たすことが出来ました。これまでTEAM2014で積み上げて来たものを体現し、結果として今まで支えて来て下さった沢山の方々に恩返しすることが出来たことを本当に嬉しく思うと同時に、1部という更なる厳しい舞台で戦い抜く準備をして行かなければならないと真剣に考える様になりました。今年の関東大学リーグでは、個人的には、得点を重ねることが出来たものの、果たして一つ一つの試合の中で自分の最大のサッカーパフォーマンスを十分発揮することが出来たのかと疑問を感じております。

さて、今回は『モチベーション』についてお話させていただきます。自分自身のパフォーマンスを最大限に発揮することは、スポーツ選手の能力として欠かせないもので、それは、メンタル・スキル・フィジカル等のバランスがより高く保たれていることが重要になります。私は、その中でメンタル面を上手くコントロールする為、『モチベーション』を上げるということを、高校時代からの習慣として意識して取り組んで参りました。モチベーションを上げる一つの方法として『音楽を聴く』ということが私の習慣としてあります。試合や練習前だけではなく、一日の始まりや終わり等、様々な場面で音楽を聴くことにより自分のメンタルを上手くコントロールしています。ここで、関東大学リーグ期間中や早慶戦等、大事な試合の前には必ず聴く一番私のモチベーションを上げてくれる曲を紹介します。それは、いきものがかりの『心にある花を咲かせよう』です。

『輝いた今日に感謝と惜しみなく続く拍手を
燃え尽きた僕等が今抱く誇りこそ持つ蓂必然
いつか今日が過去に変わり「今」に負けそうになっても
僕達は思い出すだろう 情熱に染まった日々を』

この曲は5年前に全国高校サッカー選手権大会の応援ソングとして使用された曲で、プレッシャーに押し潰されそうになった時や上手く行かなくて苦しい時に、いつも私の背中を押してくれました。「今まで、自分がやって来たことは間違ってない。自信を持ってこの試合に挑もう。」と、鼓舞する力をカラダ一杯に貰えます。それが原動力となって良いパフォーマンスに繋がると信じています。
私の場合は、主にサッカーに対してのモチベーションを上げることが重点となりますが、他にも、仕事や勉強等、自分が今一生懸命取り組んでいることに対して、より高いモチベーションで挑むことは非常に重要なことです。私には心と身体に響く沢山の音楽があります。日常生活の中で、様々なシチュエーション毎に音楽を替えモチベーションスイッチを使い分けることを意識した生活をこれまで心掛けて参りました。それが自身の充実に繋がっていると感じています。
皆さんも音楽を聴くこと等、何か一つモチベーションを上げさせてくれることを見つけ、それぞれが決めた大きな目標の達成に、一緒に邁進しましょう。

東京都リーグはラスト4節となりましたが、上手くモチベーションを保ちながら最後まで全員で一戦一戦戦い抜き、全勝で関東リーグに向かって励んで参りたいと思います。温かいご支援ご声援の程、どうぞ宜しくお願い致します。次は、部室での体育座りはお手の物、いじられキャラは譲れない、静岡から来た心優しきシュールな女性、環境情報学部3年の梅原那奈さんにバトンを渡したいと思います。ご精読ありがとうございました。

2年 竹内瑞穂

2014.11.26

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。ピッチ上ではいつもストイック、ピッチ外ではお茶目な面を持つ商学部4年副将佐々木優さんからリレー日記を引き継ぎました、理工学部2年竹内瑞穂と申します。

11月2日、慶應義塾体育会ソッカー部女子が一部昇格を果たした頃、私は山梨学院大学と戦っていました。今回はそんな私が東京大学ア式蹴球部女子として戦った大学リーグについて書かせていただきたいと思います。

東大の方から大学リーグ期間中に慶應から人を貸して欲しいと頼まれたのは夏休み前のことでした。その提案を受けて私と、同期の岡野史恵が東大の一員として大学リーグに参加することになりました。慶應と全く違う環境でサッカーをすることへの戸惑いは勿論ありましたし、果たしてこの決断がチームにとって自分にとってプラスになるのかも分かりませんでした。実際、私は決意を固めるまでにかなりの時間が掛かりました。私が決断出来たのは、既に行く決断をしていた同期・岡野史恵の存在と、周りからの後押しが大きかったと思います。その後、8月末から私達の東大での活動が始まりました。
さて、リーグの試合一戦一戦を振り返ると、本当に様々なことがありました。自分のミスから失点して負けた試合がありました。自分が得点して勝つことが出来た試合もありました。ゴールポストが勝利の女神の様に思えた試合もありました。慶應含め沢山の方に応援に来ていただいた試合もありました。スタッフ0人選手10人で戦い抜いた試合もありました。今振り返るとその一つ一つの試合が自分にとって良い経験になったと実感しています。
大学リーグのある試合の際、東大の福田監督からこんなお言葉をいただきました。
「このメンバーでサッカーが出来るのは奇跡的でとても幸せなことなのだ」と。
東大ア式蹴球部女子は私の大好きなチームです。人数は少ないですが、皆サッカーが好きで真剣に上手くなろうとしていました。それぞれが個性的ですが、チームとしてまとまっていて、慶應ともまた違った雰囲気の良いチームでした。そして何より沢山の人に応援していただいているチームでした。
慶應義塾体育会ソッカー部女子も、私の大好きなチームです。それぞれがチームの為を思って目標に向かっています。大学リーグ期間中、慶應から離れることもあった私達を快く送り出し、心から応援してくれる様な人達です。そして何より沢山の人に応援していただいているチームです。
ソッカー部に入ったきっかけは小さな偶然でした。そして、ソッカー部に入っていなければ東大と関わりを持つこともなかったでしょう。だからこんなにも好きになれて愛されているチームに2つも関わり、サッカーを出来ていることは「奇跡的」でとても「幸せ」なことなのだと思います。

東大でサッカーをしたこの経験は、私にとっては良いものであったと断言出来ます。しかし、ソッカー部女子というチームにとって良かったかはまだ何も言えないと思っています。それはこれから示していくしかないと思うのです。TEAM2014の最大目標であった「一部昇格」は達成されましたが、まだ東京都リーグの試合が残っています。そこで少しでもチームの勝利に貢献して参りたいと思います。この大好きなチームでサッカーが出来ることの「幸せ」を噛み締めつつ、日々精進して参りますので、これからもご指導ご声援の程、宜しくお願い致します。
次は普段は何を考えているのか分からないが、ピッチの上では抜群の技術と存在感を見せ付ける環境情報学部2年堀井美月にバトンを渡したいと思います。ご精読ありがとうございました。

4年 佐々木優

2014.11.18

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。同期の中﨑史菜からリレー日記のバトンを引き継ぎました、下田の食いしん坊こと、商学部4年副将佐々木優です。

そして、とうとう人生最後のリレー日記の担当が回って来ました。最後なので、あまり他の人には言ったことがなかった、私がサッカーをする上で大切にしている言葉を紹介します。

1.『キーパーである前に、一人のサッカー選手であれ』
これは高校時代の恩師から教わった言葉です。今時、足元のないキーパーなんて、需要はありません。だから、全身を使うキーパーはフィールドプレーヤーの何倍も練習する必要があるのです。その分、練習時間は長くなって当然です。

2.『出来ることは出来る、出来ないことは出来ない』
 『練習してないことが、今出来る訳がない』
これは、当たり前のことですが、大学2年の頃ようやく咀嚼出来た言葉です。男子部のキーパー練習に参加して行く過程で、何度もこの言葉に出会いました。男子の他の選手と比べ、技術も感覚も身体能力も劣っていた私は、キーパー練習では出来ないことだらけで、いつも足手まといでした。私が落ち込んでいる時に、周りに居たキーパー仲間やコーチにこの言葉をもらい、少し気が晴れたのを鮮明に覚えています。例えば、身長162㎝の私が、180㎝前後の男子部のキーパーと同じ大きさの、あの大きなゴールを守り切るということがどれ程大変なことなのか、それまでゴールを守ることに必死すぎて、思いも寄らなかったことを考えるきっかけをもらいました。出来ないことを、そのまま放置せず、そして、それと同じ位出来ることを100%出来る状態にするということを意識して取り組んで来ました。

そして、今までやったことがなくて、出来ないことがあるのだったら、嘆く前に練習する。というのも、それまでの人生で全然取り組んでこなかったことが出来ないのは当たり前で、その人の能力とか努力とかそういったものが否定された訳ではありません。出来ないことを認知出来たのなら、後はただ、それを取り組むだけです。

自分が、何が出来るかを考えることは、非常に大切なことだと思います。それは例えば試合中、自分の能力を遥かに超える様な無謀なプレーをせず、安定したプレーの供給に繋がります。
私の場合、ウィークポイントは、ドリブルが出来ない、フィールドプレーヤーとしての経験が浅い、サッカーをする時の頭が悪い、滑舌が悪い等です。ウィークポイントはまだまだ沢山ありますが、これ以上挙げると、これから対戦するチームに有益な情報を与えてしまうことになるので、これくらいにしておきます。そして、ストロングポイントは、低いパントキック、ロングキック、体の強さ、身体能力が高めであることです。
長所や短所がポジションによって変化することはあまりありません。だから、私は、どのポジションにいても自分の出来ることを最大限発揮することを考えます。一応好き嫌いはありますが、フィールドでもゴールキーパーでもどこでもプレーします。

と、偉そうに語ってしまいましたが、どれもこれも自分がやりたい、と思ったことを発信すれば、すぐに挑戦させてもらえる環境があったからこそのものだと思います。小学5年の時、いきなり両親に「サッカーしたい」と言ったあの日から、12年が経ちました。中学の男子サッカー部に女子1人で入部したあの日から、10年経ちました。ジェフユナイテッドのトップチームでキーパー練習したいと言ったあの日から6年が経ちました。練習試合で「キーパーでもどこでもいいから出してくれ」と言ったあの日から3年半が経ちました。男子部のキーパー練習に入れて欲しいと言ったあの日から、3年が経ちました。副将になる、フィールドプレーヤーもやると言ったあの日から9か月が経ちました。
いつも独断と、閃きで我儘を言って来ましたが、それを受け入れて下さった周りの皆様に感謝しています。サッカー人生もあと最長2か月強。短い期間ではありますが、感謝の気持ちを忘れずに日々トレーニングに励みたいと思っております。

一部昇格を決めたあの日から3週間を空け、23日から東京都リーグが再開します。史上初の関東リーグ昇格へ向け、チーム一丸となって精進して参りますので、変わらぬご指導ご声援の程、宜しくお願い致します。

次は、スカイツリーより遥か高くそびえ立つ、下田の天空塔こと、理工学部2年竹内瑞穂にバトンを引き継ぎます。

4年 中﨑史菜

2014.11.12

忘れられない、出会いがあります。
2011年4月。富山から出て来た私は、慣れない都会に戸惑いながらも慶應義塾大学の門をくぐり、一人ぼっちでガイダンスを受けていました。丁度数々のサークルや体育会が新入生勧誘に励んでいた時期。教室から出れば抱え切れない程の勧誘のビラを渡される…はずでした。大人び過ぎていて、新入生だと思われなかったのか、はたまた大学に迷い込んだ中学生に間違われたのかは分かりませんが、私は1枚もビラを渡されませんでした。楽しいキャンパスライフを夢見ていた私は、サークルに入ることすら出来ないのかとがっかりしていました。そんな時、後ろから声を掛けてくれた人達がいます。(正確には、一度前から顔を見て、女子であることを確認してから声を掛けてくれたそうですが)それが当時のソッカー部主将・杏奈さんと、我らが主将・原志帆です。前置きが長くなりましたが、今回のリレー日記はこの運命的出会いを果たした4年原志帆からバトンを受け取った、4年中﨑史菜が担当します。

忘れられない、得点があります。
私が1年生の時、4年生には私と同じ様に大学からサッカーを始めた先輩、香織さんがいました。その年のBlossom Leagueの試合は、殆ど香織さんと私のツートップ。しかし、二人共まだ試合でシュートを決めたことがありませんでした。迎えたBlossom League日本女子体育大学戦。クロスに香織さんが合わせ、公式戦初得点。振り返った香織さんの顔が既に涙に濡れていたことや、周りの選手が次々に駆け寄って行ったことを昨日のことの様に鮮明に思い出すことが出来ます。香織さんの初ゴールを1番近くで見られたことが嬉しく、そして、この1点が、4年間私を突き動かして来ました。

忘れられない、言葉があります。
ソッカー部の後輩に、同じ文学部で、名前に「ふみ」が付く後輩が2人います。私も含め、3人とも高校までは違うスポーツをしていましたが縁あってソッカー部でサッカーを始めました。(この3人で「ふみの会」を密かに結成しているのですが、文学部で唯一名前に「ふみ」が入らない後輩Rが怒りそうなのでここでは触れないでおきます。)「史菜さんがいなかったらソッカー部入っていませんでした。」2人のふみはこう言ってくれます。でも、私は2人を始めとする最高の後輩達に刺激を受けて、ここまで頑張って来られました。後輩達に「仲間になってくれて、ありがとう。」と伝えたいと思います。

忘れられない、一戦があります。
先日の関東大学リーグ文教大学戦。「絶対に出て活躍するから、見に来て下さい」と両親に手紙を書きました。富山から両親が日帰りで駆け付けてくれた試合当日、4年間共に戦って来た同期5人が、同じピッチに立ちました。同期の佐々木優からのロングパスを同期の原志帆が受けて、ロングシュート。それがバーに当たり(本人曰く、狙ったパスだそう)私の目の前に落ちました。これが、私の大学リーグ初得点に繋がりました。

忘れられない、応援があります。
TEAM2014の「一部昇格」を賭けた最大決戦、大学リーグ順天堂大学戦。会場は日吉駅から2時間のアウェイの地。そして当日は、毎回多くの塾生が足を運ぶ、野球部の早慶戦と被っていました。正直なところ、応援席を埋めることは出来ないだろうと思っていました。しかし、蓋を開けてみればホーム戦と変わらぬ数の応援団が駆け付けて下さり、中には関西から来て下さった先輩や後半ラスト5分のためだけに練習を終えてから来てくれた体育会の仲間もいました。間違いなく、ソッカー部女子は日本一応援されています。この応援の力が、私達を1部に導いてくれました。

私の4年間は、”忘れられない何か”で出来ています。そして、引退まで、一つでも多くの”忘れられない何か”に出会いたい、と思っています。
今月末には、Blossom Leagueの最終節を控えています。私にとって、とても思い入れのあるリーグ。この試合も、忘れられない一戦として、闘い抜いて見せます。
どうやらこのリレー日記が、私にとって最後のリレー日記の様です。4年間、リレー日記が回って来る度にその時々の気持ちをぶつけて来ました。今まで読んで下さりありがとうございました。書きたいことはまだ沢山ありますが、この辺りでバトンを渡すことにします。

次の担当は、1年生の時から自主練習に誘ってくれる心優しい同期、さすがの私も彼女の食欲には敵わない、4年副将佐々木優です。

4年 原志帆

2014.11.05

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。ピッチでは大きな声で皆を鼓舞し、ピッチ外ではどれだけ面白いことを言って皆を笑わせられるかを常に考えているキャンパスアイドル、環境情報学部4年渡邊紗絵からリレー日記を引き継ぎました、環境情報学部4年、主将の原志帆と申します。

11月2日、最大目標であった関東大学女子サッカーリーグ「一部昇格」を達成することが出来ました。
「一部昇格した時に、そこで初めて原志帆が主将で良かったと思ってくれればそれで良い」と自分の覚悟を皆に伝え、チームが始動してから約10ヶ月。一戦一戦着実に結果を積み上げ、最終節で一部昇格が決まった瞬間は嬉し涙で一杯でしたが、それから時間が少し経った今、達成感以上に、『これで後輩達を1部の舞台でプレーさせてあげられる』とほっと一安心しているのが正直な気持ちです。ラストリレー日記ではこの1年間主将として目標達成までに感じたことを書かせていただきます。
TEAM2014のシーズンインから関東大学リーグがスタートするまでの数カ月、上手く行かないことも多く、主将という、チームを引っ張って行かなければならない立場故に悩む日も多くありました。 不安になりがちな私をその都度救ってくれたのは、「絶対一部昇格出来るよ!」「頑張れ!」「応援しているよ!」というOB・OGの皆様、家族、男子部の仲間、友人達、また、グラウンドのある下田地域の近隣の方々、グラウンドに併設している下田寮を管理して下さっている方々の、温かい言葉や笑顔でした。ポジティブな気持ちになり、背中を力強く押されました。
いつも視座が高く私の足りないところを温かく指摘して下さったスタッフの方々、どんなに苦しい時でも目標の為に一緒に頑張ろうと強い絆で4年間共に支え合って来た同期、そして上級生としての責任感、チームの為に考えたこと、思うことをしっかり発信し続けてくれた3年生、冷静に客観的に物事を見ることが出来、ものすごく仲間想いで仲間の為に頑張れる2年生、より良い練習環境の為に周りを良く見て気付いた事をすぐに行動し、最後までグラウンドに残って練習をしていた1年生。皆様に支えられ、ここまで来られたことを深く感謝致します。
一部昇格を果たし、応援し支え続けて下さっている方々へしっかりと結果で恩返しすることが出来、大変嬉しく思います。更に、今後控えている東京都リーグでも優勝し関東リーグ昇格を果たすべく、残された時間全力を尽くします。今後共温かいご声援の程、宜しくお願い致します。

続いては、大学から東京に上京しても決して都会には染まらない、故郷である富山県をこよなく愛し続ける文学部4年中﨑史菜にリレー日記を引き継ぎたいと思います。
ご精読ありがとうございました。

4年 渡邊紗絵

2014.10.31

ホームページをご覧の皆様、こんにちは(アニョハセヨ)。私より漢字の読み書きが得意なクレバー韓国人マネージャー、総合政策学部4年の金ジョンウンからリレー日記を引き継ぎました、環境情報学部4年並びに慶應義塾体育会本部専任常任委員、渡邊紗絵です。

この様に文字を書くことも、長い文章を読むことも苦手な私ですが、先日、今シーズン頭から積み重ねて来た数多くのミーティング内容を綴ったノートを読み返してみました。
私以外の人間は解読不可能であろう殴り書きの文字が書かれたノートを読み返してみると、そこには4年生として、そして最上級生としてどの様に部を先導して行けば良いのか、どういうチームを目指し、「一部昇格」に向け何が出来るのか等、数々の葛藤、話し合いが繰り広げられた跡が残されていました。
この4年間共に長い時間を過ごして来た同期、入部当初からピッチで存在感を出し続けてきたサッカー少女原志帆と佐々木優、突如バスケットボールを捨て大学でサッカーを始めた努力家・中﨑史菜、レディガガと呼ばれ一世を風靡したスーパー帰国子女・児島愛子、そしていつも陰で私達を支え続けてくれるハイスペックマネージャー三宅由美子、金ジョンウン。
ノートの1ページ目をめくると、「一部昇格」と大きく書かれた目標の下に、この愛する同期で密かに掲げたもう一つの目標、「同期全員で大学リーグのピッチに立つ」という文字が書かれていました。

しかし大学リーグ直前に怪我をした私は「ピッチで貢献する」という個人目標と共に、同期と交わしたこの約束を何度も諦めようと考えました。しかしその度にピッチで奮闘する同期や後輩に鼓舞され、夜になれば長渕剛の「STAY DREAM」を聴き、ボロボロのノートを読み返しては「まだ、いける。」そう自分に言い聞かせ続けて来ました。

そして先日、今期大学リーグホーム最終節となる対文教大学戦を迎えました。誰よりもソッカー部女子に力を注いで下さるスタッフの方々、頼もしい後輩達、応援して下さる方々、多くの人々に支えられこの日、私は漸く試合復帰を果たすことが出来ました。
そして同時に、「同期全員で大学リーグのピッチに立つ」という目標も果たし、人生最後の大学リーグホーム最終節を勝利で飾ることが出来ました。

「果てしない迷路の中を 人はみんな手探りしてでも STAY DREAM」

と、長渕剛が歌う様に、どうなるか分からないことや先が見えない目標であってもこの仲間達を信じて、そしてこの仲間達と共に走り続けたい、改めてそう強く感じました。

11月2日、私達は「一部昇格」を懸けた大一番、関東大学女子サッカーリーグ最終節対順天堂大学戦を迎えます。
TEAM2014一同、全力で最後まで走り続けます。
温かいご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。

続いては、ブラジル人勝りの俊足を持ち、髪の毛のうねりで天気予報が出来ると噂の我らの頼れる主将、環境情報学部4年原志帆にリレー日記を引き継ぎたいと思います。
ご精読ありがとうございました。

4年 金ジョンウン

2014.10.22

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。今年の夏、法科大学院の受験で見事に結果を出し、私の元へ戻って来てから、今まで以上に深い同期愛をくれる様になった、4年マネージャーの三宅由美子からリレー日記を引き継ぎました、総合政策学部4年、マネージャーの金ジョンウンと申します。

今回のリレー日記が私の人生最後のリレー日記だと思うと、何について話せば良いのか、そう簡単には決められませんでした。話したいことは沢山あるのですが、その中でも最も話したいこと、このリレー日記を通じて伝えたいことを話させていただきます。

それは「ありがとう」という感謝の気持ちです。暑い日も寒い日も、いつも応援に来て下さる方々への感謝。ソッカー部女子の為に、時には厳しく時には優しく、一番近くで私達を見守って下さる社会人スタッフの方々への感謝。そして、4年間部活動を理由に殆ど韓国に帰れなかった娘を心から応援してくれた家族への感謝。最後に、嬉しい瞬間も悲しい瞬間も共に過ごしてくれた仲間への感謝の気持ちです。特に私は選手への感謝の気持ちをこの場をお借りして伝えたいと思っております。

私は自分の意思でソッカー部女子に入部し、自らマネージャーになることを決心しました。入部した時から、自分で選んだことに対して後悔せず、責任感を持って最後までやり切るのだと宣言したのですが、マネージャーをやっていて良かったと思う時もあれば、一人で悩みを抱え込み、落ち込んでしまう時もありました。しかし、その度に私を元気付けてくれたのは「ありがとう」という選手からの温かい一言でした。

気が付けば、選手は私達マネージャーにいつも「ありがとう」と言ってくれています。そして、いつからか選手から感謝されて当たり前だと思ってしまっている自分もいました。そんな私は、選手に「ありがとう」と心を込めて伝えたことがあるのかと、4年生になって漸く考えさせられました。マネージャーの私はどうしてもピッチに立つことが出来ません。勝つ為の環境を作ること、マネージャーにしか出来ない仕事を100%で取り組むこと等、目標達成の為にマネージャーとして全力でやらなければならないことは沢山あるのですが、どうしても最後の最後には選手の力が必要となります。選手はその力を当たり前の様に私達に貸してくれています。

怪我をしていて辛い時も、思う通りに行かなくて諦めたくなる時も、どの様な時も選手は私達が必要とするその力の為に、グラウンドに向かい、自分と向き合ってくれています。一生懸命に練習をやっていて当たり前。試合に出て、結果を出すのが当たり前だと思っていた私ですが、実はそれは当たり前ではなく、一人ひとりの汗と努力があったからこそ可能なことだということが分かりました。

「ありがとう、マネージャーの想いまで背負って戦ってくれて。時にはそのプレッシャーや責任感で、嫌になってしまう時もあると思うけど、それでもサッカーに向き合ってくれてありがとう。」と伝えたいです。そして、これからは一部昇格の為に選手とマネージャーの力を一つにして前進するのみだと思います。最高の仲間と一緒に、最後に笑って終われる様、これからもソッカー部女子への温かいご声援ご指導の程、宜しくお願い致します。

次はオンでもオフでも誰よりも大きい声でチームを奮い立たせてくれる、ソッカー部女子の看板、愛しすぎて毎日一緒に居たい同期、環境情報学部4年の渡邊紗絵にリレーのバトンを引き継ぎたいと思います。ご精読ありがとうございました。

4年 三宅由美子

2014.10.17

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。のんびりしていておっちょこちょいに見えるけれど、実は真面目で何事も一生懸命な期待の新人、文学部1年井手芙美からリレー日記を引き継ぎました、法学部法律学科4年、マネージャーの三宅由美子と申します。
10月12日(日)、2週間振りに行われた関東大学女子サッカーリーグ第7節対山梨大学は、1-1の引き分けという結果でした。それまで全勝で暫定1位だった私達は、目標を達成することはそう簡単ではないと思い知らされ、残り2試合に勝って一部昇格する為に何をすべきか、改めて考えなければならなくなりました。
なぜ勝てなかったのか、何が足りないのか、どうすれば勝てるのか。ソッカー部女子での4年間は、ひたすらその問いの繰り返しでした。小さい頃から、何かを振り返って感想や反省を書かされるのは大嫌いな私でしたが、目標を達成するには、嫌でも過ぎたことに目を向けて、考え続けなければいけないということが、今では良く分かります。
さて、私はこの夏、2か月部活動を休ませていただき、法科大学院を受験しました。そして、朝から晩まで一人で机に向かう中で、沢山のことに気付きました。自分の都合で休部していながら、部活の仲間が恋しくなる自分の弱さ。応援してくれる人達に応える為にも絶対に結果を出さなければと思う程、何も頭に入って来なくなるもどかしさ。やっぱり無理なんだ、と思うことも、何度もありました。それでも、信じてやり続けなければ何も成し遂げられないと自分に言い聞かせ、沢山の方に支えられて、無事結果を出すことが出来ました。
この経験から私が学んだことは、例え自分ではそう感じることが出来なくても、努力していれば絶対に前に進んでいるのだから、そうやって少しずつでも前に前に進み続ければ、目標に近付けるということです。「近付ける」と言ったのは、自分がゴールに近付くと共にライバルもゴールに近付いていれば、自分が望む結果を手に入れられるとは限らないからです。それが勝負というものだと思います。
それでも、そのことを信じられずに立ち止まってしまったら、ゴールには辿り着けません。そして、平坦な道の一歩より、険しい道の一歩の方が、より高みに近付ける一歩だと思います。TEAM2014のスローガンは、「まだ、いける。」です。下を向いてしまった時、どうして行くべきか分からなくなってしまった時、この言葉を掛け合って、全員で前を向くことが出来る様にと掲げたスローガン。今程この言葉が身に沁みる時はありません。
正に今、TEAM2014の真価が問われている、勝負の時だと思います。一部昇格の為に必要なことは何か。現状を見つめ直し、このチームで絶対に絶対に絶対に、一部昇格します。今まで味わって来た悔しさ、ソッカー部女子への思い、全てを込めて、あと3週間駆け抜けます。
最後のリレー日記だと思うと長々と書きたくなってしまいますが、私の思いを語るのはこの辺りにして、次は来日4年目とは思えない文才でリレー日記も大反響を呼んでいる私の相棒マネージャー、総合政策学部4年の金ジョンウンにリレー日記のバトンを引き継ぎます。ご精読ありがとうございました。

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