2026.08.04 部員ブログ
『意味づけ』(3年 岩田理子)
ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
ツッコミの秀逸なセンスとは裏腹に、壊滅的な話のオチにはかなり手を焼かせてくる同期の宮嶋ひかりからバトンを受け継ぎました、総合政策学部3年の岩田理子と申します。
「理子ママとは理子より仲良いから」と豪語してくるひかり。母もひかりと話したことを毎回嬉しそうに話してきますが、聞いていると母をほぼ同期かと勘違いしてしまう内容ばかりです。(いつでも遊びに来てね、岩田家一同。)
ひかりへ。最近、話の雲行きが怪しいときはいつでもツッコミを入れられるように準備しています。ひかりのオチのない面白い(はずの)話は全て私が回収するので安心してウキウキで話してね。
毎年、頭を悩ませるリレー日記も折り返し地点。ワールドカップの観戦に全力を注いでいたら、あっという間に締め切り間近でした。最後の部員ブログは、感謝パート8割になると見越し、今回はこれまでの自分を振り返りながら、今の自分の覚悟を綴らせていただきます。
拙い文章ではありますが、どうか温かい目で読んでいただけると幸いです。
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「そんなにサッカーを続けられるのすごいね。」そう言われることがよくある。サッカーを始めて13年。大学生になっても体育会で競技を続けることは、周りから見れば普通ではないのかもしれない。
そんな自分のサッカー人生は、正直にいってしまえば、挫折という言葉がよく似合う。ピッチに立てない日々も、思い描いた結果が出ず、自分の無力さを痛感したことも一度や二度ではない。
幾度となく、もう乗り越えられないと思う挫折を経験してきたが、その現実から目を背けることだけはしたくなかった。目を背けることは簡単でも、逃げてしまえば、その挫折の時間は一瞬で無意味なものになる。今思えば、それが怖くて挫折と向き合い続けたこともあったのかもしれない。
だから自分は、どんな挫折にも意味を見出そうとしてきた。でも最近、その「意味づけ」という言葉に少しだけ怖さを感じるようになった。
意味づけと言い訳は、紙一重だと思う。
挫折に意味を見出そうとしてきた自分は、本当に「意味づけ」をして、本質に向き合っていたのだろうか。挫折の本質は、これからの自分の行動で決まる。言ってしまえば、自分でその運命を決める舵をとっているのだ。
「この経験は無駄じゃない。」「この挫折があったからと思える日が必ず来る。」
これは向き合った結果ではなく、現実から目を背けたい一種の願いだったのかもしれない。
人はどうしても前を向かなければいけないタイミングがくる。でもそのとき、挫折に向き合わずして建前の意味づけをしてしまえば、それは一瞬で逃げられる言い訳に過ぎない。意味づけの影には、挫折という人生の転機から自らを遠ざけてしまう魔物が潜んでいる。
今シーズン、あれほど切望した一部リーグで戦う自分。
結果は、2勝4分9敗。8連敗も経験した。
何をやっても勝てない苦しさ。積み重なる焦り。追い打ちをかけるように襲ってくる「降格」という2文字。
チームとして勝てない現状に、落ちていく順位に悔しいと思わないわけがなかった。でもそれ以上に、感じたことがあった。自分の実力不足である。
有難いことに今シーズンの半分以上をスタートのメンバーとしてピッチに立たせていただいていた。
このチームには、ピッチに立てなくても、チームのために悔しい気持ちを押し殺して自分にできる最大限を尽くそうとする選手がいる。思うような結果が出なくても、腐ることなく黙々と自分と向き合い、努力を積み重ねる選手がいる。怪我でピッチに立てなくても仲間の背中を押し続ける選手がいる。
前述した通り、サッカー人生に挫折という言葉が1番似合う自分は、ピッチに立てない悔しさも、ただただ呆然と結果を受け入れなければならない現実も、どこにもぶつけることのできない感情も幾度となく味わってきた。だから、自分は光の当たらない影もよく知っているつもりだ。
その中でピッチに立った自分は何ができただろうか。自分がスタートのメンバーとして出場した試合で勝利したのはたったの1回。フル出場したのもたったの1回。得点も0。
書くのも恥ずかしいぐらいだが、現実はこれである。
こんな今の自分は、支えてくれる人に、鼓舞し続けてくれる仲間に、そしてピッチに立つことを是が非でも手に入れたかったこれまでの自分に顔向けできるのだろうか。何も結果を出せていない今の自分にそんな資格は1ミリもない。
言い訳という魔物に飲み込まれ、何も掴めない自分のままで終わってしまうのか。現実から目を背け、都合よく前を向いて言い訳をして終わるのか。このままの自分では、今までの挫折を何も変えることのできない弱い自分で終わってしまう。
だからこそ、本当の意味づけをしなければならない。嫌というほど経験した挫折の日々を、何度も泣いた受け入れたくなかった現実に、それでも意味があったと胸を張って言えるように。
言葉ではなく、結果で証明する。自分がチームを勝たせる選手になる。
その覚悟をここに宣言し、リレー日記の結びとさせていただきます。
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次は出会って6年目の同期、米口和花にバトンを渡します。
「慶應の大谷翔平」と本人にしっかり許可をとり、真心込めて考えたのんちゃんの紹介(気になる方は当部のインスタグラムをご参照ください。)ですが、開幕戦のミーティングでテソン監督から気合いを入れるネタに使われてしまうというプチ事件を起こしてしまいました。少しだけ責任を感じています。のんちゃんとは、何かある度にお互いを褒めちぎり、日々ポジティブにさせ合いっこをしています。いつもありがとう。一旦落ち込んで、お互いを慰め、気の済むまで褒め合って、2人とも心配性な部分を挟み、最後には熱く盛り上がる一連の流れを繰り返す自分達だけど、これからも助け合って頑張っていこうね。
拙く纏まりのない文章になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございます。
今後とも慶應ソッカー部女子の応援のほど、よろしくお願いいたします。

