リレー日記

『挑戦』(2年深澤菜月)

2021.10.27

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

ツボの浅さに定評があり、彼女の笑い声で笑ってしまう人も多い同期の及川莉子からバトンを受け継ぎました、総合政策学部2年の深澤菜月と申します。

この度2回目となるリレー日記を書くにあたり何を書こうかとても迷いましたが、私が最近感じていることについてお話したいと思います。拙い文章ではございますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

私達は「不可能への挑戦」「積み重なる信頼」「ピッチからはじまる貢献」という3つの理念を掲げ、活動しています。その中で今回は「挑戦」についてお話しさせていただきます。

皆さんは挑戦していますか?

これまでを振り返ると、私は変化することを好まず、挑戦することから逃げてしまうことが多くありました。しかし、何事も挑戦しなければその先に成長はありません。かの有名なウォルト・ディズニーは

「現状維持では後退するばかりである」

という言葉を遺しました。現状維持はゼロではなくむしろマイナスであり、私達は日々少しずつでも前進しなければなりません。ただ挑戦には多くのエネルギーを必要とし、不安も付き纏います。この不安が私を挑戦から遠ざけてしまう原因でした。私は一旦離れたサッカーを大学から再開したということもあり、チームメイトに比べて出来ることが少なく、チームの足を引っ張ってしまっていると昨年の夏に入部した時からずっと自覚しており、試合の前はいつもただ漠然とした不安に駆られていました。そんなときに出会い、勇気づけられた本があります。

森岡毅さんの著書「苦しかったときの話をしようか」です。その中から好きな文章を一部抜粋してご紹介させていただきます。

「チャレンジによって起こる変化が大きいほど不安は大きくなる。つまり、不安とは、本能を克服して挑戦している君の勇敢さが鳴らしている進軍ラッパのようなものだ。不安であればあるほど君は勇敢なのだ!

心の中の“不安”に住民権を与えて、“不安”の居場所を認めてあげよう。「挑戦している証拠だ!」と喜ぼう。不安でいいのだから。そうやって適度な不安と常に共存する人生、それが成長し続ける人生であり、君が他の誰でもない立派な君になるための人生だ。君が君を磨き続ける限りにおいて、“不安”が一生消えることはない。しかし不安に慣れることは出来るし、すぐに少々のことでは不安に感じなくなっていく。成長に伴って、能力が身に付き、自信が付いていくから、昔は不安だったことが全く問題にすら感じなくなる。」

この本を読み不安を抱えたまま試合に臨むことは自分の弱さではない、不安になっている自分自身を卑下するのではなく、その不安は自分自身が挑戦している証拠だと、これが成長に繋がる機会だと、不安になっている自分を認めてあげようと思えるようになりました。

また、個の不安は時にマイナスな感情となって、チームに伝播してしまうことがあります。このところ、ちょっとしたことから大量失点に繋がる試合が続きました。みんながそれぞれに抱く不安がチームを覆いそうになった時、一歩間違えれば心が折れそうになるのを必死に持ち堪えながら互いに鼓舞し合い、チームで掲げた目標に向かってピッチで一丸となって懸命に戦っている姿に刺激を受けました。かたやみんなをベンチから見ていることしか出来ない、ボールも満足に蹴ることすら出来ない自分をますます不甲斐なく感じた時もありました。

それでもこんな私を受け入れてくれる仲間がいて、このチームを支えてくれるスタッフの方達がいる・・・この環境に感謝し、不安を力に変え、成長し続けたいと思います。

次は同期での話し合いの際には、物事を冷静に見定め正論を述べると共に、いつもみんなの意見のまとめ役である頼れる同期の佐藤真智にバトンを託します。拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。今後共ご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。

 

 

『52ヘルツのクジラたち』(2年及川莉子)

2021.10.21

ホームページを御覧の皆様、こんにちは。

同じ誕生日にも拘らず、「私はアメリカで生まれたから時差の関係で私が年上だ」と言い張っている同期の山本華からバトンを受け継ぎました、総合政策学部2年の及川莉子と申します。同期の中でも特に癖が強く、いつも笑わせてくれるムードメーカー的存在ですが、彼女の言葉やサッカーに懸ける想いは私の原動力になっています。華の復帰、みんなで待っているよ。

さて、2回目となる今回のリレー日記では、最近読んだ本から感じたことについて書かせて頂きたいと思います。拙い文章かとは思いますが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

「52ヘルツのクジラたち」

自分の人生を家族に搾取されてきた女性・キナコと、母親に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年の物語。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる。

この本は優柔不断な私が何を感じたのか分かりませんが、さっと手に取り迷うことなく購入し、帰ると同時に読み始め2日で読了しました。幼い頃の虐待の経験から感情を表現することが苦手な2人の登場人物が自分の思いを伝え合うために、踠き続けるというとても温かいお話で、きっかけを与えてくれるようなそんな本でした。

この本のタイトルにもなっている52ヘルツのクジラは他のクジラが聞き取ることのできない高い周波で鳴きます。その鳴き声は世界の様々な場所で検出されているそうです。たくさんの仲間がいるはずなのに、何も届けられない世界で生きている、「最も孤独なクジラ」と呼ばれています。

私はこの本を通じて今のチームを考えると、自分の周りにも52ヘルツのクジラのような声を持っている人がいるのではないかと感じるようになりました。別にこのチームの仲が悪いとかそういうことを言っているわけではありません。むしろ私はこのチームが大好きです。

長年サッカーを続けてきた私にとって慶應ソッカー部は愛に溢れている場所だと感じています。多種多様のバッググラウンドを持った尊敬できる仲間から毎日刺激され、新しい価値観や考え方を得ることが出来ています。

ただサッカーには悩みがつきものです。サッカーというより人は考えて行動する以上、悩みの1つや2つは持っていると思っています。何より、このチームは今シーズン大学リーグが開幕してから一勝もできていない現状が今、目の前にあります。だからこそ私は52ヘルツの声を聞けるような人間になりたいと思いました。

 

TEAM2021は昨年のチームと比べてより一層、組織力が試されているように感じます。他大学に比べ圧倒的に人数が少なく、個のレベルも劣っているかもしれません。だからこそ皆が同じ方向を向き、全員の力が一つになることが必要だと思います。困っている人がいたら助ける。人のために行動する。そんな利他の心が合わさることで一つになれる気がします。これは高校時代、サッカー部の顧問であった阿部先生からよく教えて頂いたことです。

仲間のために自分がいかに助けることが出来るか、そんな考えがチームを救い勝利に近づくことが出来ると私は思います。大袈裟な話かもしれませんが、試合中だって52ヘルツの声をあげている仲間がいるかもしれません。

そこで、少しずつ仲間のために動くことが出来るかどうかです。パスコースがなくて困っている仲間がいれば頑張って走ってサポートに行く。仲間がかわされてしまったら先回りしてカバーに行く。仲間が体をぶつけて競りに行っているなら全力でこぼれ球を拾いに行く。仲間がなんとかクリアしてくれたなら、いち早く反応してマイボールにする。当たり前だと思いがちですが、その少しの動きが積み重なって得点につながると思います。

テソンさんはよく「全員で頭揃えて闘うこと」とおっしゃいます。今シーズン通して何度も言われてきました。

これをもう一度チーム全員が再認識し、最後まで闘うことで何かを変えることが出来るかもしれません。少なからずTEAM2021のビジョンである「人の心を動かす」に近づくことが出来ると思います。サッカーにおいてだけではなく、いつでも人の気持ちを思いやれる人間になりたいとより一層感じるようになりました。

まずは目の前にある試合からです。シーズン当初に掲げた「インカレ出場」の目標は絶たれてしまい正直今は気持ちを切り替えることで精一杯ですが、試合が続く限りチームのため勝利に向かって闘い抜きたいと思います。

次は抜群の運動神経で本当にいつも驚くぐらい何でもこなしてしまう同期の深澤菜月にバトンを託します。拙い文章ではありましたが、最後まで御覧頂きありがとうございました。

今後共御声援の程、宜しくお願い致します。

 

 

『普段言えないことを書いてみました』(2年山本華)

2021.10.06

ホームページを御覧の皆様、初めまして。なこなこチャンネルをこよなく愛し、私服はお洒落に決める劔佳那からバトンを受け継ぎました、文学部2年の山本華です。実は去年の12月に入部していました。今回は軽く私のサッカー歴に触れてからソッカー部との出会いと支えて下さっている方々への感謝と愛を綴らせて頂きます。

「とりあえず道を外れた方向に行こうとする」

2週間程前に母にそう言われました。後程このことについて話しますが、まずは私のサッカー人生について話します。

私は生まれてから高校卒業までアメリカのカリフォルニア州で過ごしていました。女子サッカーは非常に盛んでしたが、私が本格的にサッカーを始めたのは高校入学の時でした。小学4年生から中学卒業まで入っていたチームは練習が週に1、2回あるだけで、高校から初めてサッカーと毎日触れる生活が始まりました。ただ、アメリカでは日本と違い、クラブチームの方が部活よりも圧倒的に注目度が高く熱量も違います。クラブチームに所属していなかった私は部活に入っても真剣にサッカーに打ち込めず、そのまま高校4年間を過ごしました。2020年4月、大学入学を機に日本に来ました。忙しくも充実した生活を送る反面、物足りなさも感じていた私に転機が訪れたのは11月に私の部屋で友人と鍋パーティをしていた時でした。日本の部活は厳しくて私には向いていないと決めつけていましたが、同じようにアメリカで育った友人は部活を辛いけど楽しい場所だと言いました。単純さと後先を考えない性格を持ち合わせた私は「楽しいなら入部するか」とその場で入部を決意し、2週間後には入っていたサークルを全て辞めて入部していました。そんなノリと勢いで入部してから8ヶ月経とうとしています。

 

この8ヶ月で知り合った同期を独断と偏見で紹介します。

 

人に話を振っておきながら話を聞かない莉子。

脱臼した膝がトイレにぶつかったら治ったという猛者、明日香。

ボケに対しボケで返してくる愛実。

照れるとニヤニヤする菜月。

普段は冷静なのに大橋くんのことになると人が変わる真智。

愛実以上のボケで返してくる瑞穂。(早慶戦のリリース画像等手伝ってくれました。)

彼女達の御陰で毎日がうるさいくらい賑やかです。

冒頭の話に戻りますが、「道を外れる」という言葉は悪い意味で使われます。高校ではサッカー部に入るも、周りの熱意を感じられず度々練習をサボって遊びに行きました。大学では一人暮らしの部屋で友達と騒いで注意を受けることもありました。今までの自分の行動を振り返ると心当たりが多すぎてこの言葉以上に自分を表現できるものは無いと思いました。しかし、それが私の強みでもあると思っています。ソッカー部に入部したのも、「普通の大学生とは違う道を行ってみよう」という思いがあったからです。体育会に入らない方が確かに友達と遊ぶ時間や勉強に費やす時間があります。それが楽しくて楽な道のりかもしれませんが、私はその道を外れることで素晴らしい仲間とかけがえのない同期に出会うことが出来ました。

個性豊かな同期達は恥ずかしがり屋で出会った頃は静かでしたが、打ち解けると途端によく話し、よく笑うことが分かりました。静かだった頃が懐かしいくらいです。毎日のように私を笑わせてくれる同期達は、噛めば噛む程美味しくなるスルメのように飽きることがありません。もっと早くに入部すればよかったと思わされる毎日です。

普段あまり伝えられていない気持ちを伝えたいという思いで書きました。軽いノリで入部したつもりでしたが、今では生活の大切な一部です。残りの3年間を通して選手としても人間としても成長できるよう精進します。

次は独特なツボと軽快な笑い声で周りを巻き込む及川莉子にバトンを託します。拙い文章ではありましたが、最後まで御覧頂きありがとうございました。今後共御声援の程、宜しくお願い致します。

 

 

『支え』(1年劔佳那)

2021.09.15

ホームページを御覧の皆様、初めまして。ピッチ内でひたむきにボールを追い掛ける姿が印象的な、愛されキャラの同期長野真理加からバトンを受け継ぎました、環境情報学部1年の劔佳那と申します。今回は初めてのリレー日記ということで私自身のことについて綴らせていただきます。

私は中学で女子サッカー部に入部したことをきっかけにサッカーを始めました。当時、女子サッカー部は3年生の2人のみで、入部した1年生4人を含め選手が6人という小さな部活でした。コーチがいなかった為、メニューは自分達で考え練習を行っていました。6人で行えるメニューは限られていたため男子サッカー部の練習に参加したり、また人数が足りず女子の試合に出られないため男子サッカー部の選手として登録をし、男子の試合に出場したりしました。男子サッカー部の顧問の先生や快く練習に招き入れて下さった部員の方の御厚意の御陰で多くのサッカー経験を積むことが出来ました。

付属の高校に進学した後も女子サッカー部でサッカーを続けました。高校の女子サッカー部では小学校でサッカーを始めクラブチームに所属していた人や、私と同じように付属の中学でサッカーをしていた人、高校からサッカーを始めた人など様々なバックグラウンドを持つ部員が集まっていました。中学の部活と同じようにコーチのいない小さな部活でしたが、クラブチームに所属していた人が主にメニューを考え、他の部員にサッカーを教えてくれました。メニューを取り組む中で、反省点を自分達で考え改善していくことは容易ではありませんでしたが、御陰で選手全員が課題をより認識出来たり練習に積極的に取り組んだり、チームの団結力が上がったりと得るものは大きかったと感じています。

そのような中で1番印象に残っている出来事があります。それは高校2年の夏のリーグ戦で決勝リーグに進むことが出来たことです。当時、女子サッカー部では交代要員が1人しかいなかった試合もあり、また技術も他のチームより劣っていたため苦しい負け試合が続いていました。限られた人数で如何に格上のチームに勝つかを何度も考え、反省と改善を繰り返して練習をした結果が出たのかもしれません。これまで試合で勝つことが難しかった為、初めて努力が決勝リーグ進出という結果に結び付き、とても嬉しく感じたことを覚えています。同時に、なかなか勝つことが出来ないような苦しい状況でも諦めずに努力をし続けることの大切さを知りました。

中学高校での部活を通して、多くの人に支えられていることを実感しました。様々なサポートをして下さった方々には感謝してもしきれません。慶應義塾に入学してからもサッカーを続けたいという思いはあったものの、ソッカー部の部員の経歴に圧倒され、入部することを敬遠していました。しかし6月に1度試合を見学させていただいた時に限られた人数の部員皆で力を合わせ、声を掛け合いながら試合に望む姿を見て心を動かされました。同時に、自分も努力を重ねてサッカーの技術を身につけ、同じ目標に向かって同じフィールドに立ち戦いたいと考え、入部を決意しました。ソッカー部においてもサポートをして下さっている多くの方々へ感謝の気持ちを忘れずにチームに貢献出来る選手になれるよう、またどのような状況にあったとしても諦めない精神を持ち続ける努力をしていきたいです。

次は誰にでも気さくに話しかけてくれる、チームの盛り上げ役の華さんにバトンを託します。拙い文章ですが、最後まで御覧いただきありがとうございました。今後とも御声援の程、宜しくお願い致します。

 

 

『幸運』(1年長野真理加)

2021.08.18

ホームページを御覧の皆様、初めまして。左右のキック力のバランスの良さとロングスローでチームの戦術の幅を広げ、一対一でピカイチの強さを見せる同期大井沙羅からバトンを受け継ぎました、総合政策学部1年の長野真理加と申します。今回は初めてのリレー日記ということでこれまでの私自身のことについて書かせていただきます。

私はサッカーを高校に入ってから本格的に始め、サッカー歴は今のチームで最も短い3年です。これは私が小学校、中学校とタイ王国のインターナショナルスクールで過ごし、季節毎に行う部活が異なっていたことが関係しています。そして高校でサッカー部を選んだことは人生の転換期でした。サッカーを選んだ理由は今振り返ると実に単純な理由で、周囲からの勧めがあったことや新しいことに挑戦したかった思いなどがあったからでした。しかしいざサッカーに真剣に向き合うとサッカーの奥深さや楽しさに気付き、どんどん夢中になっていきました。

高校では慶應義塾湘南藤沢高等部の女子サッカー部に入部し、様々なことを学ぶと同時に多くの挫折も味わいました。人数不足で10人で試合をしたことや意見の違いからぶつかり合うこともありました。その時は焦燥感で周りが見えていませんでしたが、チームメイト、学生コーチの方々、顧問の先生など多くの人に支えられ、そして助けられ、乗り越えることが出来ました。感謝の気持ちで一杯です。

高校三年時、私は主務を務めていました。高校最後の年、チームは一勝することしか出来ませんでした。それまでも良くて引き分け、基本負けという厳しい結果が続いていました。最後の選手権大会で負けた際、私は今後サッカーすることはないのだろうなと考えていました。それは高校生活以上に本気でサッカーをすることが想像出来ないことと敗退した時のやり切ったという満足感があったからです。

2020年の9月に部活を引退して以来、私はソッカー部に入部するまで半年以上サッカーから離れていました。大学に入学し、何をするかも決めていない4月にたまたまインスタグラムで女子ソッカー部の体験会の投稿を見て、練習に参加しました。高校の時よりも上手い選手ばかりで驚愕し、圧倒されました。それと同時に上手い選手と一緒にサッカーをすることがとても楽しいことに気づきました。それから何度か練習に参加させていただく中で、ふと負け続けた高校サッカー時代のことを思い出しました。やり切ったという思いよりも、「もっとこうすれば良かった」という後悔の念があり、このままこの部活に身を置いてもっとサッカーに真剣に取り組みたい、上手くなりたい、何よりももっと勝ちたいという思いが出てきたのです。私はこのような経緯で入部を決意しました。

前述の通り私のサッカー歴は短いです。しかしスポーツ推薦以外受け付けていない大学もある中で、また関東1部で戦いたいと望む人もきっと多くいる中で私は慶應の一員として関東1部リーグで戦っています。更にグラウンドも人工芝で、ソッカー部員は信じられない程サッカーが上手くて、監督、コーチ、OB、OGの方々に支えていただいている。このような素晴らしい環境でサッカーに打ち込める程幸運なことは他にないです。そしてこの幸運が当たり前のものではないことを忘れず、感謝の気持ちを胸に日々努力して参ります。

ソッカー部の一員となって早くも4か月が経ちました。私はまだこの部活に入部して以来何も結果を残せていません。この部活に「勝ち」という実績を残せる選手になれるようこれからの4年間を過ごしていきます。それが日々お世話になっている方々への恩返しになると信じ精進して参ります。

次は努力家で、ボールタッチが綺麗な姿とは裏腹に天然発言を繰り返す同期の劍佳那にバトンを託します。拙い文章ではありましたが、最後まで御覧いただきありがとうございました。今後とも御声援の程、宜しくお願い致します。

 

 

『大学サッカーがしたくて』(1年大井沙羅)

2021.07.30

ホームページを御覧の皆様、初めまして。ピッチ内での勢いあるプレーとスマホを開いた時の乙女感というギャップを兼ね揃えた同期、大橋桜子からバトンを受け継ぎました、環境情報学部1年の大井沙羅と申します。今回は初めてのリレー日記ということで、これまでの私自身のことと入部経緯について書かせていただきます。

私は小学生の時に父の勧めでサッカーを始め、中学生からは文京LBレディースに入団しました。入った当初は、歳が近い人とだけでなく年の離れた人と一緒にサッカーをすることや周りのレベルが一気に高くなったことなどに衝撃を受けました。その衝撃からか当時はサッカーを楽しむこと以前にボールに触ることすら怖かった時期もありましたが、段々とサッカーを楽しめるようになり、そして真剣にサッカーと向き合うことに楽しさを感じられるまでに成長することが出来ました。この6年間でプレーヤーとして成長することが出来、一人の人間としても成長できた濃く貴重な期間でした。このクラブが私を作ってくれた、と言っても過言ではないほど大変お世話になりました。感謝の気持ちで一杯です。

私はその中でも忘れられない出来事があります。それはある夏合宿の最後の試合の際、偶然にも年の近い先輩方や後輩達と同じチームになり年下チーム対年上チーム、のような試合をした時のことです。普段は年上の経験豊富な方がチームに一人はいて、その方々に引っ張ってもらっていたのですが、その時は普段とは違う楽しさがあり、その特別感がたまりませんでした。そしてこの試合が終わった後の私の中は、年の近い人達ともっとサッカーがしたい、という気持ちで一杯でした。

そう感じ気持ちが高まっていたのも束の間、その夏合宿が終わってからすぐの練習で私は左膝前十字靭帯断裂という大きな怪我をしました。これからのサッカーへの期待が大きかった分、心へのダメージはとても大きく、8〜10ヶ月で復帰できると言われていたところを私は一年以上の時間を費やしてしまいました。手術するまでは早く復帰したいという思いがあったのですが、手術が終わった瞬間からその気持ちは完全に消え虚無感しか残りませんでした。チームの練習に行ってもボールに触りたい気持ちは全くなく、チームメイトと会話をしてなんとかサッカーとの関係を切らさないようにすることで精一杯でした。ですがチームには同じ怪我をしてサッカーに復帰している仲間がたくさんいました。その姿を見て、私もこの山を乗り越えられるかもしれないと自分を信じられるようになりました。怪我から復帰するまでの間にひたすら自分自身と戦わなければいけない時期があったのですが、自分を信じてトレーニングに励むことができたおかげで乗り越えることができたと思っています。

そのような中で私は進路選択の時期と重なり、これからのサッカーとの向き合い方を考えるようになりました。そのまま社会人チームに残るか、大学サッカーに挑戦するか、はたまた一回サッカーから離れるかとても悩みました。しかし色々な方に相談した際、「大学サッカーは人生で一度きり」という言葉を頂き、そこから大学サッカーは今の自分だからこそ出来ること、と考えるようになりました。それに加えあの夏合宿の時に感じたサッカーの楽しさを思い出し、またあの時と同じように同世代とサッカーがしたい、その一心で入部を決断しました。

入部してから環境が変わり、全てが新鮮でした。特にずっと一緒に戦える同期が出来て、同世代の先輩方と一緒にサッカーが出来るようにもなり、とても嬉しかったです。確かに他の人数の多い部活に比べたら同期や先輩方の人数は少ないです。ですが一緒にサッカーが出来る環境があるだけで自分にとっては十分でした。

そして私は入部してから慶應ならではの繋がりがあったり前にお世話になった方にお会い出来たりして、多くの方々に支えられていることを実感する機会が何度もありました。それと同時に支えていただいているからこそ今の私があると改めて感じることが出来ました。これからの4年間、このことを常に心に留め、またその恩に対する感謝を忘れず、サッカーと向き合っていきたいと思います。そしてまだまだ未熟な私ですが少しでもチームの力になれるよう努力し、チームやお世話になった方々に何かしらの形として恩返しが出来るよう精進して参ります。

次は常に明るく働き者ですが天然、不思議ちゃんな一面もあり突っ込まれがちな同期、長野真理加にバトンを託します。拙い文章ではありましたが、最後まで御覧いただきありがとうございました。今後とも御声援の程宜しくお願い致します。

 

 

『慶應でサッカーをする理由』(1年大橋桜子)

2021.07.15

ホームページを御覧の皆様、初めまして。正確なパスで相手を翻弄し、持ち前の体力でチームを支える一方、人懐っこい一面もある1年岩瀬絢弥からバトンを受け継ぎました、商学部1年の大橋桜子と申します。今回は私にとって初めてのリレー日記ということで、これまでのサッカー人生について綴らせていただきます。

私は兄の影響でサッカーを始め、小学2年生の時に兄と同じチームに所属し5年間プレーをしました。小学生の頃は常に兄を意識して、負けたくない一心でサッカーをしていました。シュートを決めた時と試合に勝った時の喜びは小さい頃の私にとって格別なもので、歳を重ねるごとにサッカーが上手くなりたいと強く感じるようになりました。

その後、中学1年から高校3年まではINAC東京レオンチーナ(旧INAC多摩川レオネッサ)という女子チームで6年間プレーしました。中学3年生の時には関東大会で3位になり、自分自身初めて全国大会に出場することができました。高校1年生の時には、チームから選出され、INAC神戸レオンチーナの選手と共に韓国遠征を経験しました。INAC神戸とのレベル差だけでなく、韓国一位のチームとの試合では初めて世界とのレベル差を体感し、改めて自分の弱さを再認識できた機会となりました。

INACでの6年間は本当に様々な事を経験しました。監督やコーチの厳しいご指導のもと、チームが一つになることの大切さを学び、プレーの面でも人としても成長できた6年間でした。個人としてもチームとしても悔しい思いをすることが多かった分、チーム全体で勝ち取った勝利は今でも忘れません。監督やコーチ、仲間と共に過ごせたことは自分の中でかけがえのない時間になりました。

私は幼稚舎出身にも拘らず、今まで黄色のユニフォームに袖を通してプレーしたことが一度もありませんでした。一度慶應の黄色のユニフォームを着て活動して結果を出したい、という思いでソッカー部に入部しました。私にとって初めて黄色のユニフォームを見たのは小学生の頃、父と観に行った男子の大学サッカーリーグでした。丁度その試合は今年度から女子部の監督に就任された黄大城監督が大学4年生だった時のリーグ戦で、応援団と共に観客席で応援をしたのを覚えています。そして現在、黄大城監督の下、黄色のユニフォームを着てプレーできることにご縁を感じると共に感謝をしております。

ソッカー部の一員になってから早くも4カ月が経ちました。

毎日とてもいい環境で練習が出来ているのは当たり前のことではなく、支えてくださる様々な方々の支援によって出来ているという事を常に意識し、感謝の気持ちを忘れずに行動していきたいと思います。一日一日の練習を大事にし、個人としての成長をチームの勝利の貢献できるよう、日々努力し、チームの目標であるインカレ出場に向けて全力で取り組んでいきたいと思います。

次は高さと1対1の粘り強さで相手に立ち向かい、ピッチ外では優しく、マイペースな同期の大井沙羅にバトンを託します。拙い文章でしたが、最後まで御覧いただきありがとうございました。今後とも温かい御声援の程、宜しくお願い致します。

 

 

『私とサッカー』(1年岩瀬絢弥)

2021.06.30

ホームページを御覧の皆様、初めまして。 体を張った鉄壁のようなディフェンスと的確なコーチングでチームを引っ張り、持ち前の明るさで後輩みんなから慕われている4年主将中井里衣子からバトンを受け継ぎました、商学部1年の岩瀬絢弥と申します。今回は初めてのリレー日記ということで、これまでの私自身のことについて書かせていただきます。

私は3歳の時にサッカーと出会いました。当時よく遊んでいた近所の男の子からサッカークラブに誘われたことがきっかけです。小学生になると地元の女子チームに所属しました。活動が週末のみだった為、平日は放課後にクラスの男の子達とボールを蹴って遊んでいました。高学年になるとサッカースクールにも通い始め、技術面などを本格的に学び、日に日にサッカーが楽しくなっていきました。6年生ではキャプテンを務めチームで史上初の県大会優勝、関東大会準優勝を成し遂げることが出来ました。

中学1年から高校3年まではちふれASエルフェン埼玉マリ(以下マリと略す)に所属しました。マリでの6年間を通じて私は、サッカーの本当の「楽しさ」に気付くことが出来ました。楽しかったことや嬉しかったことばかりではなく、むしろ苦しかったことや上手くいかなかったことの方が多くありました。それでもここまで頑張ることが出来たのはサッカーの厳しさ、難しさの中に「楽しさ」があったからだと思います。みんなが必死にボールを追いかける中で、一回綺麗に相手の逆をつく。 一本イメージ通りのパスを通す。その瞬間が楽しくて、もっと上手くなりたいという思いが強くなりました。マリは全員がサッカーに対して素直で純粋で、言いたいことが言い合えるチームでした。そんな恵まれた環境の下全力でサッカーに打ち込むことが出来、人間としても大きく成長することが出来ました。特に高校3年生の時には副キャプテン、そして夏からはゲームキャプテンを務めました。どのようにチームを引っ張っていくべきか悩んだ時期もありましたが、信頼出来る仲間、コーチ、監督に支えられ、最後までやり切ることが出来ました。

「サッカーは上手いか下手かではなく好きか嫌いかだ」

これはマリの監督から言われた言葉で私はこの言葉が大好きです。私は背も高くなければスピードがあるわけでもありません。しかしサッカーが好きという気持ちは誰にも負けません。改めてこの言葉を胸に刻み、TEAM2021のビジョンである「人の心を動かす」ことを体現していこうと思います。

ソッカー部の一員になってから早くも3ヶ月が経過しました。今までの、朝早く学校へ行き自習をして、授業を1日受け、電車でも勉強をしながら練習へ向かう多忙な高校生活が懐かしく感じられます。初めての寮生活にも慣れ、優しい先輩方や個性豊かな同期に囲まれ、恵まれた環境の下楽しくサッカーが出来ています。この環境を当たり前だと思わず、感謝の気持ちを忘れずにこれからも全力で取り組んでいこうと思います。まだまだ未熟で上手くいかないこともたくさんありますが、「サッカーが好き」という気持ちを誰よりも強く持ってチームの勝利に貢献出来るように日々努力して参ります。

次はパワーとスピードでサイドを圧倒し、豪快なシュートでゴールを脅かすその姿とは想像も付かない乙女な一面をたまに見せる同期の大橋桜子にバトンを託します。拙い文章ではありましたが、最後まで御覧いただきありがとうございました。今後とも御声援の程宜しくお願い致します。

 

『万里一空』(4年中井里衣子)

2021.06.15

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。今年度主将を務めている4年中井里衣子と申します。

愛の溢れるリレー日記で昨シーズンを締めてくれた足立智佳からバトンを受け継ぎ、今シーズントップバッターを務めさせていただくことになりました。先輩とは思えないほどフランクに接してくださり、くだらないことで一緒に笑ったり、調子の悪い時には寄り添って励ましの言葉をかけてくれたりと、智佳さんにはたくさんお世話になりました。本当にありがとう。

時が流れるのは早いもので、あっという間に最終学年になりました。⻩色いユニフォームを身に纏えるのも、みんなと本気でサッカーに向き合うのも、あと数ヶ月しかないと考えると色々な感情が込み上げてきます。主将としてこのチームの為に出来ることは何か、下級生に残せるものは何かを常に考え、残りの期間を全身全霊で行動していきます。

前置きが⻑くなってしまいましたが、今回のリレー日記では今湧き起こる自分自身の強い想いについて書かせていただきます。日頃から応援してくださっている方はご存知かもしれないですが、今シーズン私たちはインカレ出場という目標を掲げました。ピッチでチームを牽引し続けた4年生が卒業され、メンバー構成も大きく変化し、正直シーズンが始まる前は不安や焦りを抱いていた選手も多くいたと思います。それでも、昨年成し遂げられなかった目標にもう一度挑戦したいと部員全員の想いが一致し、どんなに険しい道でも全員で乗り越えて行こうと昨年と同じ目標を掲げてスタートを切りました。 シーズンが始まってから約4ヶ月、今こうして目標に向かって走り出すことができているのは「今年こそ女子部も結果を残してほしい」と近くで応援してくれている KEIO family がいるからだと強く感じています。

私達に足りない基礎の部分から、映像を分析しての細かい指導まで、一から私たちに向き合ってくださっているスタッフ陣。「私たちならできる!」そう信じて一歩を踏み出すことができたのは間違いなくスタッフのサポートがあってこそだと思います。

さらに、夜遅い時間帯に練習を行っていた女子部に対して、日中の試合に向けて身体を慣らしたほうが良いのではないかと時間もグラウンドも調整してくれた男子部。人数の関係で練習が 回らない時には手伝ってくれたり、男子部の練習に参加し高いレベルでプレーさせてもらったりと、男子部には感謝の気持ちでいっぱいです。サポートを受けてばかりではなく、サポートができる組織になれるよう女子部全体として成⻑していきたいです。

そしてどんな時でも不自由なくサッカーに打ち込めるように、日頃から影でサポートしてくださっているOB・OG の皆様。今年から幹部として運営に関わるようになったからこそ、皆様のお力添えにより活動ができているのだとこれまで以上に実感しています。

これらはほんの一部であり、感謝してもしきれないほど、恵まれた環境で現在サッカーに打ち込むことができています。

そんな私たちは今シーズン、「新たな女子部」へと生まれ変わるきっかけを与えてもらったのではないかと感じています。

一昨年、昨年と偉大なる先輩方がいても果たせなかったインカレ出場という目標に今年のチームで挑むということは、これまで以上に覚悟と最後までやり抜く力が必要です。人数が少なくても、他校に比べて個々のスキルが劣っていても、近年結果を残せていなくても、そんなものは言い訳にしたくありません。自分たちは自分たちらしく、がむしゃらに泥臭く最後の最後ま で粘り強く戦い続けられるか。これが今の女子部が追求するべきことであり、これまでの女子 部に足りなかった部分だと感じています。 メンバーもスタッフも環境も大きく変わった今シーズンだからこそ、新たな女子部に生まれ変われるチャンスだと私は強く思っています。周りからは「中心メンバーが抜け、これまで以上に慶應は弱いのではないか」そう思われているかもしれませんが、我が義塾小泉信三先生の「練習ハ不可能ヲ可能ニス」という言葉の通り、自分たちの可能性を信じて練習に励み、不可能も可能に変えることができるんだ!と私たちソッカー部女子が証明したいと思います。

そして努力を積み重ねた先に広がる、澄み渡った美しい空をソッカー部のみんなで笑いながら見上げたい!!そのような想いで「万里一空」この言葉をリレー日記のタイトルにしました。

最後になりますが、関東大学女子サッカー1 部リーグが5月30日に開幕し、これから11月まで22試合を戦い抜きます。全ての試合が終了し今シーズンを振り返った時に、部員全員が「このチームでよかった」と心の底から思えるようなチームを作り上げていきたいと考えていますし、どのような状況下でも笑顔を絶やさずチャレンジし続けるチームでありたいと思います。

皆さんの応援を力に変え、パワーアップし生まれ変わった慶應義塾ソッカー部女子をお見せ出来るよう、部員一同精進して参ります。

次は小さい体ながらも抜群のキックセンスと持ち前のガッツ溢れるプレーで、チームを引っ張る1年生の岩瀬絢弥にバトンを託します。⻑く拙い文章でしたが、最後までご覧いただきありがとうございました。今後とも温かい応援のほど宜しくお願い致します。

 

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『愛を込めて』(4年足立智佳)

2021.01.28

IMG_0657今回リレー日記を担当させていただきます、今シーズン主将を努めました、環境情報学部4年の足立智佳です。

チームを、学年を、そして私自身を、ずっと支え続けてくれた主務の清水菜緒からTEAM2020最後のバトンを引き継ぎました。菜緒とはこの一年、沢山話をしました。一緒にチームのことを考え続けました。愚痴も弱音も沢山言い合いました。それでも必ず最後は笑いに変えて、前向きに進んできました。それができたのはきっと菜緒だったからで、何度も何度も救われていました。菜緒には沢山の感謝を伝えたいです。多くの苦労を共に乗り越えてきたまさに戦友。ありがとうの言葉では足りないけれど、本当にありがとう。

ついにソッカー部での生活と自身のサッカー人生を終えた今、思うこと感じていることは沢山ありますが、きっとこの感情はうまく言葉にはできないだろうと思います。それでも精一杯の感謝の思いとみんなへの愛を込めて、最後のリレー日記を書いていきます。

 

1月9日に行われた早慶戦をもって、TEAM2020は幕を閉じました。

2020年は未曽有の年となり、本当に本当に大変な一年でした。

世の中が大きく変わりました。私たちの生活の在り方も変わりました。

サッカーができることは決して当たり前のことではなくなりました。

長い自粛期間が明けても今まで通りになんてことはなく、試合も沢山なくなったし、見てもらいたい人に試合に来てもらうこともできませんでした。

そんな悔しくて苦しい状況ではあったけど、だからこそ、みんなと過ごせる日々はとても楽しかったしとても幸せだったように思います。

最後までみんなと目標に向かって闘ってこれたことに、心から感謝しています。

チームとしては今年一年、掲げた目標は果たせず何一つ成し遂げることができませんでした。今シーズン、みんなの涙を沢山見てきました。その度にただただ申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

試合に負けても、目標が断たれていっても、オフの日もチームのことを考える。そしてまたすぐに練習は始まり、すぐに週末の試合がくる。ちょっと時間止まってくれないかな、なんて思っても、すぐに次の日は来てまた頑張らなくてはいけない。いつしか毎日頑張ることが義務になっていました。それが一番苦しかったような気がします。

でも、どんな時も前向きに闘い続けてくれたみんなには本当に救われていました。ミーティング一つにしても、みんなが真剣に考え意見を伝えてくれていました。普段の中でもみんなからプレーの話をしてきてくれたり、一緒にチームのことを話してくれたりしていました。

そんな何気無い一つひとつのみんなの姿に支えられ背中を押されていました。

みんなと過ごす時間は嘘偽りなく、心から楽しかったと言えるし本当に幸せな時間でした。私は自分が思っていた以上にみんなと過ごす時間が好きだったようです。早慶戦の最後の1日なんてこれが最後だと思うと、朝からずっと気を抜けば涙が溢れてしまいそうでした。

この一年、辛いことの方が圧倒的に多かったはずなのに、全てが終わった今振り返ってみると、やっぱり楽しかったなと思います。みんなの泣く姿も沢山見てきたはずなのに、思い浮かぶのは沢山の笑顔です。今は本当にみんなに感謝の思いしかありません。

 

私はこの場所で多くの人に出会い多くの経験をし、

色々な人の考え方や価値観があることを知りました。

その中で自分が本当に大事にしたいことを見つけることができました。

様々な経験を通して、様々な人の苦労を知ることができました。

苦労を知れば感謝することができるようになりました。

自分がどれだけの人に支えられ、今ここに立っているのか気づくことができました。

そしてもがきながら挑み続けた中で、サッカーがどんなスポーツであるのか気づくことができました。

 

サッカーは、一人ひとりが互いの為にプレーしなければならないスポーツであるということ。信頼と助け合いが勝利を手繰り寄せるということ。

私はずっとチームの為にという思いでプレーしてきたつもりでしたが、少し足りなかったようです。本当の意味で、共に闘う仲間を、隣に立つ味方を助けることはできていなかったのだと思います。

プレーの調子に一喜一憂し自分のことばかり考えていたことはなかったか、仲間を助ける一声を出せていたか、苦しい時にもう一歩踏み出せていたか、出し惜しみせず常にハードワークできていたか。

この部は人数が少なく、必然的に全員の力で闘わなければなりません。

個の力で勝てる選手が揃っているわけでもありません。

サッカーの上手さも経験も全て関係なく、全員が一つにならなければいけません。

だから本当の意味で互いの為にプレーすること、信頼と助け合いで勝利を手繰り寄せることが、どこのチームよりも必要なのだと思います。

きっとそれが「想力」であり、今シーズン私たちがあと少し体現しきれなかったものなのだと思います。

後輩たちには、来年度以降も心の中に想力を持ち続けていてほしいと思います。それがきっと、慶應らしさであると私は信じているので。

私はこのチームを愛することができていたでしょうか。

答えは、「できていた。」です。

私はTEAM2020が、みんなのことが大好きで、とても大切な存在でした。

みんなはこのチームを愛してくれていたでしょうか。

みんなにとってこのチームはどんな場所になっていたでしょうか。

みんなにとって大切な場所で、強く心に残るチームになってくれていたなら、4年生は少し報われると思います。このチームの為に掛けてきた時間も努力も無駄ではなかったかなと思えます。

今シーズン、何一つ結果を残せなかったこと。

私たちの為に多くを注いでくださった、どこのチームよりも熱く温かいスタッフに恩返しができなかったこと。

これらには大きな悔いが残りますが、現実の厳しさも自身の力不足も全てを受け止め受け入れて、今後の人生を力強く歩んでいきたいと思います。

ここで過ごした4年間は、私の人生に多くの色をもたらしてくれました。

言葉ではうまく表せない色んな感情を味わいました。

出会えてよかったと心から思える人たちに出会うことができました。

私を支えてくれた人たち、本当にありがとうございました。

もしも、サッカー辞めようかななんて考えていた高校生の自分に会うことができるとしたら、今の気持ちを、溢れる感謝の思いを精一杯伝え、慶應に進みソッカー部に入るよう強く背中を押してあげようと思います。

 

最後になりましたが、ソッカー部女子を応援し支え続けてくださった皆様、本当にありがとうございました。多くの方のご尽力により、厳しい社会情勢でありながらも、私たちは活動を続けることができました。心から感謝申し上げます。

 

それでは、このリレー日記をもってTEAM2020の締め括りとさせていただきます。

そして愛を込めて、TEAM2021のみんなにバトンを渡します。

みんなのことを心から応援しています。

 

最後までご精読いただきありがとうございました。

これからもソッカー部女子への変わらぬご支援ご声援の程、よろしくお願い致します。

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「頑張る理由」(4年清水菜緒)

2021.01.14

IMG_0661ホームページをご覧の皆様、新年明けましておめでとうございます。

昨年は、新型コロナウイルスにより思いもよらぬ一年間となりましたが、関係者皆様のご尽力により、日々の練習やリーグ戦、そして1月9日に開催されました早慶女子サッカー定期戦など、思い切りサッカーに打ち込むことが出来ました。

また、無観客試合ではありましたが、いつも温かいご声援をくださり誠にありがとうございました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

本年も変わらぬご支援、ご指導の程宜しくお願い致します。

今回リレー日記を担当させていただきます、環境情報学部4年、今年度主務を務めました清水菜緒と申します。

一年生の頃には見せなかった変なキャラでチームみんなから愛されている4年副将小川愛からバトンを引き継ぎました。彼女は、最後の1年間は怪我で苦しみましたが、復帰後はチームの中心としてゲームメイクする姿を見て、彼女の存在の大きさに改めて気が付きました。これからは愛のファンとして応援させてください!

さて、ついに最後のリレー日記が回って参りました。先日、早慶戦と引退というビックイベントを同時に迎えたことにより、様々な感情が入り混ざり自分でもなにがなんだか分からない状況です。そのため、まとまりのない文章になってしまいましたが、多くの人に感謝を伝えると共に、「こんな代だったんだ、こんな人がいたんだ」とこの場に残すためにソッカー部生活を通じて考えたこと、感じたことを思いのままに書かせていただきます。

最後までお付き合いいただけますと幸いです。

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まさに今シーズンは、想像を超える出来事の連続でした。

その理由の一つ目は、世界中に猛威を振るった、新型コロナウイルスという目に見えない恐ろしい敵が現れたこと。

気持ちを新たにして迎えたTEAM2020シーズンインから間もない時に、チームは活動出来なくなりました。自粛期間中のみんなとサッカーが出来ない日々は、焦りと不安が募り、このままシーズンが終わってしまうのではないかと思うほど、前を向けない苦しい時間が続きました。

 

二つ目は、チームを苦しめた、届きそうで届かない「勝利」という結果。

今シーズンは「インカレ出場」と「早慶定期戦初勝利」を目標に掲げ、スタートを切りました。振り返ると、インカレ出場どころか、公式戦で一勝も出来ず辛く苦しい時間が長く続きました。先日行われた早慶戦でも確実に早稲田大学との差を縮めたと実感出来ましたが、勝利とはいきませんでした。

「ここまで負け続けることって、本当にあるんだ。」と同期がとある試合後に口にした言葉でハッとさせられました。また、試合後に後輩たちが涙を流している姿を見て、自分自身の不甲斐なさを強く感じたことを覚えています。

三つ目は自分自身の怪我との戦いと主務としての重圧。

いつかの学年ミーティングで、「主務のなおが試合に出るからこそ、見ている人に大きな影響を与えられる」と、同期が言ってくれました。しかし、今シーズンを振り返ると完治しない怪我と実力不足により、練習試合を含めた試合の出場時間はチームの中で一番短いかもしれません。あまりの辛さに怪我を理由にして逃げ出したくなることもありました。

また、主務というチームの責任者としても力不足を感じる毎日でした。

特に今シーズンは、何をするにも「コロナ対策」という言葉が纏わりついてきて、「例年通りの運営」は通用しませんでした。何が正解かわからない日々の中で、サッカーに全く集中出来ず、大きな問題が起きることなく無事に一日を乗り切ることだけを考えていた日もありました。

…というように一つ一つを振り返るとサッカーが出来る幸せを感じつつも、辛い時間が多いシーズンでした。

そして、何かがあるたびに「あれ、私のサッカー人生最後の一年、こんなはずじゃなかったのにな。」という思いが頭の中をグルグルとしていました。

 

しかし、今シーズンの想像を超えた出来事はこのように辛いことばかりではありません。

先が見えなくなっても、自分自身の無力さに落胆しても、頑張る理由をくれた多くの人たちが私にはいたということを知ることが出来ました。

 

辛い時でも「頑張ろう」と前を向くチームのみんながいて、

勝てない試合が続いても、チームの勝利の為にと忙しい中多くの時間と労力を掛けてくださったスタッフ陣がいて、

全部怪我のせいにして逃げたくなった時に「後悔しないようにやり切ろう」「4年生みんなでピッチに立とう」と背中を叩いてくれた同期がいて、

上級生としての姿を、背中で、言葉で伝えてきてくれた先輩方がいて、

強くなろうと自分自身に向き合い続けた頼もしい後輩たちがいて、

どんなに愚痴をこぼした時も、自信をなくした時も、私の全てを肯定してくれた親友たちがいて、

落ち込み、疲弊し切って帰宅した時も、ただただ私を支え続けてくれた家族がいました。

 

私は元から、強くて、器用で、あらゆることに気が付けるような人間ではありません。こんな私が、ソッカー部で4年間を過ごせたこと、主務という大役を務めさせてもらえたことの裏側には、多くの人の存在があったからだと振り返りながら強く感じました。

また、そんな多くの支えのもと過ごした大学4年間で、入学前には想像もしなかった経験や学びを沢山得ることが出来ました。

いろんな壁にぶつかったからこそ生まれた、言葉ではうまく表せない感情、他では絶対に経験出来ないことがこのソッカー部での4年間にはたくさん詰まっています。こんなにも素晴らしい経験が出来たのは、辛くて、大変なことがあっても、多くの人が私に頑張る理由をくれたからです。関わった全ての方に心から感謝しています。

 

最後に、先日行われました早慶女子サッカー定期戦についても書かせていただきます。

今シーズンの早慶戦は男子部との共同開催が難しい状況になり、さらには新型コロナウイルスにより直前になって開催が危ぶまれ、何度も「中止」の文字が頭の中をよぎりました。

しかし、大学関係者の皆様をはじめとした多くの方のご尽力により今年度も早慶戦を開催することが出来ました。

「慶應関係者が多く見るこのホームページにこんなことを書くなんてけしからん!」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、あえて書かせてください。

私は、早稲田という存在が慶應を、私自身を強くしてくれたと感じています。リーグ戦が終わってからの約一ヶ月間は、早稲田に勝つためだけに練習してきました。

開催が難しい状況でも早稲田の運営陣が一緒に大会運営を頑張ってくれたからこそ、大変な毎日も乗り越えることが出来ました。また、40人以上集まった早慶の有志メンバーによってオリジナリティあふれる女子部早慶戦を作り出すことが出来ました。

慶應と早稲田の学生しか経験できない、早慶戦という夢舞台。

この良き伝統が、何年、何十年と続いていけるよう、心から願っています。

 

拙い文章ではありましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

今後共、ソッカー部女子へのご支援ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。

次は、今シーズン主将を務めた足立智佳にバトンを繋ぎます。

おそらく、「zoomを繋いでいた時間長いランキング」があるとしたら、間違いなく彼女が一位になるでしょう。長い時間を共にし、主将として、同期として、常に頼もしく私を支えてくれていました。感謝してもしきれません。

チームのために多くを捧げてきた彼女は何を語るのか、皆さんご期待ください。

私も楽しみにしています。

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『サッカーは人生の縮図』(4年小川愛)

2021.01.06

IMG_0654ホームページをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。

昨年はコロナ禍にも関わらずソッカー部女子へ多大なるご支援、ご声援をいただき誠にありがとうございました。本年も変わらぬご指導の程、どうぞ宜しくお願い致します。

 

部室に入るなり「愛さんおはよう。明日のテストやばい!」と近況を逐一報告をしてくれるお喋り好きな後輩、藤田椰也子からバトンを引き継ぎました、総合政策学部4年副将の小川愛と申します。怪我で長いリハビリ生活を余儀なくされても辛い顔をせず、復帰に向け頑張っている椰也子からはいつも沢山の元気をもらっています。

 

さて今回が最後のリレー日記になるということで、今の想いを素直に書きたいと思います。

 

正直なことを言うと、高校3年生の時の私は、それまでの中高6年間、親元を離れ寮生活をしながら仲間と共に日本一を目指してやりきったという達成感から、大学でのサッカーに対してあまり前向きな意味を見出せずにいました。でも、そんな時に目にしたソッカー部のパンフレットの「慶應は誰かの為に闘った時、真の裁量を発揮できる」という言葉に強く惹かれ、入部を決意しました。

 

前回のリレー日記で書かせていただいたように「誰かの為に闘うこと」が私の一番の原動力です。それはこの先も変わることはありません。ソッカー部でのこの4年間も、チームのメンバーをはじめ、支えてくださる方々のおかげで私はサッカーを続けてくることが出来ました。

 

そして、卒業間近になった今、「誰かの為に闘うこと」に加えて強く思うことがあります。それは、みんなとやるサッカーが大好きで楽しいということです。

今シーズン、予想もできなかったコロナ禍で、練習出来ない時期が続き、何もかもが思った通りではありませんでした。そのうえ、やっとリーグ戦が始まるという時に怪我をしてしまい、全くと言っていいほど試合に出ることが出来ませんでした。副将としてプレーでチームに貢献することも出来ず、支えてくださる方々に結果で恩返しすることも叶わず、苦しく情けない一年でした。でも、そんな中で再確認できたこと、それはサッカーがとてつもなく大好きで楽しいということでした。自粛期間があけ、仲間とボールが蹴れただけで感謝の気持ちでいっぱいになりました。結果が出せず、サッカーを楽しめない時期もありましたが、どんなに苦しくても悔しくてもみんなと出来るサッカーが好きだという気持ちが溢れました。試合の流れの中でも、押し込まれて耐える苦しい時間があるし、どんなに攻めても負けることもあります。今シーズン、私たちはまだ一勝も出来ていません。けれど、苦しいからこそサッカーは楽しいのだと思っています。弱い未熟な自分を認め、今を乗り越えていこうとすることこそが楽しいのだと実感しています。

 

サッカーは人生の縮図です。思い通りにいかないことが多いけれど、まだまだ成長したい、上手くなりたい、強くなりたい、仲間と喜び合いたい、もっともっと楽しみたい。だから、卒業後もサッカーを続けます。もちろん結果には拘りますが、サッカーが心から好きだという気持ちを大切にしていきたいと思っています。

 

ソッカー部での4年間は、多くの尊敬できる方との出逢いによって自分の考え方に変化が生まれたり、物の見方が大きく広がったり、色々なことを考えるきっかけをいただいた貴重な時間でした。環境の変化に戸惑ったり、大事なことを見失ったり、時には目標に向かって頑張れないこともありましたが、常にそれぞれが自分自身やチームと真剣に向き合い、目標に向かいチャレンジしている仲間に刺激や影響を受け、励まされました。サッカー部ではなくてミーティング部なのではと思うぐらい夜遅くまでチーム、学年、個人について話し合いをしたり、学連で他大学の学生と大会運営の為に準備したりとソッカー部での練習や試合以外にも多くの時間を費やし、苦しい思いもしたことで成長できたのではないかと感謝しています。

伊藤監督、ケビン、たかさん、まゆささん、私たちの為に多くの時間を費やし、ご指導くださりありがとうございました。OG、地域の方々、保護者の皆様、どんな時にも支えていただきありがとうございました。

 

ソッカー部で、この人の為に頑張りたいと思える方々に出会えたことが本当に幸せでした。これから、「立ちはだかる壁を楽しむ心」で自分自身に挑戦します。そして「誰かの為に闘うこと」で恩返ししていく覚悟です。

 

最後に、大好きなチームのみんなへ。

沢山の迷惑をかけたけれど、想いを伝えるのが下手な私を支え一緒にサッカーしてくれて本当にありがとう。早慶戦絶対に勝とう!

 

シーズンインからここまで思うような結果を残すことが出来ていませんが、ありがたいことにまだTEAM2020で闘える早慶戦が残っています。日頃から私たちを応援し、支えてくださる多くの方々の為にも全員で想力を体現し、早稲田に勝って今シーズンを最高の笑顔で締めくくりたいと思います。

拙い文章ではありましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

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『原動力』(3年藤田椰也子)

2020.12.20

IMG_9930リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。
マイペースで女子部の癒しキャラ、ピッチ内では慶應のゴールゲッターとして数々のゴールをしてきた4年山本華乃よりバトンを受け継ぎました、経済学部3年副務の藤田椰也子です。
今回は、私の同期の2人を紹介したいと思います。

背番号24、髙月彩香。
彩香の優しさとキラキラした笑顔に引き寄せられ、彩香の周りはいつも明るいです。学年で話すときは、私やりえこにはない客観的な視点で物事を見ているので、いつも話をまとめてくれて助かっています。
彼女を語る上で欠かせないのが、食べ物に対しての貪欲な姿勢。食べ物を見つけたときの嬉しそうな様子、美味しいものを幸せそうに食べる姿を見るのが大好きです。
そんな誰からも愛される彩香ですが、今年は関東学連の幹事長として、大学リーグやインカレを運営してくれています。効率的に仕事をこなす上に計画的で、締め切りに追われる姿を一度も見たことがありません。また、短い期間での集中した受験勉強で慶應に合格するなど、賢さも持ち合わせています。
ピッチ内では繊細なボールタッチから繰り出されるドリブルで、慶應の攻撃の要です。

背番号32、中井里衣子。
里衣子の特徴は、何といってもコミュニケーション力!気配りが出来て話しやすいので、先輩・後輩、みんなから愛されています。サッカー経歴からも、友達が多く、練習試合をすれば対戦チームに100%の確率で里衣子の友達がいるでしょう。顔の広さにはいつも驚かされます。そんな里衣子の行動力はピカイチで、新入生勧誘や、SNSの動画を作ってくれたり、様々なアイディアを出してくれたり、とピッチ内外でチームを支えてくれています。
試合ではフリーキックのキッカーとして、たくさんのチャンスを作り出してきました。また、里衣子の声に励まされている人はたくさんいると思います。

以上、2名の同期と3人で活動しています。
辛いことがあったときは一緒に泣いてくれたり、励ましてくれたり、この一年間だけでもたくさん助けられてきました。
副務として活動した2020年、幹部として、上級生としてチームに向き合う中で、今まで感じたことのない想いをする経験がたくさんありました。様々な想いが自分の糧となり、今の自分を作っていると思います。
そんな私から見るTEAM2020の強みは“全員が自分らしく頑張れるチーム”です。目標に向かって努力し続けて、チームのことを一生懸命考える、“想力”を持ったチームだと思います。
現在私たちは、今シーズンラストの試合である1月9日(土)の早慶定期戦に向け、準備をしています。それぞれの立場で奮闘する全員の想いを一つにして、絶対に勝ちます。

最後になりましたが、10月に自身4度目となる前十字靭帯損傷という大怪我をしました。
ここまで怪我をしても、どうしてサッカーを続けるのか。強いアスリートが言うようなかっこいい理由は語れません。ただ、慶應の仲間と一緒に、みんなでサッカーがしたい。普段はたわいもない会話で爆笑して、ふざけているけど、練習や試合になるとバチバチやりあって、勝利に向かって真剣に闘う、、、こうやって皆で本気でするサッカーが大好きです。今でも練習や試合をしている皆を見て、サッカーが出来ない自分の現状が不甲斐なくて、悔しくてたまらなくなるときがあります。ですが、その思いをパワーに変えて、復帰に向けて取り組んでいこうと思います。また、何度怪我をしてもサッカーを続けられる環境があって、復帰を待っていると言ってくれる人がいて、自分は恵まれているなと改めて感じております。この環境に感謝して、前向きにリハビリに取り組んで参ります。
最後までご精読いただき、ありがとうございました。

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『同期』(4年山本華乃)

2020.12.01

IMG_0662ホームページをご覧の皆様こんにちは。
ピッチでは誰よりも熱くボールを追いかけ、サイドを駆け上がる一方、4年間ニコニコの笑顔でボールを私に当て続けてきた4年佐藤幸恵からバトンを引き継ぎました、理工学部4年山本華乃です。ボールを当てられるだけでなく、意味もなくズボンを下げられたり、水を掛けられたりもしてきましたが、このやり取りがあと1か月半程で終わると思うと、寂しい気持ちになります。とても不思議です。(笑)

リレー日記も4回目というのに、まとまりのない文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただけると幸いです。

この部に入部し、サッカーをしてきた中で沢山の失敗をしてきました。
入部直後の4月、関東リーグ開幕戦、スコアが1-1の拮抗した場面で後半の途中から出場した私のファーストプレーはGKとの1対1でした。見事に外し、チームもそのまま1-1の引き分けで終わりました。初めての公式戦が、悔しくて、申し訳ない気持ちでいっぱいの試合になったことを鮮明に覚えています。
他の試合でも、GKとの1対1は外したし、簡単なシュートを、GKの正面に打ってしまいました。サッカーをやっていれば失敗なんて付きものだと分かっていても、「あのとき決めていればな」と思うことがいっぱいありました。

ただ、これらの失敗は次の試合、また次の試合、またまた次の試合というように、強い気持ちを持って、成功するまで挑戦し続ければいいと思います。それが自分の成長に繋がるし、この部には挑戦して失敗したことに怒る人はいないからです。

しかし私は、この4年間でたった一つ失敗を後悔したことがあります。
それは、退部を考えていた同期に「〇〇とのサッカーが楽しいから、一緒にもっとプレーしたい」と本音を伝えられなかったことです。結局この同期は部を去ってしまいました。
(じゃあ何を伝えたんだと思われると思いますが、体育会に残ることで得られることや、もう少し頑張ろうということばかりを話していました。)

この部活では4年間で数えきれないほどミーティングをします。具体的にどのようなミーティングをするのかというと、学連(大学リーグ、インカレなどの運営をする人)や役職(主将、主務など)決めから、チームをより良くするにはどうするべきかまで様々です。例えば、学連や役職を決めるときは、「どういうチームにしたい」から、「どういう人が最適」で、「あなたはどういう人である」など、一見関係ないような話も本音で沢山話します。時には、ブチ切れたり、号泣したりすることもありましたが、本音で話すことで今に繋がることが多くあったように感じます。

これだけ沢山、学年でミーティング(通称:学年ミート)をしてきましたし、本音でぶつかってきました。
それなのに、何度も行った退部を考えるメンバーに対するミーティングで、一番伝えたかった想いを伝えられませんでした。
彼女に、肝心の「一緒にプレーするのが楽しいから、もっと〇〇とプレーをしたい。だから私の為にもう少し残ってほしい。」という本音が言えなかったのです。
今でもその時の後悔は大きく残っており、心のどこかに引っかかっています。
あの時これを伝えられていれば…。
結果が変わらなくても、もっと何かが違っていた様に思えます。

私はこのような後悔を後輩のみんなにはしてほしくないと思います。何かがあったときや、伝えたいことがあるときは、たわいもない話をしているときでもいいし、学年ミートをしているときでもいいから、自分の想いを本音で伝えてみてほしいです。
同期っていうのは自分が思っているよりずっと心強いし、頼れます。何でも受け止めてくれるし、助けてもくれます。
私は学年が上がるにつれて同期の存在の大きさに気付かされました。もっと早く気付いていればと思う程です。

最後に私は、今回のリレー日記を通して、同期に伝えたいことを伝えようと思います。
このチームが好きだし、私の同期が大好きです。
そしてもっともっと、みんなと笑顔でボールを追いかけたい。
みんなでプレーするサッカーが楽しいし、みんなと一緒なら頑張れます。
この学年は、一人ひとり考えを持っている分、ミーティングは長くなりがち(雑談してしまうこともありますが)だし、何かに対するアプローチの仕方も違います。
でも共通していることは、みんな個人やチームに真剣に向き合える人たちで、心が温かいということです。実際、疑問に思ったことは正面からぶつかっていけるし、困ったことがあったらすぐに手を差し伸べてくれます。
何度助けてもらったか分からないくらい、私は助けてもらいました。ありがとう。

覚えているか分からないけど1年生のときの学年ミートで私たちは「4年生になったら常勝チームを作るんだ」なんて言っていました。蓋を開けてみれば、常勝どころか1勝するのにここまで苦戦を強いられています。実力不足を痛感する日々で辛いことも多いけど、私はこの学年で大きな何かを達成したい、そう思っています。だからこそ、あとちょっと頑張ろうね。ちなみ私は、みんながいるからこそ、まだまだ頑張れそうです!

TEAM2020も終わりに差し掛かってきましたが、私たちのチームはこのままでは終わりません!最後まで全員で闘い抜きますので、今後共、変わらぬご声援を宜しくお願い致します。

拙い文章でしたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

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『エンジョイフットボール』(4年佐藤幸恵)

2020.11.27

IMG_0658ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
早いもので高校から7年間も一緒に月日を過ごしてきました、4年熊谷明奈からバトンを受け継ぎました、総合政策学部4年の佐藤幸恵です。はるとは性格が真反対で、行動、考え方はほとんど違うけど、私の良き理解者として共に切磋琢磨してきました。ミーティングでは意見が分かれることも多い私たちですが、考え方やチームへのアプローチの仕方など彼女から学ぶことも多く、私が人間的に成長出来たのは彼女のお陰だと思っています。本気で相手のことを考え、思いやれる彼女はこのチームにとって必要不可欠な存在です。今まで辞めないでくれてありがとう。笑
だけど、これだけは言わせてください。はるとだけは絶対にシェアハウスは出来ません。これは私たちの常套句です。

さて、日増しに寒さが身にしみるようになり、ついにあの、暑がりで汗っかきの菜緒がベンチコートを着る季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

リレー日記を書いている本日は11月20日、大学リーグ最終戦から2週間が経とうとしています。また、昨日、ようやく関東リーグが開幕しました。最後のリレー日記ということで今の率直な気持ちを書こうと思います。
ミーティングでは、ニュアンスで話してみんなに汲み取ってもらうスタイルだったので、こうして文章にするのは苦手ですが最後までお付き合いいただければと思います。

今年はまさに激動の1年でした。
TEAM2020始動早々、新型コロナウイルスによって3月から5月末までの自粛期間。大会の延期や中止が相次ぎ、大学リーグ開幕まで公式戦が出来たのは皇后杯の1試合のみ。大学最後の年だと意気込んでいた私たち4年生にとって辛い現状でした。それでも、たくさんの方のご尽力のお陰で大学リーグが開幕出来た時にはサッカーが出来る有り難さを身に染みて感じました。

しかし、待っていたのは思っていもいない結末でした。開幕戦から大敗し、なんとか4試合は引き分けたものの終わってみれば1試合も白星を上げることが出来ませんでした。

「こんなはずじゃなかった」と、女子部の誰もが思っていたのではないでしょうか。

リーグ期間中、学年ミーティングを開いては「勝つためには何が必要なのか」を本気になって考えました。崖っぷちの中で私たちはどんな態度・行動をすべきなのか。今すぐに変えられることは何なのか。あんなにチームのことを本気で考えたのは初めてでした。

4年生として、強引にでも引っ張って下級生についてきてもらうのか、それとも下から救い上げるようにチームの総力を上げていくのか。たくさんの時間をかけ話し合った結果、『残りの3週間でこれまでのサッカー人生全てを賭ける』と覚悟を決めました。
怪我で思うようにプレーが出来ない愛と菜緒の分まで、絶対インカレに連れていきたいと思ってました。

しかし結局、最後まで勝利を上げことが出来ませんでした。
今シーズンの結果は4年生の実力不足だったと思います。
スタッフ陣もたくさんの方が関わってくださり、仕事があり忙しい中でも練習に参加し、私たちを勝たせようとたくさんの時間と労力を割いて相手の分析や指導にあたってくださいました。スタッフ陣の皆さんには本当に感謝しています。

幸いにも、私たちのシーズンはまだ終わっていません。
最後の最後まで、勝利を求めて諦めずに闘い抜きたいと思います。

女子部のみんなへ。
サッカーを楽しめていますか?

これまでは、焦りとプレッシャーを感じる中で、日に日に練習中の雰囲気は悪くなり、殺伐とした中でサッカーを楽しんで思いっきりプレーできる選手はいなかったのではないでしょうか。
後輩たちには色々とプレッシャーや責任を負わせてしまったと思います。
初めての大学リーグを緊張とプレッシャーの中で戦い、責任を感じて泣いている1年生、一歩引いた目線から冷静にチーム状況を分析できる2年生、慣れないポジションをこなし上級生という立場・自覚から様々な葛藤を抱えている3年生。

今まではサッカーが楽しいってことを忘れていたかもしれない。だけどTEAM2020でサッカーが出来る残りの1ヶ月ちょっとの時間は、サッカーが大好きで、無我夢中でボールを追いかけていた気持ちを思い出して思いっきりサッカーを楽しもう。私はこのメンバーでサッカーが出来る残り少ない日々を思いっきり楽しみたいと思います。

そして私たち4年生ひとりひとりがチームに残せるものは何か。
これは真剣に考えないといけないなと思います。今シーズン、分かりやすい結果は残せませんでした。だからこそ、私たちがいた証、TEAM2020はこういうチームだったよね、4年生ってこういう学年だったよね、と後輩たちが何か感じ取ってくれるものを少しでも残したいと思っています。

最後に、同期へ。
智佳、キャプテンとしてのその自覚と責任、献身的なプレーにはいつも感心しています。すっごい頼りになるキャプテンだけど、あまり責任を一人で背負いすぎないで、私たちも頼って欲しいな〜なんてこともたまに思います。
愛は女子部の心臓だと勝手に思っていて、愛のサッカーセンスは抜群でいつも魅了されています。大学リーグ開幕前に怪我をして、悩みながらサッカーをしてたと思うけど、それでも無理をして試合に出てくれた時には愛が試合の流れをガラッと変えてくれて、自分も頑張らなきゃと思いました。
菜緒は主務として本当に大変だったと思うけど、そんな様子も見せずに私たちがサッカー出来る環境・準備を陰ながら黙々と取り組んでくれました。本当に感謝しています。ありがとう。菜緒も怪我に苦しんだけど、最後の最後まで頑張ろうね。
一度話を振るといつまで経っても一人でしゃべり続ける孝穂の周りはいつも明るかったです。孝穂に勝てる変顔の持ち主は多分女子部にはいないし、肩が外れても「あ、自分でハメたので大丈夫です〜」とか言っちゃう孝穂だけど、チームのことになると超真剣に考えて、ズバッと言って行動に移せる心の強さはすごいと思います。
いつもヘラヘラしてて、ボールを当てると喜ぶドMな華乃だから何回でもボールを当てたくなります。内に秘めてる責任感や闘争心はすっごく強くて、心の奥底でメラメラと燃えている炎はかなり強いのではないでしょうか。華乃とは考え方が似ていて、共感出来ることばかりで、真面目な話でもふざけた話でも永遠と喋っていられそうです。
はるは冒頭の紹介文で長々と書いたので特にはありません。あ、高校卒業の時にみんなに渡してた手紙、「幸は大学も一緒だからいいよね、今度渡す」って言ったきりまだもらってませんよ。

こうして振り返ってみると改めて、みんなのことが大好きだなあと思うし、大好きなみんなとインカレに行きたかったなあと心の底から思います。でも終わったことばかり引きずってても仕方ないので、前を向いて残る試合全勝する気で毎日の練習に励みたいと思います。

今年はコロナの影響でリーグ戦の試合数が大幅に減ったり、全試合無観客という非常にイレギュラーなシーズンでしたが、ライブ配信やSNSでの試合速報などで私たちのことを気にかけ、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。また、試合で負けて帰っても「お疲れ様」と励まし、「次、次」と私の背中を押し、常に一緒に闘ってくれた家族には感謝の気持ちでいっぱいです。

TEAM2020は最後の最後まで全員で闘います。今後とも暖かいご声援の程、宜しくお願い致します。

長く拙い文章に加え、まとまりがなくかなり散らかしてしまいましたが以上でリレー日記を締めたいと思います。ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

『ソッカー部女子へのすすめ2』(4年熊谷明奈)

2020.11.21

IMG_0666ホームページをご覧の皆さま、こんばんは。
声のデカさ、身体のデカさ、器のデカさの3拍子揃ったみんなの親方、3年中井里衣子からバトンを受け取りました、総合政策学部4年の熊谷明奈と申します。ちなみに彼女は恋バナになると小心者の乙女になります。そんなギャップがまた私は大好きです。

さて、題名を見てお気付きの方はいると思いますが、、このすすめには「1」があります。昨年引退された大好きな先輩、かほさんが入部や受験に迷っている高校生に向けた日記です。(ソッカー部女子へのすすめ
誠に勝手ながら、これに続く第2弾として最後の日記を綴りたいと思います。

私はもともと、半年で部活を辞める気で入部しました。
というのも、サッカーを始めたその日からずっとサッカーの世界しか見てこなかったから、大学では色んな分野を見ながら、自分の進みたい道を見つけよう。
そう決めていたからです。

でも今なおこうしてこの部にいるのは、
結局いちばんは、本気でするサッカーが大好きで楽しいからだと今は思います。
中学から口癖のように「サッカー辞めたい〜」と言ってる割に、ボールを見ると触らずにはいられないし、相手を抜いて点を決める瞬間(練習に限る)や相手の裏をついて縦パスを通す瞬間、相手の攻撃を止めた瞬間はたまらなく楽しいんです。試合中もよく1人でニヤついています。それもやっぱりみんなが本気の環境だからこそ生まれる楽しさだと思います。

そしてもう一つは、
ここでも色んな経験できるじゃん、と気付いたことだと思います。
2年生までは、この組織はあくまでもサッカーだけをする場所で、それ以外の経験はできないと思っていました。マーケティングや地域づくり、教育をしたいのなら、会社などの組織でインターンしたり、学外のイベントに参加することでしか学べないと思っていました。そうやって常に経験や学びを外に外にと目を向けていました。

でもそれって案外この部活で出来るかもしれません。
地域づくりをやりたいなら、このグラウンドがある日吉地域でやってみればいい、なんでもできる。教育に関わりたいなら日吉地域の学校と連絡を取ってみるといい、体育でサッカー指導だったり、課外活動のサポートなど何かチャンスがくるかもしれない。イベントづくりをしたいなら桜フェスタという地域と他部活との共同イベントがあるし、早慶定期戦はもっと規模が大きい。それか新しいイベントを企画してもいいかもしれない。人と場所はある。言語を磨きたい、多国籍の人と関わりたいなら、下田寮の留学生宿舎で暮らしたり、友達を作ればいい。
組織づくりに興味があるなら、勉強しながらこの部活で実際にやってみればいい。ゼロからのスタートじゃないはずだし一番実感を持ってやれる。
手を挙げれば海外に行く機会もこの部にはあるし、広報やデザインだって存分にできる場がある。子供たちに向けたサッカースクールの指導に携わることもできる。

この部活には何もないと思っていたけど、
自分のいる場所、身近に目を向けてみると、意外とあったりするもんです。

それに、やりたいことが部活と接点を持っていると、
部内でも興味を持って一緒に動いてくれる仲間がいるかもしれないし、
それがチームに新しい要素を付け加え、チームづくりへと還元されてるかもしれません。

それでも、
この部活では経験できないであろうイベントなどチャンスが転がってきた時やサッカーとは別の「本気で」打ち込みたい道を見つけた時は、勇気を出してみんなに相談してみたらいい。自分の想いと日頃のチームに対する姿勢があれば、きっとこのチームは背中を押してくれます。

週5〜6で練習と試合があり、それ以外の時間にMTGもある。それを4年間。
こんなにも多くの時間を費やすことは、もちろん犠牲もあるし、周りの友達が色んな経験をする姿を見て、私はずっとこのままでいいのだろうかと不安になることもあります。
それでも、
多くの時間を費やし、選手と向き合い、チームと向き合い、自分と向き合うからこそ、見える景色が年ごとに変わってゆき、自分が少しずつ、確実に変わっていることを実感できます。決して文献やネット、短期プログラムでは得ることができない人間としての幅と深さが身に付くと思います。
本当にオススメです。

引退まで残り2ヶ月を切り、TEAM2020も終わりに近付いてきました。このTEAM2020で最高の瞬間を味わいたい!頑張りましょう。

今後ともソッカー部女子への温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。

 

『最後の最後まで』(3年中井里衣子)

2020.11.04

IMG_9928ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
得意料理は「かぼちゃの煮物!!!」ハロウィン時期になるとかぼちゃスープ、かぼちゃタルトなど、とても美味しいかぼちゃ料理を披露してくれて、こんなに穏やかで心の広い人がいるのか?と驚くほど下級生への面倒見がよく、ついつい頼ってしまう4年内藤孝穂からバトンを受け継ぎました、総合政策学部3年の中井里衣子と申します。半袖で過ごしていた時期も過ぎ、あの暑がり4年清水菜緒さんも長袖の練習着を着る季節となりました。

何を書こうか迷っていましたが、今回のリレー日記は今の想いを書くことにしました。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
私たちは今シーズン “インカレ出場”という目標を立てました。昨年、インカレへ行けなかった悔しさを晴らす為、もう一度あの舞台で試合をする為に全員で決めた目標です。
新型コロナウイルスの影響で活動自粛が続く中でも、4年生やトレーナーが中心となって考えたオンライントレーニングで毎日自分たちを追い込み、楽しいレクリエーションやHudl(試合分析ソフト)を使ったイメージ共有など、直接会えていない日々でも今だから出来ることをやり続けました。そして活動が再開されてから体力を戻すための走り込みも、全員で励まし合い全員で乗り越えてきました。サッカーは出来なかったけれど間違いなくあの期間で私たちのチーム力は強まったと思いますし、何よりこのチームで絶対にインカレへ行くんだと想いが強まりました。準備期間は少なかったけれど「絶対に自分達ならできる!」そう意気込んで開幕した大学リーグも8試合を終えて現在10チーム中9位。先週の東洋大学戦の結果で、私たちのインカレ出場という目標は絶たれました。

目標が達成できなかった今、このチームはどうするのか。残りの試合をどのような気持ちで挑むのか。

以前フェイのリレー日記で、ミスをしてしまってもチャレンジを褒めるチームだと書いていましたが、本当にその通りだと思います。自分達下級生が思いっきりプレーできるような雰囲気や上下関係を全く気にせずコミュニケーションが取れる環境を作っているのは今の4年生がこのチームに対して起こしたアクションの結果だと思いますし、負けてしまった試合後には「次だよ!次!」「前向いて頑張っていこう」と全体に声を掛け、私がミスをした時には「全く気にする必要はないよ」「ナイスだよ」とすれ違う時に声を掛けてくれます。その振る舞いに私たち下級生ももっと頑張ろうと思えるし、このチームの為に、4年生の為にインカレに行きたいと強い想いがありました。
4年生と過ごす毎日は、たわいもない話で盛り上がったり、いじってきたり、いじられたり、、、。だけどピッチでは本気でぶつかり合って、要求しあって、お互いに高め合って、助け合って。今のチームは本当に居心地が最高で、このチームの一員で本当に良かったなと心から思います。

ここで我が義塾の大先輩である嵐の櫻井翔さんの言葉をお借りしたいと思います。
「勝てるか勝てないかじゃない、やるかやらないかだ。」

インカレ出場という目標は達成できませんでしたが、私たちが残りの期間できることは「やる」ということ、自分の想いを体現するということだと思います。
どんなに周りに笑われても、どんなに下に見られてもいい。一緒に前を向いて同じ目標に向かって頑張れる仲間がここにはいる。

4年生とプレーができる試合もあと僅かとなりました。この最高の仲間たちと勝って喜びたいです。笑いたいです。
画面越しで応援してくださっている皆様とも最高の瞬間を分かち合えるよう、残りの試合を全身全霊で闘います。
どうか最後まで温かいご声援を宜しくお願い致します。

拙い文章でしたが最後まで読んでくださりありがとうございました。

『人生へのワクワク』(4年内藤孝穂)

2020.10.26

IMG_0663ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
関東大学リーグ開幕PVに映る彼女の1シーンに心撃ち抜かれた方も多くいるのではないでしょうか。怪我を乗り越え一層逞しくなったフィジカルとともにピッチに君臨し、プレーでも私たちを魅了する2年ブラフフェイからバトンを受け取りました、総合政策学部4年の内藤孝穂と申します。ついこの間まで「日焼け止め〜!」と会話が飛び交っていたと思えば、気付くと長袖を身にまとう選手が多く見受けられる季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

ソッカー部に入部してから4度目、ついに最後のリレー日記となります。「最後のリレー日記だよ」と伝えられた時から、過去の先輩方の文章を拝見し、何をここに書き残していこうかと考えていました。何年経っても、4年内藤孝穂のリレー日記として残り続ける今回では、いつかの誰かのひと押しになればと思い、人生の選択と決断について書かせていただきたいと思います。

人生は選択の連続だ、とシェイクスピアは言います。約16年間のサッカー人生において、いくつもの岐路となる決断をし、そしてついこの間も人生の大きな決断をしました。その人生を振り返ると、両親や指導者など沢山の人に支えられながら、最終的には全て自分の意志で決断を下してきました。中学進学時、通える範囲に女子チームがあった中でサッカーが上手くなりたいと思い男子チームを選んだこと、高校では親元を離れて強豪校に進学したこと、そして、この大学に進学しソッカー部へ入部したこと。いくつかの選択肢がある中で、自分で決断することは、自分に覚悟と人生へのワクワクを与えてくれると感じます。
しかし、シェイクスピアが人生は選択の連続だ、というものの人生の中で選択できないこともあると思います。それは怪我です。ソッカー部での4年間、毎年、手術や怪我を繰り返し、サッカーをしたのは半分にも満たないかもしれません。高校時代、ほぼ怪我なく過ごした私にとって、こんな大学サッカー生活は想像もしていませんでした。しかし、そんな選ぶ余地のない怪我の中でも、決断することはできると気付かされました。悪化の不安と70%の力で今シーズンを乗り切るのか、来シーズンに向けて今すぐにオペをするのか。自分がこの先どういう姿でありたいのかという未来を想像し、自分の意志と覚悟を持って決断することはできる、と私は思います。
それから、そんな度重なる怪我と向き合い、決断をする中で大切だと感じたことは、良い意味で開き直って受け止めること、そして行動に起こすことで、「自分にワクワクすること」です。覚悟やワクワクの伴わない決断は、ただの選択だと私は思います。何故ならば、覚悟やワクワクがないと行動が伴わず、行動が伴わなければ目標は達成できないからです。行動に起こすことが難しいと言われることもありますが、果たしてその決断とその先の未来にあなたはワクワクしていますか?私は、いつも自分の決断にワクワクしています。もちろん辛いことも大変なことも沢山あります。きっとその方が多いです。でも、それがあっての決断や目標の実現だと思えば、より一層この逆境を乗り越えたくなり、さらにワクワクしてきます。(だからチームのみんなに「いつも孝穂は楽しそうだね」と言われるのでしょうか笑)こんな私の決断の心持ちが、誰かの決断のひと押しになれば嬉しいです。
そして、多くの体育会4年生が向き合う将来の大きな決断をする際も、OBの方からいただいた「サッカーの時に感じていた夢中になれる瞬間、どんなに辛くても熱い気持ちを持って打ち込めた心の想いを見つめてみな」という一言が、人生の決断を後押ししてくれました。私にとって「スポーツを通じて誰かの原動力になる」という想いがワクワクの原点です。スポーツは、結果にばかり目が行きがちですが、選手の己に向き合う姿や悲喜交々、その刹那に懸ける想いをも人々に伝えていると思います。だから、スポーツを観た人は、心動かされるのではないでしょうか。この先、競技者としての一線からは離れますが、幸いにもスポーツの第一線と関われる道へと新たに歩み始めます。そんな「スポーツを通じて誰かの原動力になる」想いを深く胸に刻み、さらに多くの人の心へ明日を生きる力を届けていけるよう残りのソッカー部生活、そして将来と精進して参ります。

最後に、夏休み中に読んだあるドイツの新聞記事第一面の見出しを紹介します。
“Sieht klein aus, ist aber groß” 直訳すると“小さく見えるけれど大きい“
新聞記事中では、ドイツ各州のコロナ対策について書かれ、1人ひとりの制約は小さくみえるけれど、それは大きな力になるという意味合いで付けられた見出しです。
TEAM2020は物理的に見れば、人数が少なく小さく見えるかもしれません。しかし、昇格降格、多様なバックグランド、新たな試みで出会った方々、長期休み中での経験など1人ひとりがチームに懸ける想い、サッカーに懸ける想いはどこよりも大きいものがあります。小さく見えるけれど大きな力を秘めているチームです。まずは、このTEAM2020で闘う残りのシーズンを、全員の総力戦で熱く闘い抜きます。

長く拙い文章ではありましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。
今後共、塾ソッカー部女子の応援を宜しくお願い致します。

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『思い込み』(2年ブラフフェイ)

2020.10.12

IMG_9932ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

正確なスルーパスで得点チャンスを作り出し、どんな時も変わらぬ包容力と優しさを持つ、同期の髙橋佳里からバトンを受け取りました。文学部2年のブラフフェイと申します。

今回のリレー日記では、最近私が強く感じていることを書きたいと思います。

拙い文章かとは思いますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

早速ですが、2018年シーズンのチャンピオンズリーグの準決勝、リバプール対バルセロナの試合を覚えている方はいますでしょうか。リバプールは、1stレッグでバルセロナに0-3で破れ、決勝進出のためには2ndレッグで4点リードする必要があったのです。中心選手が不在の中挑んだこの試合は4-0で勝利し、合計スコア4-3でリバプールが決勝進出を決めました。誰もが予想していなかった、ジャイアントキリングが起こった瞬間でした。

 

話が少し変わりますが、私は昔から「思い込み」が激しいです。自分はこういう性格であると決めつけてしまい、自らの可能性を狭くしてしまう。また、自分の勝手な先入観によって相手のことを決めつけてしまうこともあります。プレーが上手く行かないときにはひどく落ち込み、ネガティブな方向にばかり物事を捉えてしまいます。高校時代、練習の帰りにいくら言っても解決しないことばかりを愚痴り、シャーン(双子の妹)によく面倒くさがられていました。(笑)逆に、物事をポジティブに捉え始めたらとことんポジティブになります。(単純なだけかもしれませんね。)

最近はこの短所に気がついて思い込みを極力減らそうと努力していますが、未だに「思い込み」が自分の成長を妨げているということを痛感します。

 

ネガティブな「思い込み」は、自分にあるはずの無限の可能性にフタをしてしまいます。「自分にはできない」と思い込むことは可能性を閉ざすことです。

強い相手に対して、「相手の攻撃に耐えればいつかチャンスが来る」と思い込んでしまうことがあります。しかしこの「耐える」という思い込みこそが、自分たちから攻撃を仕掛けるという姿勢を邪魔しているのです。

 

普段の練習から伊藤監督はよく、「100%以上を出せないのは体を守ろうとしているからだ。だから練習の雰囲気や声出し、励ましで100%に近い状態を自分たちで作り出すことが重要だ。」と私たちに言います。チームの雰囲気によって思い込みをいかにゼロに近い状態に持っていけるかが、本来の力を最大限に引き出すことに繋がると思います。

 

今シーズンの初め、試合がまだない時期に私たちは練習の最後に必ずと言って良いほど走り込んでいました。ミニゲームに負けたチームが罰ゲームとして走るというものでしたが、結局はミニゲームで勝ったチームも走っていました。最後まで走りきるためには全員の力が必要だ。そういうメンタルで走っていればいくらきつくても頑張れる気がしました。

全員が走るというこの姿勢こそがお互いを想い、みんなのために全力を出すということに繋がっていたと思います。

 

リバプールの勝利は、本来の力を最大限に出したに過ぎないのではないかと思います。ジャイアントキリングは、チーム全員が勝てるという自信を持ち、マイナス思考の思い込みが無い状態だから起こるものだと思います。

ソッカー部では、毎日の練習からチャレンジすることが当たり前で、成功しても失敗しても全員がそのチャレンジをほめます。「できない」という思い込みを無くし、前向きに何事もやってみることができる環境です。学年関係なく仲が良く、お互いを想うことができる、最高の仲間たちです。

だからこそ、恐れずにチャレンジをしていきたい。みんながいればネガティブな思い込みをゼロに持っていける。

 

ソッカー部だからこそもっと勝てる。

Team2020。大学リーグも残り5試合。

みんなでインカレに行こう!

拙い文章ではありましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

今後共、温かいご声援の程宜しくお願い致します。

フェイ

 

『愛を伝えたいだとか』(2年髙橋佳里)

2020.09.30

IMG_0653ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

あいみょんをこよなく愛する同期の秦野くるみからバトンを受け取りました。

総合政策学部2年の髙橋佳里です。せっかくなのでタイトルもあいみょんさんの曲からお借りしました。

朝夕はしだいに涼しさを感じる頃となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

2回目のリレー日記ということで、何を書くか迷ったのですが、普段チームのメンバーに愛と感謝を伝える場面がないので、私の考えていることを書きながら愛のメッセージを伝えたいと思います。

 

「サッカーって楽しすぎる」

 

とてもシンプルなのですが、最近、これが私の頭の中によく浮かびます。

これまでも長い間、サッカーをやって感じていたはずのことなのに、やけに最近これを感じます。

ただボールを蹴るのが楽しくて、練習時間が来るのが待ち遠しくて、自分の成長に期待することにわくわくして、とにかくサッカーが自分自身に“楽しい”という感情をたくさん与えてくれます。“楽しもう”と意識しているわけでもなく、ただやっているだけで心の底から楽しんでいる自分がいて、自分でも疑問になるほどです。

ずっとこの理由を考えていて、辿り着いた答えが「ソッカー部女子のみんなとやるから」でした。

ソッカー部女子には自分にとって今までに出会ったことのないような人がたくさんいます。

個性豊かすぎて、一瞬一瞬が充実した日常です。

一人一人の優しさにほっこりする日々で、愛に溢れていて、情熱に満ちていて、暖かさで包み込んでくれて。尊敬できる方々でいっぱいです。そんなみんなと過ごす時間が楽しいから、みんなの愛を感じるから、これまで以上にサッカーがとても楽しく感じているのだと思います。

(以下長くなるので飛ばしてもらっても大丈夫です。)

 

智佳さんの普段の視野の広さとknowsの走行距離は尋常じゃなくてすごすぎるし、

愛さんはとにかくサッカーが上手すぎて隣でプレーすることが何より嬉しくて、

はるさんを見てたらもっとのんびり生きようと思うし、試合中はとてもかっこいいし、(試合中は)

さちさんはいたずら好きだけど、どんなキラーパス出しても追いついてチャンスを作ってくれるし、

菜緒さんの母親のような器の大きさと体を使ったキープ力には惚れるし、

孝穂はお世話してくれるし、たまに出る左足の神シュートはプロ並みに上手くて、

華乃さんはなんか話しかけたくなるし、アシストしたくなるし、

彩香さんはいつも何か食べてて幸せそうだし、ゴール前でのテクニックは多彩だし、

里衣子さんはとにかく面白いし、どんなプレーでも前向きな声をいつもかけてくれて元気が出るし、

椰也子さんのサイドの駆け上がりと喋りのスピードは半端なくて、

のえの声の大きさと1対1に飛び出る勇気と周りを最優先させる強さはびっくりするし、

くるみの繊細なタッチのドリブルを見るとワクワクするし、つい「うまっ」ってこぼれるし、

フェイのストイックさはチーム1で尊敬するし、いつも気にかけてくれて優しさがいっぱいで、

莉子は1人で打開もできるし、クロスもあげるし、点も決めるオールラウンダーさは天才だし、

真智の入部してからの成長ぶりは本当に本当にすごすぎて見習いたいし、

明日香のGKの貫禄ある頼もしさとおかし作りの腕前に甘えたくなっちゃうし、

菜月は早口すぎてついていけないけど、その分足もめっちゃ早くてどんなボールも拾うし、

愛実の体を投げ出して止める守備と針を刺したようなパスには拍手したくなるし、

いとペーさんの戦術サッカーはやっていてとても楽しくて。

(人数が少ないから全員分書いても、文字数的に許容範囲ですね。人数が少ないこともいいものですね。)

 

とにかくこのチームにはこんなに個性豊かな良さがあって、このメンバーがいるから、自分の今のサッカーがとても楽しいんです。

どんなに失敗しても励ましてくれる人がいて、いいことがあったら一緒に喜んでくれる人がいて、どんな意見でも受け入れてくれて、優しく話を聞いてアドバイスをくれて、どんなことにも一生懸命で、何があっても諦めなくて。

そんなみんなのおかげでいつも前向きになれます。だから楽しいって感じて、こんなにわくわくした練習になって、心から試合に勝ちたいと思い、目標を絶対に達成させたくなるのだと思います。

 

サッカーで感じる楽しさは人それぞれだと思います。

試合に出ることが楽しい人、点を決めるのが楽しい人、勝つ喜びを感じるのが楽しい人、成長を感じるのが楽しい人、、、、人それぞれサッカーの楽しみ方は違います。

 

私はそれが「みんなとやるサッカーが楽しい」だったのです。

こうした思いを持てたことは自分にとって強いものとなると思うし、何より嬉しいです。

これは今サッカーをやる理由の一つとなり、頑張る源になっている気がします。

本当にありがとうございます。

 

言いたかったことは、

サッカーが楽しいことはもちろん「みんなとやるサッカーだから楽しい」です。

楽しいしか言ってないですね。

 

TEAM 2020も残り3ヶ月ちょっとですが、やっとリーグも開幕し、これからが本番です。

一瞬一瞬を楽しみ、みんなでインカレにいきましょう!

 

シンプルすぎて、単純な文章になってしまいましたが、悩みに悩んだ結果これが一番書きたいことでした。最後まで拙い文章にお付き合いくださり、ありがとうございました。

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