リレー日記
3年 志鎌奈津美
2017.08.18
ホームページをご覧の皆様、こんにちは。細長い手足と高身長を活かし、ピッチで闘うだけでなく、私生活でも最大限女子力を発揮する加藤楓琳からバトンを受け継ぎました、環境情報学部3年の志鎌奈津美と申します。学生の本分である勉強(テスト)を乗り越え、新シーズンを闘っていくに向けてモチベーションを上げております。
皆様には人生で“一番響いた言葉”はありますか?
今回は、私が何気なく見ていたTwitterの動画で槙野智章選手が話していた言葉がとても心に響いた為、紹介したいと思います。(以下、動画引用)
“一番響いた言葉”
これは今でも大事にしている。高校の時の監督さんに言われた言葉。
『気持ちには引力がある』
1つのボールが俺たちの方に転がって来いとか、この選手からボールを奪いたいって思えば思う程、自分の方に転がって来たりすることは決して運ではなく、その人が引き寄せているものなんだよね。だからいつも壁にこの大会は優勝したい、日本代表になりたいっていうのを常に書いてたもん。忘れもしないね、その言葉。
「気持ちには引力がある」この言葉を聞いた時、私は多くの先輩方を思い浮かべました。私にとって先輩方は「慶應に入りたい」と思った理由の一つです。現在もコーチとして慶應に関わって下さっている松本朋子さんが率いたTEAM2015、クルクルの天然パーマで有名だった田中康子さんが率いたTEAM2016。どのチームでも、常に先輩方の熱い気持ちに引っ張られてきました。今年で第16回を迎えた早慶女子サッカー定期戦も、負けはしましたが、「絶対に早稲田に勝ちたい。」と沢山の想いを繋いできてくれた先輩がいたからこそ、着実に早稲田に近付いていると思える試合をすることが出来ました。
誰にも負けない存在感でチームを引っ張るTEAM2017の主将の野村智美さんを始め、様々なバックグラウンドを持つ個性豊かな6人の先輩がいます。今年は1、2年生が多く試合に出ていますが、4年生がいるからこそ最大限の力を発揮して試合に臨めていると日々感じています。
幸せなことに、思えば昔から私の周りには尊敬出来る人たちがいて、辛い時でも常に鼓舞し続け応援してくれる人たちがいました。私のサッカー人生で感じてきた気持ちを大切にし、支えてくれる人たちへの感謝を形にする。そして「気持ちには引力がある」という言葉を心に留めながら、ゴールを引き寄せ、勝利を引き寄せ、人の気持ちも引き寄せる位一瞬一瞬に気持ちを込めてサッカーに打ち込んでいきたいと思います。
1ヶ月後には関東大学女子サッカーリーグが開幕致します。「1部昇格」に向け、強い気持ちを持って部員一同精進して参ります。今後共、ご指導ご声援の程、宜しくお願い致します。
2年 加藤楓琳
2017.08.14
ホームページをご覧の皆様、こんにちは。総合政策学部2年の加藤楓琳と申します。
試験オフが明け、8月2日から後期シーズンの練習が始まりました。つまり、TEAM2017での活動の内、半分は終わったということです。前期を振り返ると、あっという間に時が過ぎた様に感じます。今回は、この前期という「半分」について振り返り、考えたいと思います。
皆様は「半分」をどの様に捉えますか?恐らく、「まだ半分ある」、もしくは「あと半分しかない」のどちらかだと思います。私はというと、圧倒的に、後者の側で捉えることが多いです。ケーキを食べている時、半分食べたケーキを見て、「あと半分しかない。」そう思います。とはいえ世の中には矛盾が付きもので、そうではない時もあります。例えば前半が終了し、スコアが0-0の時、「まだ半分ある、まだチャンスはある。」そう思います。きっと、都合の良い様に私の頭がそう捉えてくれているのでしょう。この様に大抵の場合は「まだ」、もしくは「しか」のどちらかで捉える「半分」ですが、私の中で、この前期終了という「半分」は、どちらか一方に所属するものではありません。最大目標である「1部昇格」を考えると「まだ半分ある、チャンスはある」。そう思う一方で、「あと半分しか」4年生と一緒にサッカーが出来ないと思うからです。なので私は、後期という「半分」を、「まだ」と「しか」の狭間でとにかく最高のものにする為に、毎日を全力で過ごしたいと思います。
最後に、私たちは、「頭で思い描くことの出来るものは全て実現可能である」とどこかで分かっているのではないでしょうか。そのことを私は、そして私たちは、後期という「半分」で体現したいと思います。後期も温かいご声援の程、宜しくお願い致します。
拙い文章でしたが、ご精読ありがとうございました。
2年 勝木日南子
2017.08.03
ホームページをご覧の皆様、こんにちは。総合政策学部2年の勝木日南子と申します。
早慶定期戦が終わった今、本来ならばTEAM2017の善戦を振り返り、更に早慶戦初出場の感想を述べることを期待されたこの順番の意図に応えることが出来ず、申し訳ありません。
今回は、早慶戦で私が感じたこと、考えたことをこの場をお借りして述べさせていただきます。
今シーズン、私は開幕戦から起用してもらう等、昨シーズンとは比べ物にならない程出場機会が増えました。まだまだ自分自身の本来の実力やフルパワーを発揮出来ているとは言えませんが、手応えも徐々に感じ始めていました。そんな中で迎えた今回の第16回早慶女子サッカー定期戦は、自分にとって、前日に土壇場でベンチ入り出来ることを知り、それだけで喜んでいた去年とは大きく違いました。今年はあわよくばスターティングメンバーとして試合に出場し、大観衆の中で自分のことを応援してくれる沢山の人々の前でプレー出来るのではないかと思っていました。少なくともそうなることを目指して日々取り組んでいました。去年以上に自分たちのことを見に来てくれる人が沢山いる中で始まった今年の早慶戦は、ベンチスタート。スタートには入ることが出来ませんでしたが、悔しい気持ちはありつつもモチベーションを落とさず、自分の出番の為に全力で準備していました。
試合が開始して前半1点ビハインド。強敵早稲田を相手にチーム全員が身体を張り、よく闘っていました。後半から徐々に交代選手の名が呼ばれ、交代していきましたが、遂に自分の名前が呼ばれることはなく試合は終了しました。正直、少し位は試合に出られると思っていました。悔しさを隠し切れませんでした。しかし、今振り返ると少し位は出られると思っていたその甘さがどこか自分にはあったから、出られなかったのかと思います。リーグ戦に何となく絡み、大した結果も残していないのにこの大舞台でも出場する機会が与えられると考えていたその自分の甘さを情けなく思い、応援してくれた人に申し訳ない気持ちしかありませんでした。
私が大学でサッカーをすることを選択したのには理由があります。
人生最後となる学生生活において、これまで続けてきた大好きなサッカーにもう一度本気で挑戦し、どこまで自分が出来るのかを試したいと考えたからです。そしてまた、その想いをより強固にしてくれたのも一昨年の早慶定期戦でした。あの素晴らしいスタジアムと雰囲気の中、黄色いユニフォームを着てプレーする先輩たちが本当に格好良く、純粋に強い憧れを抱きました。この道に進む為に勉強も必死でしました。多くの人に支えられながら何とか自分の手で掴んだこの人生最後の大学サッカーを、「結果は出せないけど頑張っているヤツ」というだけでは終わらせたくないです。私は結果も残したいです。この環境は、早慶戦のピッチに立っている両校の選手たちを見たら分かる様に、大学サッカー界では本当に上位層に入る選手たちばかりで、自分が普通にやっていたらそれまでで終わってしまうレベルです。そんな中で私は活躍したいと言っているのです。無理だと考える人は多いかも知れません。しかし私は出来ると思います。普段は決して口にしない大きなことですが、出来ると信じ続けることが本当に大切だと、これまでの人生で学んできました。
今回痛い程に思い知った自分の中にある甘さと中途半端な覚悟をもう一度改め、謙虚に真摯にサッカーに向き合い、このチームの一員として堂々とプレーしている姿を今回見せることが出来なかった人に見せたいです。そして、自分が頑張っている姿で、応援してくれる人たちを「自分もまた頑張ろう」という気持ちにすることが、私に出来る小さな恩返しだと思っています。その為に、「一喜一憂するのも良いけど、目標があるのだからぶれずに続けること。目標がイメージ出来ないのなら、何かが足りていないはずだから日頃の行動と振る舞いから努力すること。」を忘れずにやり続けたいと思います。
私が恩返しをしたい人たちの中に4年生もいます。
自信を失っている時、声を掛けてくれ、様々なことを感じながらも自分たちらしく明るくチームを引っ張ってくれる4年生。今シーズンはインカレという舞台を目指すことが出来ないのにも関わらず、日々全力を尽くして頑張っている4年生の掲げたもう一つの最大目標を一緒に叶えたいです。自分に出来ることを日々考え、行動に起こして少しでも4年生やチームの力になれる様、精進して参ります。
最後になりましたが、この早慶定期戦を開催するに当たってお力添えいただいた皆様には深く感謝しております。また、自らの時間と労力を惜しまず、この日の為に運営面で動いてくれた主務の萌さんと副務の凜璃子さんマネージャーの千歌子にも本当に感謝しています。
長く拙い文章ではありましたが、最後までご精読していただきありがとうございました。今後共、温かいご声援の程宜しくお願い致します。
- 『ありがとう』(4年 ブラフフェイ)
- 『幸せをくれる場所』(4年 秦野くるみ)
- 『誰かの為に動くこと』(4年 髙橋佳里)
- 『宝探しか、間違い探しか。』(4年 行徳のえ)
- 『120点』(4年 田中里奈)
- 『感謝の心』(3年 福岡愛実)
- 『やっぱり私は甘党』(3年 野田明日香)
- 『味わいたい甘み』(3年 佐藤真智)
- 『勝つこと』(3年及川莉子)
- 『悲劇であり喜劇』(3年深澤菜月)
- 『慶應らしさ』(3年山本華)
- 『強くなったと言いたい』(2年岩瀬絢弥)
- 『守備の醍醐味』(2年大井沙羅)
- 『逃げるは恥』(2年長野真理加)
- 『勝つことの難しさ』(2年大橋桜子)
- 『人の心を動かす』(2年劔佳那)
- 『仲間に恵まれた10年間』(1年守部葵)
- 『可能性の拡大』(1年中村美桜)
- 『チャレンジする場を求めて』(1年坂口芹)
- 『大人になることとサッカーすること』(1年佐々木ユリア)
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