リレー日記
『出した答えは』(3年足立智佳)
2019.04.29
ホームページをご覧の皆様、こんにちは。ピッチ内外共にチームを鼓舞し、高い洞察力と発信力でチームの舵を取る、4年勝木日南子からバトンを引き継ぎました。環境情報学部3年の足立智佳と申します。早くも3度目となる今回は、最近私が考えていることについて書いていきたいと思います。
私は大学生になってから、特に最近、様々なことを自分で考えるようになりました。それは、自分はどんな人になりたいのか、なぜ・何の為にサッカーをしているのか、どんなチームを作りたいのか、チームが在るべき姿はどのようなものなのか、そんなことをよく考えます。それらの問いに対する明確な答えを出すのは難しいことですが、今の時点で私が出した答えをこの場を借りてお話しさせていただきます。
自分はどんな人になりたいのか。
それは、「賢く、誠実であり、素直であること」、「自分の信念を持ち続けること」、そして「周りの人を大切にすること」。これらが私の答えです。私が思う賢さとは、物事の本質を見極め、その都度最適な判断が出来る力や、状況に対する適応力・柔軟さを持っていることだと考えています。それに加え、どんな時も誠実さと素直さを持ち続け、自分の信念に基づいて行動出来る人でありたいと思います。そして、周りの人を大切にし、誰かの為に頑張れる人でありたいです。これらの理想とはまだまだ程遠いですが、自分が目指す姿に少しでも近づいていける様、成長し続けます。
なぜ・何の為にサッカーをしているのか。
私は大学に入り、自分のレベルや立ち位置を認識しました。そして大学生は自由な時間が多く様々な選択肢がある中で、なぜ私はサッカーに打ち込み続けているのだろうかと考えるようになりました。
なぜサッカーをしているのか、という問いに対する答えはやはり、「サッカーが好きだから」だと思います。ですが、何の為にサッカーをしているのか、という問いにはなかなか答えが出てきませんでした。自分の成長の為なのか、勝つ喜びを味わいたいからなのか、ただ単純に楽しみたいからなのか。自分の中でどこか腑に落ちないものばかりだったのですが、最近やっと、ある一つの答えを出すことが出来ました。
「自分一人では辿り着けないところに行く為、自分一人では掴めないものを掴む為」。これが私が出した答えです。TEAM2019は日本一を目標に掲げていますが、そんなにも高い目標は私一人の実力では到底辿り着くことも、目指すことすらも不可能です。ですが私には、とても頼りになる仲間がいるおかげで、みんなと一緒に大きな目標に挑戦することが出来ています。それはとても幸せなことだと思います。もしも自分が一人だったとしたら、心の底から感じる喜びも悔しさも、大きな舞台に立った時のあの感情や見える景色も、サッカーを通じて得た多くの人との出会いも、何一つ味わうことも手に入れることも出来なかったと思います。サッカーは、自分一人では掴めなかったものを、沢山与えてくれました。自分を大きく成長させてくれました。だから私はサッカーを続けてきたのだと思います。そしてこれからも、「自分一人では辿り着けないところに行く為、自分一人では掴めないものを掴む為」にサッカーに打ち込みます。それと同時に、私が頑張ることで少しでも、誰かが大切なものを掴む為の力になれていたら嬉しいです。
最後に、TEAM2019をどんなチームにしたいのか、私の考えを書いていきます。
私はみんなと、沢山の勝つ喜びを味わいたいです。みんなと心からサッカーを楽しみたいです。チームが一つになって、みんなが互いを信じて頑張り合えるようなチームでいたいです。でも今は、まだまだ本当の意味で一つのチームにはなれていません。もっと仲間との関係や繋がりを大事にして、今しかない時間を大事にして、このメンバーだから作れる最高のチームを作りたいです。
まだまだこの先、うまくいかないことも絶対にあると思います。もしかしたら、そういうことの方が多いかもしれません。それでもみんなの中に、このチームを愛し、大切に想う心があればきっと大丈夫です。だから私は、みんなが愛せるような、大好きだと言えるような温かいチームを作っていきたいです。
今のチームが自分自身に、そして応援してくれている人たちに、本当に誇れるものであるのかどうか。そうやって確かめながら、自分自身やチームの理想を追い求め続けたいと思います。
最後になりましたが、私は今シーズン副将を務めさせていただきます。力不足を痛感する日々ですが、このチームの為に精一杯努力し、この一年、誰よりも成長していきます。
これから先、TEAM2019が大きく成長した姿を沢山の人に見てもらうことが出来る様、チーム一丸となって日々全力を尽くして参ります。今後共、温かいご声援の程、宜しくお願い致します。
長くなりましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。
『みんなへ』(4年勝木日南子)
2019.04.22
リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。
試合ではピンチを救いチャンスを生み出して圧倒的な存在感を放ち、私生活では根っからの明るさで周囲をいじり倒して皆の笑いを誘う、我らの主将、工藤真子よりバトンを引き継ぎました。総合政策学部4年の勝木日南子と申します。
満開の桜がいつの間にか葉桜に変わり、暖かい日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、何を書こうか考えた結果、敢えて今回はチームメイトに(自分自身にも)向けた文章を書きたいと思います。しばしお付き合いいただけると幸いです。
リーグが開幕した今、シーズンイン当初の理想と現在にギャップを感じ、簡単には思い通りにいかない難しさを痛感しているのではないでしょうか。
「なんでうまくいかないんだろう。」
この言葉は、このチームでよく耳にする言葉です。皆も、少しは心当たりがあると思います。私も、よく考えます。なかなか難しいです。
ただ、最近強く思います。この言葉で本当に終わりにしていないか。心から変えたいと思っているのか。うまくいかない現状を変えようと何かに取り組めているか。今一度自分自身に、チームに問い掛けます。うまくいかない原因は色んなところに潜んでいると思います。「なんでうまくいかないんだろう。」そう思った瞬間からがスタートです。今年のチームはそこから目を背けず、粘り続けることが出来た時、想像を越える程の強さを発揮出来ると私は信じています。
「うまくいかない、楽しくない。」
ならば、そこからどう変えていくか。
新しく挑戦する戦術に対して、本気で全員が共通認識を持って体現しようとしているかな。プレーが合わなかった時、自分の考えややりたいことを、本気で伝えようとしたかな。仲間の考えややりたいことに、本気で耳を傾けて聞き入れようとしたかな。全力を出し切れていない仲間に対して、本気で叱ることは出来たかな。落ち込んでいる仲間に対して、本気で一緒になって闘おうと働きかけられたかな。自分を、仲間を、本気で信じられているかな。何より、本気で勝ちたいと思っているのかな。本気で日本一になりたいと思っているのかな。
うまくいかないことなんて、当たり前だと思います。うまくいかないことの方が、沢山あると思います。だからこそ、一人ひとりがうまくいかない原因を抱え込むのではなく、皆に伝え、補い合い、支え合い、高め合うことが大事だと思います。
勝ちたい。
日本一になりたい。
チームとして堅く、個人が活きるチームを作りたい。
皆が心からこのチームを誇りに思い、大好きだと言えるようなチームを作りたい。
この思いだけで、今年は自分に、チームに向き合います。私は今シーズン、副将を務めさせていただきます。至らない点は沢山ありますが、私らしく精進して参ります。何か思えば、いつでも何でも言ってください。私も伝えていきます。
ここからがスタートです。まだまだ始まったばかりです。9か月後、24人全員が心から笑えるように、一つひとつ乗り越えていこう。私たちなら出来ると、信じ続けよう。TEAM2019を最高のチームにしよう。
最後になってしまいましたが、日頃より応援をして下さる皆様、いつも本当にありがとうございます。皆様のおかげで、私たちは何不自由なくサッカーに打ち込むことが出来ています。シーズンを通して、うまくいくこともいかないことも沢山あると思いますが、その時々に全力を尽くして参ります。今後共温かいご声援の程、宜しくお願い致します。
拙い文章でしたが、最後までご精読いただきありがとうございました。
- 『ありがとう』(4年 ブラフフェイ)
- 『幸せをくれる場所』(4年 秦野くるみ)
- 『誰かの為に動くこと』(4年 髙橋佳里)
- 『宝探しか、間違い探しか。』(4年 行徳のえ)
- 『120点』(4年 田中里奈)
- 『感謝の心』(3年 福岡愛実)
- 『やっぱり私は甘党』(3年 野田明日香)
- 『味わいたい甘み』(3年 佐藤真智)
- 『勝つこと』(3年及川莉子)
- 『悲劇であり喜劇』(3年深澤菜月)
- 『慶應らしさ』(3年山本華)
- 『強くなったと言いたい』(2年岩瀬絢弥)
- 『守備の醍醐味』(2年大井沙羅)
- 『逃げるは恥』(2年長野真理加)
- 『勝つことの難しさ』(2年大橋桜子)
- 『人の心を動かす』(2年劔佳那)
- 『仲間に恵まれた10年間』(1年守部葵)
- 『可能性の拡大』(1年中村美桜)
- 『チャレンジする場を求めて』(1年坂口芹)
- 『大人になることとサッカーすること』(1年佐々木ユリア)
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