リレー日記
『楽しくて仕方ないから』 (1年野田明日香)
2020.07.29
ホームページをご覧の皆様、初めまして。
ピッチ内で見せる頼もしい姿とは裏腹に、普段は天然な発言で周りを置き去りにする同期の福岡愛実からバトンを引き継ぎました、総合政策学部1年の野田明日香と申します。
初めてのリレー日記ということで、今回は私自身のことについて綴らせていただきます。
「痛くないの?」「怖くないの?」これまでキーパーをやってきて数え切れないほど聞かれました。もちろん痛いです。怖いです。できることならそんな痛くて怖い思いはしたくありません。それでも私がキーパーをやり続けるのは、「楽しくて仕方ないから」という至ってシンプルな理由です。
私がキーパーを始めたのは中学生の頃でした。自分からキーパーを志願したわけでもなく、最初は監督やコーチの勧めでなんとなくやってみた程度でした。自分の意志もないまま、ただただメニューをこなしていく。正直、キーパーを始めた当初は全く楽しくありませんでした。トレセンも何度か経験させていただきましたが、当時はまだ周囲の大人の意見に流されていた部分が多くあったように思います。
十文字高校サッカー部で3年間プレーしたことが自分のキーパー人生の中で大きな分岐点になりました。試合に出ることもなかなか出来ず、試合に出たとしてもミスを恐れ思うようにプレーができない。自分はこのままサッカーをやっていて意味があるのか悩む日々が続きました。それでもキーパーを続けることができたのは、真摯に向き合って下さるキーパーコーチや自主練に付き合ってくれる同期の存在があったからでした。たった1回、自分が意図したようにシュートを止めることが出来た、ビルドアップすることが出来た。私にとってキーパーを楽しいと思うようになるには、そんな些細な達成感だけで十分でした。ミスを恐れ自らの保身に走ることから、ミスは成長するための過程に過ぎないと捉えられるようになったことが、自分の中でキーパーの楽しさに気付く大きなきっかけとなりました。
ソッカー部女子の一員となってから早くも4ヶ月近くが経過し、段々とチームの雰囲気にも慣れてきました。まだまだ未熟な私を真剣に指導して下さるキーパーコーチをはじめとするスタッフ陣、自主練の時に「それ試合の時に打ってよ…」と思うほどの華麗なシュートをドヤ顔で決めてくる偉大な先輩方、まだ出会って数ヶ月とは信じられないほどの個性豊かな同期といったように、恵まれた仲間と環境のもとでサッカーをすることができています。この恵まれた環境に感謝しながら、TEAM2020の目標である「インカレ出場」「早慶定期戦初勝利」の達成に向け、日々成長していきたいと思います。
皇后杯予選に敗れ、次に控える公式戦は8月22日の関東女子サッカー2部リーグ、武蔵丘短期大学戦となります。まず目の前の勝利を目指し、「想力」のスローガンのもと精進して参ります。今後共ソッカー部女子への温かいご声援の程宜しくお願い致します。
拙い文章ではありましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。
『初心を忘れない』(1年福岡愛実)
2020.07.17
ホームページをご覧の皆様、初めまして。
この度リレー日記を担当させていただきます、環境情報学部1年の福岡愛実と申します。今回は私にとって初めてのリレー日記ということで、これまでのサッカー人生について書かせていただきます。
私は9歳の頃に、2人の兄の影響を受けて、地元の男子チームでサッカーを始めました。放課後も毎日ボールを追いかけ、純粋に友達とサッカーをしていることが楽しかったです。高学年になってからは女子チームにも入り、女子チームの練習後に男子チームの練習に向かうなど、サッカー中心の生活を過ごしました。そこで、関東大会や全国大会を経験し、改めて試合に勝つことの喜びや楽しさを感じるようになりました。
その後、中学・高校時代は横須賀シーガルズというクラブチームでサッカーをしました。シーガルズで過ごした6年間は、色々な経験をし、本当にかけがえのない時間を過ごすことが出来ました。特に高校3年生の時には、トップチームであるニッパツ横浜FCシーガルズに2種登録して頂き、練習や試合などを通して、レベルの高い環境に身を置いてプレーすることで、沢山のことを吸収することが出来ました。
また、キャプテンを務めるなかで、自分のことだけでなくチームのことを考えて行動する場面が増え、人としても成長することが出来たと思います。上手くいかないことは何度もありましたが、高校最後の年には、中学生の頃から目標であった全国大会に出場することが出来ました。点を決めたときや試合に勝ったときに、仲間や監督、コーチ、応援してくれる方々と全員で喜び合った瞬間は、すごく嬉しかったので今でも鮮明に覚えています。その大好きな瞬間を味わうために、これからも日々後悔しないように頑張ろうと強く思いました。全国大会では4位という結果で終わってしまいましたが、その際にサポーターの方から「あきらめない勇気を貰った」という言葉をかけていただきました。私たちががむしゃらにプレーをする姿を見て、そのような言葉をかけていただいたことは、結果以上に価値のあるものだったように感じます。
そして、シーガルズで過ごした6年間で1番の財産は、たくさんの人に出会えたことだと思います。同期はもちろん、先輩・後輩を問わず大切な仲間や、監督、コーチ、トップチームの方、保護者の方々など、自分を応援してくれるたくさんの支えがあったから、辛いことも乗り越えて、最後までやり抜くことが出来ました。
そして現在、ソッカー部女子に入部して早くも4ヶ月が経とうとしています。新型コロナウイルスの影響があり活動ができない期間もありましたが、今サッカーが出来る環境や、支えてくださる方々への感謝を忘れず、現状に満足することなく、日々精進したいと思います。まだまだ未熟な私ですが、少しでも成長し、ソッカー部女子の一員としてチームに貢献できる様、精一杯務めて参ります。今後共、ご声援の程宜しくお願い致します。
拙い文章でしたが、最後までご精読いただきありがとうございました。
- 『ありがとう』(4年 ブラフフェイ)
- 『幸せをくれる場所』(4年 秦野くるみ)
- 『誰かの為に動くこと』(4年 髙橋佳里)
- 『宝探しか、間違い探しか。』(4年 行徳のえ)
- 『120点』(4年 田中里奈)
- 『感謝の心』(3年 福岡愛実)
- 『やっぱり私は甘党』(3年 野田明日香)
- 『味わいたい甘み』(3年 佐藤真智)
- 『勝つこと』(3年及川莉子)
- 『悲劇であり喜劇』(3年深澤菜月)
- 『慶應らしさ』(3年山本華)
- 『強くなったと言いたい』(2年岩瀬絢弥)
- 『守備の醍醐味』(2年大井沙羅)
- 『逃げるは恥』(2年長野真理加)
- 『勝つことの難しさ』(2年大橋桜子)
- 『人の心を動かす』(2年劔佳那)
- 『仲間に恵まれた10年間』(1年守部葵)
- 『可能性の拡大』(1年中村美桜)
- 『チャレンジする場を求めて』(1年坂口芹)
- 『大人になることとサッカーすること』(1年佐々木ユリア)
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