リレー日記
『夢と選択と挑戦』(2年行德のえ)
2020.08.30
ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
入部から着実にサッカーのスキルを上げている、とっても構ってほしがりな1年深澤菜月からバトンを受け取りました、法学部政治学科2年の行徳のえです。
法学部政治学科といえば1年佐藤真智も同じ学科で、同じ所属のチームメイトができたのでとても嬉しく思っております。
深澤菜月、佐藤真智、共にサッカー経験は浅いながらも入部当初からすごいスピードで確実に上手くなっており、同じプレーヤー1年目として負けていられないな、という気持ちでサッカーと向き合っています。
プレーヤー1年目という言葉が出ましたが、実は今シーズンからゴールキーパーとしてソッカー部でプレーさせていただくこととなりました。
昨年の8月に書いたリレー日記では、はっきりと「私はもうサッカーをプレーすることはありません」と書いていたのにも関わらず、です。
なぜ、復帰しようと思ったのか。
「このチームでサッカーがしたい」「全国大会という舞台に立ちたい」、この二つの理由があったからです。
昨年、TEAM2019にチーム初の学生トレーナーとして入部した私はその仕事にとても大きなやりがいを感じていました。
初めてできた役職だからこそチャレンジできることが多く、試行錯誤しながら自分の在り方を探る毎日でした。
しかし、どこかでサッカーを諦めきれていない自分がいました。
小さな頃からサッカーをやっていて、かれこれサッカー歴は10年以上になりますがその中で何か大きなことを成し遂げたられたことはありません。ずっと夢見ていた全国の舞台も、まさに雲の上にあるようで全く手は届きませんでした。届く気もしないような日々を中学高校では過ごしていました。
しかし、大学生になり、ソッカー部女子に入部して、「全国」の二文字がとても近くなったのを感じました。恵まれた環境、伊藤監督を始めとした豪華な社会人スタッフの皆様、OBOGの方々からの大きな支援、まさに全国レベルの選手がひしめき合うこのチームにいることで、私の幼い頃から抱き続けてきた夢が大きくなっていきました。
全国に行きたいという願いを持ち、全国に行ける力があるこのチームに所属し、一緒に上を目指していける仲間がいて、サッカーをやりたい気持ちは日毎に増していきました。
このサッカーをしたいという気持ちに蓋をしていた私を、その蓋を開けてくれて、またピッチの上に立たせてくれた人達には本当に感謝が尽きません。
2年というブランクは想像以上に大きく、今シーズンに入ってからもすでに度重なる怪我でチームに何度も迷惑をかけてしまっていて非常に不甲斐なく、申し訳ないと思っています。
でも恩返し出来るように、チームの勝利に貢献出来るように、成長した姿を見せられるように、そして悲願達成の為必ず強くなります。
また、スタッフと選手、どちらも経験した私だからこそ出来る貢献があると考え、チームの目標達成の為に出来ることには全て全力で取り組むつもりです。
そして、今回は2回目のリレー日記ということで、入部前から画策していたことをやらせていただきます。同期紹介です。と言いますのも、先輩方がリレー日記で二回目が回ってきたら同期紹介をされているのをいくつか拝読し、その伝統を引き継いでいきたいなと思ったからです。
では、個性豊かな同期の紹介をさせていただきます。
・高橋佳里(背番号4)
長いリハビリ期間から復帰した、鮮やかなボールさばきを見せる中盤の要である。少ないタッチ数で前線に針穴を通すような配球をする超絶技巧を見せる。ピッチ外では学連としてチームに貢献してくれていて、その仕事も淡々とこなしてしまう。彼女とは寮で同部屋だが、多才な彼女が奏でるピアノとウクレレの音色にはいつも癒されている。
・秦野くるみ(背番号8)
足とボールがもう完全にくっついてしまっている。普段は寡黙だがピッチ上でのプレーは熱々だ。今も寡黙ではあるが、去年と比べると部室で声を聞く回数は激増した。ピッチでは精巧でありつつも大胆に攻める姿勢でゴールに迫るので、彼女からは本当に目が離せない。そして彼女は何と言ってもおしゃれで、個人的には彼女にとても憧れている。
・ブラフフェイ(背番号16)
強靭なフィジカルを持つオールラウンダー。パワフルなプレーでどんなポジションからでも相手ゴールを脅かす。まさに努力の塊で、本当に尊敬が止まない。寮に帰れば抜群の料理センスでとても美味しそうなものを作っている。一見クールな彼女だが、ふとした瞬間に見せる無邪気な姿にときめかない者はいないだろう。
ここでは書ききれないほどの魅力に溢れている私の同期ですが、実は様々な理由で同時期4人でプレー出来たことはありません。
いつか4人一緒にピッチに立つ日を心待ちにしています。
拙い文章ではありましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。
『選択』(1年深澤菜月)
2020.08.24
ホームページをご覧の皆様、初めまして。
合唱部出身という驚きの経歴を持ち、同期の中で野田明日香と並ぶ圧倒的な女子力を誇る同期の佐藤真智よりバトンを引き継ぎました、総合政策学部1年の深澤菜月と申します。
今回は私にとって初めてのリレー日記ということで、私自身について書かせていただきます。
私は小学2年のとき、兄の影響を受け、地元の小学校のチームでサッカーを始めました。そのチームに女子は私ひとりでしたが、女子だからと特別扱いされることもなく、男子に交じってただ楽しくボールを追いかけていました。4年生になる頃、地域の女子チームからお誘いを受け練習に参加するようになり、これまでとはまた違った女子チームならではの楽しさを知りました。そこでは学年を超えて出場機会が得られたり、県トレメンバーとして毎週末、関東各地に遠征したりと活動の幅がどんどん広がっていきました。
中学ではVONDS市原レディースU-15という千葉県にあるクラブチームに所属しており、中学2年のときには県リーグで全勝優勝し、晴れて念願の関東リーグ入りを果たしました。
中学3年になり、チームメイトが皆サッカー推薦で高校に進学する道を選ぶなか、私もいくつかの高校から声をかけていただきましたが、サッカーが好きという気持ちだけで、サッカー漬けの競技生活を全うできるだろうかと思い悩み、そこまでの覚悟が持てなかった私は一般受験の道を選択することにしました。そして受験勉強に専念するため、6月に行われた関東大会を最後に引退しました。
発足3年目でまだ選手層もさほど厚くないチームでもあり、副キャプテンとして率先してチームを支える立場にある私としては苦渋の決断でしたが、監督は私の意志を尊重してくれ、チームメイトも嫌な顔ひとつせずに受け入れ応援してくれ、後輩たちとともにチームを盛り立ててくれたことは今でも感謝しています。
中学時代をクラブチームで過ごしたこともあって、部活には妙な憧れがありましたが、進学した高校には女子サッカー部がなかったため、高校時代はそこそこにハードでありながらも和気あいあいとした雰囲気の運動系の部活で活動を楽しんでいました。
高校3年のある日、サッカーの授業で久しぶりにボールに触れ、たまたまサッカー経験のあったクラスメイトと無邪気にボールを追いかけるうちに、懐かしさとともにサッカーへの想いが蘇ってきて、大学に入ったら何らかの形でまたサッカーをやりたいと思うようになりました。
こうして縁あってソッカー部女子の一員となり2ヶ月が経とうとしています。
4年間のブランクは大きくイメージするプレーからは程遠い状態ですが、頼もしい先輩方やユニークな同期に囲まれ、こうしてサッカーができる環境に感謝しつつ、毎日充実した日々を過ごしています。
小学、中学時代にともに戦ったチームメイトといつかどこかで対戦できることを楽しみにしつつ、チームの目標達成に向けて微力ながらも貢献出来る様、日々努力して参ります。
今後ともご声援の程、宜しくお願い致します。
拙い文章を最後までご精読いただきありがとうございました。
『リスタート』(1年佐藤真智)
2020.08.16
ホームページをご覧の皆様、初めまして。
ピッチ外での笑顔溢れる可愛らしい姿から一変して、ピッチ内では彼女の武器とも言える俊足でボールに食らいついていく、そんなギャップが魅力の同期・及川莉子からバトンを引き継ぎました。法学部政治学科1年の佐藤真智と申します。初めてのリレー日記ということで、今回は私自身のことについて書かせていただきます。
私は小学生の頃にほんの数年間だけサッカーを経験したほぼ初心者です。弟の影響でサッカーを始め、当時はスクールに通ったり練習会に参加したりとサッカーに夢中な日々を送っていました。中学校に上がる際、地元の女子チームに入ることも考えましたが雰囲気に馴染めず、学校のサッカー部は男子しかいないからと親に止められ結局サッカーを続けることは諦めました。
代わりに親友に誘われて始めたのがバスケットボールです。バスケ部には、1年生が3人、2年生が3人、3年生は1人もおらず部員はたったの6人でした。バスケは5人制スポーツなので、当然入部してすぐレギュラーメンバーとして試合に出場し、活動は男子と一緒に行っていました。明らかに体力差・体格差があるにも関わらず練習量は男子と同じで、時には顧問から「男に負けるな」と言われることもありました。当時を振り返ってみると正直よく3年間続けられたなと思います。一方でもちろん楽しい思い出もありますし、この経験があったからこそどんな環境でも食らいついていく根性を備えることが出来たのかなとも感じます。
高校に上がるタイミングではサッカーに再挑戦することを考えました。しかし女子サッカー部があり自分の学力に見合う高校が見つからず、また結局諦めました。そして中学3年間頑張ったバスケを続けることも無く、高校からは合唱を始めました。サッカー、バスケときて合唱。何で!?と疑問に思われる方が殆どだと思いますが、純粋に歌うことが何よりも好きだったからです。スケジュールの組み立てから歌唱練習まで活動の大部分が生徒に一任されていた合唱部では、部を運営する苦労を知りました。
そして今、私は巡り巡ってソッカー部女子の一員となりサッカーをやっています。体育会への入部を決意したのは叔母から発せられた「スポーツに打ち込めるのも大学が最後の機会になるんだよ」という一言でした。入部前コソ練に付き合ってくれた弟からは「何でこんなに下手になっちゃったの」と言われ、初めて練習に参加した時は体力の差に心が折れかけましたが、同期や先輩・スタッフの皆さんに支えられ何とか入部して3ヶ月目に突入しました。まだまだ分からないことだらけで、練習で得る情報量の多さで頭がパンクしそうな毎日を送っています。それでも確かな成長を自身でも感じ始めているので、少しでも早くチームに貢献出来るような選手となれるよう更に精進して参りたいと思います。
拙い文章ではありましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今後ともご声援の程、宜しくお願い致します。
『サッカーを通して得た経験』(1年及川莉子)
2020.08.10
ホームページをご覧の皆さん、初めまして。
モデルのようなスタイルを持ち個性あふれる同期をまとめてくれる野田明日香からバトンを引き継ぎました、総合政策学部1年の及川莉子と申します。
今回は初めてのリレー日記ということで、私自身のことについて書かせていただきます。
私は小学3年生の時に父の影響でサッカーを始めました。テニスを続けてきた母は私にテニスをやらせたかったそうですが、私はサッカーの道を選ぶことになりました。 父が見つけてくれた近くの女子サッカーチームの体験練習で初めてサッカーというスポーツを知り、とても楽しかったことを覚えています。このままサッカーをやろうと思った一番の理由は、リフティングのメニューをしていた時にコーチがチームのみんなに「体験生の莉子の方がうまいぞー!」という一言で舞い上がってしまったからです。後から気付きましたが、このコーチは体験生が来るたびにこの言葉を言っていました。
小学生の頃はサッカーがただただ楽しく、始めの頃はどこに行ったボールでもひたすら追いかけていました。小学5年生の終わりにコーチの退団とともに別の女子チームに移動しましたが、最終的には全国大会で優勝することもでき、サッカーの常識を知らずただ楽しさを感じていたのが良かったのかもしれません。
中学生になり、クラブチームに所属してからはサッカーを通じて様々な体験をすることができました。中学1年生の時に初めてエリート選抜に選出され、韓国遠征に参加することができました。その後の中国での東アジア大会に参加するなど、日本のみならず世界のレベルを体感し、この時の初めて勝負の世界を痛感したように感じます。
高校は小学生の時から憧れていた常盤木学園に進学しました。常盤木ではチャレンジリーグに参戦するなど、普通の高校生には体験できないような経験を数多く積むことが出来、今でも私の財産となっています。怪我に悩むことが多い日々でしたが、サッカーの技術はもちろんのこと、ピッチ外での人間性を成長させることが出来たと思います。
約9年間のサッカー人生もついに大学生まで続き、今に至ります。始めた当初はここまでサッカーを続けているなんて想像もつきませんでした。全国での戦いだけでなく世界での戦いも経験して、様々な出来事があった中でサッカーをやめたいと思うことは何度もありましたが、ここまで続けることができたのは楽しいことや嬉しいことがたくさんあったからだということを今振り返って改めて感じます。
早いもので3月末にスタートさせた初めての寮生活やソッカー部女子として活動する日々もすでに4ヶ月が経とうとしています。これまでの経験を存分に活かし、今まで以上にサッカーを楽しみたいと思います。ソッカー部女子という大変恵まれた環境の中でサッカーが出来ることに感謝しつつ、チームの勝利に一刻も早く貢献できるよう精進して参ります。
拙い文になりましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。
- 『ありがとう』(4年 ブラフフェイ)
- 『幸せをくれる場所』(4年 秦野くるみ)
- 『誰かの為に動くこと』(4年 髙橋佳里)
- 『宝探しか、間違い探しか。』(4年 行徳のえ)
- 『120点』(4年 田中里奈)
- 『感謝の心』(3年 福岡愛実)
- 『やっぱり私は甘党』(3年 野田明日香)
- 『味わいたい甘み』(3年 佐藤真智)
- 『勝つこと』(3年及川莉子)
- 『悲劇であり喜劇』(3年深澤菜月)
- 『慶應らしさ』(3年山本華)
- 『強くなったと言いたい』(2年岩瀬絢弥)
- 『守備の醍醐味』(2年大井沙羅)
- 『逃げるは恥』(2年長野真理加)
- 『勝つことの難しさ』(2年大橋桜子)
- 『人の心を動かす』(2年劔佳那)
- 『仲間に恵まれた10年間』(1年守部葵)
- 『可能性の拡大』(1年中村美桜)
- 『チャレンジする場を求めて』(1年坂口芹)
- 『大人になることとサッカーすること』(1年佐々木ユリア)
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