リレー日記
『原動力』(3年藤田椰也子)
2020.12.20
リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。
マイペースで女子部の癒しキャラ、ピッチ内では慶應のゴールゲッターとして数々のゴールをしてきた4年山本華乃よりバトンを受け継ぎました、経済学部3年副務の藤田椰也子です。
今回は、私の同期の2人を紹介したいと思います。
背番号24、髙月彩香。
彩香の優しさとキラキラした笑顔に引き寄せられ、彩香の周りはいつも明るいです。学年で話すときは、私やりえこにはない客観的な視点で物事を見ているので、いつも話をまとめてくれて助かっています。
彼女を語る上で欠かせないのが、食べ物に対しての貪欲な姿勢。食べ物を見つけたときの嬉しそうな様子、美味しいものを幸せそうに食べる姿を見るのが大好きです。
そんな誰からも愛される彩香ですが、今年は関東学連の幹事長として、大学リーグやインカレを運営してくれています。効率的に仕事をこなす上に計画的で、締め切りに追われる姿を一度も見たことがありません。また、短い期間での集中した受験勉強で慶應に合格するなど、賢さも持ち合わせています。
ピッチ内では繊細なボールタッチから繰り出されるドリブルで、慶應の攻撃の要です。
背番号32、中井里衣子。
里衣子の特徴は、何といってもコミュニケーション力!気配りが出来て話しやすいので、先輩・後輩、みんなから愛されています。サッカー経歴からも、友達が多く、練習試合をすれば対戦チームに100%の確率で里衣子の友達がいるでしょう。顔の広さにはいつも驚かされます。そんな里衣子の行動力はピカイチで、新入生勧誘や、SNSの動画を作ってくれたり、様々なアイディアを出してくれたり、とピッチ内外でチームを支えてくれています。
試合ではフリーキックのキッカーとして、たくさんのチャンスを作り出してきました。また、里衣子の声に励まされている人はたくさんいると思います。
以上、2名の同期と3人で活動しています。
辛いことがあったときは一緒に泣いてくれたり、励ましてくれたり、この一年間だけでもたくさん助けられてきました。
副務として活動した2020年、幹部として、上級生としてチームに向き合う中で、今まで感じたことのない想いをする経験がたくさんありました。様々な想いが自分の糧となり、今の自分を作っていると思います。
そんな私から見るTEAM2020の強みは“全員が自分らしく頑張れるチーム”です。目標に向かって努力し続けて、チームのことを一生懸命考える、“想力”を持ったチームだと思います。
現在私たちは、今シーズンラストの試合である1月9日(土)の早慶定期戦に向け、準備をしています。それぞれの立場で奮闘する全員の想いを一つにして、絶対に勝ちます。
最後になりましたが、10月に自身4度目となる前十字靭帯損傷という大怪我をしました。
ここまで怪我をしても、どうしてサッカーを続けるのか。強いアスリートが言うようなかっこいい理由は語れません。ただ、慶應の仲間と一緒に、みんなでサッカーがしたい。普段はたわいもない会話で爆笑して、ふざけているけど、練習や試合になるとバチバチやりあって、勝利に向かって真剣に闘う、、、こうやって皆で本気でするサッカーが大好きです。今でも練習や試合をしている皆を見て、サッカーが出来ない自分の現状が不甲斐なくて、悔しくてたまらなくなるときがあります。ですが、その思いをパワーに変えて、復帰に向けて取り組んでいこうと思います。また、何度怪我をしてもサッカーを続けられる環境があって、復帰を待っていると言ってくれる人がいて、自分は恵まれているなと改めて感じております。この環境に感謝して、前向きにリハビリに取り組んで参ります。
最後までご精読いただき、ありがとうございました。
『同期』(4年山本華乃)
2020.12.01
ホームページをご覧の皆様こんにちは。
ピッチでは誰よりも熱くボールを追いかけ、サイドを駆け上がる一方、4年間ニコニコの笑顔でボールを私に当て続けてきた4年佐藤幸恵からバトンを引き継ぎました、理工学部4年山本華乃です。ボールを当てられるだけでなく、意味もなくズボンを下げられたり、水を掛けられたりもしてきましたが、このやり取りがあと1か月半程で終わると思うと、寂しい気持ちになります。とても不思議です。(笑)
リレー日記も4回目というのに、まとまりのない文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただけると幸いです。
この部に入部し、サッカーをしてきた中で沢山の失敗をしてきました。
入部直後の4月、関東リーグ開幕戦、スコアが1-1の拮抗した場面で後半の途中から出場した私のファーストプレーはGKとの1対1でした。見事に外し、チームもそのまま1-1の引き分けで終わりました。初めての公式戦が、悔しくて、申し訳ない気持ちでいっぱいの試合になったことを鮮明に覚えています。
他の試合でも、GKとの1対1は外したし、簡単なシュートを、GKの正面に打ってしまいました。サッカーをやっていれば失敗なんて付きものだと分かっていても、「あのとき決めていればな」と思うことがいっぱいありました。
ただ、これらの失敗は次の試合、また次の試合、またまた次の試合というように、強い気持ちを持って、成功するまで挑戦し続ければいいと思います。それが自分の成長に繋がるし、この部には挑戦して失敗したことに怒る人はいないからです。
しかし私は、この4年間でたった一つ失敗を後悔したことがあります。
それは、退部を考えていた同期に「〇〇とのサッカーが楽しいから、一緒にもっとプレーしたい」と本音を伝えられなかったことです。結局この同期は部を去ってしまいました。
(じゃあ何を伝えたんだと思われると思いますが、体育会に残ることで得られることや、もう少し頑張ろうということばかりを話していました。)
この部活では4年間で数えきれないほどミーティングをします。具体的にどのようなミーティングをするのかというと、学連(大学リーグ、インカレなどの運営をする人)や役職(主将、主務など)決めから、チームをより良くするにはどうするべきかまで様々です。例えば、学連や役職を決めるときは、「どういうチームにしたい」から、「どういう人が最適」で、「あなたはどういう人である」など、一見関係ないような話も本音で沢山話します。時には、ブチ切れたり、号泣したりすることもありましたが、本音で話すことで今に繋がることが多くあったように感じます。
これだけ沢山、学年でミーティング(通称:学年ミート)をしてきましたし、本音でぶつかってきました。
それなのに、何度も行った退部を考えるメンバーに対するミーティングで、一番伝えたかった想いを伝えられませんでした。
彼女に、肝心の「一緒にプレーするのが楽しいから、もっと〇〇とプレーをしたい。だから私の為にもう少し残ってほしい。」という本音が言えなかったのです。
今でもその時の後悔は大きく残っており、心のどこかに引っかかっています。
あの時これを伝えられていれば…。
結果が変わらなくても、もっと何かが違っていた様に思えます。
私はこのような後悔を後輩のみんなにはしてほしくないと思います。何かがあったときや、伝えたいことがあるときは、たわいもない話をしているときでもいいし、学年ミートをしているときでもいいから、自分の想いを本音で伝えてみてほしいです。
同期っていうのは自分が思っているよりずっと心強いし、頼れます。何でも受け止めてくれるし、助けてもくれます。
私は学年が上がるにつれて同期の存在の大きさに気付かされました。もっと早く気付いていればと思う程です。
最後に私は、今回のリレー日記を通して、同期に伝えたいことを伝えようと思います。
このチームが好きだし、私の同期が大好きです。
そしてもっともっと、みんなと笑顔でボールを追いかけたい。
みんなでプレーするサッカーが楽しいし、みんなと一緒なら頑張れます。
この学年は、一人ひとり考えを持っている分、ミーティングは長くなりがち(雑談してしまうこともありますが)だし、何かに対するアプローチの仕方も違います。
でも共通していることは、みんな個人やチームに真剣に向き合える人たちで、心が温かいということです。実際、疑問に思ったことは正面からぶつかっていけるし、困ったことがあったらすぐに手を差し伸べてくれます。
何度助けてもらったか分からないくらい、私は助けてもらいました。ありがとう。
覚えているか分からないけど1年生のときの学年ミートで私たちは「4年生になったら常勝チームを作るんだ」なんて言っていました。蓋を開けてみれば、常勝どころか1勝するのにここまで苦戦を強いられています。実力不足を痛感する日々で辛いことも多いけど、私はこの学年で大きな何かを達成したい、そう思っています。だからこそ、あとちょっと頑張ろうね。ちなみ私は、みんながいるからこそ、まだまだ頑張れそうです!
TEAM2020も終わりに差し掛かってきましたが、私たちのチームはこのままでは終わりません!最後まで全員で闘い抜きますので、今後共、変わらぬご声援を宜しくお願い致します。
拙い文章でしたが、最後までご精読いただきありがとうございました。
- 『ありがとう』(4年 ブラフフェイ)
- 『幸せをくれる場所』(4年 秦野くるみ)
- 『誰かの為に動くこと』(4年 髙橋佳里)
- 『宝探しか、間違い探しか。』(4年 行徳のえ)
- 『120点』(4年 田中里奈)
- 『感謝の心』(3年 福岡愛実)
- 『やっぱり私は甘党』(3年 野田明日香)
- 『味わいたい甘み』(3年 佐藤真智)
- 『勝つこと』(3年及川莉子)
- 『悲劇であり喜劇』(3年深澤菜月)
- 『慶應らしさ』(3年山本華)
- 『強くなったと言いたい』(2年岩瀬絢弥)
- 『守備の醍醐味』(2年大井沙羅)
- 『逃げるは恥』(2年長野真理加)
- 『勝つことの難しさ』(2年大橋桜子)
- 『人の心を動かす』(2年劔佳那)
- 『仲間に恵まれた10年間』(1年守部葵)
- 『可能性の拡大』(1年中村美桜)
- 『チャレンジする場を求めて』(1年坂口芹)
- 『大人になることとサッカーすること』(1年佐々木ユリア)
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