リレー日記
『逃げるは恥』(2年長野真理加)
2022.07.20
ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
盛り上げ上手で一緒にいて楽しく、誰よりも勝負にこだわるチームのストライカーである、同期の大橋桜子からバトンを受け継ぎました、総合政策学部2年の長野真理加と申します。成人式に向けて髪を伸ばしている桜子とは全く同じ髪型で、後ろ姿だけではどちらがどちらか分からないと言われているので、成人式後はそれぞれ別の髪型で歩んでいきたいと思っています。(笑)
私が入部してから1年7か月、TEAM2022が始動してから4ヶ月が過ぎました。今回は2回目のリレー日記ということで、同期紹介と今私が感じていることを書きたいと思います。以下若干の齟齬があるかもしれませんが、私の偏見に基づく個性豊かな同期を紹介させていただきます。
埼玉いじりをすれば俊敏に反論の言葉を返してくる、邦ロックが大好きな絢弥。
普段は真面目で努力家であり、みんなのお姉さんでチョコレートジャンキーな沙羅。
いつも人をいじって楽しんでいる、声の大きく笑いの中心地である桜子。
絢弥と埼玉と千葉はどちらが都会かを争っている、女子力No1の佳那。
5人が集まれば笑いが尽きず、翌日は必ず表情筋と腹筋が筋肉痛になります。彼女達のお陰で毎日楽しくサッカーが出来ています。本当にこの同期で良かったと心から思います。個性豊かすぎる彼女達ですが、実は1つの共通点があるように思います。
それは決して困難にあっても「逃げない」ことです。
絢弥と佳那は大きな怪我を負い、長い時間をリハビリに注いでいました。リハビリで沢山の努力をしてきたことを知っています。2人ともピッチ外では役職に就き、様々な面でチームを支えてくれています、いつもありがとう。沙羅は広い視野でチームの些細な変化に気づき、気を配ってくれます。私が練習中に落ち込んだ時もすぐに励ましてくれて、次も頑張ろうと思うことが出来ます。また、きつい練習でも自主性を持って取り組む積極性は尊敬の念につきません。桜子はチームが勝てない時に、本気で悩み、考え、実行する力を持っています。当たり前のことを当たり前にやり、実は様々な仕事を兼任する、チームの功労者だと思っています。
そんな同期を1年と4か月近くで見てきて、様々な心境の変化が生まれました。それと共に、「サッカーは楽しい」という当たり前のこと、「逃げないことの大切さ」に気づくことが出来ました。
私は高校生の時、走りの練習がきつく、一度だけ仮病を使い練習を休んだことがあります。その時はひどい罪悪感と後悔を覚え、練習から逃げた自分がひどく惨めに感じられました。「逃げるは恥」とはよく言ったものです。大学生になってからはその「逃げ」からできるだけ意識を遠くしていました。しかし、どうしてもプレーが上手くいかなかった時、逃げたくなってしまう時があります。そんな時でも、一緒に頑張れる同期がいることで、またサッカーが出来る環境への感謝を思い出すことで、逃げ出さないでいられます。
マイケル・サンデルの言葉に「実力も運のうち」というものがあります。この言葉は、実力のある幸運な人は成功のなかで自信をつけていき、それがチャンスの拡大に繋がっているということを意味します。そこで私はまず逃げ出さず、実力をつけていきチャンスに巡りあう努力をしていこうと思います。今は逃げ出さないというマイナス思考な目標を持っていますが、少しずつ成長していき、最終的には自信をもってプレーして、チームの勝利に貢献できるようになりたいです。
自分を支えてくれる人達の為にも恥ずかしいことはしない、高校時代に逃げ出したあの頃を思い出しながら頑張ろうと決心しました。今シーズン、私はまだ一度も試合に出ていません。しかし、その現状に逃げることなく向き合って、実力をつけていこうと思います。
次は「真面目・努力家・優しい」の三拍子が揃っている一方で、実は少しずぼらな面もある同期の大井沙羅にバトンを託します。最近は沙羅のいくら食べても太らない体質が羨ましいです。(笑)
拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
今後とも、変わらぬご声援の程、よろしくお願い致します。
『勝つことの難しさ』(2年大橋桜子)
2022.07.08
リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。
いつも冷静で、努力家ですが、天然な一面もある同期の劔佳那からバトンを受け継ぎました、商学部2年の大橋桜子です。
ソッカー部に入部してから1年4カ月が経ち、今私が感じている事を書きたいと思います。
昨シーズンは1勝もすることができず、シーズンを終えました。サッカー人生で初めてシーズンを通して、公式戦で一度も勝利できないという経験をしました。1年生として全試合フル出場をさせていただきましたが、勝利に貢献することができない悔しさと関東1部リーグの大学との差を痛感した1年でした。1年目の私にとって、勝利することができない現実を簡単には受け止めることが難しい中、最後まで諦めずに戦うことができたのはチームの雰囲気でした。連敗が続いている中でも、チーム全員が何とかして勝ちたいという想いを持ち、4年生が中心になって毎試合勝つために全員で準備をすることができた要因だと思います。
TEAM2022が始動して早くも4カ月という月日が経ちました。今年は1部昇格を目標に掲げ、開幕戦から全員が一つになって戦ってきましたが、去年一勝もできなかったチームが勝つことは思った以上に簡単なことではありません。前期の最終節を終えた現時点では、勝ち点12という結果で、客観的には1部昇格という目標からは遠く、厳しい道のりに見えると思います。このように1部昇格に向けて負けられない状況の中で、今のチームに必要なことは「勝負強くなる」「勝ちに慣れる」ことだと思います。
1つ目の「勝負強くなる」ことは、多くの試合が拮抗し、1点差で勝敗が決まる試合が多い2部ではとても重要なことだと思います。実際に私たちは前期の9試合で、1点差で勝った試合が3試合、引き分け3試合、1点差で負けた試合が3試合という結果でした。最後の最後で1点をもぎ取る力をつけることが勝負強くなるための近道だと思います。
2つ目の「勝ちに慣れる」ことは簡単ななことではありません。一般的に連勝することが難しいと言われる理由は、チームの雰囲気を勝利のムードから切り替えて、次の試合に向けて過信することなく万全な状態で向かうことが容易ではないからだと思います。後期に向けての準備期間で、1部昇格に向かって、勝負強く、連勝できるチームになれるように練習から取り組んでいきます。
「守備は規律、攻撃は個人のアイデアと味方同士で合わせること」
試合前や練習前後のミーティングで監督のテソンさんがよく仰っている言葉です。私は大学に入るまで、攻守共に感覚でプレーをすることが多く、今ほど考えて守備をしたことがありませんでした。相手のフォーメーションに合わせて守備の仕方を変えたり、全員でスライドをしてゾーンで守ったりなど今のチームには多くの規律があります。守備は規律を守り、全員でボールを奪いに行くことが大切であるということは去年1部の大学と対戦した時にとても痛感させられました。
一方、攻撃は個人のアイデアと選手同士や相手との関係性がとても重要で、理屈では語れないことが多くあります。相手がどのように守備をしてくるのか、自分の意思を味方とどう合わせていくかなど、守備よりも自由で楽しむことができるからこそ、上手くいかないことが多く、毎試合改善点が見つかります。だからこそ得点できない事にストレスを感じ過ぎず、やりたいことを共有しながら同じ絵を描いて、得点することに拘りたいと思います。
個人としてもソッカー部に入って2年目に突入し、部活や大学生活など様々なことに慣れてきた今年は、ピッチ内で結果を出すこと、チームの勝利に直接貢献するプレーを求められます。自分のプレーが上手くいかないこと、コンディションなどを言い訳していられません。チームが苦しい時にいかに難しい道を選択できるか、チームに楽をさせられるかを常に考えてプレーしていきたいと思います。今年はより多くの勝利をチーム全員で喜べるように練習から努力していきます。
次は常に一生懸命ですが、思ったことがすぐに顔に出てしまう一面もある、同期の長野真理加にバトンを託します。成人式に向けて髪を伸ばしていたら、真似をされて今ではお互い同じ髪型になっています。(笑)
拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
今後とも、変わらぬご声援の程、よろしくお願い致します。
- 『ありがとう』(4年 ブラフフェイ)
- 『幸せをくれる場所』(4年 秦野くるみ)
- 『誰かの為に動くこと』(4年 髙橋佳里)
- 『宝探しか、間違い探しか。』(4年 行徳のえ)
- 『120点』(4年 田中里奈)
- 『感謝の心』(3年 福岡愛実)
- 『やっぱり私は甘党』(3年 野田明日香)
- 『味わいたい甘み』(3年 佐藤真智)
- 『勝つこと』(3年及川莉子)
- 『悲劇であり喜劇』(3年深澤菜月)
- 『慶應らしさ』(3年山本華)
- 『強くなったと言いたい』(2年岩瀬絢弥)
- 『守備の醍醐味』(2年大井沙羅)
- 『逃げるは恥』(2年長野真理加)
- 『勝つことの難しさ』(2年大橋桜子)
- 『人の心を動かす』(2年劔佳那)
- 『仲間に恵まれた10年間』(1年守部葵)
- 『可能性の拡大』(1年中村美桜)
- 『チャレンジする場を求めて』(1年坂口芹)
- 『大人になることとサッカーすること』(1年佐々木ユリア)
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