リレー日記

『大学サッカーがしたくて』(1年大井沙羅)

ホームページを御覧の皆様、初めまして。ピッチ内での勢いあるプレーとスマホを開いた時の乙女感というギャップを兼ね揃えた同期、大橋桜子からバトンを受け継ぎました、環境情報学部1年の大井沙羅と申します。今回は初めてのリレー日記ということで、これまでの私自身のことと入部経緯について書かせていただきます。

私は小学生の時に父の勧めでサッカーを始め、中学生からは文京LBレディースに入団しました。入った当初は、歳が近い人とだけでなく年の離れた人と一緒にサッカーをすることや周りのレベルが一気に高くなったことなどに衝撃を受けました。その衝撃からか当時はサッカーを楽しむこと以前にボールに触ることすら怖かった時期もありましたが、段々とサッカーを楽しめるようになり、そして真剣にサッカーと向き合うことに楽しさを感じられるまでに成長することが出来ました。この6年間でプレーヤーとして成長することが出来、一人の人間としても成長できた濃く貴重な期間でした。このクラブが私を作ってくれた、と言っても過言ではないほど大変お世話になりました。感謝の気持ちで一杯です。

私はその中でも忘れられない出来事があります。それはある夏合宿の最後の試合の際、偶然にも年の近い先輩方や後輩達と同じチームになり年下チーム対年上チーム、のような試合をした時のことです。普段は年上の経験豊富な方がチームに一人はいて、その方々に引っ張ってもらっていたのですが、その時は普段とは違う楽しさがあり、その特別感がたまりませんでした。そしてこの試合が終わった後の私の中は、年の近い人達ともっとサッカーがしたい、という気持ちで一杯でした。

そう感じ気持ちが高まっていたのも束の間、その夏合宿が終わってからすぐの練習で私は左膝前十字靭帯断裂という大きな怪我をしました。これからのサッカーへの期待が大きかった分、心へのダメージはとても大きく、8〜10ヶ月で復帰できると言われていたところを私は一年以上の時間を費やしてしまいました。手術するまでは早く復帰したいという思いがあったのですが、手術が終わった瞬間からその気持ちは完全に消え虚無感しか残りませんでした。チームの練習に行ってもボールに触りたい気持ちは全くなく、チームメイトと会話をしてなんとかサッカーとの関係を切らさないようにすることで精一杯でした。ですがチームには同じ怪我をしてサッカーに復帰している仲間がたくさんいました。その姿を見て、私もこの山を乗り越えられるかもしれないと自分を信じられるようになりました。怪我から復帰するまでの間にひたすら自分自身と戦わなければいけない時期があったのですが、自分を信じてトレーニングに励むことができたおかげで乗り越えることができたと思っています。

そのような中で私は進路選択の時期と重なり、これからのサッカーとの向き合い方を考えるようになりました。そのまま社会人チームに残るか、大学サッカーに挑戦するか、はたまた一回サッカーから離れるかとても悩みました。しかし色々な方に相談した際、「大学サッカーは人生で一度きり」という言葉を頂き、そこから大学サッカーは今の自分だからこそ出来ること、と考えるようになりました。それに加えあの夏合宿の時に感じたサッカーの楽しさを思い出し、またあの時と同じように同世代とサッカーがしたい、その一心で入部を決断しました。

入部してから環境が変わり、全てが新鮮でした。特にずっと一緒に戦える同期が出来て、同世代の先輩方と一緒にサッカーが出来るようにもなり、とても嬉しかったです。確かに他の人数の多い部活に比べたら同期や先輩方の人数は少ないです。ですが一緒にサッカーが出来る環境があるだけで自分にとっては十分でした。

そして私は入部してから慶應ならではの繋がりがあったり前にお世話になった方にお会い出来たりして、多くの方々に支えられていることを実感する機会が何度もありました。それと同時に支えていただいているからこそ今の私があると改めて感じることが出来ました。これからの4年間、このことを常に心に留め、またその恩に対する感謝を忘れず、サッカーと向き合っていきたいと思います。そしてまだまだ未熟な私ですが少しでもチームの力になれるよう努力し、チームやお世話になった方々に何かしらの形として恩返しが出来るよう精進して参ります。

次は常に明るく働き者ですが天然、不思議ちゃんな一面もあり突っ込まれがちな同期、長野真理加にバトンを託します。拙い文章ではありましたが、最後まで御覧いただきありがとうございました。今後とも御声援の程宜しくお願い致します。

 

 

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