リレー日記

『可能性の拡大』(1年中村美桜)

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ホームページをご覧の皆様、初めまして。

冷静な判断と落ち着いたプレーで、入部当初からチームに貢献する同期の坂口芹からバトンを引き継ぎました、理工学部1年の中村美桜と申します。

今回は、初めてのリレー日記ということで、これまでの私自身のことについて書かせていただきます。

 

私は小学校に入学してすぐ、兄の影響を受けサッカーに出会いました。始めたての頃は、グラウンドを走り回り、ボールを追いかけることに夢中になっていました。そんな中、父の転勤により、小2の秋にシンガポールに移動することとなりました。現地では、インターナショナルスクールに通いましたが、英語を全く喋ることが出来なかった私は、週末のサッカースクールが唯一の楽しみであり、救いでした。日本人主催のチームだけでなく、ローカルの女子チームにも所属することで、サッカーという共通言語によって、国籍の壁を越えた友情が生まれました。シンガポールは国土が狭いため、大会の度に近隣のタイやマレーシアへ飛び、海外遠征をする機会が何度もありました。そんな中、私の中で1番思い出に残っている大会はスウェーデンで行われた世界大会です。世界とのレベル差に圧倒されながらも、大会準優勝という結果を残すことができ、自分自身の大きな自信に繋がりました。また、そこで味わった緊張や興奮は、私のサッカー人生の大きなターニングポイントとなりました。

 

その後、小学校卒業とともに帰国し、慶應義塾湘南藤沢中・高等部(以下SFCと略す)に入学してすぐ、私は迷うことなく女子サッカー部に入部しました。ところが、当初SFCでのサッカー生活は、私が思い描いていたものとはかなり異なりました。部員の大半は、サッカー未経験者であった為、サッカーのルールを教えるところから始まり、始めの頃はドリブル練習やパス練習など、基礎練習が主でした。人数も少なかった為、広いコートで11人制のゲームをするのは、公式戦が初めてという惨状でした。入部したての頃は、先輩と一緒にサッカーをしていることが純粋に楽しく、後輩の私は先輩についていくだけでしたが、上級生になるにつれ、チームをまとめ、部活を作っていく立場になると、それまでの楽しさは、苦しさへと変わっていきました。チーム内の技術の差や部員同士のモチベーションの差など、全員を同じ方向へと導くことは簡単ではありませんでした。考え方の違いが出る度にミーティングを開き、チームの現状を話し合い、自分達の目標を再確認することでモチベーションを保とうとしていました。一方で、試合に勝てない悔しさも、長い間味わいました。努力をしているのに、結果が伴わない現実はやるせなく、なんとも言えない虚しさを何度も感じました。しかし、そんな中でも、サッカーがうまくなりたいという闘争心は消えることなく、コロナ禍での自粛中は、毎日自宅の周りを走り、筋トレを欠かさずに行っていました。

 

私がソッカー部女子に入部した理由。それは、自分の可能性を広げたいからです。中高6年間は、自分がチームを牽引する立場として、どうやったら部員の技術を底上げできるか、どうすればレベルの差が大きくても一緒に勝利を目指せるか、ということを常に考えてきました。しかし、大学では、「自分のプレーの可能性を広げ、レベルの高い環境に入ることで自分を1から鍛え上げたい」という強い想いがあります。

 

入部してから早くも2か月が過ぎようとしていますが、今でも私は周囲のレベルの高さに圧倒されています。ですが、そんな充実した練習ができる毎日がとても幸せであると同時に自分の成長も身をもって感じ取ることができます。パス1本にレベルの差を感じる毎日ですが、今までの12年間のサッカー人生で貫いてきたサッカー魂を信じ、慶應義塾体育会ソッカー部という場所で人としても選手としても成長していきたいと考えています。

 

次は、サッカーに対しては真面目で、私生活では乙女な一面のある同期の守部葵にバトンを託します。拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

今後ともご声援の程、宜しくお願い致します。

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