リレー日記

1年 宮田あずさ

ホームページをご覧の皆様、初めまして。今回リレー日記を担当させていただきます、環境情報学部1年の宮田あずさです。
5月から第33回東京都女子サッカーリーグ1部リーグが開幕し、先日第3節立川フットボールクラブと対戦致しました。結果は0対1で今リーグ初の黒星となりました。東京都女子サッカーリーグは、強豪が連なる中で一戦一戦の結果がより重要になります。だからこそ、今回の敗戦で得たことが次への糧となる様、気持ちを切り替えて次節に励んで参りたいと思います。

ここからは少し個人的な話となりますが、私が怪我から学んだことについてお話させていただきたいと思います。私は1月初旬に持病であった膝の半月板の手術を受けました。その後リハビリに励んでいましたが、復帰中に右足に肉離れを起こしてしまい、現在もほぼ完治はしていますが、よりベストな身体作りに向け努めております。
リハビリ生活を振り返ってみると、サッカーが出来ないという悔しさが大半を占めていました。しかし、悔しさと同じぐらい学ぶものも多くあったと思います。リハビリを行うに当たり、食生活から身体のバランス等様々な視点で自身の身体をより向上させる方法、強いては自分自身について再考させられました。その中で、最も考えさせられたのは、木畑トレーナーの「何かを学ぶ時には、2つ以上のことを学び取り、そして3つ目は誰かに伝えることが大切だ」という言葉でした。この言葉を聞き、私はまだ自分自身の学んだことを吸収することしか出来ていないということに気がつかされました。リハビリで筋力トレーニングをしていたからこそ、チームメイトが筋力トレーニングをしている際に動作のポイントをアドバイスが出来、又ピッチ外から見ているからこそ、試合を分析し客観的なアドバイスをすることが出来るのです。苦しいことの多かった私のリハビリ生活が、私にしか出来ない強みに変わった瞬間でした。今後は自分の怪我と向き合いながら、「自身に吸収し、他者に還元すること」をピッチ内外問わずチャレンジし、個人の成長はもとよりチームの成長に、自身が学び、得たものを還元して参りたいと思っております。
又、高校時代は私の出身校である文京学院大学女子高校でDFを任されていました。「文京の壁」と呼ばれ、チームを常に「声」で先導して来ました。大学においても「慶應の壁」と呼ばれる様、チームを盛り上げ、チームメイトのストロングポイントを引き出せる様な声掛けで、貢献出来る様に努めて参りたいと思います。リハビリを行った経験を元に、成長が出来たと実感出来る様、4年間の基礎となる今年をより実りあるものにしていきたいです。チームにおいても今年度の目標である「Giant Killing」達成する為、テーマであるKYOSO‐共創・競争‐をもう一度チーム全員で見つめ直し、今後のチームの飛躍となる様日々精進して参りたいと思いますので、今後とも応援の程、宜しくお願い致します。ご清読ありがとうございました。

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