リレー日記

1年 佐藤真依

ホームページをご覧の皆様、初めまして。この度初めてリレー日記を担当させていただきます、商学部1年でマネージャーの佐藤真依と申します。早いもので私が入部してから2ヶ月以上経ち、早慶戦という大きな節目を終えた今、じめじめとした梅雨空が続く中、暑い夏が目前まで来ていることを肌で感じながら日々の練習を過ごしております。
早慶戦は、1年生の私にとっては当然今回が初めてです。とは言え、私が通っていた都立青山高等学校は、男子の早慶サッカー定期戦が行われる国立競技場から徒歩10分、そして野球の早慶戦が行われる明治神宮野球場の目の前にあり、高校時代から早慶戦は私にとって身近な存在でした。野球に至っては、早慶戦当日ともなると最寄りの外苑前駅や近くのお店はいつにもなく混雑し、試合中の両校の応援の声は授業中の教室にまで届いて来ます。しかし、実際にその場に足を運んだことはなく、早慶戦とはどういうものなのか全く知りませんでした。
そんな私が、慶應義塾体育会ソッカー部女子に入部し、マネージャーとしてではありますが生まれて初めての早慶戦を経験しました。今年はアウェイではありましたが、応援指導部を始め、保護者様、他の体育会部員など多くの方が応援に来て下さいました。結果は非常に悔しいものでしたが、試合が終わる最後の最後まで応援の声が止むことはありませんでした。私は、沢山の方々に応援していただき、それほど女子サッカーの知名度が上がっているのだと感じました。それは、なでしこJAPANの活躍のお陰でもあるかと思いますが、部員が少しでも多くの方にソッカー部女子を知ってもらおうと早慶戦の告知等を工夫し努力した結果でもあると思います。私はソッカー部女子が、選手も広報活動や試合の運営等に積極的に関わり、マネージャーだけに仕事を任せきりにしない部活であることが大きな魅力であり、長所であると感じております。サッカーだけをするのでなく、文武両道を掲げ、互いに協力し合いながらチームを支えていることがソッカー部女子の大きな特徴です。そういった意味でも選手とマネージャーの壁が薄い部活であることが、私がソッカー部女子のマネージャーという道を選んだ大きな決め手でもありました。お陰でマネージャーの先輩だけでなく、選手とも学年関係なく話をする機会が沢山あります。入部前に私が体験に来ていた時、先輩が「この部活では本当に一生ものの仲間が出来る。そして入部したことを絶対に後悔させない。」と言って下さいました。きっとこの部活で得た仲間や経験は、将来の自分にとってかけがえのない財産となるのでしょう。今はまだ初めてで分からないことも多くありますが、4年後に部活を引退した後にこのリレー日記を見返して、自分が書いたこと、そして先輩に言われたことは正しかったと思うことが出来る様に、これからも精一杯頑張って参りたいと思います。まだまだ未熟な所が多いかと存じますが、これから4年間何卒宜しくお願い致します。ご精読ありがとうございました。

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