第25回関東女子サッカー2部リーグ、前期第3節筑波大学戦。前節の初勝利に続いて、何としてでも連勝を挙げたい本塾であったが、1-2の敗戦となった。

前半、立ち上がりから得点を狙う本塾は、前半4分に3年FW鈴木からのゴール前へのロングパスに3年FW小川が反応するも得点には至らない。前半7分、センターサークル付近でクリアミスを拾われ、カウンターで相手に先制点を許してしまう。追い付きたい本塾は前半22分、4年MF主将工藤が中に切り込み、そのパスに反応した小川がダイレクトシュートを放つも枠を捉えることが出来ない。試合が動いたのは前半39分、3年MF佐藤の浮き球のパスを、3年FW山本がゴールに背に向けた体勢からトラップをし、そのまま反転しダイレクトで放ったシュートがゴールネットを揺らし、待望の得点を挙げる。勢いに乗った本塾は前半43分には右サイドから山本がドリブルで抜け出し、中にクロスを上げると、クロスに反応した小川が相手GKと1対1の場面でチャンスを作るも、追加点ならず前半を1-1のまま折り返す。

迎えた後半、何としてでも逆転したい本塾は、果敢に相手ゴールへ攻め込む。後半10分、右サイド裏のスペースに抜け出して切り返した工藤からのパスを受けた佐藤が、シュートを放つがバーの上に外れてしまう。後半14分には、左サイドから右サイドへの展開から山本がシュートを放つもこれも枠を捉えることは出来ない。チャンスを作るも中々得点を挙げられず、試合終盤には相手のカウンターを浴びるシーンが増える。後半34分には相手のCKからヘディングでシュートを打たれるも、1年MF髙橋が身体を張りゴールを許さない。流れを変えようと後半35分に4年MF庄司、1年FW秦野を投入し、立て続けに後半40分には4年FW主務松木を投入する。試合が動いたのは後半44分、相手のカウンターで一瞬の隙を突かれ、逆転を許してしまう。最後までゴールを目指す本塾であったが、ここで試合終了のホイッスル。本塾は1-2で敗北を喫した。