第33回関東大学女子サッカー1部リーグ第3節、早稲田大学戦。三連戦最終日、初の早慶戦勝利に向け勝ち点3獲得を目指して闘ったが、0-4の敗戦となった。

前半立ち上がりから主導権を握る本塾は、相手陣地に入り込み前半6分にフリーキックを得る。3年MF小川のクロスがゴール前に入るも合わせることは出来ず、相手キーパーに阻まれる。その後もビルドアップから攻撃を組み立て、ボールを保持するもののシュートには至らない。前半27分には相手にロングシュートを打たれ、更に立て続けにコーナーキックを与えるものの、守備陣の身体を張ったプレーでゴールを許さない。前半38分には前線のプレスから4年MF主務松木がボールをカットし3年FW山本へパスを繋ぐと1年FWブラフがファーストシュートを放った。続く前半42分にも小川のパスに抜け出した山本がシュートを放ち相手ゴールを脅かすも、得点には及ばず、0-0のまま前半を折り返す。

迎えた後半、得点が欲しい本塾は、後半開始1分、山本の裏への抜け出しから果敢に相手ゴールに迫る。しかし後半9分、相手のカウンターから自陣ゴール前で工藤が身体を張ったディフェンスを見せるが、PKの判定。先制を許してしまう。後半21分には小川のスルーパスに抜け出した山本がシュートを放ちチャンスを作るも得点には至らない。流れを変えたい本塾は後半22分、4年MF副将勝木に代わり2年FW髙月を投入する。しかし、守備が後手に回り後半26分にカウンターから中央を崩され失点を許してしまう。その後も後半35分そして36分と立て続けにビルドアップのミスから失点を許してしまう。後がなくなった本塾は小川のシュートを始め、攻める姿勢を崩さないものの、ゴールを捉えることが出来ない。後半39分にはブラフに代わり3年DF副将足立を投入し前線への厚みを持たせようとするが得点には至らずそのまま試合終了のホイッスル。0-4の敗北を喫した。