【早慶定期戦特集⑤】初心者対談
ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
第16回早慶女子サッカー定期戦まで残すところあと9日となりました。
今回は早慶定期戦特集第5回として、初心者対談をお送りします。
大学でサッカーを始めた荒木麻友(慶應義塾女子高校)、小茂鳥萌(慶應義塾女子高校)、高見澤るり(慶應義塾女子高校)、そして3年生にしてゴールキーパーを始めた沢渡凜璃子(慶應義塾湘南藤沢高等部)の4名による対談を、どうぞご覧ください!
−—サッカーやキーパーを始める前は何をしていましたか?
小茂鳥・高見澤:バスケ!
沢渡:小学校でサッカー、中学校ではテニスをしていて、高校でまたサッカーをして、大学2年生までは主にボランチでプレーしてました。
荒木:茶道です。
−—どうしてサッカーまたはキーパーを初心者として始めようと思ったのですか?
小茂鳥:私は大学に入学する時に体育会に入りたいと思っていて、小さい頃にサッカーをしていたこともあってソッカー部女子の見学に来たら、凄く雰囲気が良くてサッカーも楽しかったので入りました。
高見澤:同じです!
荒木:あれ、るりは大学で始めたんだよね?
小茂鳥:るりはね、私が連れて行ったの。
高見澤:そう!そしたら楽しかった。
荒木:私はサッカー観戦が好きで、高校1年生の時になでしこジャパンが優勝してから女子サッカーにも興味持って、ソッカー部女子があることを知った。体験会とかの雰囲気も良かったんだよね。マネージャーと迷ったけど、先輩の後押しもあってプレーしてみたら楽しかったから、選手として入部した。
小茂鳥:私たちの時の(新歓期の)体験会は、本当に新歓の為の練習って感じで初心者でも楽しかったんだよね。
沢渡:私は親の影響でサッカーを始めました。キーパー始めた理由はいろいろあったけど、ボールを止めたらかっこいいなと思って(始めた)。
高見澤:凜璃子凄いよね。反射神経とか。
荒木・小茂鳥:本当にすごいと思う!
沢渡:いやいや。あと、岩崎さん(前監督)が褒めてくれた。
小茂鳥:昨年から少しだけキーパーやってたもんね。
−—サッカーを始めて、大変だったことや失敗したことはありますか?
荒木・小茂鳥・高見澤:大変でしかないよね(笑)
沢渡:だって、バスケは手から足でしょ。手が出ちゃうことはないんですか?
小茂鳥・高見澤:あるある、めっちゃある。
小茂鳥:もう大変なことだらけだよ。周りは凄い人ばかりだし。でも、私たちの代はサッカー経験浅い人が多くて、ケビン(ドイツ人コーチ)が練習を別で見てくれたんだよね。そのお陰もあって、私たちはサッカーを続けられているよね。
荒木:違う環境だったら、多分こんなに続けられてない。
小茂鳥:環境に恵まれていたよね。凜璃子は?
沢渡:突き指!
荒木・小茂鳥・高見澤:あ〜。
荒木:今は何本の指をテーピングしてるの?
沢渡:5本です。最初に突き指したのが左手の薬指なので、結婚出来ない。
小茂鳥:いや結婚は出来るよ、太いだけだよ!
荒木:指輪のサイズね(笑)
荒木・小茂鳥・高見澤:キーパーも大変だね。
−—初心者あるあるはありますか?
小茂鳥:「サッカー部です」って言うと、経験浅いのに「なでしこだね!」って返される。
荒木:美容院とかでも良くあるよね。とんでもないです…って困惑する(笑)
小茂鳥:あと、脳と足が未だに結び付いてない(笑)
高見澤:思う方向にパス出来なかったり、パスの力加減上手くいかなかったりね。
小茂鳥:みんなに褒めてもらえるの嬉しいよね(笑)
荒木・高見澤・沢渡:うん!
沢渡:私も脳と足が結び付いてないから、頭では跳びたいのに地面からなかなか足が離れないです。
荒木・小茂鳥・高見澤:そうだったのか。
−—それぞれの長所は何ですか?
高見澤:萌はね、動きがサッカーっぽい。
荒木・沢渡:分かる!
高見澤:あとは持久力。
沢渡:3人分位動いてるよね!
小茂鳥:でも足遅いんだよね。
荒木:ずっとスピード落ちないしバテないの、本当に凄いと思う。
小茂鳥:ありがとう、嬉しいね(笑)るりはね、トラップが上手。
荒木:全身で止めて収めるよね。何があっても。
小茂鳥:お相撲さんだね。相撲でボールを取り切ってるね。
高見澤:最近タックルしてるっていうかね、競技変わって格闘技してる。
一同:(笑)
小茂鳥:本当にフィジカルが強い!
沢渡:あとは、求められているプレーをちゃんとするところが凄いよね。
荒木:DFも FWもしっかりこなしてるところも凄い。
高見澤:おお、嬉しい。ありがとう!
小茂鳥:凜璃子はね、本当に上手い。
荒木・高見澤:本当に上手い!
沢渡:いやいや(笑)
小茂鳥:全然(キーパーの)初心者感がないよ。瞬発力とか。
高見澤:すごい腕が伸びてる感じする。
小茂鳥:言われなかったら、初心者って分からないよ。
沢渡:いや、分かるでしょ!ゆっくりなボールが取れない(笑)
荒木:シュートコースとか読めるの凄いよね。
小茂鳥:凜璃子はボランチの時も上手かったよね、足元でしっかり繋ぐ。
高見澤:凜璃子と言えば足元だね。ミニゲームとかでバンバン抜かれる。
小茂鳥:麻友は足が速くなった。
沢渡:そう、めっちゃ速いよね。
小茂鳥:本当ショック(笑)
高見澤:ショックなの?
小茂鳥:だってもう私の相手じゃないもん(笑)(体力強化の為に2人組で競走する練習がある為)。あと、キックが強い。
沢渡:シュート練習とか嫌だ。逃げたくなる。痛い。突き指の原因。
荒木:ごめん!ごめん!
高見澤:シュート強いよね。私も1年生の時から思ってた。だってパスがシュート(並みの強さ)だったもん。
荒木:それは調整出来てなかっただけ!
高見澤:今は、パスはパス(並みの強さ)になってる(笑)
小茂鳥:あとはね、凄い努力家。
荒木:それはみんな同じ!ありがとうございます。
−—早慶戦に向けて、意気込みをお願いします。
小茂鳥:これまで10年以上慶應にいるけど、サッカーで早慶戦として闘えるのは大学だけなんだよね。
沢渡:早稲田には、高校に女子サッカー部がないんですよね。
小茂鳥:あと、これまでメンバーに入れてないから、そこに入れる様に頑張りたいね。
荒木:うん。私たちにとっては最後の早慶戦だし、早稲田に勝ちたいね。
小茂鳥:私と凜璃子は主務・副務として運営もしてるから、そこも頑張りたい。
高見澤:今年は土曜日開催だから、沢山のお客さんに来てもらえるといいね。
沢渡:自分がメンバーに入りたいのも勿論だけど、宇乃先輩(4年齋藤宇乃)が怪我とかもあって早慶戦では毎年実況をしていたから、早慶戦のピッチに立っている宇乃先輩を見たい!
荒木・小茂鳥・高見澤:そうだね!
沢渡:SFC生の願い、いや内部生の願いにしよう。
荒木・小茂鳥・高見澤:そうしよう。
高見澤:早慶戦で、私のトラップを見てください!
一同:(笑)
小茂鳥:初心者の意地を見せましょう。
高見澤:そうだね、一花咲かせよう。
小茂鳥:経験者が上手いのは当たり前だけど、そこにねじ込みたいよね。
荒木:早稲田との違いの1つはそこだね、チーム力。
高見澤:チーム力で勝つのが慶應。
沢渡:そう、いかに初心者が頑張るかだよ。
高見澤:チームで泥臭く闘うのが見所!
小茂鳥:初心者として経験者にめり込んで、泥臭さを体現してやりましょう。
一同:おう!
以上です。
当日は是非試合会場へ足を運び、熱い声援の程、宜しくお願い致します!
《第68回早慶サッカー定期戦・第16回早慶女子サッカー定期戦》
日時:7月15日(土) 女子部:15:30 KickOff 男子部:18:30 KickOff
会場:等々力陸上競技場