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ソッカー部女子について
ソッカー部女子の歴史
ソッカー部女子の歴史は慶應義塾大学体育会ソッカー部OBの親睦チームKBF総会にて「女子サッカー部作り」が可決されたことに始まる。1999年には関東大学女子サッカー連盟に正式に加入したが、当初はなかなかメンバーが集まらず、試合に11人揃ったのは僅か1試合のみ。この年の関東大学女子サッカーリーグ(以下、大学リーグ)は全敗に終わった。3名ほどで行う週1,2回の練習場所は多摩川の河川敷か古びた工場の間にあるグラウンドであった。
2000年に新入部員の入部により試合を11人で戦えるようになると、大学リーグ2部において初勝利を収めた。また、同年4月には大学への申請を経て公認団体として認められ、少しずつ“チーム”としての活動が始まり、2001年には試合経験を積むために東京都リーグにも加盟した。大学リーグでは、2004年に2部2位、2005年には初の2部優勝を果たしたが、1部との入れ替え戦では両年とも大差での敗戦を喫し、1部昇格の壁を大きく感じる結果となった。
2006年に「体育会ソッカー部女子」となり、充実した監督・コーチ陣のもと専用グラウンドで週5回の練習が行えるようになった。体育会3年目となる2008年、大学リーグ2部を準優勝で終え、5度目の入れ替え戦出場を決めた。OBOG、保護者、男子部など多くの応援が会場に駆けつける中行われた入れ替え戦では、2-4と2点ビハインドで迎えたラスト8分から3点を返す大逆転で初の1部昇格を掴み取った。しかし、1部チームとのレベルの差は大きく、翌年に全敗で2部に降格すると、そこから1部と2部を行き来するようになった。
早慶戦においては2009年に初めてのスコアレスドロー、2010年には初得点、2012年には劇的な先制点をあげるなど、全日本大学女子サッカー選手権(以下、インカレ)常連校である早稲田大学との実力差を確実に詰めてはいるが、2022年現在、勝利は果たされていない。
2015年、前年度に大学リーグ1部昇格をした本塾は、レベルの高い1部の舞台で遂に初勝利を挙げ、初めてインカレの出場権を獲得した。インカレ初戦では格上の相手に惜敗し、史上初のインカレは初戦敗退という結果で終わった。その後も大学リーグで1部と2部を行き来する本塾は、2018年に2度目のインカレ出場の切符を手に入れると初戦に勝利し、初のインカレベスト16を成し遂げた。2022年から再び大学リーグ2部で1部昇格を目指して闘う本塾は、同年5月に約2年半ぶりとなる公式戦勝利を収めたものの、1部昇格への想いは来年に託すこととなった。
由来の詳細
チーム概要
チームカラー | 黄色 |
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リーグ戦総合成績 |
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哲学
気品の泉源、智徳の模範…以って全社会の先導者たらんことを欲するものなり慶應義塾の一員たる者、
『気品』と『智徳』を備えた社会の先導者でなければならない。
理念
- 不可能への挑戦
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互いに認め合い、伸ばし合って、常にチャレンジ精神を持って取り組む。
- 積み重なる信頼
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チームメイト・チームスタッフをはじめ、OB ・OG、家族、塾関係者、地域の方々及びチームをサポートしてくださるすべての人、更には未来にサッカーを通じて出逢う人々とつながり、感謝・感動を共有し、信頼を構築する。
- ピッチからはじまる貢献
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塾生である私たちがより強く魅力的なサッカーを追求することで、女子サッカー界の発展、更には社会の発展に貢献する。
チーム所在地
慶應義塾体育会ソッカー部合宿所 ( 下田グラウンド )
- 所在地
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〒223-0062 神奈川県横浜市港北区日吉本町2-59-2
- 連絡先
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TEL:045-562-2849 / FAX:045-562-2161
E-mail:womens@keio-soccer.net