2020.10.21 部員ブログ
『思い込み』(2年ブラフフェイ)
ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
正確なスルーパスで得点チャンスを作り出し、どんな時も変わらぬ包容力と優しさを持つ、同期の髙橋佳里からバトンを受け取りました。文学部2年のブラフフェイと申します。
今回のリレー日記では、最近私が強く感じていることを書きたいと思います。
拙い文章かとは思いますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
早速ですが、2018年シーズンのチャンピオンズリーグの準決勝、リバプール対バルセロナの試合を覚えている方はいますでしょうか。リバプールは、1stレッグでバルセロナに0-3で破れ、決勝進出のためには2ndレッグで4点リードする必要があったのです。中心選手が不在の中挑んだこの試合は4-0で勝利し、合計スコア4-3でリバプールが決勝進出を決めました。誰もが予想していなかった、ジャイアントキリングが起こった瞬間でした。
話が少し変わりますが、私は昔から「思い込み」が激しいです。自分はこういう性格であると決めつけてしまい、自らの可能性を狭くしてしまう。また、自分の勝手な先入観によって相手のことを決めつけてしまうこともあります。プレーが上手く行かないときにはひどく落ち込み、ネガティブな方向にばかり物事を捉えてしまいます。高校時代、練習の帰りにいくら言っても解決しないことばかりを愚痴り、シャーン(双子の妹)によく面倒くさがられていました。(笑)逆に、物事をポジティブに捉え始めたらとことんポジティブになります。(単純なだけかもしれませんね。)
最近はこの短所に気がついて思い込みを極力減らそうと努力していますが、未だに「思い込み」が自分の成長を妨げているということを痛感します。
ネガティブな「思い込み」は、自分にあるはずの無限の可能性にフタをしてしまいます。「自分にはできない」と思い込むことは可能性を閉ざすことです。
強い相手に対して、「相手の攻撃に耐えればいつかチャンスが来る」と思い込んでしまうことがあります。しかしこの「耐える」という思い込みこそが、自分たちから攻撃を仕掛けるという姿勢を邪魔しているのです。
普段の練習から伊藤監督はよく、「100%以上を出せないのは体を守ろうとしているからだ。だから練習の雰囲気や声出し、励ましで100%に近い状態を自分たちで作り出すことが重要だ。」と私たちに言います。チームの雰囲気によって思い込みをいかにゼロに近い状態に持っていけるかが、本来の力を最大限に引き出すことに繋がると思います。
今シーズンの初め、試合がまだない時期に私たちは練習の最後に必ずと言って良いほど走り込んでいました。ミニゲームに負けたチームが罰ゲームとして走るというものでしたが、結局はミニゲームで勝ったチームも走っていました。最後まで走りきるためには全員の力が必要だ。そういうメンタルで走っていればいくらきつくても頑張れる気がしました。
全員が走るというこの姿勢こそがお互いを想い、みんなのために全力を出すということに繋がっていたと思います。
リバプールの勝利は、本来の力を最大限に出したに過ぎないのではないかと思います。ジャイアントキリングは、チーム全員が勝てるという自信を持ち、マイナス思考の思い込みが無い状態だから起こるものだと思います。
ソッカー部では、毎日の練習からチャレンジすることが当たり前で、成功しても失敗しても全員がそのチャレンジをほめます。「できない」という思い込みを無くし、前向きに何事もやってみることができる環境です。学年関係なく仲が良く、お互いを想うことができる、最高の仲間たちです。
だからこそ、恐れずにチャレンジをしていきたい。みんながいればネガティブな思い込みをゼロに持っていける。
ソッカー部だからこそもっと勝てる。
Team2020。大学リーグも残り5試合。
みんなでインカレに行こう!
拙い文章ではありましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。
今後共、温かいご声援の程宜しくお願い致します。