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2018.03.27 部員ブログ

人と人を繋ぐ(4年沢渡凜璃子)

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。一人で喋り続けるところは1年の時から変わっていませんが、3年間でとても頼もしくなり常にチームを中心で引っ張る主将の中島菜々子からバトンを受け継ぎました、今年度主務を務めます、法学部政治学科新4年の沢渡凜璃子と申します。春の陽気が見え始めていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。私は毎週楽しみにしていたドラマが次々と最終回を迎え、ロスになっています。

「将来は、人と人を繋ぐ仕事がしたいです。」

これは私が慶應義塾中等部の入学試験の面接で将来の夢について聞かれた時に言った言葉です。当時小学6年生であった私が、そして、小学5年生まで「将来の夢はお寿司屋さんの大将になること」と言っていた私が、何故この時こう答えたかは自分でも分かりません。きっと直感で答えたのだと思いますが、この時の直感は多分正しくて、9年経った今でも理想の主務像の中の軸になっています。

そんな私は、ラストシーズンとなる今年度の年間個人目標を「繋ぐ」にしました。実は私は2年生の時も年間個人目標に「繋ぐ」を掲げています。しかし、2年前に掲げた「繋ぐ」と今年掲げる「繋ぐ」に込められた想いは大きく異なります。2年生の時も当時は当時なりに考えてこの目標にしましたが、今年の想いとは比べ物になりません。それくらい、私にとって副務を務めた昨年1年間は大きかったのだと思います。

私は元々周りが見えている方で、入部当初から怪我をしていてリハビリ期間が長かったことからも、チームの為に自分が何を出来るか、何をするべきであるかを考えられていると思っていました。しかし、副務になってから初めて先輩方がチームの為にどれだけの時間を費やしてくれていたかを知り、自分のそれまでの考えは甘く、足りなかったことを痛感しました。また、ソッカー部女子が日々どれだけ多くの方に支えられているかに気が付きました。
そして、チームに時間を割いてくれている先輩方の想いを後輩に繋ぐこと、これまでOGの方々が積み重ねてきて下さったことを今後に繋いでいくこと、下級生の考えを4年生に伝えることは、副務になった私がやるべきことであると感じました。昨年は「繋ぐ」がチームスローガンとして掲げられていたこともあり、常に意識してきたつもりではいますが、自分自身のことでいっぱいいっぱいになり、自信を持って達成出来たとは言えません。そのため、今年は主務として、自信を持って出来たと言える様になりたいです。
そして、更にただ人と人を繋ぐだけではなくて部員一人ひとりの得意なことを引き出して、それぞれがチームの一員である自覚を持ち、個人の力が自然とチームの力に変わっていく、TEAM2018がその様なチームになれる様、主務として導いていきたいと思います。

もう一つ、副務を経験して気付いたことがあります。
それは、チームの為と思いやっていたことが、実は自分の為になっていたということ。

「副務っていうのはチームの為に働くっていう気持ちで選出されるけど、実は何よりも自分の糧になる。」

これは、2個上のマネージャーの先輩が引退する際に下さった手紙に書いてあった言葉です。副務をやっていた時は、仕事は「チームの為に」という想いでやっていました。正直、毎日ほとんどの時間をチームについて考えることに費やしたり、1日10時間以上もパソコンに向かったりすることが自分の為になっている感覚はありませんでした。ですが、1年間副務をやり終えて、上手く言葉では表せませんが、副務が自分の為になっていることが分かった気がします。

そして、逆もまた然り、自分の為と思いやったこともチームの為に繋がると私は思います。そのため私は、ラスト1年は自分の為にサッカーを楽しみたいと思います。そしてそれがチームの為に繋がれば良いなと思います。

さて、関東女子サッカーリーグ開幕まであと1ヶ月を切りました。初戦は早稲田大学との試合になります。早速「早慶戦初勝利」に挑戦出来る機会があることに感謝しながら準備して参ります。今後共、ご指導ご声援の程、宜しくお願い致します。

拙い文章となりましたが、最後までご精読ありがとうございました。

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