2022.05.24 部員ブログ
『チャレンジする場を求めて』(1年 坂口芹)
ホームページをご覧の皆様、初めまして。
巧みなボールタッチで相手を翻弄し、幾度となくチームにチャンスをもたらす、同期の佐々木ユリアからバトンを引き継ぎました、総合政策学部1年の坂口芹と申します。
今回は、初めてのリレー日記ということで、これまでの私自身のことについて書かせていただきます。
小学3年生の頃に、3つ上の姉の影響を受けてサッカーに出会いました。それから、約10年間サッカーを続けています。始めた当初は、週1回のサッカースクールに通いました。4年生になると地域にスポーツ少年団が発足し、週4回の練習が始まりました。ただただ楽しくボールを追いかけるスクール時代とは打って変わって、技術的な練習に加え、戦術面なども意識するようになり、サッカーに本格的に取り組むようになりました。
中学時代は、中学校のサッカー部に所属し、男子選手と一緒にプレーをしながら、県内の女子サッカーチームにも所属し、サッカーを続けました。
高校3年間は、地元である宮城県の明成高校に進学し、女子サッカー部に所属しました。宮城県の高校サッカーでは、全国大会の常連校である常盤木学園と聖和学園が2強です。「その2強を破って全国大会に出場する」ことを目標に、高校3年間、仲間と切磋琢磨しました。3年間の中で、プレーが上手くいかない時期も多くありました。そんな時、アドバイスをくれて自主練に付き合ってくれた同期、どんなに上手くいかずとも親身に指導し続けてくれたスタッフの方々の存在があってこそ乗り越えることが出来ました。高校2年時の県新人大会では両校に勝利し、創部してから初めて宮城県のトップに立ちました。次ぐ東北大会2位という結果を収めることが出来たものの、高校3年間、全国大会が続く高校総体や選手権大会においては、2強に勝つことは一度も出来ませんでした。
高校時代、華々しい結果を残すことは出来ませんでしたが、指導者の方々やチームメイトを含め、恵まれた素晴らしい環境のもとでサッカーの技術的な部分だけでなく、1人の人間として成長することが出来た3年間でした。
ソッカー部女子を目指すきっかけとなったのは、YouTube配信された大学リーグの試合です。慶應義塾大学は、スポーツ推薦がないにも拘らず、関東リーグ1部の舞台に立ち、人数が少ないながらも一人ひとりがチームのために体を張り、最後まで戦う姿に感銘を受けました。それと同時に、このチームでサッカーがしたいと思うようになりました。
もともと私は、人見知りで、人前に立って自分の意見を主張することが得意ではなく、そのような場面を避けて今まで過ごしてきました。ですが、学生が主体となって部を運営しているソッカー部女子では、自主的に考え、行動することが成長へと繋がり、自分自身を変えることが出来るのではないかと思っています。
慶應義塾大学に入学して、ソッカー部女子の一員になってから2ヶ月ほどが経ちました。毎日楽しさと不安がジェットコースターのように過ぎ、日々土壇場な上、チャレンジの連続です。3月末にスタートさせた寮生活にも少しずつ慣れてきました。しかし現状は、不安でいっぱいです。学習面、サッカーにおける技術面、人間性など様々な部分でまだまだ未熟な私ですが、慶應義塾体育会ソッカー部の為に闘う選手となれるよう精進していく所存です。
次は、常に明るく仲間想いで、試合ではガッツあるプレーでチームに貢献している、同期の中村美桜にバトンを託します。拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
今後共、ご声援の程、宜しくお願い致します。