2025年度 沖縄遠征を終えて

2月17日より部員全員で8泊9日の沖縄遠征を実施いたしました。

1日目は到着後からトレーニングを開始し、2日目と3日目には、午前練習と午後練習の2部構成でトレーニングを行いました。練習では「細部に宿せ」という今シーズンのスローガンのもと、パスの質やプレーの強度を求め合い、それぞれがサッカーと真摯に向き合うことができました。オフの面では、練習までの班ごとの移動や食事、宿舎で過ごす時間の中で、学年の垣根を越えてコミュニケーションを積極的に取ったことで、お互いの理解をより深めることができました。

4日目の午前練習では、翌日に控えた練習試合に向けて紅白戦を実施し、午後は疲労回復のためフリー時間となりました。フリー時間は学年ごとに過ごし、束の間の休息を楽しみました。

5日目には韓国のＷＫリーグの所属する仁川現代製鉄レッドエンジェルズと練習試合を行いました。強豪クラブのスピード感や能力の高さを直に感じたことで、自分たちの実力を測ることができたと同時に、関東リーグ開幕に向けた緊張感と成長意欲をより高めることができました。

6日目からは再び2部練習を行い、試合で出た修正点を意識しながらさらなる強化を図りました。合宿最後の練習となった7日目の午前練習では、走り込みやサーキットなどのフィジカルトレーニングを行い、自身を限界まで追い込みながらも仲間を鼓舞し合って乗り切ることで、全員で全力を出し切れたという大きな達成感を得ることができました。午後はフリー時間となり、長い合宿の疲れを癒すことができました。

今回の遠征では、選手一人ひとりが自分の課題と向き合いながらもチームに目を向け発信していく姿や、ひとつのプレーにこだわる姿が多く見られ、それぞれが「細部に宿す」ことの大切さや難しさを実感することができた有意義な9日間でした。また、チームメイトと長い時間を共に過ごしたことでさらなる信頼関係が生まれ、合宿を通じてチームの一体感を高めることができました。

今後共、皆様の温かいご支援ご声援の程、よろしくお願い申し上げます。