第37回関東大学女子サッカー2部リーグ前期第7節　対中央学院大学

戦評

第37回関東大学女子サッカー2部リーグ前期第7節、中央学院大学戦。
未だ勝利を掴むことのできない中、何としてもチーム全員で勝ち点3を取ろうと挑んだ本塾は、1-0で勝利を収めた。

前半立ち上がりから一進一退の攻防を繰り返す。前半10分、前線から果敢にプレッシャーを掛ける本塾は、1年FW野村が高い位置でボールを奪い、シュートを放つものの相手GKに惜しくも阻まれる。前半21分、相手にCKを与えると、相手がクロスに頭で合わせシュートを放たれるも、枠を外れ失点を免れる。その後もサイドからの攻撃を試みる相手に対して、2年MF守部や2年DF坂口を中心とした粘り強い守備で、相手に自由を与えない。前半30分、ルーズボールをキープしドリブルで運んだ2年DF小熊が、ハーフウェーライン付近からロングシュートを放つも、枠を捉えることが出来ない。徐々に流れを掴みボールを保持する時間が増えるものの、決定機を作ることが出来ず、0-0で前半を折り返す。

迎えた後半、1年MF岡田を中心に高い位置でのビルドアップを試みる本塾は、立ち上がりから徐々にペースを掴み始める。後半13分、ボールを受けた岡田が1年MF佐藤とワンツーパスをして連携を図り、相手のゴール前に侵入する。ラストパスを受けた野村がシュートを放つも、相手GKに阻まれゴールネットを揺らすことは出来ない。後半21分、相手のCKからピンチを招くも、4年主務GK野田を中心に体を張った守備でゴールを割らせない。後半32分、右サイドでボールを持った4年DF深澤からのクロスボールを受けた4年副将MF及川が、ゴール前でシュートを放ち待望の先制点を挙げる。後半36分、追加点を奪いたい本塾は、佐藤に代わり4年FW山本を投入し、積極的な攻撃を続ける。後半42分、CKから3年副将FW大橋が上げたクロスボールに4年主将DF福岡がシュートを放つものの、相手GKに阻まれる。こぼれ球に反応した山本が放ったシュートも相手の粘り強い守備で得点には至らない。相手陣地に押し込む時間帯が続き多くのシュートを放つものの、追加点を奪うことは出来ず試合終了。1-0で勝利を収め、ホームの地で今シーズン初勝利を飾った。