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2018.10.28 部員ブログ

『何故、何の為にサッカーをしているのか』(3年庄司夏穂)

ホームページをご覧の皆さん、こんにちは。自称ソッカー部女子の広告クリエイターこと芳賀千歌子からバトンを受け取りました、総合政策学部3年の庄司夏穂と申します。
先日、私が1年生の時に大変お世話になったソッカー部女子の歴史を語る上では欠かせない、岩崎監督がご結婚されたことが部員の間で話題になりました。この場をお借りしてご祝福申し上げます。おめでとうございます。

さて、今回のリレー日記ですが、近頃考えていることについて綴らせていただきます。
何故サッカーをしているのか、何の(誰の)為にサッカーをしているのか。
私は大学生になってから自分の時間を持てる様になり、どうでも良いことも真面目なことも色々と考える様になりました。部活中心の生活であった高校時代に比べると、自分に向き合うという点では成長したと思います。最近は難しい本も読むようになり、改めて自分で考え知識をつける楽しさを学ぶと同時に、色々な人がいて、アイデアがあり、チャレンジがあり、私が知らない世界がまだまだ広がっているなと日々実感しております。そんな中でも毎日頭に浮かぶことはサッカーのことです。
私は去年、左膝前十字靭帯損傷の怪我をし、シーズンの殆どをリハビリに費やしました。早く復帰したかった為、毎日自分を追い込んでトレーニングをしました。その時のトレーニングは決して無駄ではなく、むしろ私を成長させてくれたと思います。
昨年私たちは大学リーグ、関東リーグ共に2部での闘いでした。拮抗した試合も多々ありましたが、多くの勝利を挙げたことでチームは勢いに乗りました。やりたいサッカースタイルが少しずつ形になり、ある程度メンバーは固定され、選手は自信がついたのではないかと思います。しかし、そこのピッチに私はいませんでした。その期間チームから離脱していたことは、今の私にとって大きな痛手であったと感じています。私は復帰してから、ゲーム感覚を取り戻すことや周りとコンビネーションを取ることに苦戦しました。同時に、同期が昨年度から試合に出場して経験を積み、自信をつけた中で、私だけが取り残されていると感じ取ってしまい、自信を失くす時もありました。早慶戦にも出場出来ず、選手として試合に出場する選択肢にもなれない自分に苛立ちや悔しさも感じました。私は現在、学連で競技部長として、主に大学リーグの運営を行っています。当の本人が運営のみ行い試合に絡めていない現状にも、もやもやしています。時々、目的意識や目指すところが分からなくなり投げやりな気持ちになってしまいそうな時もあります。そんな時は、一度原点に立ち返って冷静に考えてみます。何故、誰の為にサッカーをしているのか。その答えは、単純に、サッカーが大好きだから、勝負の世界で自分の限界と闘い自分を成長させる為、等という理由に加えて次のことが挙げられます。
私は7年前に東日本大震災で被災し、同じ中学校に通っていた3名の同級生を亡くしました。その友人たちと特に親しかったわけではありませんが、その頃から現在までずっと、彼らを絶対に忘れない様に毎晩思い出しています。それは、私の中であの日のことを風化させない為の行為でもあります。そして、“〇〇ちゃんたちの分まで頑張ろう”と心に誓っています。命があり、やりたいことを続けられる環境がある。いつ何があるか分からないからこそ、1日1日を大切に無駄にすることなく過ごさなければならないのです。こんなところで躓いていたら亡くなった友人3人に申し訳ないです。このままでは終われません。大袈裟過ぎるかもしれませんが、私が誰の為にサッカーをするのかは、「3人の分まで、3人の為に」であり、その為に私が今出来ることは、やりたいこと、サッカーに全力でチャレンジし続けることです。
この気持ちを決して忘れることなく、最後まで諦めずこの状況を打開し、見返してやるという強い気持ちを持って全てのことに全力で取り組みたいと思います。そして残りの大学サッカー、大学生活を悔いなくやり切ります。
本塾は先日、神奈川大学戦にて敗北してしまいましたが、残り2戦は必ず勝利を収め目標であるインカレベスト4を達成できる様精進して参ります。勿論個人としても結果を残していける様に尽力致します。
今後共ご指導ご声援の程宜しくお願い致します。
拙い文章でしたが、最後までご精読いただきありがとうございました。

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