2017.11.10 部員ブログ
今出来ることを、全部する(2年内山純)
ホームページをご覧の皆様、こんにちは。常に部内に笑いをもたらしてくれる、愛されムード―メーカー、3年松本絵里香からバトンを引き継ぎました。私、薬学部2年の内山純と申します。
暑かった夏もあっという間に終わり、冷え込む日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
まだ振り返るのは早いかも知れませんが、自身にとって今シーズンは印象に残るシーズンでした。
強豪校から山の様に1年生が入ってきて内心恐がっていた春。早慶戦に始まった3連戦、チームの殆どのメンバーが何かしらの試合に出場する中で、自身は1分も出場することが無く悔しい思いをした7月。トップチームの試合に初めて出場し、嬉しかった8月。みんなよりも3週間早く学校が始まり、何だか良く分からない内に飛ぶ様に過ぎていった9月。嬉しいことも悔しいことも、書き切れない程沢山ありました。そんな今シーズン、私が大切にしているのは「今出来ることを全部する」ということです。
ドイツ人作家のゲーテが残した、この言葉をご存知でしょうか?
「人生は全て次の2つから成り立っている。したいけど、出来ない。出来るけど、したくない。」
何かを「出来ない」と言うのは簡単です。人は時として言い訳の様に「出来ない」と言います。
しかし、それは本当に「出来ない」のか。もしかすると、「出来るけど、したくない」だけではないのか。ゲーテのこの言葉に出会ってから、良く考える様になりました。
また、他にも「出来ない」、「したくない」と似た言葉に「しない」というのがあります。
ゲーテの言葉通りならば、この「しない」というのも、結局は「出来るけど、したくない」と同義であると私は考えます。
私自身、「これは私には出来ないから」と、言い訳ばかりしていた時期がありました。
しかし、今になって思い返してみると「出来ない」と思っていたことの8割は、「したくない」から「しなかった」ことの様な気がします。そしてまた、後になっても後悔が残るのは「出来なかった」ことよりも「しなかった」ことである様な気がします。
そんな自身の間違いに気付いてから、私は「今出来ることを全部する」ことを大切にする様になりました。当たり前のことの様ですが、いざ意識し始めてみると実行するのはなかなか難しく、これが100%実行出来た日は、実はまだありません。
大学でサッカーをする、ましてや慶應の様な強豪校でサッカーをする。私にとって、これは誰かにお願いされていることではありません。自分で決めたことです。自らの意思で決めたからには、一つひとつのプレーに於いて、「出来るけど、したくない」なんて逃げている場合ではない。必死にやらなければここでサッカーをする意味はない、ということに最近になってやっと気付きました。遅すぎたかも知れませんが、自分に言い訳せず「今出来ることを全部する」ことが出来る選手に近付ける様、日々努めて参ります。
今後共温かい応援の程、宜しくお願い致します。