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2023.10.24 引退ブログ

『愛をこめて花束を』(4年 深澤菜月)

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
今回リレー日記を担当させて頂きます、総合政策学部4年の深澤菜月です。

今回も前回同様、同期の山本華からバトンを引き継ぎました。
この学年内での順番は私が適当に決めたまでで、決して後輩からの支持の厚い順ではないことはご理解ください。ちなみに、学連の話し合いは彼女の入部前に行っていたため熱く語り合った記憶はありませんが、そっとしておこうと思います。
彼女とのエピソードには事欠きませんが、存在そのものがユニークで人を惹きつける魅力に溢れています。私も彼女が社会人としてやっていけるのか、本気で心配しています。

こうしてバトンが回ってくるのも今回で4回目となり、最後となりました。自分を表現することが苦手な私は、毎回期限ギリギリまで何を書こうか決めきれずにいました。今回ももちろん例によって直前まで悩み続け、気がつけば締め切りが明日に迫っています。

今回最後のリレー日記を書くにあたり、当時何気なく読んでいた先輩方のリレー日記を改めて読み返してみました。実際に同じ4年生という立場もあってか、込み上げてくるものがあり、ずっと読んでいたい衝動に駆られましたが、いつまでも浸っているわけにはいきません。

好きなことをやっているのに苦しかった。
今思い返してみると、楽しかった記憶が真っ先に思い出されますが、とにかく苦しかった、だけどそれ以上に幸せだった4年間でした。

小中とサッカーをやってきたものの、1週間に6日も練習をしたのは大学に入ってからが初めてで、質量ともに予想をはるかに超えた活動に、私の小さなプライドは打ち砕かれ、恥ずかしながら何度も「辞めたい」という4文字が頭を掠めました。
しかし生来の負けず嫌いな性格ゆえ、途中で逃げ出したくないという想いもあり、そして何よりも同期を始めとするチームメイトのおかげで、今なおソッカー部の一員として活動することが出来ています。
そして苦しんだことで成長出来た、そう思っています。

TEAM2023としての活動も終わりが近づきつつあります。果てしなく続くように感じたこの4年間もまもなく引退のときを迎えます。
みんなと過ごすたわいもない日常もとりとめのない会話も、もうなくなってしまうと思うと、急に寂しさに覆われます。
当たり前なものなどないのに、当たり前だと思っていたことが当たり前ではなくなる、そこでようやく今置かれているこの環境が非常に恵まれたものであり、温かく大きな愛に包まれていたことに改めて気付かされた次第です。

人生は選択の連続です、これは高校時代、集会の度に耳にした恩師の言葉です。
大学1年生の春、あのとき入部という選択をしてなければ今の私はありません。
あのとき勇気を出してソッカー部の練習に参加し、入部を決めた自分を褒めてやりたい。
心からそう思えます。

こうして、これまで幾度となくチームメイトに救われてきた私ですが、してもらったことと同じだけのことを還元することは出来ていません。

「このチームに、後輩に、何を残すか。」
今シーズン、後期のスタートにあたり監督であるテソンさんと私たち4年生で話をする機会がありました。私達は何を残すか、何を残したいか、各々想いを語りました。私は、この4年間でいくつかある(はずの)自身が成長したことのうちの1つを残すことを決めました。それからは私なりに意識して日々の練習や週末の試合に取り組んでいたつもりです。あまりこれまでと変わってなかったよという声が聞こえてきそうですが、少しでも伝わって一人でも感じ取ってくれた人がいれば幸いです。全然分からないっていう人がいたら、引退後こっそり答え合わせしにきてください。笑

次は、つい先日、私の初めてに付き合ってくれた同期の佐藤真智にバトンを託します。彼女は学年一を誇るサバサバキャラですが、実はなんだかんだとても優しい心の持ち主です。最近はちいかわにハマっており、たまに彼女自身がちいかわを宿しているように錯覚してしまうほどです。
そんな彼女の最後のリレー日記にご期待ください。きっと不思議な世界観溢れる文章を書いてくれることでしょう。

拙い文章に最後までお付き合い頂きありがとうございました。
今後とも、ソッカー部女子へのご支援ご声援のほど、よろしくお願いいたします。

 

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