第37回関東大学女子サッカー2部リーグ後期第9節　対上武大学

戦評

第37回関東大学女子サッカー2部リーグ後期第9節、上武大学戦。
シーズン最終戦、勝利を飾りたい本塾は相手のゴールに迫り続け、5-0で勝利を掴み取った。
前半立ち上がりから相手陣地に押し込む展開が続く。その中で前半7分、2年DF守部と2年MF坂口の連携したプレーからCKを獲得する。その流れで1年MF野口が挙げたクロスに4年主将DF福岡がヘディングでボールに合わせ、先制点を奪うことに成功する。また前半20分には4年DF深澤から右サイドでボールを運び、ニアにあげたクロスに1年FW野村が合わせ追加点を挙げる。前半終了間際、前半47分に獲得したCKから野村がボールをゴールに押し込み追加点を獲得し、3-0で前半を折り返す。

後半、攻撃の手を緩めない本塾は前半同様、相手陣地でプレーする時間が続く。そして後半5分、ペナルティアーク付近でこぼれ球を拾った福岡がシュートフェイントからミドルシュートを放って点を獲得し、点差を広げる。さらに攻撃に厚みを持たせたい本塾は、後半17分、1年MF佐藤に代わり4年FW山本を投入する。後半18分には4年FW及川のクロスに山本がヘディングで合わせるが点を奪うことは出来ない。その後、合間を縫って相手のカウンターを受けるも、2年DF小熊のディフェンスで相手に得点を許さず、1年DF岡田と共に組み立て本塾のペースを崩さない。勢いを増したい本塾は後半35分、守部に代わり2年MF中村を投入、後半42分には2年MF坂口に代わり4年MF佐藤を投入する。そしてその直後裏に抜け出した佐藤がゴール前まで迫りシュートを放つが惜しくも相手GKに弾かれてしまう。しかしそこから獲得したCKを福岡がヘディングで合わせて点を獲得し、ハットトリックを達成する。最後の最後まで緩めることなく、5-0という勝利でシーズンを締めくくった。