第38回関東大学女子サッカーリーグ後期 第1節　対尚美学園大学

戦評

第38回関東大学女子サッカー2部リーグ後期第1節、尚美学園大学戦。1部昇格に向けて2連敗は避けたい試合だったが 、HOMEでの後期開幕戦は1-2の敗戦という結果に終わった。
前半立ち上がりから主導権を握り、ボールを繋ぎながら相手ゴールへ迫る。前半13分、1年MF田中が裏に抜けたのを2年MF野口が合わせ、ゴールネットを揺らすもオフサイドのため無効。前半21分には、4年MF主将岩瀬から良い形で裏へ抜け出したスルーパスに2年FW野村が反応し、チャンスを作るも得点にはならない。先制点を取りたい本塾は前半29分に野口からクロスを野村が合わせるが惜しくも外れてしまう。その後もボールを保持する時間が続くもののなかなか得点できず、0-0で前半を折り返す。
迎えた後半、序盤から相手の迫力あるプレーにゴール前まで運ばれるが3年副将DF小熊と2年DF岡田が身体を張り阻止する。しかし後半11分、ゴール前に放り込まれた相手のクロスを合わせられ失点。さらに後半14分、勢いをつけた相手にロングシュートを放たれ失点。何としてでも得点が欲しい本塾は後半16分、1年MF岩田、2年MF佐藤、岩瀬に代えて、1年FW髙松、2年DF竹内、3年DF守部を投入し、攻撃の時間帯が続く。勢いを取り戻した本塾は後半19分、守部を起点に良い形で相手を崩し野口からのラストパスを受けた野村が相手GKをかわし得点。さらに流れを引き寄せるために後半33分、田中に代えて4年副将FW大橋を投入する。後半41分、CKのチャンスを作るも合わせることができず得点を奪うことができない。後半43分、背後に抜け出され相手にチャンスを与えるも3年副務GK中村がビックセーブをし、失点させない。その後、果敢に攻撃を仕掛けるもチャンスをものにできないまま試合終了。
後期開幕戦を勝利で収めたかった本塾だったが、1-2という結果で終わった。