第38回関東大学女子サッカーリーグ後期 第7節　対東海大学

戦評

第38回関東大学女子サッカー2部リーグ後期第7節、東海大学戦。前節に続き勝利し、ひとつでも多くの勝ち点を伸ばしたい本塾は2-2の引き分けという結果に終わった。

怪我人の増加などにより、チームとしての力が問われる一戦であった中、前半立ち上がりは相手の前線からのプレスに苦しむ時間が続き、ゴールに迫られるが粘り強い守備でゴールを守る。しかし、前半9分左サイドからクロスをあげられ、ゴール前で合わせられ失点してしまう。その後、相手にボールを持たれる時間が続くが、前半34分、フリーキックからリスタートでボールを受けた4年主将MF岩瀬の縦パスから2年FW野村へ繋ぎ、2年MF野口がシュートを放つも枠を捉えることはできない。すると前半37分、2年FW野村が相手のミスからボールを奪い放ったシュートはキーパーの頭上を超え、得点を取り返す。引き続き、自分たちでボールを回し、ゴールに迫るも、得点することはできない。前半を1-1で折り返す。

迎えた後半開始早々1分、右サイドを駆け上がった野村からのクロスを3年DF坂口が相手に競り勝ち、体を投げ出しながらシュートを放ち、追加点をあげる。勝ち越した本塾は勢いにのり果敢にゴールに迫るも、後半8分、相手のコーナーキックからこぼれを詰められ失点してしまう。勢いを取り戻したい本塾は後半17分、2年FW安達に代え1年DF宮嶋を投入。その直後、相手のコーナーキックを4年GK剱のビックセーブで防ぎ、相手を押しこむ時間が続く。しかし、中々シュートを打つことが出来ない本塾は後半37分、2年MF佐藤に代え、1年DF岩田を投入。その直後のコーナーキックで相手ゴールに迫るが、シュートを打つことはできない。その後、相手に押し込まれる展開が続き、相手のコーナーキックやシュートでゴールに迫られるも、粘り強い守備で失点を許すことなく時間が過ぎる。最後の最後まで粘り強い守備と攻撃で追加点を狙うが、得点を奪うことはできなかった。何としてでも勝利を掴み前期の悔しさを晴らしたい本塾であったが、2-2と勝ち点を分け合う結果に終わった。