第39回関東大学女子サッカーリーグ前期 第7節　対上武大学

戦評

第39回関東大学女子サッカー2部リーグ前期第7節、上武大学戦。前節の勝利に続き5連勝を狙う本塾は、6-0の勝利を収めた。
試合は立ち上がりから本塾が主導権を握る。前半6分、2年DF米口が相手陣深くまでドリブルで突破し、ゴール前へ鋭いパスを出す。走り込んできた3年副将FW野村が、相手DFを背負いながらもターンして右足でゴール左隅へ突き刺し、前半の早い時間に本塾は先制点を獲得する。さらに追加点が欲しい本塾は前半20分、4年DF坂口が左サイドから精度の高いクロスを供給すると、逆サイドから走り込んだ2年DF岩田が冷静に合わせて2点目を獲得。さらに前半25分、2年DF宮嶋のセンターライン付近から放ったロングボールに反応した野村が、浮き球を合わせて3点目を獲得。チャンスを量産しながらも追加点は奪えず、前半は3-0で折り返した。
後半開始から岩田に代わって3年DF竹内を投入。相手の守備に阻まれゴールが遠い時間帯が続くが、後半10分に試合が再び動く。3年MF野口が巧みにボールをキープし、左サイドを駆け上がってきた坂口へスルーパス。これをダイレクトで振り抜いた坂口のキックがゴールへ吸い込まれ、待望の4点目が生まれた。本塾の勢いは止まらず、直後の後半16分、1年MF山田が中央でパスを受けて前を向き、野村へスルーパスを出す。野村が決め切り、5点目を獲得。後半23分、山田に代わって2年MF田中を投入。終盤にかけても攻撃の手を緩めず、サイドからのクロスや中央突破など多彩な攻撃を展開する。後半34分には、混戦からのコーナーキックに米口が押し込み、試合を決定づける6点目を獲得。守備も最後まで集中を切らさず、相手に一切の隙を与えない完封劇を見せた。本塾は6-0で勝利し、5連勝を果たした。