第39回関東大学女子サッカーリーグ前期 第8節　対武蔵丘短期大学

戦評

第39回関東大学女子サッカー2部リーグ前期第8節、武蔵丘短期大学戦。前節の勝利に続き6連勝を狙う本塾は、4-1の勝利を収めた。
試合開始早々、本塾が試合を動かす。前半1分、2年DF米口がスローインからゴール前へクロスを送ると、相手DFの足に当たってオウンゴールとなり、幸先よく先制点を獲得。その後も本塾が主導権を握る時間帯が続いた。前半10分、コーナーキックの混戦から3年DF岡田がシュートを放つも、相手DFにブロックされ得点には至らない。さらに13分、こぼれ球に反応した3年MF野口がロングシュートを放つが、惜しくも枠を捉えることができない。前半40分には、3年FW野村が前線でボールを奪い、右サイドを駆け上がった米口にパスを送る。米口は精度の高いクロスを供給し、ゴール前に走り込んだ2年FW髙松が合わせたが、惜しくも枠を外れてしまう。そのまま両者譲らない展開が続き、前半は1-0で折り返した。
迎えた後半3分、野村が背後に抜け出し、左サイドを駆け上がってきた4年DF坂口にパス。坂口のクロスは右サイドに流れるも、米口が素早く反応して再度クロスを上げ、相手DFがクリア。これによりコーナーキックを得た本塾は、後半5分、野口の高精度のキックに4年主将DF小熊が頭で合わせて追加点を奪った。しかしその直後の後半6分、中盤でのミスから相手にボールを奪われ、ゴール前まで運ばれて失点を喫する。嫌な流れを断ち切ったのは後半20分、野口が前線で積極的なプレスをかけてこぼれたボールを坂口が拾って野村にパス。野村はファーストタッチで相手DFをかわし、そのまま強烈なシュートを突き刺して3点目を決めた。さらに得点を狙う本塾は、後半24分に1年MF山田に代えて3年MF佐藤を投入。前線から激しいプレスをかけ、相手に自由を与えない。そして後半47分、右サイドの米口がクロスを上げ、ゴール前の髙松がこれに合わせて4点目を獲得。その直後、岡田と3年DF竹内に代わって、4年副将DF守部と2年MF田中を投入し、最後まで集中を切らさず試合を締めくくった。本塾はこの試合を4-1で制し、見事6連勝を果たした。