第39回関東大学女子サッカーリーグ前期 第9節　対流通経済大学

戦評

第39回関東大学女子サッカー2部リーグ前期第9節、流通経済大学戦。前節の勝利に続き7連勝を狙う本塾は、3-0で勝利を収めた。
試合は立ち上がりから本塾が主導権を握る。前半5分、2年FW髙松が左サイドからゴール前へ鋭いクロスを入れ、3年副将FW野村、3年MF佐藤が押し込もうとするが相手の粘り強い守備に阻まれる。その後立て続けにCKを獲得するも得点には繋がらない。その後もボールを支配する本塾は相手陣地でボールを動かしチャンスを創出しようと試みるが、相手の固い守備によってゴール前まで迫らせてもらえず得点には至らない。そんな中前半41分、佐藤が裏に抜け出してファウルを受け、絶好の位置でFKを獲得。このFKを3年MF野口が落ち着いて決め、待望の先制点を挙げる。その後も主導権を握り続けチャンスを量産しながらも追加点は奪えず、前半は1-0で折り返した。
後半キックオフ、追加点が欲しい本塾は、後半6分、CKを獲得。野口の低弾道のキックに2年DF宮嶋がタイミングよく合わせるが惜しくも枠を捉えることができない。後半13分、佐藤に替えて1年MF山田を投入。細かいパスワークでゴールに迫る場面を何度も創出するが得点を奪うことはできない。その中でも後半27分、髙松からパスを受けた4年DF坂口がペナルティーエリア外から放ったシュートがゴールネットを揺らし、追加点を奪うことに成功した。後半31分、3年DF岡田に代えて4年副将DF守部を投入。さらに後半43分、坂口、3年DF竹内に代えて2年DF岩田、2年MF田中を投入。そして後半46分、攻撃参加した宮嶋のクロスを岩田が折り返し、山田が力強く押し込み試合を決定づける3点目を獲得。相手に守備を固められながらも3得点無失点で勝利し、本塾は堂々の7連勝を果たした。