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2018.12.22 部員ブログ

『私の武器』(1年中井里衣子)

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。誰よりも下田グラウンドに早く着き、練習や試合に向けニンニクたっぷりのパスタを食べては、「部室が臭くなる」と部員から文句を言われ、最近は臭いを気にしている4年宇留野麻香からバトンを受け継ぎました、1年総合政策学部の中井里衣子と申します。辺りはイルミネーションで綺麗に彩られ、入学した時からここまで月日が経ったのかと時の早さに驚かされます。
今回で2回目となるリレー日記は「声」について書こうと思います。
いきなりですが、皆さんは声を出すことは好きですか?大声で叫んでみたり、全力で歌を歌ってみたり、誰かに声に出して伝えてみたり…。私は声を出すことが好きです。そんな性格から、サッカーでの長所を聞かれると、「声」と言いますし、里衣子の印象は「声」ともよく言われます。
サッカーは足で蹴るスポーツで、ボールをゴールに多く入れたチームの勝ちです。その様なスポーツで、私は試合中常に声を出しています。
それは小学生からサッカーをしてきた中で、チームスポーツにおいて「声」がどれだけ大切なものかを学んだからです。
私には前回のリレー日記でも書いた様に4つ上の兄がいます。兄を追い掛けてサッカーを始め、兄を追う様にソッカー部にも入部しました。試合を観に行くと叫ぶ様に声を出し、チームを鼓舞している兄がおり、声を出すことによってチームが活気付くように感じ取れました。そんな姿を見て、「声って凄いな」と思い、私も声を出すようにしています。
そして私は「声」を自分のウリにしています。だからこそ、声の掛け方には拘りがあり、「この選手にはこういう声を掛けたら良い」等人の性格によって変えています。その中でも私が大事にしていることは、「プラスの声掛け」です。試合中仲間が決定的なチャンスを外したり、大事なところで相手に奪われたりしたら、ミスするなよと思うことがあると思います。しかし、誰にだってミスはあります。本人だってミスをしたくてしている訳ではないし、ミスをした後は、仲間に申し訳ないと思い、頭が真っ白になることもあります(スーパーポジティブな人は別)。その様な時に「集中しろよ」と言われたら更に気持ちは下がり、ボールを受けることを恐れてしまう人が多いと思います(私もそうなので)。だからこそ、自分がどの様に声を掛けてもらったら、頑張れるかを考えて声を出すことを意識しています。すると「里衣子の声で助けられた」と言ってもらえることがあり、もっと皆を助けたいという気持ちになります。私はセンターバックという最終ラインのポジションをしています。なので、私より前の選手が何度ミスをしたとしても思い切ってプレーしゴールに向かえる様にするにはどうすれば良いかと考えてきた結果、私は声を掛け続けることに行き着きました。スポーツは技術も必要ですが精神面も大事です。声を出すことにより悪い雰囲気から、良い雰囲気にもなるし、悪い雰囲気では試合に勝てる訳がないと思っています。観ていても文句ばかりの試合は楽しくありません。だからこそ、私は「声」を大事にしています。更に私がここまで声を出す理由は、高校時に聴覚障害者のデフ日本代表と試合をした時に衝撃を受けたからです。聴覚障害者が行うサッカーは補聴器を外して行う為、声を一切出してはいけないというルールで行いました。いつもなら、パスを受ける選手に対して周りの状況を伝えますが、声出しが禁止されている為、相手の気配に気付くのに遅くなりミスも増え、味方とのタイミングも合っていませんでした。しかし、その様なミスに対しても声を掛けることが出来ないので、同じスポーツなのに声が出せないだけで、ここまで違いがあるのかと声の大切さを実感しました。

「声を出す」ということは恥ずかしいと思う人もいると思います。私も、試合中に声を出しては裏返り、観客席から笑い声が聞こえることもありますし、相手に「うるさい」と毎試合の様に言われます(笑)
ですが、試合に勝つ為に私が出来ること、チームメイトを助ける為に私が出来ることは「プラスの声を掛け続けること」だと思っています。
そして私が誰よりも自信を持っている強みです。

TEAM2018で挑むインカレが12月23日(日・祝)から始まります。目標としているベスト4を達成する為、私が出来る全てのことを出し切り、勝利に貢献できる様精進して参ります。どうぞ応援の程宜しくお願い致します。
長く拙い文章となりましたが、最後までご精読ありがとうございました。

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