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2018.10.13 部員ブログ

立ち向かう勇気(2年山本華乃)

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。ピッチ内外で人一倍汗を流し、気配り上手で、周囲に元気を与える笑顔で皆に親しまれている同期の清水菜緒からバトンを引き継ぎました、理工学部2年の山本華乃と申します。秋風が心地よく感じられる季節になって参りましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

先日押入れの中を整理していると、小学生の頃に定期的に書いていた「生き方を学ぶノート」が出てきました。その中のある人物の言葉を、今回のリレー日記で紹介させていただきます。その人物とは、2010年に南アフリカで開催されたW杯で日本をベスト16にまで導いた、元日本代表監督の岡田武史さんです。岡田さんはW杯後の記者会見で、子供たちへ以下のことを語っていました。

「これからのサッカー人生、それ以外でも良い時ばかりじゃない。良い時も悪い時もある。でも悪い時というのは、必ずそれがその人に必要だから。何の為かと言ったら、次に成長する為。そういう意味で上手くいかなかったり、風が吹いたりした時に簡単に諦めない。そして、絶対にネガティブにならないで立ち向かっていく勇気、そういうものを今回、選手たちが示してくれた。子供たちには是非、辛いことや苦しいことがあっても簡単に逃げずに、代表選手の様に見せてほしい。僕は選手に『人間万事塞翁が馬』とよく言っている。この言葉を子供たちに贈りたいと思います。」

これを聞いた小学生の私は、「悪い時があっても次に成長する為だと思って、前向きに立ち向かっていきたい。」と考えていました。『人間万事塞翁が馬』。この言葉は皆様もご存知の通り、幸福や不幸は予想仕様のないことであることの例えです。しかし、幸運は待てば勝手に訪れて来るものではなく、悪い時に簡単に諦めてしまったり、立ち向かう勇気がなかったりすれば、幸運は訪れて来ないと私は思います。悪い時こそが、本当の勝負なのです。

現在大学リーグが5試合終了し、1勝2分2敗という結果で5位に付けています。勝てばインカレ出場に近づき、負ければ下位争いという非常に拮抗とした闘いとなっております。5位から10位までの6チームが勝ち点差2の中にいる為、ここからの4試合、どの試合も負けることは出来ません。皇后杯も含め、勝ち切れない苦しい状態が続いていますが、この状態に向き合い、立ち向かう勇気を持たなければなりません。不幸に思えることが幸運をもたらしてくれるかもしれない。インカレ出場の為に、自分たちを信じ、チャレンジャーであることを忘れず、負けること、失敗することの恐怖に負けず、挑戦し続けることで、一皮剥けた姿を見せたいと思っております。皇后杯関東予選の様な悔しい思いはもうしたくありません。大学リーグ残り4試合が終わった時、チーム全員と、応援して下さる沢山の方々と最高の喜びを分かち合える様、チーム一丸となって闘って参ります。

拙い文章となりましたが、最後までご精読ありがとうございました。
今後共、温かいご声援の程宜しくお願い致します。

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