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2024.07.15 部員ブログ

『最後まで絶対正解にしたい』(2年 福島日和)

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

最近、伸ばしていた髪をバッサリと切り、後輩にちやほやされてまんざらでもなさそうにニヤニヤしている同期、同部屋の佐藤凜からバトンを受け継ぎました、理工学部2年の福島日和と申します。この頃は同期、岡田恭佳とともに適当すぎるイジりをしてきますが、最近はあまりに雑なのでもう少し優しくしてほしいなと思っているところです。色々な意味で凜しか私の同部屋としてやっていけないと思うので、一人暮らしするなどと悲しいことは言わず、あと3年不仲説が出ないように仲良くやっていこうね。

先輩の人数の方が多い学年なのに、後輩から慕われている順だという謎理論が展開されているようですが、今年は6人中2位ということで、割と満足のいく順位なのでそっとしておこうと思います。凜へ、私は異議なしです。

同部屋への愛が溢れてしまい、前置きが長くなりましたが、そろそろ本題に入りたいと思います。2回目となる今回のリレー日記は、大学生活1年間を振り返って今考えることについて綴ろうと思います。拙い文章ではありますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

みなさんは大学生という単語を聞いて、何を1番に思い浮かべますか?大学生は人生の夏休み、だとか、モラトリアム期、だとか、そのような言葉が浮かびますが、それらが指すのは要するに、「自分の『今やりたい』に全力を注いでいい期間」ということだと私は考えます。

もちろんその「今やりたい」が勉強な人もいれば、遊ぶことだという人も、あるいはバイトをすることだという人もいます。それを優先することが全ての大学生に許されていて、みんなが自分の「やりたい」を1番に優先するから、大学という場所には様々な人がいて、出会った人と自分の違いを実感するのだと思います。そして、その「やりたい」に全力を注いだ人たちが輝いて、充実して見えるから、大学生はキラキラしているし、楽しそうに見えるのだと思います。

一方で、他人に干渉しすぎず、それぞれの選択が尊重されるがあまり、「今やりたい」があまりにも将来のビジョンとかけ離れていたり、常識はずれだったりしても、それに気づけるのは自分だけという残酷な一面もあります。今この限られた時間で何に全力を注ぐのが正解か、やってみなければわからないこともあるし、その選択を正解にできるかどうかも自分次第なのだと思います。

さて、私が大学生として、慶應ソッカー部女子の一員として過ごしたこの1年間を、今の私は正解だったと言えるか。そう聞かれれば、私は迷わずにYESと答えます。

振り返れば、私がソッカー部という場所を選んだのは、簡単に言えば「今やりたい」だけを優先した結果に過ぎません。ですが、そのおかげで、知らなかった自分と向き合い、仲間を知り、尊敬できる人や心を許せる仲間と出会い、サッカーの優先度が1番高い生活の中でサッカーに全力を注ぎ、挙げ始めたらキリがないほど、たった1年半でこんなにもたくさんのものを得ることができました。ここにいることで得られた全てのものが、「やりたい」を優先した結果の副産物としてはあまりに豪華だから、ここを選んだあの時の私には、胸を張って「それで正解だよ」と言えます。

本塾に入部して1年と半年弱ほど経ちました。好きなことをやっているという前提はありながらも、だからこそ自分と向き合うことは辛くて苦しい時間も多々あります。それでも今自分が感じる「やりたい」に最後まで全力を注ぎ続けたとき、きっと今よりもっとたくさんのものを得て、新しい自分や色々な人と出会い、今よりもっと成長できると断言できるから、この組織の一員であり続けたいと心から思います。

考えてみれば、私がこの選択を後悔したことは1年半の間で一度もありません。1年半の間この選択が正解だと信じ続けられたように、この組織で走り抜いて最後に振り返ったとき、自分の選んだ選択が正解だったと心から言えるように、まずは今シーズン、1部昇格という目標に近づけるよう日々精進して参ります。

次は、いつどのタイミングで見ても綺麗すぎるお団子がトレードマークの同期、野村亜未にバトンを渡します。亜未が得点する度に一目散にベンチを飛び出し、亜未からのファンサを今か今かと待っているのですが、まだほんの数回ももらえたことがありません。それでもめげずにまたベンチから飛び出すことになると思うので、次回得点時はぜひベンチの方にも視線を向けてください。

長くまとまりのない決意表明のような文章になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

今後とも慶應ソッカー部女子の応援のほど、よろしくお願いいたします。

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